9987 スズケン 2021-11-11 15:00:00
業績予想と実績との差異および希望退職者の募集結果等、投資有価証券売却に伴う特別利益および特別損失の計上ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年 11 月 11 日
各 位
会社名 株式会社スズケン
代表者名 代表取締役社長 宮田 浩美
(コード番号 9987 東証 名証第1部、
・ 札証)
問合せ先 代表取締役副社長
コーポレート本部長 浅野 茂
(TEL.052-961-2331)
2022 年 3 月期第 2 四半期累計期間連結業績予想と実績との差異および
希望退職者の募集結果等、投資有価証券売却に伴う特別利益および特別損失の計上
ならびに 2022 年 3 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社が 2021 年 8 月 6 日に公表しました業績予想につきまして、2022 年 3 月期第 2 四半期累計期間の
実績との間に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、2021 年 8 月 25 日「構造改革に伴う希望退職者募集等に関するお知らせ」にて公表した希望退職
者募集等の結果ならびに当社が保有する投資有価証券の一部を売却することに伴い、2022 年 3 月期第 3
四半期連結会計期間において特別利益ならびに特別損失を計上する見込みのため、本日(2021 年 11 月
11 日)開催の取締役会において、2022 年 3 月期通期連結業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお
知らせいたします。
記
Ⅰ. 2022 年 3 月期第 2 四半期累計期間 連結業績予想と実績との差異について
(1)2022 年 3 月期第 2 四半期累計期間 連結業績予想値と実績値との差異
(2021 年4月1日~2021 年 9 月 30 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
1,022,400 △1,300 2,800 3,900 44.07
実績値(B)
1,097,571 3,874 8,806 9,178 103.75
増減額(B-A)
75,171 5,174 6,006 5,278
増減率(%)
7.4 ― 214.5 135.3
【ご参考】前期第 2 四半期実績
(2021 年 3 月期第 2 四半期) 1,042,302 1,777 6,071 4,379 49.10
(2)差異の理由
当第 2 四半期累計期間の売上高については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機関の受診
抑制の影響は依然として残るものの、抗悪性腫瘍剤の市場拡大やスペシャリティ医薬品等の新薬が
寄与したことにより前回発表予想を上回ることとなりました。
営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、医薬品卸売事業においてお得意さま
との価格交渉が厳しさを増したものの、増収効果ならびに販管費の抑制に継続して取り組んだこと、
医薬品製造事業において販管費の一部未消化が発生したことなどにより、それぞれ前回発表予想を上
回ることとなりました。
Ⅱ. 希望退職者の募集結果等、投資有価証券売却に伴う特別利益および特別損失の計上ならびに
2022 年 3 月期通期連結業績予想の修正について
1.希望退職者等の募集結果
(1)-1.希望退職者募集の概要
①募集会社 当社および当社連結対象子会社3社
(株式会社サンキ、株式会社アスティス、株式会社翔薬)
②募集対象者 当社:原則として、2021年12月31日時点の満年齢が45~59歳の正社員
※連結対象子会社3社は、各社の規定による
③退職日 2021年12月31日
④優遇措置 各社所定の退職金規程に基づく支給に加えて、
特別一時金を加算して支給するとともに、希望者には再就職支援を行います
(1)-2.希望退職者募集の結果
①応募者数 511名 ※募集会社合計
(2)-1.株式会社スズケンビジネスアソシエ(SBA)への転籍の概要
①対象者 当社グループからSBAへの出向者および今後の出向予定者のうち、
SBAに転籍を希望する者
②転籍日 2022年1月1日
③転籍一時金等 個別同意に基づき、転籍一時金の支払いなどの措置を実施
(2)-2.転籍者募集の結果
①転籍希望者数 90名
参考:SBAの概要
1.商号 株式会社 スズケンビジネスアソシエ
2.本店所在地 愛知県名古屋市東区東片端町8番地(スズケン本社2階)
3.主な事業目的 スズケングループにおける人事・総務・経理・情報システム関連業務の受託
4.会社設立日 2021年3月1日
5.株式保有割合 スズケン70%、サンキ10%、アスティス10%、翔薬10%
(3)今後の見通し
上記に伴い発生する特別退職金等として、2022 年 3 月期第 3 四半期決算において、46 億 69 百万円
を特別損失として計上する見込みです。
2.投資有価証券売却に伴う特別利益の計上について
(1)投資有価証券売却の理由
コーポレートガバナンス・コードに基づき、
政策保有株式の見直しを通じた資本効率の向上を図るため
(2)投資有価証券売却の内容
①売却する投資有価証券 当社保有 投資有価証券1銘柄
②売却時期 2021年11月30日(予定)
③投資有価証券売却益 27億31百万円 (予定)
(3)今後の見通し
2022 年 3 月期第 3 四半期決算において、上記投資有価証券売却益を計上する見込みです。
3.通期連結業績予想の修正について
(1)2022 年 3 月期通期 連結業績予想の修正(2021 年4月1日~2022 年 3 月 31 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 2,060,600 3,500 11,700 9,300 105.30
今回修正予想(B)
2,151,300 6,900 16,000 12,000 136.05
増減額(B-A)
90,700 3,400 4,300 2,700
増減率(%)
4.4 97.1 36.8 29.0
【ご参考】前期実績
(2021 年 3 月期 通期) 2,128,218 9,156 18,272 7,895 88.52
(2)修正の理由
売上高は、第 2 四半期連結累計期間までの実績等を踏まえ、前回発表予想を上回る見込みです。
営業利益、経常利益は、第 2 四半期連結累計期間までの実績等に加えて、2022 年 3 月期第 4 四半期
において、
前記1.
に伴う販売費及び一般管理費の削減の影響として 8 億円程度を見込んでいること、
一方、医薬品製造事業において販管費の上期未消化分の発生を見込んでいることなどにより、前回発
表予想を上回る見込みです。
親会社株主に帰属する当期純利益は、第 2 四半期連結累計期間までの実績等に加えて、2022 年 3 月
期第 3 四半期連結会計期間において、前記2.に伴う特別利益として 27 億 31 百万円、前記1.によ
る特別一時金の支給等に伴う特別損失として 46 億 69 百万円を計上する予定であることから、前回発
表予想を上回る見込みです。
※ 上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
以 上