9997 ベルーナ 2021-05-21 15:30:00
2021年3月期 期末 決算説明会資料 [pdf]

           2021年3月期 決算説明会資料



                      通販サイト「ベルーナ」

看護師向け通販
 「ナースリー」


           看護師向け通販                                 化粧品通販「オージオ」    ワイン通販「マイワインクラブ」
                                    スマホサイト「ベルーナ」
           「アンファミエ」




                                                                  [証券コード:9997]
                                                                 2021年5月21日(金)
目次



     1.決算ハイライト     P.2

     2.経営方針と取り組み   P.12

     3.参考資料        P.55




                          1
1. 決算ハイライト
   1. 決算総括
   2. 決算概況
   3. セグメント別損益
   4. 売上の増減分析
   5. 営業利益の増減分析
   6. 貸借対照表
   7. キャッシュフロー計算書
   8. 今期予算について

                    2
    1-1. 決算総括

売上高・営業利益・経常利益・当期利益す
べてにおいて過去最高。21/1/28修正の
予算も上回って着地

    売上高は前年比14.8%増、予算比3.2%増で着地
    営業利益は前年比52.6%増、予算比12.4%増で着地
    経常利益は前年比62.8%増、予算比14.0%増で着地
    当期純利益は前年比88.3%増、予算比5.1%増で着地


                                   3
 1-2. 決算概況

売上高 ~ 前年比14.8%増、予算比3.2%増で着地
営業利益 ~ 前年比52.6%増、予算比12.4%増にて着地
経常利益、当期純利益についても前年を大幅に上回って着地となった
                                                               単位:億円

              20/3期                 21/3期                    22/3期
       連結                                予算比
               実績           実績                     前年比        予算
                                        (1/28修正)

 売上高           1,799.5      2,065.0        3.2%    14.8%      2,460.0
 売上原価            748.9       849.4         1.1%    13.4%      1,020.0
 販売管理費           947.5      1,058.2        3.7%    11.7%      1,265.0
 営業利益            103.1       157.3        12.4%    52.6%        175.0
 営業外損益                0.5        11.4     42.3% 1984.1%              7.0
 (内、為替関連損益)      (-2.2)      (+0.6)            -         -             -

 経常利益            103.7       168.7        14.0%    62.8%        182.0
 当期純利益              58.6     110.4         5.1%    88.3%        125.0      4
        1-3. セグメント別損益
     売上高・営業利益 ~総合通販、専門通販他3セグメントで増収増益
               店舗販売、プロパティは減収減益
      ・ 総合通販、専門通販は巣ごもり需要に加えて積極的な広告宣伝の展開による
        新規顧客獲得と好調なリピート率の両立により増収増益
      ・ 店舗販売は店舗の時短営業や臨時休業による集客数減により減収減益
      ・ プロパティはホテル事業の一時休館の影響等により減収減益
セグメント別売上高と営業利益                                                                           単位:億円

                                                   21/3期
             総合       専門       店舗                                               連結
                                        ソリューション    ファイナンス    プロパティ    その他               計
             通販       通販       販売                                               消去
売上高          896.8    649.1    242.8      106.8      46.2       69.8     62.8    -9.2 2,065.0
  予算比(%)
             +2.0%    +4.2%     -1.1%     +3.5%     +1.3%      +2.8%    +4.7%   -61.5%    +3.2%
 (1/28修正)

  前年比(%)     +22.2%   +30.4%   -20.1%    +28.2%     +5.0%      -19.6%   +5.7%    -5.0%   +14.8%

営業利益          53.1     69.1    -16.1       30.3      24.5        0.1      0.7    -4.3     157.3
  予算比(億円)
                6.1      4.9      0.1        3.0      -1.5       -0.3     2.4      2.7     17.3
  (1/28修正)

  前年比(億円)      36.0     30.0    -19.2        3.8       5.7       -6.5     4.7     -0.2     54.25
  1-4. 売上の増減分析

総合通販は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありカタログ、ネット完結と
もに増収トレンドが続いた。また専門通販も全体的に好調
一方店舗販売については6月以降営業再開したものの営業時間の短縮等
による集客数減の影響が続き減収
                                                         ・さが美GHD       ▲39.3億円
                                                         ・アパレル店舗       ▲15.9億円
売上高の増減要因                                                 ・国内ホテル        ▲15.2億円
                                                         ・BANKANわものや   ▲ 6.0億円
    2,200.0   ・カタログ 100.1億円
              ・ネット完結 62.9億円                        2.2
                                         23.5
    2,100.0                                                ▲74.5             単位:億円
                                151.3
    2,000.0

    1,900.0
                        163.0
                                                                   2,065.0
    1,800.0                     ・グルメ               53.3億円
                                ・看護師通販             44.6億円
    1,700.0   1,799.5           ・化粧品事業(オージオ)       39.2億円
                                ・ワイン               26.7億円
    1,600.0
              20/3期     総合      専門      ソリューション   ファイナンス     他     21/3期
                        通販      通販                                                   6
        1-5. 営業利益の増減分析

 総合通販は増収効果に加えて原価率改善と媒体費率
 改善により大幅増益
 専門通販は増収効果により増益
 アパレル店舗、和装店舗は減収の影響により減益
 営業利益の増減要因                                              ・国内ホテル ▲7.3億円
180.0                                                   ・太陽光発電  3.1億円
                                          4.7
        ・原価率改善  9.6億円           5.7             ▲19.2
        ・媒体費率改善 7.1億円                                                  単位:億円
160.0                                                   ▲2.9
                        30.0
                                      ・さが美GHD ▲12.3億円
140.0
                                      ・アパレル店舗 ▲4.1億円
                                      ・BANKANわものや
120.0            36.0                          ▲1.9億円
                                                               157.3
                        ・看護師通販      10.6億円
100.0                   ・化粧品事業(オージオ) 8.3億円
                        ・グルメ         6.3億円
         103.1
                        ・ワイン         4.2億円
 80.0
         20/3期   総合     専門     ファイナンス    その他     店舗      他     21/3期
                                                                           7
                 通販     通販                       販売
1-6. 貸借対照表
流動資産では受取手形及び売掛金、商品などが増加。
固定資産では主に有形固定資産が増加。
これに対し、負債では有利子負債が減少するも支払手形が増加
                                         単位:億円

                   20/3末      21/3末      増減額
  流動資産              1,036.8    1,155.3    118.5
       現金及び預金         227.9      307.8     79.9
       受取手形及び売掛金       93.9      102.4      8.5
       商品             209.1      220.1     11.0
  固定資産              1,194.5    1,246.8     52.3
       有形固定資産         886.5      925.6     39.1
       投資その他資産        189.7      212.1     22.5
  総資産               2,231.3    2,402.1    170.8
  負債                1,206.0    1,269.8     63.8
       支払手形及び買掛金      182.3      222.5     40.3
       未払法人税等          11.5       49.1     37.6
       有利子負債          778.2      727.1    -51.1
  純資産               1,025.3    1,132.3    107.1
[自己資本比率]            [45.7%]    [46.9%]   [+1.2P]   8
 1-7. キャッシュフロー計算書
税金等調整前当期純利益の増加で営業キャッシュフローがプラス
有形固定資産の取得などで投資キャッシュフローがマイナス
長短借入金は減少し全体としてキャッシュは86.6億円増加した
                                      20/3期           21/3期累計             単位:億円
                                       累計            実績     前年比
営業活動によるキャッシュフロー                           66.2        207.7       141.5
  税金等調整前当期純利益                             95.6        177.4        81.9
  減価償却費                                   31.5         33.2         1.7
  法人税及び住民税(支払額)                          -62.5        -34.0        28.5
投資活動によるキャッシュフロー                         -111.1         -51.9       59.2
  有形固定資産の取得による支出                         -94.4         -78.3       16.1
  有形固定資産の売却による収入                              -         22.5       22.5   設備投資*1
  子会社株式の取得による支出                          -12.2              -      12.2        86.0億円
財務活動によるキャッシュフロー                           57.1         -70.0     -127.1   減価償却費*2
  長短借入金の増減                                80.1         -50.9     -131.0        33.2億円
  配当金の支払                                 -15.0         -15.5       -0.5
キャッシュに係る換算差額                               -2.9          0.7        3.6
キャッシュ増加額                                   9.4         86.6        77.2

    *1: 設備投資額には、ソフトウェアなどの無形固定資産およびリース資産への投資額も含む   *2: 減価償却費には、無形固定資産関連の償却も含む            9
  1-8. 今期予算について
前期は売上、利益ともに過去最高を達成。今期は第4次経
営計画の最終年度。発表の第5次経営計画へ向けて着実
にクリアしていく
                                                               単位:億円

              20/3期               21/3期                22/3期
  連結
         予算           実績      修正予算        実績      予算        前年比
売上高     1,800.0   1,799.5     2,000.0   2,065.0   2,460.0      +19.1%

営業利益      110.0       103.1     140.0     157.3    175.0       +11.2%

経常利益      110.0       103.7     148.0     168.7    182.0       +7.9%

当期純利益      70.0        58.6     105.0     110.4    125.0       +13.3%

有利子負債   720~770       778.2   730~780     727.1 750~780 +3.1~7.3%
純資産     1,050.0   1,025.3     1,100.0   1,132.3   1,239.6      +9.5%

ROE       6.8%        5.8%      9.9%      10.3%    10.5%        +0.2P


                                                                        10
       1-8.今期予算について(セグメント別)

    総合通販は巣ごもり消費は落ち着くものの好調な新規獲得と
    好リピート率に支えられ前期に引き続き大幅増収の見通し。
    グルメ、ナース関連は巣ごもり消費の多少の剥落あるも、呉服
    関連、プロパティ事業の大幅な回復を見込む。
セグメント別の予算                                                                                        単位:億円



                                                   22/3期 予算
                      化粧品
                                        ナース      データベース                                 消去又は
            総合通販      健康食      グルメ                          呉服関連 プロパティ         その他                連結
                                        関連        活用                                     全社
                       品
売上高         1,199.8   186.0    280.0    157.5      143.2     256.8    212.5     52.3     -28.1 2,460.0
  前年比(%)    +20.4%    +1.7%    +3.1%    -1.2%      +1.0%    +19.7%   +204.2%   +19.6% +205.4%     +19.1%

営業利益          57.6     19.3     19.8     14.9       49.4       3.5     16.5       0.6     -6.6    175.0
  前年比(億円)       5.0     -7.1     -2.0     -2.8       -5.6     14.1      16.4      2.0     -2.3      17.7

営業利益率         4.8% 10.4%       7.1%     9.5%      34.5%      1.4%      7.8%     1.1%    23.5%      7.1%
                                                                                                       11
2. 経営方針と取り組み
   1. 総合通販事業       8. 株主還元
   2. 化粧品健康食品事業
   3. グルメ事業
   4. ナース関連事業
   5. データベース活用事業
   6. 呉服関連事業
   7. プロパティ事業


                             12
2. 経営方針について


 中長期の方針

  売上高 3000億円 営業利益300億円を
  通過点に通信販売総合商社の熟成を目指す




                          13
2. セグメントについて

今期よりセグメントを7つから8つに再編

    旧セグメント         新セグメント
 1. 総合通販事業      1. 総合通販事業
 2. 専門通販事業      2. 化粧品健康食品事業
 3. 店舗販売事業      3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)
 4. ソリューション事業   4. ナース関連事業
 5. ファイナンス事業    5. データベース活用事業
 6. プロパティ事業     6. 呉服関連事業
 7. その他の事業      7. プロパティ事業
                8. その他の事業

事業内容をわかりやすくしました
                                   14
2. 経営方針 ~第5次経営計画

             第5次経営計画
         (2023年3月期~2025年3月期)


  最終年度目標

  ■売上高           3,100億円(年平均成長率9.2%)

  ■営業利益          280億円   (年平均成長率18.3%)


  ■ROE           10%以上

                                       15
 2. 経営方針 ~第4次・第5次経営計画
  今期の予算を達成し、第5次経営計画の足掛かりとし
  たい
売上高の推移(億円)

    第4次経営計画                 第5次経営計画
                                        3,100
                                2,900           1. 第4次経営計画は売上目標
                                                   を上回って推移
                        2,600
                2,460
                                                2. 第5次経営計画について土壌
        2,065                                      づくりを進める
1,799




20/3期   21/3期   22/3期   23/3期   24/3期   25/3期



                                                                   16
  2. 経営方針            今期(第4次最終年度)・第5次経営計画

 今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)                                                    単位:億円

                     22/3期                23/3期                24/3期                25/3期

                売上       営業利益        売上       営業利益        売上       営業利益        売上       営業利益

総合通販事業         1,199.8       57.6   1,331.3       67.2   1,417.5       73.2   1,514.7       81.2
化粧品・健康食品事業       186.0       19.3    206.3        21.4    230.3        23.4    256.3        26.0
グルメ事業            280.0       19.8    303.8        21.1    347.0        23.3    369.8        26.5
ナース関連事業          157.5       14.9    169.4        17.6    181.7        19.8    197.0        22.0
データベース関連事業       143.2       49.4    150.2        49.8    168.7        54.1    189.8        58.6
呉服関連事業           256.8        3.5    277.2        12.0    303.7        17.4    335.1        21.2
プロパティ事業          212.5       16.5    157.1        13.5    215.8        36.7    219.1        40.2
その他事業+調整          22.2   -6.4    4.7   -2.4   35.5   2.0    18.3   4.3
        計      2,460.0 175.0 2,600.0 200.0 2,900.0 250.0 3,100.0 280.0


  中期の計画達成に向けて商品力の向上に取り組みたい
                                                                                               17
2. 経営方針 ~第5次経営計画
第5次経営計画の考え方
 1. 各セグメント目標の達成

 2. SNSを含むネット化の推進

 3. ポートフォリオ(柱を太く強く)の熟成

 4. 実践的人材の強化、育成

 5. シナジー効果を狙ったM&Aの推進


                         18
2-1. 総合通販事業
1.前期実績と22/3期の予算                            単位:億円
                         21/3期(実績)       22/3期(予算)
           事業内訳
                         売上    営業利益      売上     営業利益
総合通販事業
・ミセス層を中心にカタログ、ネットで商品展開
・若年層はモール展開を2018年よりスタート
・メンズやハード商品の通販も展開         869.9   52.6   1,042.1    51.2
ミン・アイシーネット・丸長(ネット専業通販)
・ミン      :ビッグサイズアパレル通販
・アイシーネット:ブランド通販
・丸長     :雑貨通販             78.6    4.2     89.6      4.9
アパレル店舗
・ベルーナブランドにて全国展開
(2021年3月 86店舗)            49.1    -3.8   68.2       1.5
              計          996.3   52.6 1,199.8      57.6

 紙媒体が好調だったことに加え、ネットシフトが大きく進んだ
 リュリュモールも拡大見込みで、ネット通販へのシフトチェンジが進む
 前期に引き続き今期も20%成長を見込む
                                                      19
2-1. 総合通販事業
足元の状況と今期の見通し
 前期は収益体質改善への取り組みと巣ごもり消費需要
 増加の影響を受けて業績は大きく伸長した
 今期については好調な新規顧客獲得の状況を受けて
 成長性を重視した展開とし、5次経営計画へ向けての
 土壌づくりの年と位置付ける

    1.新規獲得効率の改善
    2.在庫回転数と原価率の改善




                            20
      2-1. 総合通販事業
 ネット成長率
 EC受注金額、リュリュモール流通金額ともに大幅に上昇
 ネットの成長性は高く、今期も成長性を維持する見通し
      ■EC受注金額※リュリュモール除く        単位:億円     ■リュリュモール流通金額
190                                                             単位:億円

180

170

160
                                                        55
150                 146

140
                                          32
130

120

110       106

100
         20/3期※     21/3期※   22/3期(予)※    20/3期         21/3期    22/3期

                                                                         21
2-1. 総合通販事業
1.新規獲得効率について
獲得効率を高めるパターンを作ることができ、効率は大幅改善
今期も効率は同水準の見通し
        ■媒体費率(新規のみ)                                       ■リピート率   単位:%
53.0%                                                                       58.0%

52.0%
                                                                            57.0%
51.0%
                                                                            56.0%
50.0%
                                                                            55.0%
49.0%

48.0%                                                                       54.0%

47.0%                                                                       53.0%

46.0%
                                                                            52.0%
45.0%
                                                                            51.0%
44.0%
                                                                            50.0%
43.0%

42.0%                                                                       49.0%
          15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期    22/3期予




        ※21/3期獲得新規顧客のリピート進捗状況は例年並み
                                                                               22
2-1. 総合通販事業
2.在庫回転数と原価率推移
前期も引き続き原価率低減と在庫回転数改善の同時達
成をすることができた。今期も改善トレンド続く見通し
                                                               ■原価率(%)
■在庫回転数(回転)
3.8                                                                    47.5%

      47.2%
3.7                    3.7                             3.7
                                                                       47.0%
              46.8%            3.6
3.6
               3.6    46.5%                                            46.5%
                                      46.4%
3.5
       3.5                    46.2%
                                                                       46.0%
3.4                                           45.9%

3.3                                                                    45.5%

3.2                                    3.2
                                               3.2                     45.0%
                                                      44.9%
3.1
                                                                       44.5%
3.0
                                                                       44.0%
2.9

2.8                                                                    43.5%
      15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期   22/3期予

                                                                           23
    2-1. 総合通販事業

 2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)
                                                                                    単位:億円
                            22/3期             23/3期             24/3期             25/3期
       事業内訳
                          売上        営業利益    売上        営業利益    売上       営業利益     売上      営業利益

総合通販事業
・ミセス層を中心にカタログ、ネットで展開
・若年層は2018年よりモール展開
・メンズやハード商品の通販も展開         1,042.1    51.2   1,155.0 57.1      1,218.7    61.0   1,289.0 66.6
ネット専業通販
・ミン      :ビッグサイズアパレル通販
・アイシーネット:ブランド通販
・丸長     :雑貨通販               89.6     4.9    101.9      6.0    117.9      7.7    138.4    9.7
アパレル店舗
・ベルーナブランドにて全国展開
(2021年3月 86店舗)              68.2  1.5    74.3  4.1    80.8  4.5    87.3  5.0
          計              1,199.8 57.6 1,331.3 67.2 1,417.5 73.2 1,514.7 81.2

     ブランディング強化とネットシフトを強化し、安定した成長性収益性
     を確保する

                                                                                               24
2-2. 化粧品健康食品事業
1.前期実績と22/3期の予算
                                                  単位:億円

                           21/3期(実績)      22/3期(予算)
                          売上      営業利益    売上      営業利益
化粧品事業(オージオ・なちゅライフブランド)
・化粧品通販事業
・アジアでの越境ECを展開
・ネットと海外が成長ドライバー           150.6    20.8   150.0    15.0
健康食品事業
・リフレブランドにて展開
・ぐっすりずむは4年連続モンドセレクション金賞    43.7     5.7  36.0       4.3
          計               182.9    26.4 186.0      19.3

 ・国内でのEコマースの伸長と好調な化粧品事業のアジア展開により
 前期は業績を大きく伸ばした
 ・今期は国内のネット広告規制の影響もあり、売上は横ばいを見込む

                                                          25
        2-2. 化粧品健康食品事業
 1.オージオ
 ECへの転換が進み、海外事業展開も順調
 国内は新商品開発・投下の加速、また海外展開の強化

        ■EC比率(国内)                                                   ≪海外オージオ売上・営業利益≫
60.0%                                            単位:%
                                                                        ■売上高(億円)                          ■営業利益(億円)
                                                           60.0                                                       12
                                51.4%   52.3%
50.0%
                        48.6%
                                                           50.0                                                       10

40.0%
                                                           40.0                                                       8


30.0%           29.3%                                      30.0                                                       6


20.0%                                                      20.0                                  41.4                 4
                                                                                                    6.1
        13.2%
10.0%                                                      10.0                                                       2
                                                                                       13.2
                                                                  1.4        5.8 0.2       1.2
                                                            0.0       ▲0.0                                            0
0.0%
        17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期   22/3期(予)          18/3期      19/3期     20/3期     21/3期     22/3期(予)
                                                                                                                      26
2-2. 化粧品健康食品事業の成長性の促進
国内外でローヤルゼリーもっちりジェ 卵殻膜美容液 国内売上№1
ルが大ヒット 累計販売個数1,100 累計販売個数400万個突破
万個突破
なちゅライフにて展開している年齢肌の為のオールインワン化粧品   オージオで展開している卵殻膜エキス高濃度配合美容液

   「ローヤルゼリーもっちりジェル」                    「卵殻膜美容液 ビューティオープナー」




 ・エイジングケア成分「ナールスゲン®」配合           ・タンパク質が豊富な卵の殻の内側の膜に
                                 ある卵殻膜のエキスを配合
 ・京都大学と大阪市立大学院による産学
 連携の成果を基に誕生した美容成分                ・10年にわたる研究によって高濃度配合
                                 を実現した美容液
                                                             27
 2-2. 化粧品健康食品事業
2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)                                          単位:億円

                      22/3期            23/3期            24/3期            25/3期
                    売上     営業利益      売上      営業利益     売上      営業利益     売上      営業利益

 化粧品事業
 ・化粧品通販事業
 ・アジアでの越境ECを展開
 ・ネットと海外が成長ドライバー   150.0      15.0   165.0     16.5   181.5     18.2   200.0     20.0
 健康食品事業
 ・リフレブランドにて展開
                    36.0    4.3  41.3         4.9  48.8        5.3  56.3        6.0
        計          186.0   19.3 206.3        21.4 230.3       23.4 256.3       26.0



   1.海外戦略の強化
       ⑴台湾、香港、中国、シンガポール、マレーシア取り組み強化


                                                                                        28
2-2. 化粧品健康食品事業 第5次経営計画のポイント
1.商品力の拡充の強化
 ⑴新しいターゲットにチャレンジ(20代~30代向け)
 ⑵クロスセリング用の商品開発

2.ブランドイメージの向上
 ⑴マスメディアの活用
 ⑵店舗販売の再開

3.海外戦略の推進
 ⑴東南アジア市場の開拓
 ①台湾・香港・中国市場の育成
 ②マレーシア・シンガポール・ベトナム市場にチャレンジ



                              29
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)
1.前期実績と22/3期の予算
                                                  単位:億円

                           21/3期(実績)       22/3期(予算)
                          売上      営業利益    売上      営業利益
ワイン通販事業
(マイワインクラブ・ワイン通販売上12年連続№
1)                         87.7    10.5   100.0     9.8
日本酒通販
ベルーナグルメ・日本酒通販売上4年連続№
1                          44.5     3.0    52.0     3.3
グルメ事業
・弁当やお歳暮、おせち等食品通販を展開
・ベルーナグルメ・おせちの結いは総販売台数実
績40万台超                    134.0     8.3 128.0       6.7
          計               271.5    21.5 280.0      19.8
・ワインは直輸入商品がネットにおいて高評価。ネット比率50%を超えた
・ワイン、日本酒は足元も好調。引き続き増収トレンドの継続を見込む
                                                          30
 2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)
1.ワイン事業
EC比率50%となり、EC転換が進んでいる
通販市場シェア№1の規模を活かした価格訴求もあり、リピート率
は安定している
        ■EC比率
60.0%
                                                      単位:%

50.0%                                       50.0%

                                    43.7%
                            42.3%
40.0%
                    38.1%
            36.5%

30.0%



20.0%



10.0%



0.0%
            17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期   22/3期(予)   31
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進

№1商品

2020年度セットワイン販売数日本一を獲得




  「3大銘醸地入り!
   世界選りすぐり
 赤ワイン11本セット」




ワイン事業部は2020年度、年間販売本数1,100万本を達成
                                 32
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進

日本酒の販売本数は21年3期は200万本を突破
 №1商品         №2商品         №3商品
 越乃五蔵大吟醸     越乃五蔵純米大吟醸    10蔵大吟醸




今期も商品ラインナップの拡充、新商品開発を進め、通販売上5年
連続№1を目指す
                                   33
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進

  №1             №2

  結              彩寿
 和三段重ね          和三段重ね




  №3
               21年3期№1商品のおせち
  絆
 和三段重ね                  「結」
                 は11万2千台を販売
                                34
   2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)
   2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)
                                                                    単位:億円

                      22/3期           23/3期           24/3期           25/3期
                    売上      営業利益    売上      営業利益    売上      営業利益    売上      営業利益

ワイン通販事業
(マイワインクラブ・ワイン通販売上
 12年連続№1)           100.0     9.8   105.8    10.3   117.5    11.4   129.8    12.6
日本酒通販
ベルーナグルメ・日本酒通販売上
4年連続№1               52.0     3.3    60.0     4.2    70.0     5.6    80.0     7.2
グルメ事業
・弁当やお歳暮、おせち等
 食品通販を展開
・ベルーナグルメ・おせちの結いは
 総販売台数実績40万台超       128.0     6.7 138.0       6.5 159.5       6.2 160.0       6.7
        計           280.0    19.8 303.8      21.1 347.0      23.3 369.8      26.5


   ワイン、日本酒の事業に関しては品質強化、ラインナップ強化、ブ
   ランド力強化を推進し、業界№1の地位をさらに強化する
                                                                                35
2-4. ナース関連事業
1.前期実績と22/3期の予算
                                          単位:億円
                    21/3期(実績)      22/3期(予算)
                   売上      営業利益    売上     営業利益
ナースリー
(看護師向け通販業界№2)       61.4     6.9   65.5     6.0
アンファミエ
(看護師向け通販業界№1)       87.1    11.5   75.8     8.5
ナースキャリアネクスト
(看護師の人材紹介事業)         1.5    -1.5    2.9    -0.7
JOB STUDIO
(シンガポールでの人材紹介事業)     9.5     1.3  13.3      1.1
         計         159.4    17.7 157.5     14.9
・前期は新型ウィルスの影響により医療用消耗品中心に医療従事者向
けだけでなく一般個人の顧客にも販売好調だった
・医療従事者顧客のリピート性は高く、来期以降も継続を見込む
                                                  36
  2-4. ナース関連事業の成長性の促進
1.ナース関連事業
EC化が進んでいる。アンファミエ、ナースリーで市場シェアの大半を
占めており、今後もEC化と安定成長を見込んでいる
また、SPA企業としての強みを活かし介護市場にも進出
 ■EC比率 ナースリー
 ■EC比率 アンファミエ                                                          単位:%
70.0%


60.0%
                                                     57.5%

50.0%

                                          44.3%
40.0%                                                   40.4%
                               38.2%

                    32.7%
30.0%                                        31.2%
        26.4%          25.6%      25.4%
            23.3%
20.0%


10.0%


0.0%
        17/3期       18/3期      19/3期      20/3期      21/3期      22/3期(予)      37
 2-4. ナース関連事業の成長性の促進

 販売数上位はオリジナル商品が独占。SPA生産により品質と価格を
 両立することで高リピートを実現
ナースリー年間販売数1~3位商品



    クラス1の高機能マスク    使い捨てタイプのグローブ    低価格で脱ぎ履きしやすい




                    ナースリープレミアム
     セーフマスクプレミア                   定番2Wayデイリーシューズ
                    プラスチックグローブ
                                                   38
   2-4. ナース関連事業の成長性の促進
   2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)                                   単位:億円

                     22/3期          23/3期          24/3期          25/3期
                    売上     営業利益    売上     営業利益    売上     営業利益    売上     営業利益

ナースリー
(看護師向け通販業界№2)
                    65.5     6.0   68.2     6.3   73.7     7.0   80.6     7.7
アンファミエ
(看護師向け通販業界№1)
                    75.8     8.5   81.9     9.4   86.0   10.5    90.3    10.8
ナースキャリアネクスト
(看護師の人材紹介事業)
                     2.9    -0.7    4.7     0.7    5.9     1.1    8.8     2.1
JOB STUDIO
(シンガポールでの人材紹介事業)
                    13.3  1.1  14.7  1.2  16.0  1.3  17.3  1.4
         計         157.5 14.9 169.4 17.6 181.7 19.8 197.0 22.0
    看護師向け通販の安定性に加えて、介護士向けの通販にも本格参
    入。マーケットは大きい為、勝ちパターンの構築にチャレンジ
    海外展開に関しても取得したJOB STUDIOを足掛かりに物販の展
    開を含めて進めていく
                                                                                39
 2-5. データベース活用事業
 1.前期実績と22/3期の予算
                                             単位:億円
                       21/3期(実績)      22/3期(予算)
                       売上     営業利益    売上     営業利益
  ファイナンス
  (会員向け消費者金融事業)        46.2    24.5   46.4    20.0
  BD
  (封入・同送同梱事業)          33.4    23.2   33.9    22.9
  BBS事業
  (コールセンター・物流の受託事業)    64.1    7.2  63.0      6.5
           計          141.8   55.0 143.2     49.4

ファイナンス     :前期は外部環境の変化もあり、期末融資残高はマイナス
ベルーナダイレクト :前期は通販顧客の増加に応じて着実に増収増益を達成
BBS事業      :自社インフラを活用した通販代行サービス。通販ニーズを取り込み成長


                                                     40
2-5. データベース活用事業



  BBS事業
  (コールセンター、物流センターの受託事業)
  リピート通販である健康食品や美容系通販を中心に展開


    顧客の年間成長率                顧客継続率
          20%
                      ×        70%


・コールセンターは通販事業に特化して展開することで高い応答率や、顧客リテンションを実現
・物流センターも当社グループのスケールメリットを活かしたサービスを提供
・顧客の成長ステージに合わせたパッケージの柔軟な変更を提案できるノウハウとコンサルティング力
                                                 41
     2-5. データベース活用事業
     2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)                             単位:億円

                      22/3期         23/3期         24/3期         25/3期
                     売上     営業利益   売上     営業利益   売上     営業利益   売上     営業利益

ファイナンス
(会員向け消費者金融事業)
                     46.4   20.0   52.0   20.0   58.2   23.0   64.0   25.6
BD
(封入・同送同梱事業)
                     33.9   22.9   32.5   23.0   34.0   24.0   35.8   25.0
BBS事業
(コールセンター・物流の受託事業)
                     63.0    6.5  65.7     6.8  76.5     7.1  90.0     8.0
         計          143.2   49.4 150.2    49.8 168.7    54.1 189.8    58.6


 ファイナンス         :コロナが収束し落ち着いたら残高伸長を図り成長性を高めていく
 ベルーナダイレクト :通販顧客の増加に応じた着実な成長を図る
 BBS事業          :新規顧客開拓及びインフラ拡大を進める


                                                                            42
2-5.データベース活用事業 第5次経営計画のポイント
1.データベース活用をはかり成長性に貢献(ファイナンス)
2.総合通販成長に伴い提供する広告の増加(BD)
3.通販業界マーケットの拡大に乗り積極的営業展開(BBS)
4.総合通販に次ぐ収益性の大きな柱
5.利益率30%前後の利益に貢献




                                43
2-6. 呉服関連事業
1.前期実績と22/3期の予算                             単位:億円
                      21/3期(実績)      22/3期(予算)
                     売上      営業利益    売上     営業利益
BANKAN・わものや
(2007年当社創業の和装販売事業)    90.4     3.9   98.8     6.2
さが美
(2018年取得。中価格帯の和装販売
事業)                   73.3   -12.1   88.4    -6.1
東京ますいわ屋
(さが美と同時取得。高価格帯の和装
販売事業)                 30.9    -3.8   42.0     0.7
マイム
(大学生の卒業式袴レンタル)        20.8   1.7  27.5        2.7
        計            214.4 -10.6 256.8        3.5
・BANKAN・わものやは減収減益ながら黒字を確保
・今期はさが美の黒字化を目指して土壌づくりを推進

                                                    44
 2-6. 呉服関連事業の成長性の促進
  BANKANオリジナル着物「無地小紋」シリーズが年間販売数5,000反突破




・着物を着ている層ではなく、潜在的に着たい層にアプローチするエントリー商品
・着る機会を定期的に提供する「着物を着る会」を店舗ごとに定期開催          45
      2-6. 呉服関連事業
      2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)                                単位:億円
                    22/3期            23/3期           24/3期           25/3期
                  売上      営業利益     売上      営業利益    売上      営業利益    売上      営業利益
BANKAN・わものや
(当社創業の和装販売事業)
                   98.8     6.2    107.6     9.0   117.0    11.0   126.6    12.7
さが美
(2018年取得。中価格帯の和
装販売事業)             88.4     -6.1    92.7     0.0   103.5     2.2   118.8     3.7
東京ますいわ屋
(さが美と同時取得。高価格帯の
和装販売事業)            42.0     0.7     46.6     0.0    50.0     0.9    53.1     1.2
マイム
(大学生の卒業式袴レンタル)
                   27.5     2.7  30.3        3.0  33.3       3.3  36.6       3.7
        計         256.7     3.6 277.2       12.0 303.7      17.4 335.1      21.2


      ・BANKANわものやモデルをグループに着実に浸透させて黒字化させる
      ・和装事業を新たな柱となるよう成長性、収益性を高め早期に10%の利益率の
      高収益モデルを作り上げる
                                                                                46
2-6. 呉服関連事業 第5次経営計画のポイント
1.サンセットからサンライズインダストリーへ転換に挑戦
 ⑴成長性にチャレンジ
 ⑵収益性にチャレンジ

2.ビジネスモデルを収益性の良いバンカンモデルに統一する
 ⑴大催事展示会での販売から店舗で販売して収益性を確保(さが美)
 ⑵着物を持たない若い女性を啓蒙活動を通じて顧客育成

3.ベルーナ系呉服事業のブランド名を統一(2022年5月予定)
4.収益性の大きな柱に育成
5.着物文化の振興に貢献



                                   47
2-7. プロパティ事業
1.前期実績と22/3期の予算
                                         単位:億円
                    21/3期(実績)     22/3期(予算)
                   売上     営業利益    売上     営業利益
インカムゲイン
所有不動産(オフィス、店舗等)    25.6    11.8   22.0    12.4
キャピタルゲイン
不動産の開発、販売事業         0.0     0.0   95.9    21.4
ホテル事業
国内4ホテル、海外3ホテルを運営   39.6   -13.7  84.6    -19.3
その他                10.0     1.9  10.0      2.0
          計        69.8     0.1 212.5     16.5

・ホテル事業は前期、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり大幅赤字となった
・今期は引き続き上半期は新型コロナウイルス感染拡大の影響と、5ホテルの新規開
業があることから開業コストを見込む
                                                 48
2-7. プロパティ事業
今期オープン・取得予定
「梅田ホリックホテル」117室        「札幌グランベルホテル」218室      「大阪グランベルホテル」191室
  21年4月1日OPEN            21年4月21日OPEN          21年4月23日OPEN




     「定山渓ビューホテル」647室            「すすきのグランベルホテル」300室
      21年5月31日取得予定                 21年7月OPEN予定




                                                                49
参考:ホテル紹介(札幌グランベルホテル   21年4月21日オープン)
     (ホテル外観)               (露天風呂)




     (カフェ・BAR)         (客室:デラックスダブルルーム)




                                          50
2-7. プロパティ事業(国内ホテル事業)
        「ルグラン南軽井沢ホテル&リゾート」


               3年連続受賞!「Reluxランキング2020年 」甲信越エリア第2位!

                2年連続受賞!Hotels.com 「Loved By Guests Award 2021」を
                受賞!

               Booking.com「Traveller Review Awards 2021」を受賞!

               2年連続受賞!「じゃらんnetランキング2019 泊まって良かった宿大賞」
               長野県第1位!

        「裏磐梯レイクリゾート」


               「じゃらんアワード 2019 泊まって良かった宿大賞 」総合1位


               じゃらんアワード2019 泊まって良かった宿大賞 接客・サービス部門2位




地域の有力ホテルとなり、自社運営のホテルでアワードを多数受賞                                    51
    2-7. プロパティ事業
    2.今期(第4次最終年度)・第5次経営計画(23/3期~25/3期)
                                                              単位:億円

                   22/3期         23/3期          24/3期           25/3期
                  売上     営業利益   売上     営業利益    売上     営業利益     売上     営業利益

インカムゲイン
所有不動産
オフィス、店舗等の賃貸収入     22.0   12.4   22.4   11.7    52.5   23.9     58.6   24.5
キャピタルゲイン
不動産の開発、販売事業
                  95.9   21.4   18.0     4.0   18.0     4.0     0.0     0.0
ホテル事業
国内4ホテル、海外3ホテルを
運営                84.6 -19.3 106.4      -4.0 134.9      7.1 150.3     14.0
その他
                  10.0    2.0 10.3      2.1 10.3       2.1 10.3        2.1
        計        212.5   16.5 157.1    13.8 215.8     37.1 219.1      40.6

    ・ホテル事業は23年3期以降国内ツーリズムの回復とインバウンドの復調を見込んでいる
    ・銀座にて大型複合ビルの開業を24年3期に見込んでおり、収益性は一段と高まる見通し
                                                                             52
2-8. 株主還元

 19円の配当予定。配当は4年連続増配
<年間配当>
                   18/3期      19/3期        20/3期      21/3期        22/3期予
    EPS(円)           99.41     106.39         60.62      114.17     129.31
    配当(円)             12.5        15.0         16.0        16.5       19.0
<株主優待>
[内容]
                                 100株以上        500株以上      1,000株以上
 総合通販事業の優待券
 またはベルーナネットで使用できる優待クーポン          1,000円分       3,000円分      5,000円分
 またはグルメ・ワイン商品詰め合わせ

 裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券                    1枚           2枚           4枚

 ルグラン旧軽井沢宿泊優待券                      1枚           1枚           1枚

[対象]
  3月末・9月末時点で、当社株式100株以上を保有している株主様(年2回)
  ※ルグラン旧軽井沢の宿泊優待券は、年1回(12月上旬発行分)のみの贈呈となります。
                                                                             53
≪総括≫



今年度は第4次経営計画の
最終年度。今期を上振れ着
地させ、第5次経営計画の足
掛かりとしたい
                54
3. 参考資料




          55
会社概要


 社名       株式会社ベルーナ (証券コード:9997)
 本社所在地    埼玉県上尾市

 代表者      代表取締役社長 安野 清
 設立       1977年6月(創業1968年9月)
 事業内容     データベースを核とした通信販売総合商社
 資本金      106.1億円(21/3末)
 連結売上高    2064.9億円(21/3期)
 連結経常利益   168.7億円(21/3期)
 連結正社員数   3,328名(21/3末時点)
 上場市場     東京証券取引所市場第一部

                                  56
【総合通販】登録会員の特徴
登録会員の特徴(2021年3月末時点)

<性別>                                             <人口ピラミッドとの比較(女性のみ)>                                            単位:千人
                                                 80歳以上
                    不明
                    2.8%                          75~79
                            男性
                           19.3%
                                                  70~74
                                                                                                 全65~69歳女性
                                                  65~69
                                                                                                   の36.1%
                                                  60~64

                    女性                            55~59
                   77.9%                          50~54

                                                  45~49

                                                  40~44
<地域>         九州・沖縄                 北海道・東          35~39
              12%                    北
        四国                                        30~34
                                    14%
        3%
                                                  25~29
       中国
       6%                                         20~24

                                                  15~19                                           人口
                                                  10~14
       近畿
       15%                                 関東      5~9
                                           31%
                                                  0~4歳
                                                                             ベルーナ登録会員
                                                          0   1000   2000   3000   4000   5000   6000   7000   8000
地域別の人口構成比
                                                                                           ※総務省統計局データを元にベルーナにて作成
             東海        信越・北陸
             10%        9%
                                                                                                                        57
沿革
 1977年   6月    埼玉県大宮市奈良町37番12号に㈱友華堂を設立
 1983年   3月    衣料品の通信販売を開始
 1987年   12月   金融サービス事業を開始

 1990年   4月    商号を㈱ベルーナに変更
 1992年   10月   北海道産地直送生鮮食品の通信販売を開始
 1994年   1月    埼玉県上尾市に領家丸山流通システムセンターを新築・稼働
         7月    医薬品及び健康食品の販売を目的に㈱東洋漢方研究所を設立(現・㈱リフレ)
 1998年   5月    埼玉県上尾市宮本町4番2号に本社を移転

 2000年   3月    東京証券取引所市場第一部に株式を上場
               化粧品事業等の展開を目的に㈱オージオを設立
         8月    栃木県に宇都宮流通システムセンターを新築
 2006年   11月   呉服店舗を展開する㈱BANKAN及び㈱わものやを設立
 2007年   3月    看護師向け事業の展開を目的に㈱ナースリーの全株式を取得

 2013年   8月    看護師向け通販を展開する㈱アンファミエの全株式を取得
 2014年   1月    ベビー・ギフト通販を展開する㈱ベストサンクスの全株式を取得
         8月    埼玉県吉見町に吉見ロジスティクスセンターを新築・稼働
 2015年   6月    輸入雑貨・食品の通販・卸を展開する丸長㈱の全株式を取得
 2016年   5月    衣裳レンタル業を展開する㈱マイムの全株式を取得
         7月    アパレル通販(ネット専業)を展開する㈱ミンの全株式を取得
 2018年   1月    EC取り組み強化、事業領域の拡大のため東京都渋谷区に渋谷オフィスを開設
         6月    和装事業を展開するさが美グループホールディングス㈱の株式を取得し、連結子会社化
 2019年   9月    インポートブランド品のEC事業を展開する㈱アイシーネットの全株式を取得、連結子会社化
 2020年   1月    シンガポールにて医療機関向けに医療人材の紹介・派遣事業を展開する
               JOBSTUDIO PTE.LTD.の全株式を取得、連結子会社化
                                                            58
【総合通販】稼働会員数の推移

600
                                                                                         単位:万人
        稼働会員数


500



400



300
                                                                                        559
                                                  508 508                 508 518 511
                                                            472 455 480
            419 433 438 419             426 443
200                           391 396
      369


100



  0




                                                                  ※稼働会員数・・・2年以内に購入した顧客数
                                                                                                 59
 【総合通販】受注単価とEC比率

 受注単価の推移                                                                EC比率の推移
                                                         単位:円           80.0%
12,000
                                                                        70.0%                                                           67.6%
             10,771                                                                                             62.8%
11,000                10,648                                                                            60.3%           59.9% 58.6%
         10,356                                                         60.0%
                               10,099                                                           52.6%
                                                                                50.4% 50.4%
                      10,516            9,734 9,644
10,000       10,387                                                     50.0%
                               10,084                   9,307
         9,944                                                  9,138                                   49.2% 48.1%
                                                                                47.1%                                                   48.5%
                                                                                                46.0%                   46.1%
 9,000                                  9,473   9,435                   40.0%           43.3%                                   44.0%
                                                        9,247
                                                                9,118
                                                                        30.0%                                                           26.5%
                                                                                                                    23.3% 23.4%
 8,000                                                                                                  21.7% 22.8%
                                                                                20.0%
                                                                                        18.1% 18.9%
                                                                        20.0%
 7,000                                                                                                                                  17.4%
                                                                                                                                16.3%
                                                                        10.0%                           13.3% 14.1% 14.2%
                                                                                10.4% 10.6% 11.4%
 6,000                                                                  0.0%
         14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期




                  受注単価(2Q)               受注単価(通期)                                    合計            ミセス            ラナン             ジーラ


                                                                                                                                                60
【総合通販・専門通販】カタログラインアップ※

商品カテゴリ       20代        30代         40代     50代      60代         70代      80代
婦人服                           ジーラ            ベルーナ            ルフラン
             ハッピーマリリン                         ラナン            大きいサイズ

下着                            ジーラインナー      単品インナー      セットインナー

服飾品                     ブランド&ジュエリー(リュリュ)     ブランド&ジュエリー

家具・寝具                         ジーラインテリア       素敵な生活

紳士服                                          メンズベルーナ         メンズライフ

家電・趣味                                        MV              ホビー・手芸・パズル

雑貨                      輸入雑貨(食器・革製品)
食品/おせち/お歳暮                                   晴れごはん・いきいき

食品・酒                          グルメ・マイワインクラブ

化粧品                                 オージオ・なちゅライフ
健康食品                                                   リフレ

看護師関連                   ナースリー・アンファミエ                                       ■総合通販事業
※年代については各ブランドごとに設定しているメインターゲット年齢を表現                                        ■専門通販事業

                                                                                     61
通販企業ランキング
順位                 企業          カテゴリ      通販売上高          増減率       単位:百万円

     1 アマゾンジャパン         ネット専業               1,744,300    14.1%
     2 アスクル             BtoB                 392,406      3.0%
     3 ミスミグループ本社        BtoB                 313,337      -5.6%
     4 ジャパネットホールディングス   TV通販                 207,600      2.1%
     5 ベネッセコーポレーション     通信教育                 182,522      1.1%
     6 大塚商会             BtoB                 166,649      4.2%
     7 ジュピターショップチャンネル   TV通販                 163,391      2.6%
     8 ヨドバシカメラ          家電                   138,559     14.3%
     9 MonotaRO         BtoB                 131,463     20.0%
 10 ZOZO                ネット専業                125,517      6.0%
 11 ベルーナ                総合                   123,153      -1.8%
 12 QVCジャパン             TV通販                 112,000      6.5%
 13 ビックカメラ              家電                   108,100     25.7%
 14 サントリーウェルネス          化粧品・健食                98,266      8.1%
 15 ディノス・セシール           総合                    97,122      -2.0%
 16 ユニクロ                衣料品                   83,200     32.0%
 17 スクロール               総合                    72,634      2.1%
 18 カウネット               BtoB                  67,866      1.4%
 19 デル                  パソコン                  63,000          -
 20 オイシックス・ラ・大地         食品                    61,340      8.0%
                                      2020年7月30日付通販新聞「通販・通教売上高ランキング」
                                                                           62
通販業界ポジショニングマップ(総合通販)

 <女性の年齢階層別人口の変化予測>
6,000
                                                                                              出所:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」
               2025年
5,500
               2012年
5,000

4,500

4,000

3,500

3,000

2,500

2,000
        0~4歳   5~9   10~14   15~19   20~24   25~29   30~34   35~39   40~44   45~49   50~54   55~59   60~64   65~69   70~74   75~79   80~84 85歳以上




 <総合通販各社の主なターゲット層>
                                                                                       ベルーナ
                                                      N社
                                                                      S社
                                                     SC社
                                                                                                                                                   63
 第四次経営計画(セグメント別)
                                                                                          単位:億円

                            第4次経営計画                                   第5次経営計画
                   2020年3月期      2021年3月期      2022年3月期      2023年3月期      2024年3月期      2025年3月期
                     実績            実績            予算            計画            計画            計画
売上高   総合通販事業           849.3         996.3       1,199.8       1,331.3       1,417.5       1,514.7
      化粧品・健康食品事業       154.4         182.9         186.0         206.3         230.3         256.3
      グルメ事業            188.2         271.5         280.0         303.8         347.0         369.8
      ナース関連事業          104.9         159.4         157.5         169.4         181.7         197.0
      データベース関連事業       125.8         141.8         143.2         150.2         168.7         189.8
      呉服関連事業           253.1         214.4         256.8         277.2         303.7         335.1
      プロパティ事業           86.9          69.8         212.5         157.1         215.8         219.1
      その他+調整            36.9          28.8            24.2          4.7           35.5        18.3
      合計             1,799.5       2,065.0       2,460.0       2,600.0       2,900.0       3,100.0
営業利益 総合通販事業             19.5          52.6            57.6        67.2            73.2        81.2
      化粧品・健康食品事業        18.8          26.4            19.3        21.4            23.4        26.0
      グルメ事業             11.0          21.5            19.8        21.1            23.3        26.5
      ナース関連事業             6.1         17.7            14.9        17.6            19.8        22.0
      データベース関連事業        47.0          55.0            49.4        49.8            54.1        58.6
      呉服関連事業              -1.1       -10.6             3.5        12.0            17.4        21.2
      プロパティ事業             6.6           0.1           16.5        13.5            36.7        40.2
      その他+調整              -4.8          -5.2          -6.1          -2.4           1.9          4.3
      合計              103.1         157.3         175.0         200.0         250.0         280.0
                                                                                                      64
補足


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  本資料は、2021年3月期に関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行する有価
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