9984 ソフトバンクグループ 2019-05-08 06:00:00
当社連結決算におけるスプリントに係る減損損失の不認識に関するお知らせ [pdf]

                                                     2019 年 5 ⽉ 8 ⽇
各    位
                          本店所在地       東京都港区東新橋⼀丁⽬ 9 番 1 号
                          会   社   名   ソフトバンクグループ株式会社
                                      (コード番号 9984   東証第⼀部)
                          代   表   者   代表取締役会⻑ 兼 社⻑        孫   正義




      当社連結決算におけるスプリントに係る減損損失の不認識に関するお知らせ


    2019 年 5 ⽉ 7 ⽇(⽶国東部時間) 当社の⽶国⼦会社である Sprint Corporation
                          、                              (以下「ス
プリント」)は、2019 年 3 ⽉ 31 ⽇に終了した 3 カ⽉間(以下「当第 4 四半期」)において
20 億⽶ドル(2,220 億円(注))の減損損失を計上したことを発表しましたが、当社連結決
算では、当第 4 四半期においてスプリントに係る減損損失を認識しませんので、下記のと
おりお知らせいたします。
 なお、当社の 2019 年 3 ⽉期連結決算は、2019 年 5 ⽉ 9 ⽇午後 3 時に公表予定です。
(注) 1 ⽶ドル=111 円で換算

                                  記
1. スプリントにおける減損損失の計上
    スプリント(⽶国会計基準)は、当第 4 四半期において減損テスト(将来計画を⽤いた
DCF、EBITDA マルチプル、M&A 他社事例による評価のブレンドで公正価値を算定)を実
施した結果、同社の⾒積もり公正価値(263 億⽶ドル)
                          (次⾴図の(b))が減損損失計上前の
純資産額(283 億⽶ドル)(次⾴図の(a))を下回ったため、その差額である 20 億⽶ドルを
減損損失として営業費⽤に計上しました。


2. スプリントの減損損失の当社連結決算における取り扱い
    当社連結決算(IFRS)においては、スプリントの回収可能価額 221 億⽶ドル((公正価値
− 処分コスト)x 当社持分 84.4%)
                    (次⾴図の(c))が、当社における第4四半期末の同社
の連結簿価 220 億⽶ドル(次⾴図の(d))を上回ったため、減損損失を認識しません。
    なお、当社におけるスプリントの連結簿価(次⾴図の(d))とスプリントの減損損失計上
前の純資産額(次⾴図の(a))は異なります。主に当社のスプリントに対する持分(84.4%)
の影響に加えて、当社においてはスプリント買収時の為替予約によるヘッジ影響額(約 31
億⽶ドル)がスプリントの連結簿価から減額されていることによるものです。


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<スプリント純資産額と公正価値、ならびにスプリント連結簿価と回収可能価額の⽐較>

     (a)         (b)             (c)                  (d)




                                                            以   上




      ********本件に関する報道関係のお問い合わせ先********
      ソフトバンクグループ株式会社       広報室         03-6889-2300




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