9984 ソフトバンクグループ 2020-04-30 08:45:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2020 年 4 ⽉ 30 ⽇
各 位
                               本店所在地             東京都港区東新橋⼀丁⽬ 9 番 1 号
                               会社名               ソフトバンクグループ株式会社
                                                 (コード番号 9984         東証第⼀部)
                               代表者               代表取締役会⻑ 兼 社⻑             孫   正義




                   通期業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、本⽇、2020 年 4 ⽉ 13 ⽇に発表した 2020 年 3 ⽉期(2019 年 4 ⽉ 1 ⽇〜2020 年 3 ⽉ 31
⽇、以下「当期」
       )の業績予想を修正しましたので、下記の通りお知らせいたします。


                                     記


1. 当期の連結業績予想数値の修正
                                                                    (単位 百万円)
                                                                       :
                                                                   親会社の所有者に
                         売上⾼             営業利益         税引前利益
                                                                   帰属する純利益
   前回発表予想(A)
                         6,150,000       △1,350,000     250,000          △750,000
   (2020 年 3 ⽉期)
   今回修正予想(B)
                         6,150,000       △1,350,000      20,000          △900,000
   (2020 年 3 ⽉期)

      増減額(B−A)                 ―                 ―     △230,000          △150,000

        増減率                  ―%                ―%       △92.0%                ―%

(参考)
        前期業績
                         9,602,236        2,353,931    1,691,302         1,411,199
   (2019 年 3 ⽉期)
        前期業績
(2019 年 3 ⽉期:スプリント       6,093,548        2,073,636    1,682,672         1,411,199
 ⾮継続事業化後(注 2)    )



2. 修正の理由
 税引前利益の悪化は、主に、The We Company(以下「WeWork」)をはじめとするソフトバン
ク・ビジョン・ファンド※以外の投資先に係る営業外損失(FVTPL の⾦融商品から⽣じる損益、デ
リバティブ関連損益、貸倒引当⾦繰⼊額、持分法投資の減損損失、WeWork に対するローンコミッ
トメント及び⾦融保証契約に係る損失の合計額)が前回の予想発表時より膨らむ⾒込みとなったこ

                                     1
とによるものです。前回の予想発表時には、当該営業外損失を合計約 8,000 億円と⾒込んでいまし
たが、今回の予想では合計 1 兆円超になると⾒込んでいます。このうち、WeWork への投資、ロー
ンコミットメント及び⾦融保証契約に係る損失は約 7,000 億円です。WeWork に対するローンコミ
ットメント及び⾦融保証契約の公正価値評価から⽣じる損失を新たに認識する⾒込みとなったた
め、前回発表時よりも損失⾒込み額が増加しました。親会社の所有者に帰属する純損失の拡⼤は、
税引前利益の悪化に伴うものです。
 なお、当社が従来から掲げている LTV や⼿元流動性に関する財務⽅針に変更はありません。


※ SoftBank Vision Fund L.P.および代替の投資ビークル(傘下の⼦会社を含む)


(注1)上記の予想は、本資料の発表⽇現在において⼊⼿可能な情報及び合理的であると判断する
⼀定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は今後決算を確定していく過程で得られる追
加的な情報や⾒積もりの変更等の様々な要因によって予想値と異なる場合があります。


(注2)Sprint Corporation(以下「スプリント」)と T-Mobile US, Inc.( モバイル」
                                                    「T     )の全ての
対価を株式とする合併による取引(以下「本取引」
                      )について、2020 年 3 ⽉ 31 ⽇時点において、
当社は、完了の可能性が⾮常に⾼いと判断しました。この判断に基づき、当期の当社連結損益計算
書におけるスプリントの純損益は、継続事業と区分して「⾮継続事業からの純損益」として表⽰さ
れ、前期における同社の純損益についても遡及修正が⾏われ、
                           「⾮継続事業からの純損益」として
表⽰される予定です。また、スプリントの資産及び負債は、連結財政状態計算書において、売却⽬
的保有に分類された資産及び負債として表⽰される予定です。なお、2020 年 4 ⽉ 2 ⽇付「当社⼦
会社スプリントの T モバイルとの合併完了のお知らせ」にてお知らせの通り、スプリントと T モ
バイルは 2020 年 4 ⽉ 1 ⽇(⽶国東部時間)に本取引を完了しました。


                                                           以   上




            ********本件に関する報道機関からのお問い合わせ先********
            ソフトバンクグループ株式会社 広報室            03-6889-2300




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