9987 スズケン 2020-11-05 15:00:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月5日
上場会社名 株式会社スズケン 上場取引所 東名札
コード番号 9987 URL https://www.suzuken.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 宮田 浩美
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員経営管理部長 (氏名) 野原 正伸 TEL 052- 961- 2331
四半期報告書提出予定日 2020年11月10日 配当支払開始予定日 2020年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (Webによる動画配信)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 1,042,302 △6.5 1,777 △88.1 6,071 △69.0 4,379 △66.8
2020年3月期第2四半期 1,114,261 8.0 14,995 61.6 19,554 42.0 13,198 43.1
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 10,384百万円 (6.9%) 2020年3月期第2四半期 9,715百万円 (△56.1%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 49.10 ―
2020年3月期第2四半期 144.60 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 1,098,003 419,633 38.1
2020年3月期 1,112,507 412,708 37.0
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 418,724百万円 2020年3月期 411,838百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 32.00 ― 40.00 72.00
2021年3月期 ― 36.00
2021年3月期(予想) ― 36.00 72.00
(注)1 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2 2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当36円00銭 記念配当4円00銭
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,122,000 △4.1 4,000 △87.7 12,300 △70.3 7,500 △73.4 84.09
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正につきましては、本日(2020年11月5日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 103,344,083 株 2020年3月期 103,344,083 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 14,140,233 株 2020年3月期 14,169,231 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 89,186,096 株 2020年3月期2Q 91,279,346 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………12
(四半期連結貸借対照表関係) ………………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………12
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………12
ー1-
㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言は解除され、
段階的な経済活動の再開が進められておりますが、感染拡大の終息が見通せない情勢から、景気の先行きについて
は依然として予断を許さない状況が続いております。
当社グループにおける新型コロナウイルス感染症対応については、お得意さまや当社グループ社員の健康に配慮
したうえで医薬品等の安定供給を継続していくために、当社営業担当者の活動を原則自粛し、医療機関への医薬品
等の安定供給に専念する輪番制(※1)を導入いたしました。加えて、不測の事態に備え、東邦ホールディングス
㈱、㈱八神製作所と共同配送や納品代行など安定供給に向けた協業について合意いたしました。
緊急事態宣言の解除に伴い、営業活動の自粛、輪番制は解除しておりますが、引続き感染予防対策に万全を期す
など、医薬品等の安定供給ができる体制の構築を進めております。
そのようななか、当社グループは、2023年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期成長戦略「May I“health” you?
5.0」を策定し、健康創造領域で社会に貢献する企業として、より一層、既存事業を進化させていくと同時に、日本
が目指す新たなデジタル社会である「Society 5.0」において、社会の課題を解決できる新たな事業展開を目指し、
更なる企業価値向上に取組んでおります。
当第2四半期連結累計期間においては、希少疾病薬や再生医療等製品を含むスペシャリティ医薬品の流通モデル
構築、およびMS(※2)の活動による新たな収益モデル構築に向け、多様な企業との協業を進め、「取引」から
「取組」によるフィー獲得モデルへの転換を進めております。
具体的には、医療流通プラットフォームの構築に向けて、スペシャリティ医薬品トレーサビリティシステムであ
る「キュービックス」を全国の地域中核病院などへ導入し、医薬品の流通品質向上に取組んでおります。加えて、
再生医療等製品の流通において、当社グループの持つ機能や医療流通プラットフォームを評価いただき、ノバルテ
ィスファーマ㈱の脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する遺伝子治療用製品「ゾルゲンスマ®点滴静注」(※3)の日本国
内における流通を受託いたしました。
さらに、スズケングループが業界に先駆けて事業展開したメーカー物流およびスペシャリティ医薬品流通の実績
と国内新規参入メーカーの受託実績、そして、グループ各社の物流サービスと機能を評価いただいたことにより、
シンバイオ製薬㈱の抗悪性腫瘍剤「トレアキシン®」(※4)の日本国内におけるメーカー物流および医薬品流通を
受託いたしました。
また、新たに医療情報プラットフォームの構築に向け、本年4月にUbie ㈱と資本業務提携を行うとともに、Ubie
㈱が開発した新型コロナウイルス感染症に対応した医療機関向け問診サービス「AI 問診Ubie」(※5)の共同展開
を実施しております。本年5月にはサスメド㈱と資本業務提携を行い、データ改ざんやなりすまし防止といったブ
ロックチェーン技術やAI自動分析システムなど同社のデジタル医療基盤を活用し、スズケングループが展開する治
験薬物流やキュービックスCT(治験版キュービックス)の相互連携による新たな治験関連ビジネスの開発・展開を
推進しております。
今後、既に提携している企業とともに、革新的なサービスや情報ビジネスを推進し、製薬企業や医療機関、保険
薬局、患者さまへの新たな価値の提供を目指してまいります。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う受診抑制の影響により
売上高伸長が抑制されたこと、コロナ禍におけるお得意さまの経営状況が厳しさを増すなか、医薬品卸売事業にお
いてお得意さまからの価格引下げ要求が厳しさを増したこと、さらに、卸間の競争が激化したことなどにより、売
上高は1兆423億2百万円(前年同期比6.5%減)、営業利益は17億77百万円(前年同期比88.1%減)、経常利益は
60億71百万円(前年同期比69.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は43億79百万円(前年同期比66.8%
減)となりました。
※1 輪番制
:不測の事態に備えて、当社支店の人員規模やエリア事情を鑑み、職種に関係なく社員を複数グループに分
けてシフトを組み、出勤と自宅待機の輪番により、支店ならびに物流センターのバックアップ体制を構築
いたします。
※2 MS(Marketing Specialist)
:医薬品卸売業の営業担当者のこと。
医療機関・保険薬局等を訪問し、医薬品の紹介、商談、情報の提供や収集を行います。
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
※3 「ゾルゲンスマ®点滴静注」
:ゾルゲンスマは、脊髄性筋萎縮症(SMA)の原因遺伝子であるヒト運動神経細胞生存(Survival Motor
Neuron: SMN)タンパク質をコードする遺伝子を組み込んだ、野生型アデノ随伴ウイルス9型(AAV9)を
利用した遺伝子治療用ベクター製品です。本年3月19日に、「SMA(臨床所見は発現していないが、遺伝
子検査によりSMAの発症が予測されるものも含む)ただし、抗AAV9抗体が陰性の患者に限る」を適応とし
て、厚生労働省より製造販売承認を取得しています。
※4 「トレアキシン®」
:殺細胞性の抗腫瘍薬であり、1970年代からドイツで使用が開始され、現在50カ国以上で低悪性度非ホジキ
ンリンパ腫(低悪性度NHL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、慢性リンパ性白血病(CLL)などを適応と
して使用されています。
シンバイオ製薬㈱は、日本において2010年10月に再発・難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
(低悪性度NHL)及びマントル細胞リンパ腫(MCL)を適応症として製造販売承認を取得した後、2016年8
月に慢性リンパ性白血病(CLL)に対する効能追加の承認、2016年9月に「トレアキシン点滴静注用25
㎎」の国内医薬品製造販売の承認、さらには2016年12月に未治療の低悪性度NHL 及びMCLに対する効能追
加の承認を取得しています。
また、2017年8月に悪性リンパ腫の領域で最大の患者数をもつ再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リン
パ腫(DLBCL)を適応症とした第Ⅲ相臨床試験を開始し、2019年11月に試験成績の主要評価項目である奏
効率において期待奏効率を上回る良好な結果が得られたことを発表、2020年5月に承認申請を行っていま
す。
※5 「AI 問診Ubie」
:従来の医療機関が使用してきた紙の問診票のかわりにタブレットを活用した医療機関向け問診サービスで
す。約5万件の医学論文から抽出されたデータに基づき、約3,500種類の質問データからAIが最適な項目
を抽出し、タブレットで20個前後の質問を表示します。1,000近い病名から関連性のある複数の病名を病
名辞典より表示します。患者さまの入力データは即時に電子カルテに送信され、電子カルテに記載を行う
事務作業が大幅に削減されることから業務の効率化や医師の働き方改革にも繋がり、より患者さまに向き
合い、診療に集中できるようになります。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(単位:百万円未満切捨て)
2020年3月期 2021年3月期
セグメントの名称 増減率(%)
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
売 上 高 1,070,915 999,740 △6.6
医薬品卸売事業
営業利益 又は
12,476 △179 ―
営業損失(△)
売 上 高 22,716 21,578 △5.0
医薬品製造事業
営 業 利 益 973 914 △6.0
売 上 高 48,013 44,484 △7.4
保険薬局事業
営業利益 又は
629 △45 ―
営業損失(△)
売 上 高 47,573 67,252 41.4
医療関連サービス等事業
営 業 利 益 722 989 36.8
(注)セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高を含んでおります。
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
(医薬品卸売事業)
医療用医薬品市場は、抗悪性腫瘍剤の市場拡大やスペシャリティ医薬品等の新薬が寄与したものの、薬価改定お
よび後発医薬品使用促進、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う受診抑制の影響などによりマイナス成長であった
ものと推測しております。
そのようななか、売上高は、スペシャリティ医薬品をはじめとする新薬の販売増加があったものの、市場縮小の
影響などにより減収となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費の抑制に努めたものの、減収の影響およびコロナ禍におけるお得意さまの経
営状況が厳しさを増すなか、お得意さまからの価格引下げ要求が厳しさを増したこと、さらに、卸間の競争が激化
したことなどにより営業損失となりました。
これらの結果、売上高は9,997億40百万円(前年同期比6.6%減)、営業損失は1億79百万円(前年同期は124億76
百万円の営業利益)となりました。
(医薬品製造事業)
売上高は、2型糖尿病治療剤「メトアナ配合錠」の早期売上最大化に向け取組むとともに、DPP-4阻害剤
「スイニー錠」や高尿酸血症・痛風治療剤「ウリアデック錠」などを中心にWebを活用した販売促進に努めたもの
の、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う受診抑制の影響、および糖尿病食後過血糖改善剤「セイブル錠」の特許
切れに伴う後発医薬品の影響などにより減収となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費の抑制に努めたものの、減収の影響などにより減益となりました。
これらの結果、売上高は215億78百万円(前年同期比5.0%減)、営業利益は9億14百万円(前年同期比6.0%減)
となりました。
なお、2020年8月25日、開発コードSK-1403について、血液透析下における二次性副甲状腺機能亢進症の治療薬と
して、厚生労働省に製造販売承認申請いたしました。
(保険薬局事業)
売上高は、調剤報酬改定や薬価改定の影響および新型コロナウイルス感染症拡大に伴う受診抑制による処方箋受
付枚数の減少などにより減収となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費の抑制に努めたものの、減収の影響などにより営業損失となりました。
これらの結果、売上高は444億84百万円(前年同期比7.4%減)、営業損失は45百万円(前年同期は6億29百万円
の営業利益)となりました。
(医療関連サービス等事業)
売上高は、主に、メーカー支援サービス事業(医薬品メーカー物流受託・希少疾病薬流通受託)の受託が増加し
たことなどにより増収となりました。
営業利益は、メーカー支援サービス事業における増収効果や介護事業の利用者増加などにより増益となりまし
た。
これらの結果、売上高は672億52百万円(前年同期比41.4%増)、営業利益は9億89百万円(前年同期比36.8%
増)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ145億3百万円減少し1兆980億3百
万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。
流動資産は前連結会計年度末に比べ230億27百万円減少いたしました。これは主に、有価証券が102億96百万円増
加したものの、現金及び預金が171億30百万円、受取手形及び売掛金が180億38百万円減少したことによるものであ
ります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ85億24百万円増加いたしました。これは主に、投資その他の資産が104億29百
万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ214億29百万円減少し6,783億69百万
円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が118億56百万円、未払法人税等が64億38百万円減少したことに
よるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ69億25百万円増加し4,196億33百万
円となりました。これは主に、剰余金の配当の支払が35億66百万円あったものの、その他有価証券評価差額金の増
加が60億20百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益を43億79百万円計上したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響など不確定要素が多いことから、
適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため、「未定」としておりました。現時点におきましても新型コロナウ
イルス感染症の収束時期は依然として不透明な状況が続いておりますが、2021年3月期第2四半期連結累計期間の
実績が確定し、経済活動も徐々に持ち直しの動きがみられることから、現時点で入手可能な情報等に基づき算定し
た連結業績予想を公表いたします。
※ 上記の業績予想は発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は
今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 167,521 150,391
受取手形及び売掛金 486,991 468,952
有価証券 44,108 54,405
商品及び製品 134,166 134,801
仕掛品 2,298 2,233
原材料及び貯蔵品 3,262 3,989
その他 25,087 25,327
貸倒引当金 △1,228 △921
流動資産合計 862,208 839,180
固定資産
有形固定資産 116,940 115,961
無形固定資産
のれん 421 370
その他 10,659 9,783
無形固定資産合計 11,081 10,154
投資その他の資産
投資有価証券 89,014 99,470
その他 34,194 34,134
貸倒引当金 △932 △898
投資その他の資産合計 122,276 132,706
固定資産合計 250,298 258,822
資産合計 1,112,507 1,098,003
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 644,161 632,305
未払法人税等 8,517 2,078
返品調整引当金 487 362
賞与引当金 7,756 6,344
その他 13,201 9,571
流動負債合計 674,124 650,663
固定負債
役員退職慰労引当金 246 244
退職給付に係る負債 3,165 3,122
その他 22,262 24,339
固定負債合計 25,674 27,706
負債合計 699,798 678,369
純資産の部
株主資本
資本金 13,546 13,546
資本剰余金 39,131 39,124
利益剰余金 386,233 387,046
自己株式 △57,315 △57,199
株主資本合計 381,596 382,517
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 35,744 41,764
土地再評価差額金 △5,821 △5,821
為替換算調整勘定 0 △118
退職給付に係る調整累計額 318 381
その他の包括利益累計額合計 30,242 36,206
非支配株主持分 869 909
純資産合計 412,708 419,633
負債純資産合計 1,112,507 1,098,003
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 1,114,261 1,042,302
売上原価 1,018,590 965,397
売上総利益 95,671 76,905
返品調整引当金戻入額 541 487
返品調整引当金繰入額 507 362
差引売上総利益 95,706 77,029
販売費及び一般管理費 80,711 75,252
営業利益 14,995 1,777
営業外収益
受取利息 119 79
受取配当金 751 849
受入情報収入 2,948 2,781
その他 1,017 897
営業外収益合計 4,836 4,607
営業外費用
支払利息 27 25
不動産賃貸費用 111 111
その他 139 177
営業外費用合計 277 313
経常利益 19,554 6,071
特別利益
固定資産売却益 7 76
関係会社株式売却益 - 162
中途解約違約金 55 -
その他 1 55
特別利益合計 64 295
特別損失
固定資産除売却損 78 49
その他 24 6
特別損失合計 103 56
税金等調整前四半期純利益 19,515 6,310
法人税等 6,283 1,889
四半期純利益 13,231 4,420
非支配株主に帰属する四半期純利益 33 41
親会社株主に帰属する四半期純利益 13,198 4,379
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 13,231 4,420
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,434 6,020
為替換算調整勘定 △1 △7
退職給付に係る調整額 35 62
持分法適用会社に対する持分相当額 △115 △111
その他の包括利益合計 △3,515 5,964
四半期包括利益 9,715 10,384
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,682 10,343
非支配株主に係る四半期包括利益 32 41
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 19,515 6,310
減価償却費 5,231 5,077
貸倒引当金の増減額(△は減少) △100 △340
その他の引当金の増減額(△は減少) 3 △1,538
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △522 △387
受取利息及び受取配当金 △871 △928
支払利息 27 25
固定資産除売却損益(△は益) 71 △27
関係会社株式売却損益(△は益) - △162
売上債権の増減額(△は増加) △18,521 18,038
たな卸資産の増減額(△は増加) 5,649 △1,296
仕入債務の増減額(△は減少) △77,062 △11,856
未払消費税等の増減額(△は減少) 1,184 △3,041
その他 529 △1,449
小計 △64,866 8,423
利息及び配当金の受取額 1,103 1,171
利息の支払額 △27 △25
法人税等の支払額 △10,019 △8,118
法人税等の還付額 172 3
営業活動によるキャッシュ・フロー △73,637 1,455
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △786 △133
定期預金の払戻による収入 786 138
有価証券の取得による支出 △15,000 △22,000
有価証券の売却及び償還による収入 19,900 15,189
有形固定資産の取得による支出 △4,517 △2,066
有形固定資産の売却による収入 23 224
無形固定資産の取得による支出 △1,846 △1,180
投資有価証券の取得による支出 △356 △2,353
投資有価証券の売却及び償還による収入 1 100
関係会社株式の売却による収入 - 162
その他 151 171
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,644 △11,748
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △20 △10
長期借入金の返済による支出 △4 -
リース債務の返済による支出 △283 △252
自己株式の取得による支出 △3 △0
配当金の支払額 △3,832 △3,566
非支配株主への配当金の支払額 △1 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,145 △3,830
現金及び現金同等物に係る換算差額 3 △2
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △79,424 △14,126
現金及び現金同等物の期首残高 217,025 175,215
現金及び現金同等物の四半期末残高 137,601 161,088
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結貸借対照表関係)
偶発債務
当社は、2019年11月27日に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)の入札に関する独占禁止法違反の疑い
があるとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受け、また、2020年10月13日に、同容疑にて東京地方検察庁特
別捜査部および公正取引委員会による捜索を受けました。
本件につきましては、捜査・検査の状況によっては新たな独占禁止法関連損失が発生し、当社の連結業績に影
響を及ぼす可能性がありますが、当局の捜査・検査は継続中であることから、現時点ではその影響額を合理的に
見積もることは困難であります。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
医療関連 合計
医薬品 医薬品 保険薬局
サービス等
卸売事業 製造事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,044,026 7,233 48,003 14,998 1,114,261
セグメント間の内部売上高
26,889 15,482 9 32,575 74,957
又は振替高
計 1,070,915 22,716 48,013 47,573 1,189,219
セグメント利益 12,476 973 629 722 14,801
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 14,801
セグメント間取引消去 193
四半期連結損益計算書の営業利益 14,995
3 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱スズケン (9987) 2021年3月期第2四半期 決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
医療関連 合計
医薬品 医薬品 保険薬局
サービス等
卸売事業 製造事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 974,345 6,749 44,462 16,745 1,042,302
セグメント間の内部売上高
25,395 14,829 21 50,506 90,753
又は振替高
計 999,740 21,578 44,484 67,252 1,133,056
セグメント利益又は損失(△) △179 914 △45 989 1,678
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 1,678
セグメント間取引消去 99
四半期連結損益計算書の営業利益 1,777
3 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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