9997 ベルーナ 2020-11-24 15:00:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明会資料 [pdf]

 2021年3月期 第2四半期 決算説明会資料




看護師向け通販
 「ナースリー」


           看護師向け通販    通販サイト「ベルーナ」   基幹カタログ「ベルーナ」   大人女子の通販「RANAN」
           「アンファミエ」




                                                      [証券コード:9997]
                                                   2020年11月20日(金)
目次



     1.決算ハイライト     P.2

     2.経営方針と取り組み   P.12

     3.参考資料        P.47




                          1
1. 決算ハイライト
   1. 決算総括
   2. 決算概況
   3. セグメント別損益
   4. 売上の増減分析
   5. 営業利益の増減分析
   6. 貸借対照表
   7. キャッシュフロー計算書
   8. 今期予算について
   9. 通期業績予想の修正について(セグメント別)
                              2
1-1. 決算総括

売上高・営業利益・経常利益・当期利益す
べてにおいて前年比、予算比ともに上回って
着地。通期は大幅上方修正

   売上高は前年比+5.7%増で着地
   営業利益は+18.2%の増益だった
   経常利益は為替関連損益の影響などにより、前年比+55.5%と
    なった
   当期純利益は前年比+74.2%で着地した
                                     3
1-2. 決算概況
売上高 ~ 前年比+5.7%で予算を上回った
営業利益 ~ 総合通販、専門通販が大幅増益となり
       前年比+18.2%で予算を上回った
経常利益 ~ 為替差損の減少もあり増益
                                                            単位:億円

              20/3期 2Q            21/3期 2Q                 21/3期
       連結
                実績          実績          当初予算比    前年比       修正予算

 売上高               862.2     911.4       17.0%    5.7%      1,970.0
 売上原価              360.3     373.9       13.3%    3.8%        830.0
 販売管理費             463.3     491.9        8.1%    6.2%      1,015.0
 営業利益                38.6        45.7        -   18.2%        125.0
 営業外損益               -5.7         5.6    11.9%         -           8.0
 (内、為替関連損益)        (-4.5)    (-0.9)          -         -             -
 経常利益                33.0        51.2        -   55.5%        133.0
 当期純利益               16.8        29.2        -   74.2%         95.0
                                                                         4
   1-3. セグメント別損益
    売上高 ~ 総合通販、専門通販他2セグメントが増収を達成
    営業利益~ 総合通販、専門通販他2セグメントが増益
          店舗販売他2セグメントで減益
       ・ 総合通販、専門通販は2Qについても引き続き巣ごもり需要の増大等により好調が続く
       ・ 店舗販売は2Qも引き続き集客数減による減収減益
       ・ プロパティについて国内ホテルはGOTOトラベルの影響もあり、8月以降回復基調


セグメント別売上高と営業利益                                                                           単位:億円

                                                  21/3期 2Q
            総合       専門       店舗                                                連結
                                       ソリューション    ファイナンス    プロパティ    その他                計
            通販       通販       販売                                                消去
売上高         404.5    286.3    102.4       49.7      23.2       31.1     20.8      -6.6    911.4
  前年比(%)    +13.8%   +26.1%   -34.7%    +31.9%      +9.4%     -30.1%   -15.3%   +39.5%    +5.7%

営業利益         18.6     25.1    -15.9       13.3      12.8       -0.5     -5.7      -2.2     45.7
  前年比(億円)     15.7      9.2    -19.3        1.1       4.5       -3.5     -0.3     -0.4        7.0

営業利益率        4.6%     8.8% -15.5%       26.8% 55.2%          -1.5% -27.4%       33.0%     5.0% 5
1-4. 売上の増減分析
総合通販は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありカタログ、ネット完結と
もに1Qから引き続き増収トレンドが続く。また専門通販も全体的に好調
一方店舗販売については6月以降、全店で営業再開したものの営業時間の
短縮等による集客数減の影響を受け減収
                                                          ・さが美GHD    ▲30.5億円
売上高の増減要因        ・ネット完結 29.8億円
                                                          ・国内ホテル      ▲14.2億円
                                                          ・アパレル店舗     ▲12.5億円
    1,010.0     ・カタログ  19.4億円
                                                          ・BANKANわものや ▲11.0億円
     980.0                                        2.0
                                        12.0                               単位:億円

     950.0                      49.2                       ▲73.3

     920.0

     890.0            59.3

     860.0                   ・看護師通販       20.7億円                   911.4
                             ・化粧品事業(オージオ) 19.9億円
     830.0    862.2
                             ・グルメ         14.6億円
                             ・ワイン          9.3億円
     800.0
              20/3期   専門        総合     ソリューション   ファイナンス      他     21/3期
               2Q     通販        通販                                  2Q             6
   1-5. 営業利益の増減分析

   総合通販は原価率改善と媒体費率改善により大幅増益
   専門通販は増収効果により増益
   アパレル店舗、和装店舗は減収の影響により減益
   営業利益の増減要因                                                                単位:億円

70.0
                                           1.1
65.0                             4.5
                                                             ・国内ホテル ▲7.1億円
60.0                                               ▲19.3     ・海外ホテル  1.5億円
                        9.2
                                                             ・太陽光発電  1.8億円
55.0

50.0
                              ・さが美GHD ▲11.5億円              ▲3.5
               15.7           ・BANKANわものや                            ▲0.7
45.0
                                       ▲4.7億円
40.0                          ・アパレル店舗 ▲3.0億円
35.0                                                                         45.7
       38.6           ・原価率改善       6.6億円
30.0
                      ・媒体費率改善      2.5億円
25.0
       20/3期   総合       専門      ファイナンス   ソリューション    店舗     プロパティ    他      21/3期
                                                                                     7
        2Q     通販       通販                          販売                        2Q
1-6. 貸借対照表
 流動資産では受取手形及び売掛金、商品などが増加。
 固定資産では主に有形固定資産が増加。
 これに対し、負債では有利子負債が減少するも支払手形が増加
                                           単位:億円

                     20/3末      20/9末        増減額
    流動資産              1,036.8    1,058.3       21.4
         現金及び預金         227.9      209.3       -18.6
         受取手形及び売掛金       93.9      102.9           9.0
         商品             209.1      242.0       32.9
    固定資産              1,194.5    1,227.0       32.5
         有形固定資産         886.5      911.2       24.7
         投資その他資産        189.7      200.9       11.2
    総資産               2,231.3    2,285.3       54.0
    負債                1,206.0    1,230.4       24.4
         支払手形           182.3      216.7       34.5
         有利子負債          778.2      752.8       -25.4
    純資産               1,025.3    1,054.9       12.7
  [自己資本比率]            [45.7%]    [45.9%]     [+0.2P]
                                                         8
1-7. キャッシュフロー計算書
税金等調整前当期純利益の増加で営業キャッシュフローがプラス
有形固定資産の取得などで投資キャッシュフローがマイナス
長短借入金は減少し全体としてキャッシュは18.8億円減少した
                                     20/3期2Q          21/3期2Q累計           単位:億円
                                       累計            実績      前年比
営業活動によるキャッシュフロー                            -2.6        59.9        62.5
  税金等調整前当期純利益                             32.5         48.8        16.3
  減価償却費                                   16.0         16.5         0.5
  法人税及び住民税(支払額)                          -20.3         -9.6        10.7
投資活動によるキャッシュフロー                          -70.3         -44.1       26.2
  有形固定資産取得による支出                          -66.3         -40.6       25.8
  子会社株式の取得による支出                           -5.5              -       5.5   設備投資*1

財務活動によるキャッシュフロー                           44.3         -35.1      -79.3        44.7億円
  長短借入金の増減                                57.5         -25.4      -82.9   減価償却費*2
  配当金の支払                                  -7.3          -7.7       -0.5        16.4億円
キャッシュに係る換算差額                               -2.0          0.4        2.4
キャッシュ増加額                                 -30.6         -18.8       11.7


    *1: 設備投資額には、ソフトウェアなどの無形固定資産およびリース資産への投資額も含む   *2: 減価償却費には、無形固定資産関連の償却も含む            9
1-8. 今期予算について


上半期の上方修正をうけて通期予算も上方修正

                                                                 単位:億円

              19/3期                 20/3期                21/3期
  連結
         予算           実績       予算           実績      修正予算       前年比
売上高     1,800.0   1,776.5     1,800.0   1,799.5      1,970.0     +9.5%

営業利益      150.0       120.1     110.0       103.1     125.0      +21.2%

経常利益      155.0       153.1     110.0       103.7     133.0      +28.3%

当期純利益     105.0       103.4      70.0        58.6      95.0      +62.1%

有利子負債   660~710       697.1   720~770       778.2   730~780 -6.2~0.2%
純資産     1,020.0   1,005.3     1,050.0   1,025.3      1,100.0     +7.3%

ROE      10.8%        10.8%     6.8%        5.8%       8.9%       +3.1P


                                                                          10
    1-9. 通期業績予想の修正について(セグメント別)

    総合通販は新規顧客の獲得が好調なことに加えて、既存顧
    客のレスポンスも回復し好調を維持する見通し。また専門通
    販については巣ごもり需要に加えて看護師向け通販や越境
    ECの伸長もあり当初予算を上回る見通し
セグメント別の予算                                                                                 単位:億円

                                              21/3期 修正予算
              総合       専門       店舗                                                連結
                                         ソリューション    ファイナンス    プロパティ    その他               計
              通販       通販       販売                                                消去
売上高           850.0    600.0    257.2       91.6      45.6       94.7     69.0    -38.1 1,970.0
  当初予算比(%)    +21.5%   +13.0%   +0.0%      +0.0%     +0.0%      +0.0%    +0.0%    -2.6%   +12.6%

  前年比(%)      +15.8%   +20.5%   -15.4%    +10.0%     +3.7%      +9.0%    +16.1% +293.5%   +9.5%

営業利益           40.0     55.0    -19.7       25.9      26.0        2.7       2.2    -7.1   125.0
  当初予算比(億円)     41.2     10.0      0.0        0.0       3.6        0.0      0.0     0.2     55.0

  前年比(億円)       22.9     15.9    -22.8       -0.6       7.3       -3.9      6.1    -3.0     21.9
                                                                                                   11
2. 経営方針と取り組み
   1. 総合通販事業       8.   第四次経営計画
   2. 化粧品健康食品事業    9.   M&Aの実績
   3. グルメ事業        10. 業績達成に向けて
   4. ナース関連事業      11. 株主還元
   5. データベース活用事業
   6. 呉服関連事業
   7. プロパティ事業


                                  12
2. 経営方針について


 中長期の方針

  売上高 3000億円 営業利益300億円を
  通過点に通信販売総合商社の熟成を目指す




                          13
2. セグメントについて

来年度よりセグメントを7つから8つに再編予定
   旧セグメント           新セグメント

1. 総合通販事業         1. 総合通販事業
2. 専門通販事業         2. 化粧品健康食品事業
3. 店舗販売事業         3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)
4. ソリューション事業      4. ナース関連事業
5. ファイナンス事業       5. データベース活用事業
6. プロパティ事業        6. 呉服関連事業
7. その他の事業         7. プロパティ事業
                  8. その他の事業
第四次事業計画営業利益200億円達成を目指すとともに
300億円達成を目指して事業内容の再編を進めます                 14
2-1. 総合通販事業
1.今期業績予想と22/3期の経営計画                           単位:億円
                         21/3期(今期予算)    22/3期(第四次経営計画)
           事業内訳
                           売上   営業利益     売上      営業利益
総合通販事業
・ミセス層を中心にカタログ、ネットで商品展開
・若年層はモール展開を2018年よりスタート
・メンズやハード商品の通販も展開         770.6   38.8    785.2    45.4
ミン・アイシーネット・丸長(ネット専業通販)
・ミン      :ビッグサイズアパレル通販
・アイシーネット:ブランド通販
・丸長     :雑貨通販             76.8    3.2     91.0     5.2
アパレル店舗
・ベルーナブランドにて全国展開
(2020年3月 83店舗)            51.0    -5.0 112.2       5.8
              計          898.4   37.0 988.4       56.4
 紙媒体が好調だったことに加え、ネットシフトが大きく進んだ
 リュリュモールも拡大見込みで、ネット通販へのシフトチェンジが進む
                                                         15
2-1. 総合通販事業
足元の状況と今期の見込
 各種コスト増の中、下記テーマについて主要KPIの改善
 に取り組み、前期までに増収トレンドへの目途をつけるこ
 とができた。収益体質の改善に加えて巣ごもり消費需要
 増加の影響を受けて足元で業績が大きく回復している

   1.ネットの再成長
   2.新規獲得効率の改善
   3.在庫回転数と原価率の改善



                              16
        2-1. 総合通販事業
  1.ネット成長率         2.新規獲得効率について
  ネット成長は過度なセール依存に 獲得効率を高めるパターンを
  よりマイナス成長となっていたがベ 作ることができ、今期より効率
  ルーナサイトを中心に質の改善に 改善
  取り組み成長力を取り戻した
   ■EC受注金額(前年比伸び率)                                              ■媒体費率(新規のみ)                                    単位:%
30.0%                                             単位:%
                27.4%
25.0%


20.0%


15.0%

        11.5%
10.0%
                                        8.8%
                        6.8%
5.0%


0.0%
        16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期※   21/3期※(予)   14/3期   15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期(予)
                                -2.9%
-5.0%                                                                                                                           17
                                ※リュリュモール除く
2-1. 総合通販事業
3.在庫回転数と原価率推移
前期は原価率低減と在庫回転数悪化の抑制を同時達成
することができた。足元でも在庫回転数は改善トレンド続く
                                                               ■原価率(%)
■在庫回転数(回転)
4.0                                                                    49.5%
       3.8
                               3.7     3.6                             49.0%
3.5   48.9%            3.6
               3.5
                                                                       48.5%
                                               3.2     3.2
3.0
                                                                       48.0%

2.5                                                                    47.5%
              47.2%
                                                                       47.0%
2.0                   46.8%
                              46.5%                                    46.5%
                                              46.4%
                                      46.2%
1.5                                                                    46.0%
                                                      45.9%
                                                                       45.5%
1.0
                                                                       45.0%
0.5
                                                                       44.5%

0.0                                                                    44.0%
      14/3期   15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期予

                                                                           18
2-1. 総合通販事業(インターネットの推進)
ネット強化を推進。集客面ではGoogle 広告運用において最新技術を
活用した自社オリジナルの広告運用システムを構築し、競争優位を実現

2017年~ AIによる自動広告入札モデル(アトリビューション分析)
2018年~ ビッグデータの解析・活用によるLTV最大化モデル

【イメージ】 ビッグデータの解析・活用によるLTV最大化モデル




                                     19
2-1. 成長性実現のポイント

1. ネット専用部門の増強(4部門→6部門へ)によるネットシフトの推進

   「現状の体制」               「新体制(予定)」
                         1.ネット企画室

  1.ネット企画室               2.ミン

  2.ミン                   3.アイシーネット

  3.アイシーネット              4.丸長

  4.丸長                   5.第7企画室
                         6.新規部門(予定)

 (1)成果を生むSNSの推進
  (2)特徴のあるショッピングモールの構築
 カタログ中心からネットシフトへの推進
                                      20
2-2. 化粧品健康食品事業の成長性の促進
1.今期業績予想と22/3期の経営計画
                                                   単位:億円

                          21/3期(今期予算)     22/3期(第四次経営計画)

                          売上      営業利益     売上      営業利益
化粧品事業(オージオ・なちゅライフブランド)
・化粧品通販事業
・アジアでの越境ECを展開
・ネットと海外が成長ドライバー           133.0    12.5    126.0    14.0
健康食品事業
・リフレブランドにて展開
・ぐっすりずむは4年連続モンドセレクション金賞    45.8     6.3  72.9        7.2
          計               178.8    18.8 198.9       21.2

 ・化粧品事業の売上は今期で第四次経営計画を達成見込
 ・Eコマースでの新規顧客の獲得と化粧品事業のアジア展開が好調


                                                           21
2-2. 化粧品健康食品事業の成長性の促進
国内外でローヤルゼリーもっちりジェルが大ヒット 累計販売個数1,000
万個突破
なちゅライフにて展開している年齢肌の為のオールインワン化粧品



   「ローヤルゼリー     「ローヤルゼリー
   もっちりジェル」     もっちりジェルホワイト」




 ・エイジングケア成分「ナールスゲン®」配合
 ・京都大学と大阪市立大学院による産学連携の成果を基に誕生した美容成分
 ・累計販売個数で1,000万個を突破し、オールインワン化粧品として国内外で大ヒット
                                             22
2-2. 化粧品健康食品事業の成長性の促進
機能性表示食品を13商品展開
主力商品(機能性表示食品)
   「ぐっすりずむ」     「ブルーベリー&ルテイン」   「くっきりルテイン」
   2016年発売        2004年発売        2010年発売




                                             モンドセレクション
                                             最高金賞受賞




今後も実感力のある機能性食品を開発し、じっくり育てていく
                                                         23
2-2. 成長性実現のポイント
1.商品力の拡充の強化
 ⑴新しいターゲットにチャレンジ(20代~30代向け)
 ⑵クロスセリング用の商品開発

2.ブランドイメージの向上
 ⑴マスメディアの活用
 ⑵店舗販売の再開

3.海外戦略の推進
 ⑴東南アジア市場の開拓
 ①台湾・香港・中国市場の育成
 ②マレーシア・タイ・ベトナム市場にチャレンジ



                              24
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進
1.今期業績予想と22/3期の経営計画
                                                   単位:億円

                          21/3期(今期予算)     22/3期(第四次経営計画)
                          売上      営業利益      売上     営業利益
ワイン通販事業
(マイワインクラブ・ワイン通販売上12年連続№
1)                         79.0     9.5     81.0     6.3
日本酒通販
ベルーナグルメ・日本酒通販売上4年連続№
1                          40.0     3.0     50.0     4.0
グルメ事業
・弁当やお歳暮、おせち等食品通販を展開
・ベルーナグルメ・おせちの結いは総販売台数実
績40万台超                    110.0     5.5  94.0        4.0
          計               229.0    18.0 225.0       14.3
・第四次経営計画は今期で達成の見込
・ワインは直輸入商品がネットにおいて高評価。ネット比率50%に迫る
・来期はさらなる上積みが狙える                                            25
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進


№1商品                        №1商品
3大銘醸地入り!世界選りすぐり赤ワイン11本セット   特割!5酒蔵の大吟醸飲みくらべ一升瓶シリーズ




年間販売本数今期は800万本を見込           通販売上4年連続日本一を達成。来期
む。当社の直輸入ワインによるオリジナ          以降はさらに商品ラインナップを増やしさら
ル商品がネットでも大ヒット               なる成長を狙う                  26
2-3. グルメ事業(ワイン、日本酒を含む)の成長性の促進

ベルーナオリジナルおせち 結 和三段重 今期11万台の販売を見込
 №1商品   結 和三段重ね




コストへのこだわりと現代の家庭環境にマッチした少人数向けの設定により大ヒット   27
2-3. 成長性のポイント
1.インターネット販売の拡充・強化
2.ブランドイメージの向上
 ⑴品質へのこだわり
 ⑵マスメディアの活用
3.商品力の拡充の強化
 ⑴ブランド商品の取り扱い開始(日本酒・ワイン)
 ⑵ブランド商品の代理店獲得(日本酒・ワイン)
 ⑶焼酎・シャンパン・ジン・ウォッカ等の取り扱い強化(日本酒・ワイン)
 ⑷新しいターゲットにチャレンジ(日本酒・ワイン)
4.無農薬商品の取り扱い強化(グルメ)
5.卸販売の拡充(グルメ・ワイン)



                                      28
2-4. ナース関連事業の成長性の促進
1.今期業績予想と22/3期の経営計画
                                            単位:億円
                   21/3期(今期予算)     22/3期(第四次経営計画)
                   売上      営業利益      売上     営業利益
ナースリー
(看護師向け通販業界№2)       54.0     6.5     45.0     6.2
アンファミエ
(看護師向け通販業界№1)       77.0     9.5     67.4     6.6
ナースキャリアネクスト
(看護師の人材紹介事業)         3.0    -0.5     10.7     2.9
JOB STUDIO
(シンガポールでの人材紹介事業)     6.2     0.6
         計         140.2    16.1 123.1       15.7
・今期は新規開拓が進み、第4次経営計画は売上・利益ともに
 前倒し達成の見込
・顧客のリピート性は高く、来期以降も継続する見込
                                                    29
 2-4. ナース関連事業の成長性の促進

 販売数上位はオリジナル商品が独占。SPA生産により品質と価格を
 両立することで高リピートを実現
ナースリー年間販売数1~3位商品



    カラーバリエーションが人気    低価格で脱ぎ履きしやすい      低価格なのに着心地が抜群




     NEWショート丈エプロン   定番2Wayデイリーシューズ        ナースリースクラブ

                                                         30
2-4. 成長性実現のポイント
1.カタログイメージの向上
 ⑴アンファミエらしさの追求
 ①高品質・品の良さのブラッシュアップによる「らしさ」の追求
 ⑵ナースリーらしさの追求
 ①高品質・庶民性のブラッシュアップによる「らしさ」の追求
2.新しいマーケットに挑戦
 ⑴介護向け商品にチャレンジ
3.店舗販売の拡充
 ⑴ナースリー系店舗 台北にオープン
4.キャリア事業部の定着
 ⑴スタートから3年目に入りノウハウの習得
 ⑵自社リスト活用による優位性を活かした展開
5.業界No.1を活かした優位な展開               31
 2-5. データベース活用事業
 1.今期業績予想と22/3期の経営計画
                                               単位:億円
                      21/3期(今期予算)     22/3期(第四次経営計画)
                      売上      営業利益      売上     営業利益
  ファイナンス
  (会員向け消費者金融事業)        45.6    22.4     56.8    26.3
  BD
  (封入・同送同梱事業)          25.6    19.0     27.5    23.5
  BBS事業
  (コールセンター・物流の受託事業)    57.0     6.8  44.0        5.0
           計          128.2    48.2 128.3       54.8

ファイナンス     :ネットでの成長を試行し徐々に成果が出てきている
ベルーナダイレクト :通販顧客の増加に応じた成長を確保
BBS事業      :自社インフラを活用した通販代行サービス。通販ニーズを取り込み成長


                                                       32
2-5. データベース活用事業



  BBS事業
  (コールセンター、物流センターの受託事業)
  リピート通販である健康食品や美容系通販を中心に展開


    顧客の年間成長率                顧客継続率
          20%
                      ×        70%


・コールセンターは通販事業に特化して展開することで高い応答率や、顧客リテンションを実現
・物流センターも当社グループのスケールメリットを活かしたサービスを提供
・顧客の成長ステージに合わせたパッケージの柔軟な変更を提案できるノウハウとコンサルティング力
                                                 33
2-5. 成長性のポイント
1.データベース活用をはかり成長性に貢献(ファイナンス)
2.時流の変化(ネット社会の浸透)に対応
 ⑴ネット社会に対応した管理体制の構築(ファイナンス)
3.総合通販成長に伴い豊かな土壌に(BD)
4.通販業界マーケットの拡大に乗り積極的営業展開(BBS)




                                34
2-6. 呉服関連事業の成長性の促進
1.今期業績予想と22/3期の経営計画                           単位:億円
                     21/3期(今期予算)     22/3期(第四次経営計画)
                     売上      営業利益      売上     営業利益
BANKAN・わものや
(2007年当社創業の和装販売事業)    82.0    -3.5    128.0    11.4
さが美
(2018年取得。中価格帯の和装販売
事業)                   84.3    -8.1    118.0     5.0
東京ますいわ屋
(さが美と同時取得。高価格帯の和装
販売事業)                 40.0    -3.0     52.6     3.0
マイム
(大学生の卒業式袴レンタル)        27.5   2.8  37.6          3.4
        計            233.8 -11.9 336.2         22.7
・今期は新型コロナ感染拡大の影響もあり、大幅赤字
・今期はさが美のBANKAN化を進めるべく土壌づくりを推進
・組織体制の刷新、人員の再教育を進めビジネスモデルのチェンジを進めている
                                                      35
 2-6. 呉服関連事業の成長性の促進
  BANKANオリジナル着物「無地小紋」シリーズが年間販売数5,000反突破




・着物を着ている層ではなく、潜在的に着たい層にアプローチするエントリー商品
・着る機会を定期的に提供する「着物を着る会」を店舗ごとに定期開催          36
2-6. 成長性のポイント
1.サンセットインダストリーからサンライズインダストリーへ転換に挑戦
 ⑴成長性にチャレンジ
 ⑵収益性にチャレンジ

2.ビジネスモデルを収益性の良いバンカンモデルに統一する
 ⑴古いビジネスモデルを完全転換
 ⑵着物を持たない若い女性を啓蒙活動を通じて顧客育成

3.ベルーナ系呉服事業のブランド名を統一(2022年5月予定)
4.着物文化の振興に貢献




                                     37
2-7. プロパティ事業
1.今期業績予想と22/3期の経営計画
                                            単位:億円
                    21/3期(今期予算)    22/3期(第四次経営計画)
                    売上     営業利益      売上     営業利益
インカムゲイン
所有不動産(オフィス、店舗、太陽光
等)の賃貸収入             30.6    13.6     25.4    13.0
キャピタルゲイン
不動産の開発、販売事業         25.0     3.5     45.0     4.0
ホテル事業
国内4ホテル、海外3ホテルを運営    39.1   -13.9 102.9       14.1
その他                  0.0    -0.5   7.7        0.2
          計         94.7     2.7 181.0       31.3

・ホテル事業は今期、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり上半期中心に大幅赤字となった
・国内ホテル事業については下半期は、8月から本格的に始まったGOTOトラベルの影響もあり、
リゾートホテル中心に月次が前年を上回って進捗している
                                                    38
2-7. プロパティ事業(国内ホテル事業)
        「ルグラン南軽井沢ホテル&リゾート」

               2年連続受賞!「Reluxランキング2020年 上半期編」甲信越エリア第2
               位!

                「じゃらんアワード 2019 泊まって良かった宿大賞 夕食部門」関東甲信越エリア第1
                位

               じゃらんアワード2019 泊まって良かった宿大賞 接客・サービス部門」関東甲
               信越エリア第3位!
               2年連続受賞!「じゃらんnetランキング2019 泊まって良かった宿大賞」長野
               県第1位!

        「裏磐梯レイクリゾート」

               「じゃらんアワード 2019 泊まって良かった宿大賞 」総合1位


               じゃらんアワード2019 泊まって良かった宿大賞 接客・サービス部門2位




地域の有力ホテルとなり、自社運営のホテルでアワードを多数受賞                               39
2-8. 第四次経営計画(業績の推移)
                                       単位:億円
                  21/3期(今期予算)   22/3期(第四次経営計画)
                     売上 営業利益        売上 営業利益
総合通販事業             898.4  37.0   988.4  56.4
化粧品・健康食品事業         178.8  18.8   198.9  21.2
グルメ事業(ワイン・酒含む)     229.0  18.0   225.0  14.3
ナース関連事業            134.0  15.5   123.1  15.7
データベース関連事業         134.4  48.7   128.3  54.8
呉服関連事業             233.8 -11.9   336.2  22.7
プロパティ事業             94.7    2.7  181.0  31.3
その他事業+調整            66.9   -3.8   19.1 -16.4
      計          1,970.0 125.0 2,200.0 200.0

売上高3000億円 営業利益300億円を通過点としてさらな
る拡大を図る                                           40
2-9. M&Aの実績(業績改善)
M&A企業については単体の業績を着実に改善させてきた。
                                                単位:百万円

                   取得時PL                20/3期実績
                  売上 営業利益              売上    営業利益
     フレンドリー
   (2001年12月取得)   28,048   -5,608       3,006      88
      ナースリー
    (2007年3月取得)      418      -56       3,988      377
     アンファミエ
   (2013年8月取得)     5,814     569        6,464      465
  裏磐梯レイクリゾート
   (2015年1月取得)     1,462      -60       2,207      51
       丸長
   (2015年6月取得)     4,503     115        5,137      200
      マイム※
   (2016年5月取得)     1,899      15        2,278      201
        ミン
   (2016年7月取得)     1,239      27        1,488      42
        計         43,383   -4,998      24,568    1,424

 ※マイムは20/3期はコロナの影響を大きく受けたため、直近実績は19年3期にて表記               41
 2-9. M&Aの実績(取得実績)
 M&Aは成長に着実な貢献                                                                                     アイシーネット
                                                                                                 (インポートブランド
                                                                                                  輸入販売)

ベルーナの売上高とM&Aの軌跡
                                              アンファミエ                          マイム   さが美グループHD
                                             (看護師通販)                        (衣装レンタル) (呉服専門店)
 2,000
                                           ベストサンクス                      ミン、ジュラン、Rin
                          ナースリー         (ベビー事業・ギフト事業)                  (女性カジュアルウェア)
                        (看護師衣料製造)                                丸長
 1,750                                                       (輸入商品販売・
          フレンドリー                                             インターネット通販)
         (通販会社)


 1,500




 1,250




 1,000




  750
         01   02   03    04   05   06   07    08   09   10   11   12   13    14   15   16   17    18   19

                                                                                                            42
2-9. M&Aの実績 ②現状の課題
1.さが美ホールディングス
 ⑴さが美ホールディングスグループは業績の長期低落傾向
  ①呉服業界全体の長期低落傾向
  ②名門であるにも関わらず商品力が弱い
  ③全体的に受け身体質で覇気がない

2.業績改善策
 ⑴バンカン方式の導入
  ①新規顧客の開拓・既存客の活性化に取り組む
  ②社員の受け身体質から積極体質に変換
  ③商品力の強化

3.現在M&Aをしてから3年目
 ⑴急速に業績の改善に取り組む
  ①来期は黒字体質に変換
 ⑵早急に優良企業にするべく取り組む

                              43
2-10. 業績達成に向けて

業績達成の目標
・第四次経営計画の営業利益目標200億円を達成するとともに
第五次経営計画達成に向けて豊かな土壌づくりに努めます


・お客様の満足度向上、従業員満足度、会社満足度、株主様の満足
度と各ステークホルダーの満足度向上と社会貢献を達成すべく取り組み
ます




                                   44
2-11. 株主還元

 16円の配当予定。今期、配当金額は維持継続
<年間配当>
                      18/3期        19/3期         20/3期          21/3期予
     EPS(円)             99.41       106.39          60.62            53.77
     配当(円)                12.5           15.0          16.0           16.0
<株主優待>
[内容]
                                 100株以上         500株以上        1,000株以上
 総合通販事業の優待券
 またはベルーナネットで使用できる優待クーポン          1,000円分        3,000円分       5,000円分
 またはグルメ・ワイン商品詰め合わせ

 裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券                    1枚            2枚            4枚

 ルグラン旧軽井沢宿泊優待券                      1枚            1枚            1枚

[対象]
  3月末・9月末時点で、当社株式100株以上を保有している株主様(年2回)
  ※ルグラン旧軽井沢の宿泊優待券は、年1回(12月上旬発行分)のみの贈呈となります。
                                                                             45
≪総括≫



今年度は第四次経営計画の
2年目。今期を上振れ着地さ
せ、来期の経営計画の達成を
目指す
                46
3. 参考資料




          47
会社概要


 社名       株式会社ベルーナ (証券コード:9997)
 本社所在地    埼玉県上尾市

 代表者      代表取締役社長 安野 清
 設立       1977年6月(創業1968年9月)
 事業内容     データベースを核とした通信販売総合商社
 資本金      106.1億円(20/3末)
 連結売上高    1,799.5億円(20/3期)
 連結経常利益   103.6億円(20/3期)
 連結正社員数   3,297名(20/3末時点)
 上場市場     東京証券取引所市場第一部

                                  48
【総合通販】登録会員の特徴
登録会員の特徴(2020年3月末時点)

<性別>                                             <人口ピラミッドとの比較(女性のみ)>                                            単位:千人
                                                 80歳以上
                   不明
                   1.9%                           75~79
                            男性
                           18.5%
                                                  70~74
                                                                                                 全65~69歳女性
                                                  65~69
                                                                                                   の34.3%
                                                  60~64

                    女性                            55~59
                   79.6%                          50~54

                                                  45~49

                                                  40~44
<地域>         九州・沖縄                 北海道・東          35~39
              12%                    北
        四国                                        30~34
                                    14%
        3%
                                                  25~29
       中国
                                                  20~24
       7%
                                                  15~19
                                                                                                  人口
                                                  10~14
       近畿
       15%                                 関東      5~9
                                           30%
                                                  0~4歳
                                                                             ベルーナ登録会員
                                                          0   1000   2000   3000   4000   5000   6000   7000   8000
地域別の人口構成比
                                                                                           ※総務省統計局データを元にベルーナにて作成
             東海            信越・北陸
             10%            9%
                                                                                                                        49
沿革
 1977年   6月    埼玉県大宮市奈良町37番12号に㈱友華堂を設立
 1983年   3月    衣料品の通信販売を開始
 1987年   12月   金融サービス事業を開始

 1990年   4月    商号を㈱ベルーナに変更
 1992年   10月   北海道産地直送生鮮食品の通信販売を開始
 1994年   1月    埼玉県上尾市に領家丸山流通システムセンターを新築・稼働
         7月    医薬品及び健康食品の販売を目的に㈱東洋漢方研究所を設立(現・㈱リフレ)
 1998年   5月    埼玉県上尾市宮本町4番2号に本社を移転

 2000年   3月    東京証券取引所市場第一部に株式を上場
               化粧品事業等の展開を目的に㈱オージオを設立
         8月    栃木県に宇都宮流通システムセンターを新築
 2006年   11月   呉服店舗を展開する㈱BANKAN及び㈱わものやを設立
 2007年   3月    看護師向け事業の展開を目的に㈱ナースリーの全株式を取得

 2013年   8月    看護師向け通販を展開する㈱アンファミエの全株式を取得
 2014年   1月    ベビー・ギフト通販を展開する㈱ベストサンクスの全株式を取得
         8月    埼玉県吉見町に吉見ロジスティクスセンターを新築・稼働
 2015年   6月    輸入雑貨・食品の通販・卸を展開する丸長㈱の全株式を取得
 2016年   5月    衣裳レンタル業を展開する㈱マイムの全株式を取得
         7月    アパレル通販(ネット専業)を展開する㈱ミンの全株式を取得
 2018年   1月    EC取り組み強化、事業領域の拡大のため東京都渋谷区に渋谷オフィスを開設
         6月    和装事業を展開するさが美グループホールディングス㈱の株式を取得し、連結子会社化
 2019年   9月    インポートブランド品のEC事業を展開する㈱アイシーネットの全株式を取得、連結子会社化
 2020年   1月    シンガポールにて医療機関向けに医療人材の紹介・派遣事業を展開する
               JOBSTUDIO PTE.LTD.の全株式を取得、連結子会社化
                                                            50
補足


<本資料に関する注意事項>

  本資料は、2021年3月期第2四半期決算業績に関する情報の提供を目的としたものであり、
  当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本資料
  は2020年11月20日現在のデータに基づいて作成されております。本資料に記載された意見
  や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性を保証し又は
  約束するものではなく、また今後、予告なしに変更されることがあります。




<IRに関するお問い合わせ先>

  株式会社ベルーナ 経営企画室 IR担当
  〒362-8688 埼玉県上尾市宮本町4-2
  TEL    :048-771-7753               FAX:048-775-6063
  E-mail :ir-belluna@belluna.co.jp



                                                        51