9984 ソフトバンクグループ 2020-04-02 08:00:00
当社子会社スプリントのTモバイルとの合併完了のお知らせ [pdf]

                                                       2020年4月2日
各    位
                              本店所在地     東京都港区東新橋一丁目9番1号
                              会 社 名     ソフトバンクグループ株式会社
                                        (コード番号9984 東証第一部)
                              代 表   者   代表取締役会長 兼 社長  孫 正義



         (開示事項の経過)当社子会社スプリントのTモバイルとの合併完了のお知らせ


    2018年4月30日付「当社子会社スプリントのTモバイルとの合併(非子会社化)に関するお知らせ」
にてお知らせした、当社米国子会社であるSprint Corporation(以下「スプリント」)とT-Mobile US,
Inc.(以下「Tモバイル」)の全ての対価を株式とする合併による取引(以下「本取引」)が、2020年
4月1日(米国東部時間)、完了しましたので、お知らせいたします。
    本取引の完了に関して、スプリント、Tモバイル、当社とDeutsche Telekom AGを含む本取引に係
る事業統合合意(以下「事業統合合意」)の当事者間において、本取引の完了の条件として事業統合
合意に定められたカリフォルニア州の公益事業委員会(California public utility commission、以下
「CPUC」)の最終的な承認の取得に関する要件が放棄されたため、本取引の完了に必要なすべての
規制当局の承認に係る条件が、2020年4月1日までに充足または放棄されたこととなり、同日付で本取
引が完了しました。なお、CPUCの最終的な承認に関する条件は、2020年3月11日にCPUCが本取引
を承認する旨の決定案を発表したことを受け、当事者間において本取引に関してかかる最終的な承認
の要否についての認否は行わずに放棄されています。本取引の完了に伴い、2020年4月1日から、スプ
リントは当社の子会社ではなくなり、統合後の新会社であるT-Mobile US, Inc.
                                           (以下「新Tモバイル」)
が、株式の約24%(完全希薄化ベース)を当社が保有する持分法適用関連会社となりました。また同
日から、スプリント株式はニューヨーク証券取引所において取引されないこととなり、新Tモバイル
の株式(ティッカーシンボル「TMUS」)がNASDAQ Global Select Marketにおいて取引されていま
す。



当社連結業績への影響
    2020年3月31日時点において、当社は、本取引の完了の可能性が非常に高いと判断しました。
この判断に基づき、2020年3月期当社連結損益計算書におけるスプリントの純損益は、継続事業
と区分して「非継続事業からの純損益」として表示され、前期における同社の純損益についても
遡及修正が行われ、「非継続事業からの純損益」として表示されます。また、スプリントの資産及
び負債は、2020年3月期当社連結財政状態計算書において、売却目的保有に分類された資産及び負債
として表示されます。


                               1
 また当社は、本取引の完了に伴い、2021年3月期第1四半期の連結損益計算書において、取得した新
Tモバイル株式304,606,050株と一定の条件を満たした際に取得する48,751,557株※の2020年4月1日
時点の公正価値合計と、当社におけるスプリントの連結簿価との差額を支配喪失利益として非継続事
業からの純利益に計上する見込みです。金額は分かり次第お知らせいたします。


   ※詳細は2020年2月21日付当社発表資料「当社子会社スプリントのTモバイルとの合併に関する合意内容の変更
   に関するお知らせ」をご参照ください。


                                                      以   上


          ********(本件に関する報道機関からのお問い合わせ先)********
              ソフトバンクグループ株式会社 広報室 03-6889-2300




                            2
将来予想に関する記述

本発表文には、「将来予想に関する記述」が含まれています。かかる記述に過度に依拠することは避けてくださ
い。かかる将来予想に関する記述には、スプリント及びTモバイルの事業ならびにそれらの属する業界一般に関す
る将来の出来事についての、当社の経営陣による現在の期待、推定、考え、仮定及び予想が含まれています。
「期待される・見込まれる(anticipate)」、「期待する(expect)」、「意図する(intend)」、「計画する
(plan)」、「予測する(predict)」、「~と考えている(believe)」、「試みる(seek)」、「推定する
(estimate)」、「かもしれない(may)」、「(今後)する(つもりである)・なる(will)」、「するべき・な
るべき(should)」、「~であろう(would)」、「可能性・見込みがある(potential)」、「引き続き~する
(continue)」、「目標(goal)」、「目指す(target)」といった表現及びこれらの派生表現(またはこれらの
否定形)または将来もしくは将来予想の性質を有するこれらと同様の表現を含む記述が使われることによって、
将来予想に関する記述が特定される場合があります。さらに、将来の出来事または状況に関する予想またはその
他の評価に関して言及する記述及びその基礎となる前提事項は、いずれも将来予想に関する記述です。当社は、
将来予想に関する記述に反映された予想は合理的なものであると信じていますが、それらは既知または未知のリ
スク及び不確定要素を伴い、また、将来の業績を約束するものではなく、実際の結果、業績及び成果は、かかる
将来予想に関する記述において明記または暗示された将来の結果、業績及び成果と大きく異なる可能性がありま
す。当社によるいかなる将来予想に関する記述も、誤りであることが判明する可能性があります。したがって、
いかなる将来予想に関する記述も保証を伴うものではなく、かかる将来予想に関する記述により期待される実際
の結果または発展が実現される保証はなく、仮に実質的に実現された場合でも、それらが当社、スプリント、Tモ
バイルまたはそれらの事業もしくは経営に対して期待された結果や影響をもたらす保証もありません。当社の実
際の結果と、将来予想に関する記述において予想または企図された結果との乖離をもたらし得る要素には、当事
者が適時に本取引を完了させる能力、本取引の実行前提条件(当局の承認の獲得または適時に獲得を行う能力を
含みます。)の充足または放棄、訴訟(米国の特定の州及びコロンビア特別区の司法長官によって提起された反
トラスト法にかかる訴訟を含みます)その他偶発債務が生じるリスク、当事者が経営、製品ライン、技術及び従
業員の統合を成功させ、本取引によるシナジーその他の利益を享受する能力、本取引の公表または完了が各当事
者の顧客、サプライヤーその他の第三者との関係に及ぼす影響、当社の開示資料ならびにスプリント及びTモバイ
ルの米国証券取引委員会への届出書類に記載されるその他のリスク要因を含みますが、これらに限りません。実
際の出来事と予想との乖離をもたらし得る重大な要素に関する上記概観は、網羅的であると解釈されてはなら
ず、本発表文その他に含まれる記述(当社のウェブサイト(group.softbank/ir/financials/ annual_reports)におい
て無料で取得できる同社の最新のアニュアルレポートに記載されたリスク要因、ならびにスプリント及びTモバイ
ルが米国証券取引員会に提出したForm 10-Kにおける最新の年次報告、Form 10-Qにおける直近の四半期報告、
Form 8-Kにおける臨時報告(米国証券取引委員会のウェブサイト(http://www.sec.gov)またはスプリントのウ
ェブサイト(http://investors.sprint.com/Home/default.aspx)もしくはTモバイルのウェブサイト
(http://investor.t-mobile.com)で無料にて取得可能)を含みます。)と併せて読む必要があります。当社は、本
取引の条件が充足されることにつき、何らの保証もしません。また、当社は、いかなる将来予想に関する記述に
ついても、修正または更新を行うことを意図しておらず、その義務も負いません。




                                       3