9984 ソフトバンクグループ 2020-04-13 19:00:00
通期業績予想に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年 4 月 13 日
各 位
                             本店所在地             東京都港区東新橋一丁目 9 番 1 号
                             会社名               ソフトバンクグループ株式会社
                                               (コード番号 9984 東証第一部)
                             代表者               代表取締役会長 兼 社長             孫 正義




                     通期業績予想に関するお知らせ


 2020 年 3 月期(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日、以下「当期」
                                                 )の業績予想について、
下記の通りお知らせいたします。本業績予想は、現在の市場環境の悪化を踏まえ、投資家の皆さま
に対し業績見通しに関する情報の提供を速やかに行うことを目的として公表するものです。


                                   記


1. 当期の連結業績予想数値と前期の連結業績の差異
                                                                  (単位 百万円)
                                                                     :
                                                                 親会社の所有者に
                       売上高             営業利益         税引前利益
                                                                  帰属する純利益
     前期業績(A)
                       9,602,236        2,353,931    1,691,302         1,411,199
   (2019 年 3 月期)
     前期業績(B)
(2019 年 3 月期:スプリント     6,093,548        2,073,636    1,682,672         1,411,199
 非継続事業化後(注 2)    )
   当期業績予想(C)
                       6,150,000       △1,350,000      250,000         △750,000
   (2020 年 3 月期)
      増減額(C-A)        △3,452,236       △3,703,931   △1,441,302        △2,161,199

        増減率             △36.0%               ―%       △85.2%                ―%
(参考)
      増減額(C-B)            56,452       △3,423,636   △1,432,672        △2,161,199

        増減率                0.9%              ―%       △85.1%                ―%


2. 前期業績との差異(上記 C-A)の理由
 売上高の差異は、主に、米国子会社である Sprint Corporation(以下「スプリント」)について、
当期の当社連結損益計算書における同社の純損益を、継続事業と区分して「非継続事業からの純損


                                   1
益」として表示することによるものです。詳細は以下(注 2)をご参照ください。
 営業利益の差異は、主に、市場環境の悪化を受け、ソフトバンク・ビジョン・ファンド※におい
て投資の公正価値の減少に伴い当期において約 1.8 兆円の投資損失を計上する見込みであることに
よるものです。
 税引前利益の差異は、主に、上記に加え、当期第 1 四半期にアリババ株式の先渡売買契約にかか
る決済益及び当第 3 四半期にアリババに係る持分変動利益を計上し、さらにアリババに係る当期の
持分法投資利益が前期から増加する見込みである一方、The We Company WeWork)
                                      (        及び WorldVu
Satellites Limited(OneWeb)など、ソフトバンク・ビジョン・ファンド以外の投資について、当
期合計約 8,000 億円の営業外損失(FVTPL の金融商品から生じる損益、デリバティブ関連損益、
貸倒引当金繰入額及び持分法投資の減損損失の合計額)を計上する見込みであることによるもので
す。
 なお、当社が従来から掲げている LTV や手元流動性に関する財務方針に変更はありません。


※ SoftBank Vision Fund L.P.および代替の投資ビークル(傘下の子会社を含む)



(注1)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は今後決算を確定していく過程で得られる追
加的な情報や見積もりの変更等の様々な要因によって予想値と異なる場合があります。


(注2)スプリントと T-Mobile US, Inc.( モバイル」
                            「T    )の全ての対価を株式とする合併による取
引(以下「本取引」
        )について、2020 年 3 月 31 日時点において、当社は、完了の可能性が非常に
高いと判断しました。この判断に基づき、当期の当社連結損益計算書におけるスプリントの純損益
は、継続事業と区分して「非継続事業からの純損益」として表示され、前期における同社の純損益
についても遡及修正が行われ、「非継続事業からの純損益」として表示される予定です。また、ス
プリントの資産及び負債は、連結財政状態計算書において、売却目的保有に分類された資産及び負
債として表示される予定です。このため、本業績予想と当該スプリントの非継続事業化を反映した
前期業績との比較(C-B)を併せて上記の表に記載しています。なお、2020 年 4 月 2 日付「当社
子会社スプリントの T モバイルとの合併完了のお知らせ」にてお知らせの通り、スプリントと T
モバイルは 2020 年 4 月 1 日(米国東部時間)に本取引を完了しました。


                                                             以   上




             ********本件に関する報道機関からのお問い合わせ先********
              ソフトバンクグループ株式会社 広報室              03-6889-2300




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