9980 MRK HLD 2020-05-29 15:30:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月29日
上場会社名 MRKホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 9980 URL https://www.mrkholdings.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)岩本 眞二
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経営企画部長 (氏名)中 研悟 TEL 06-7655-5000
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 18,919 2.0 758 98.8 748 174.5 △795 -
2019年3月期 18,540 24.3 381 △57.6 272 △64.6 △1,427 -
(注)包括利益 2020年3月期 △887百万円 (-%) 2019年3月期 △1,511百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △7.85 - △5.8 4.2 4.0
2019年3月期 △14.09 - △9.5 1.4 2.1
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 17,625 13,127 74.5 129.60
2019年3月期 18,431 14,200 77.0 140.19
(参考)自己資本 2020年3月期 13,127百万円 2019年3月期 14,200百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 2,545 △1,810 △247 4,912
2019年3月期 △3,000 △1,199 △730 4,359
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 1.00 1.00 101 - 0.7
2020年3月期 - 0.00 - 1.00 1.00 101 - 0.7
2021年3月期
(予想)
- - - - - -
(注)当社は、定款において第2四半期末及び期末日を配当基準日と定めておりますが、2021年3月期の配当について
は、現在のところ具体的な金額は未定であります。配当予想額の開示が可能となった時点で速やかに、公表させていただ
きます。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多いため、業績予想を数値で示すことが困難な状況であります。
連結業績予想については、合理的に予測可能となった時点で公表させていただきます。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.16「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計上
の見積りの変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 101,295,071株 2019年3月期 101,295,071株
② 期末自己株式数 2020年3月期 230株 2019年3月期 73株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 101,294,900株 2019年3月期 101,294,999株
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 2,663 △68.5 1,039 - 785 - △568 -
2019年3月期 8,460 △42.1 △172 - △279 - △1,755 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 △5.61 -
2019年3月期 △17.33 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 14,185 13,278 93.6 131.09
2019年3月期 14,667 13,948 95.1 137.70
(参考)自己資本 2020年3月期 13,278百万円 2019年3月期 13,948百万円
<個別業績の前期実績値との差異理由>
当社は、持株会社体制への移行に伴い、2018年10月1日付で当社を吸収分割会社とする吸収分割により、体型補整用婦
人下着の販売及びその関連事業を100%出資の子会社であるマルコ株式会社に承継しております。
前事業年度の実績値には、2018年9月30日までの事業における実績値が含まれておりますが、当事業年度の実績値は持
株会社としての実績値であるため、差異が生じております。
※ 決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.5「1.経営成績等の概況(3)今後の見通し」をご覧ください。
MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 5
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 5
(5)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 7
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 8
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 10
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 10
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 16
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 16
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 16
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 16
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
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1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況
(当連結会計年度の経営成績)
当社グループは、中期経営方針として『Maruko Avenir※Project 2020』(※Avenirは仏語で未来の意味)を掲
げ、女性の皆様が輝く人生を過ごしていただけるよう“美”に関する多彩なサービスを提供する『美の総合総社』
の実現に向け、補整下着の販売を中心とする既存事業の拡大に加え、美容コスメやブライダル、ヘアサロン関連事
業など新たな商品・サービスの拡充を推進しております。
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、上半期においては緩やかな国内景気の回復基調の中で
推移いたしました。しかしながら2019年10月以降は消費税増税に伴う消費マインドの冷え込みに加え、2020年2月
以降の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による社会不安が広がる中、厳しい経済状況のもと、先
行きの不透明感が高まる中で推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策として、お客様と従業員の
安全を確保するため、除菌洗浄水(電解次亜水)生成器を全国の主要拠点に導入し、マルコ店舗ならびに当社グル
ープの各店舗などにおいて、除菌洗浄水による清掃の徹底や、お客様へ除菌洗浄水を無償で提供させて頂くなど、
お客様と従業員の安全確保に努めました。
当連結会計年度の業績は、消費税増税による個人消費の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影
響を受けたものの、新商品・サービスの拡充により売上高は増収となりました。
利益面においては、新商品・サービスによる収益貢献に加え、徹底したコスト管理による販管費の抑制を行った
結果、営業利益及び経常利益が大幅増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は189億19百万円(前期比2.0%増)、営業利益は7億58百万円(前期比
98.8%増)、経常利益は7億48百万円(前期比174.5%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は、7億95百万円
(前期は14億27百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
親会社株主に帰属する当期純損失となりました主な要因は、次のとおりです。
① 当社が保有するRIZAP株式会社の株式の評価について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により同社
の財務状況が悪化したことを踏まえ、保守的に見直しました結果、同社株式の評価損8億72百万円を特別損失とし
て計上いたしました。
② 当社連結子会社において、消費税増税及び新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により店舗収益が悪化
したことを踏まえ、一部店舗の内装工事費用など固定資産の減損処理1億81百万円を特別損失として計上いたしま
した。
当社グループにおける事業セグメントの概要は次のとおりです。
[婦人下着及びその関連事業]
婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美に関連する商品の販売が
主なものであります。
当連結会計年度においては、消費税増税や新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、厳しい消費環境
のもと推移いたしました。このような環境の中、商品展開では、主力の補整下着の販売で、2019年8月に
『Belleages Avance Sakura(ベルアージュ アヴァンセ サクラ)』の新色「glass black(グラスブラック)」
を、同年11月に『Curvaceous(カーヴィシャス)』の新色「Oia cream(イアクリーム)」を、2020年1月にシニ
ア層向けの新商品シリーズ『Toujoucelle(トゥジューセル)』を発売し、いずれも好調に収益へ貢献いたしまし
た。
また、スキンケア化粧品やサプリメントに加え、“おぐねぇー”こと小椋ケンイチさんのプロデュースによるメ
イクアップ化粧品『GemsBeauty(ジェムスビューティー)』の発売や、高機能オーダーメイドインソール『FEET
in DESIGN(フィートインデザイン)』の「オーソティクス」を販売するなど、『美の総合総社』の実現に向けて
商品・サービスの拡充を推進いたしました。
顧客数の拡大に向けた取り組みといたしましては、安定した集客となっているインフォマーシャルに加え、Web
プロモーションを強化するなど、メディアによる新規顧客の獲得を推進いたしました。
店舗展開では、3店舗の新規出店、11店舗の移転、及び6店舗の改装を行うなど、お客様の利便性向上や快適な
店舗空間づくりを推進し、お客様のさらなる満足度の向上に努めました。
また、一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA)監修のもと、補整下着の3ヶ月継続着用による脱衣時の体型変
化を検証した結果、体構造による下着の選択と一定の着用方法を条件として、MARUKOの補整下着によるサイズ変化
が第三者機関により実証されたことにより、より一層お客様の信頼に繋がることとなりました。
以上の結果、婦人下着及びその関連事業の売上高は158億25百万円(前期比0.3%減)、セグメント利益は8億91
百万円(前期比71.5%増)となりました。
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[マタニティ及びベビー関連事業]
マタニティ及びベビー関連事業においては、マタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨の販売が主なものであ
ります。
当連結会計年度においては、事業の選択と集中による収益構造の改革を継続して推進し、2019年3月の発行を最
後にギフトカタログ(紙媒体)の発行を中止し、同年11月を以て不採算部門のギフト事業から完全撤退し、主力の
マタニティ部門及びベビー部門に経営資源を集中したことにより、減収となりましたが、セグメント損失は改善い
たしました。
以上の結果、マタニティ及びベビー関連事業の売上高は20億49百万円(前期比23.0%減)、セグメント損失は25
百万円(前期は1億38百万円の損失)となりました。
[その他]
その他においては、ヘアサロン、ブライダル及びシェアリングサービスなど、『美の総合総社』の実現に向けた
新規事業の開発・育成などが主なものであります。
当連結会計年度においては、ヘアサロン関連事業ならびにブライダル及び宴会関連事業において、店舗網を拡充
するなど新規事業の拡大に取り組みましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、宴会のキャン
セルなどにより収益が悪化し、セグメント損失となりました。
以上の結果、売上高は10億44百万円、セグメント損失は1億6百万円となりました。
(2) 当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は119億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億64百万円減少いた
しました。これは主に、現金及び預金の増加、売掛金の減少及びたな卸資産の減少の結果によるものでありま
す。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は56億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億58百万円増加いたし
ました。これは主に、建物及び構築物の増加、土地の増加及び投資有価証券の減少の結果によるものでありま
す。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は38億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億50百円増加いたしま
した。これは主に、未払法人税等の増加、株主優待引当金の増加及び支払手形及び買掛金の減少の結果によるも
のであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は6億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億15百万円増加いたし
ました。これは主に、退職給付に係る負債の増加の結果によるものであります。
(純 資 産)
当連結会計年度末における純資産は131億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億72百万円減少いたし
ました。これは主に、剰余金の配当による利益剰余金の減少の結果によるものであります。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は49億12百万円となり、前連結会計年
度末に比べ、5億52百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は25億45百万円(前年同期は30億円の減少)となりました。これは主に、売上
債権の減少11億97百万円、投資有価証券評価損8億72百万円及びたな卸資産の減少4億8百万円等による資金の
増加、仕入債務の減少5億62百万円及び税金等調整前当期純損失3億14百万円等による資金の減少によるもので
あります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は18億10百万円(前年同期は11億99百万円の減少)となりました。これは主
に、差入保証金の回収による収入42百万円等による資金の増加、有形固定資産の取得による支出14億32百万円及
び無形固定資産の取得による支出3億41百万円等による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は2億47百万円(前年同期は7億30百万円の減少)となりました。これは主
に、配当金の支払1億円及び株主優待費用による支出80百万円等による資金の減少によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 57.7 69.9 76.8 77.0 74.5
時価ベースの
32.8 108.6 163.7 107.7 83.3
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー対
- 0.1 - - 0.1
有利子負債比率(年)
インタレスト・
- 379.6 - - 15,666.0
カバレッジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本 / 総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額 / 総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債 / キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー / 利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としておりま
す。
(注5)2016年3月期、2018年3月期及び2019年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレス
ト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
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(3)今後の見通し
当社グループは、引き続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大による個人消費への影響を注視しながら、お客
様の様々なライフステージにおいて、高品質な商品と最高のサービスを幅広く提供し続け、お客様の美しく輝ける
人生をサポートする『美の総合総社』を目指していくことをグループのビジョンとし、女性の「心」と「身体」
の“美”を追求する商品・サービスの開発や、“美”に関する事業を展開する企業とのアライアンスなどを積極的
に推進してまいります。
『美の総合総社』に向けた主な取り組みは以下の通りです。
① 集客力の強化
テレビ、新聞・雑誌、Webなど多彩なメディアでのプロモーションをより一層強化し、認知度の向上を図り、集
客に繋げてまいります。また、自社イベントにおいて選出されたお客様をモデルとして起用したテレビCMによる
プロモーションを、積極的に展開してまいります。
② 商品・サービスの拡充
既存の商品・サービスの拡充を図るとともに、女性のライフステージに寄り添った、新たな商品・サービスの
開発・提供を積極的に推進し、お客様にとっての顧客生涯価値(LTV)を高めてまいります。また、健康への関心
が高まる中、健康な体づくりをサポートするサプリメントなど、“美”と“健康”に向けた商品の拡充を図って
まいります。
③ 顧客満足度の向上
ボディスタイリストの積極的な採用と育成を強化し、さらなるサービスの質の向上を図るとともに、新規出店
や移転・改装を推進し、お客様の利便性を高めてまいります。また、お客様に安心してご来店頂けるよう、新型
コロナウイルス感染症の感染防止への対策を継続して行ってまいります。
④ 収益基盤の強化
上記①から③までの売上拡大施策に加え、コスト管理を徹底し、既存事業の収益力向上を図ってまいります。
ネット販売においては、システムを刷新し、当社グループの共通ポイントの導入など、多様な販売施策を実施する
ことで、さらなる収益拡大を図ってまいります。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による業績予想への影響については、現時点では業績に影響を与える未
確定要素が多く存在することから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため、発表時点においては2021年
3月期の連結業績予想を「未定」とさせていただきます。今後、適正かつ合理的な業績予想が可能となった時点
で速やかに開示いたします。
(4) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けており、業績に裏付けされた成果の配
分を行う事を基本方針としておりますが、将来にわたる経営基盤の強化ならびに事業拡大による安定的な成長と、
経営環境の変化に対応するために必要な内部留保の充実を図ってまいりたいと考えております。
当期の期末配当金につきましては、1株あたり1円を予定しており、2020年6月26日開催予定の第43期定時株主
総会において上程する予定であります。
次期の配当につきましては、業績予想の合理的な算定が困難であることから現時点では未定とさせていただきま
す。今後、2021年3月期の通期連結業績予想の開示が可能になった段階で、配当予想を速やかに公表いたします。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
(5) 事業等のリスク
当社グループの事業の状況、業績及び財政状態に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性
のある事項については以下のものがあります。
なお、以下の記載における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断
したものであります。
①経済状況、消費動向について
当社グループの主力の商品は高額であるため、国内景気、消費・所得の動向に影響を受けております。
日本国内における景気、金融や自然災害等による経済状況の変動や、これらの影響を受ける個人消費の低迷、商
品の仕入コストの増加が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性がありま
す。
②自然災害リスクについて
当社グループの事業所、倉庫施設の周辺地域において、大規模地震、台風等の自然災害あるいは予期せぬ事故等
が発生し、事業所、倉庫等に損害が生じ、当社グループの営業活動、物流機能が阻害された場合、あるいは人的被
害が生じた場合には、物流機能の停止による営業の停止、売上高の減少等が考えられ、当社グループの業績及び財
政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
③取引先に関するリスクについて
当社グループが取り扱う主力商品である体型補整用婦人下着は、使用するレースや製造工程等において高度、熟
練した技術が必要であり、取り扱うことができる工場が限られております。当該工場において予期せぬ災害、事故
の発生等により供給の遅れが生じた際に、速やかに他の製造委託先を見つけることができない場合や、倒産等が発
生した場合には、当社グループの営業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
更に、当社グループは信販会社・カード会社と業務提携し、多くのお客様がお支払に際し、信販会社・カード会
社をご利用いただいております。そのため、信販会社・カード会社との業務提携の解除、倒産等が発生した場合に
は、お客様の支払手段の選択肢が限られ、購買力低下により、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす
可能性があります。
④情報システム、情報セキュリティについて
当社グループは、機密情報、個人情報等の管理について、従業員に対する指導を行うとともに、情報セキュリテ
ィの強化等により社内管理体制を徹底強化しておりますが、当社グループの管理システムへの不正侵入、コンピュ
ータウィルス侵入あるいは、予期せぬ事態によって機密情報、個人情報等の漏洩、自然災害・事故等による情報シ
ステム設備の損壊や通信回線のトラブル等による情報システムの停止等が発生した場合には、業務効率の低下を招
くほか、当社グループの社会的信用に影響を与え、損害賠償責任の発生等により、当社グループの業績及び財政状
態等に影響を及ぼす可能性があります。
⑤法的規制等について
当社グループは、社員教育の徹底、コンプライアンス体制の整備等、社内管理体制を強化し、各種関連法規を遵
守して業務を遂行しておりますが、これらの各種法規制基準がより一層強化される法改正が行われた場合あるい
は、これらの各種法規制に違反する行為が生じた場合には、当社グループの事業や社会的信用及び業績に影響を及
ぼす可能性があります。
⑥知的財産権に関するリスクについて
当社グループは、当社グループにおいて開発した商品、技術及び商標等について、知的財産権制度による保護に
努めておりますが、出願した知的財産権について権利付与が認められない場合も考えられ、十分な保護が得られな
い可能性があります。また、今後、当社グループ保有の知的財産権に関し、第三者からの侵害による訴訟提起また
は当社グループが他社の知的財産権を侵害したことによる損害賠償、使用差止等の請求を受けた場合には、多額の
訴訟費用または損害賠償費用等が発生する可能性もあり、当社グループの営業活動、業績及び財政状態等に影響を
及ぼす可能性があります。
⑦海外での事業展開におけるリスクについて
当社グループは、国外に向けて事業を推進・展開しておりますが、為替リスク、商習慣に関する障害、天災、政
変や社会・経済情勢、法律・税制の改正、感染症の流行などの不測の事態の発生等といったリスクが内在してお
り、このような問題が顕著化した場合には、当社グループの営業活動、業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性
があります。
⑧レピュテーション(風評)リスクについて
当社グループは、お客様とのコミュニケーションを第一に考えた活動を行っておりますが、マスコミ報道やイン
ターネット上での誹謗中傷等の書き込み等により、ブランドイメージの低下が発生した場合には、当社グループの
業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
⑨大株主との関係について
RIZAPグループ株式会社は、当社の議決権総数の過半数を所有しております。当社グループは、RIZAPグループ株
式会社から独立した企業運営を行っておりますが、RIZAPグループ株式会社の当社に対する基本方針等に変更が生
じた場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。
⑩自社割賦のリスクについて
当社グループの販売では、お客様に自社割賦(当社とお客様が直接、割賦販売契約を締結)で購入していただく
ことがあります。自社割賦による売上債権の管理には専門部署を設けるなど十分注意しておりますが、経済環境の
急激な変化や火災・水害等の自然災害等によって債権の回収が困難となる場合があり、予想の範囲を超えて未回収
が増加した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑪投融資について
当社グループは、今後の事業拡大のため、国内外を問わず、新規事業への参入、子会社設立、アライアンス、
M&A等の投融資を実施しております。
投融資については、リスク及び回収可能性を十分に事前評価し、決定しておりますが、投融資先の事業の状況が
当社グループに与える影響を確実に予想することは困難な場合もあり、投融資額を回収できない場合、あるいは減
損の対象となる事象が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
⑫感染症に関するリスクについて
当社グループでは、新型インフルエンザや新型コロナウィルスをはじめ、重大な感染症が発生・蔓延した場合
は、全ての事業において顧客の減少や一時的に営業を停止するなど当社グループの営業活動、業績及び財政状況に
影響を与える可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、当面は日本基準を採用することとしておりますが、今後の外国人株主比率の推移及び国内他社
のIFRS(国際財務報告基準)採用動向を踏まえつつ、IFRS適用の検討をすすめていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,359,868 4,912,831
売掛金 5,357,066 4,222,377
商品 2,222,724 1,924,515
原材料及び貯蔵品 394,338 292,378
その他 1,356,048 644,111
貸倒引当金 △91,546 △62,089
流動資産合計 13,598,500 11,934,124
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,108,519 1,838,526
機械及び装置(純額) - 3,923
車両運搬具(純額) 811 -
工具、器具及び備品(純額) 161,817 219,306
土地 830,724 1,404,288
リース資産(純額) 158,218 117,625
建設仮勘定 - 14,301
有形固定資産合計 2,260,089 3,597,971
無形固定資産 207,895 535,199
投資その他の資産
投資有価証券 962,462 -
差入保証金 735,809 832,080
繰延税金資産 635,387 611,265
退職給付に係る資産 5,383 -
その他 25,842 114,524
投資その他の資産合計 2,364,885 1,557,869
固定資産合計 4,832,870 5,691,040
資産合計 18,431,371 17,625,165
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,356,824 812,743
1年内返済予定の長期借入金 9,994 3,990
リース債務 54,570 56,522
未払法人税等 244,946 395,506
賞与引当金 151,800 186,760
返品調整引当金 11,000 11,000
ポイント引当金 98,200 190,000
株主優待引当金 181,285 296,446
資産除去債務 3,698 18,551
その他 1,557,431 1,848,969
流動負債合計 3,669,751 3,820,490
固定負債
長期借入金 6,011 2,086
リース債務 127,466 81,868
繰延税金負債 80,126 83,046
退職給付に係る負債 7,609 116,060
資産除去債務 339,380 391,956
その他 600 1,800
固定負債合計 561,195 676,819
負債合計 4,230,946 4,497,309
純資産の部
株主資本
資本金 6,491,360 6,491,360
資本剰余金 6,473,978 6,473,978
利益剰余金 1,328,038 347,451
自己株式 △23 △53
株主資本合計 14,293,353 13,312,736
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 6,407 6,834
退職給付に係る調整累計額 △99,337 △191,715
その他の包括利益累計額合計 △92,929 △184,880
純資産合計 14,200,424 13,127,855
負債純資産合計 18,431,371 17,625,165
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 18,540,370 18,919,266
売上原価 5,038,160 4,607,445
売上総利益 13,502,209 14,311,821
返品調整引当金戻入額 13,000 11,000
返品調整引当金繰入額 11,000 11,000
差引売上総利益 13,504,209 14,311,821
販売費及び一般管理費 13,122,695 13,553,298
営業利益 381,514 758,522
営業外収益
受取利息 4,596 93
受取配当金 16,012 -
受取手数料 97,374 165,412
業務受託料 12,000 -
その他 49,010 27,567
営業外収益合計 178,993 193,073
営業外費用
支払利息 3,484 162
株主優待引当金繰入額 117,330 195,345
株主優待費用 161,267 -
その他 5,630 7,343
営業外費用合計 287,712 202,851
経常利益 272,794 748,744
特別損失
投資有価証券評価損 877,537 872,462
固定資産売却損 - 247
減損損失 354,574 181,210
その他 34,049 9,045
特別損失合計 1,266,161 1,062,965
税金等調整前当期純損失(△) △993,367 △314,220
法人税、住民税及び事業税 262,107 413,341
過年度法人税等 84,497 -
法人税等調整額 87,137 67,773
法人税等合計 433,742 481,115
当期純損失(△) △1,427,109 △795,336
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △1,427,109 △795,336
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純損失(△) △1,427,109 △795,336
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △40 427
退職給付に係る調整額 △84,047 △92,378
その他の包括利益合計 △84,088 △91,951
包括利益 △1,511,197 △887,287
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,511,197 △887,287
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,491,360 6,473,978 2,856,442 △22 15,821,759
当期変動額
剰余金の配当 △101,295 △101,295
親会社株主に帰属す
る当期純損失(△)
△1,427,109 △1,427,109
自己株式の取得 △1 △1
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △1,528,404 △1 △1,528,405
当期末残高 6,491,360 6,473,978 1,328,038 △23 14,293,353
その他の包括利益累計額
退職給付に その他の包 純資産合計
為替換算調
整勘定
係る調整累 括利益累計
計額 額合計
当期首残高 6,448 △15,289 △8,841 15,812,918
当期変動額
剰余金の配当 △101,295
親会社株主に帰属す
る当期純損失(△)
△1,427,109
自己株式の取得 △1
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △40 △84,047 △84,088 △84,088
額)
当期変動額合計 △40 △84,047 △84,088 △1,612,493
当期末残高 6,407 △99,337 △92,929 14,200,424
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,491,360 6,473,978 1,328,038 △23 14,293,353
当期変動額
剰余金の配当 △101,294 △101,294
親会社株主に帰属す
る当期純損失(△)
△795,336 △795,336
自己株式の取得 △30 △30
連結範囲の変動 △83,955 △83,955
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △980,586 △30 △980,616
当期末残高 6,491,360 6,473,978 347,451 △53 13,312,736
その他の包括利益累計額
退職給付に その他の包 純資産合計
為替換算調
整勘定
係る調整累 括利益累計
計額 額合計
当期首残高 6,407 △99,337 △92,929 14,200,424
当期変動額
剰余金の配当 △101,294
親会社株主に帰属す
る当期純損失(△)
△795,336
自己株式の取得 △30
連結範囲の変動 △83,955
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 427 △92,378 △91,951 △91,951
額)
当期変動額合計 427 △92,378 △91,951 △1,072,568
当期末残高 6,834 △191,715 △184,880 13,127,855
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △993,367 △314,220
減価償却費 267,525 358,235
減損損失 354,574 181,210
のれん償却額 36,279 -
長期前払費用償却額 5,785 15,675
貸倒引当金の増減額(△は減少) 49,585 △29,456
賞与引当金の増減額(△は減少) 44,422 34,960
返品調整引当金の増減額(△は減少) △2,000 -
ポイント引当金の増減額(△は減少) △361,800 91,800
株主優待引当金の増減額(△は減少) 104,108 115,161
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △731 108,451
受取利息 △4,596 △93
受取配当金 △16,012 -
支払利息 3,484 162
投資有価証券評価損益(△は益) 877,537 872,462
有形固定資産売却損益(△は益) - 247
固定資産除却損 6,886 5,854
賃貸借契約解約損 660 1,129
売上債権の増減額(△は増加) △1,894,480 1,197,912
たな卸資産の増減額(△は増加) △974,585 408,416
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △27,365 △127,726
前払費用の増減額(△は増加) △12,637 11,017
未収消費税等の増減額(△は増加) △251,302 126,095
仕入債務の増減額(△は減少) △218,304 △562,124
未払金の増減額(△は減少) △43,282 △25,102
未払費用の増減額(△は減少) 206,589 △118,548
前受金の増減額(△は減少) △638 75,324
未払消費税等の増減額(△は減少) 234,582 232,731
その他 2,284 200,274
小計 △2,606,797 2,859,849
利息及び配当金の受取額 21,753 93
利息の支払額 △3,484 △162
法人税等の支払額 △412,034 △314,268
営業活動によるキャッシュ・フロー △3,000,562 2,545,511
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △571,638 △1,432,641
有形固定資産の売却による収入 - 39,048
無形固定資産の取得による支出 △149,887 △341,501
資産除去債務の履行による支出 △32,885 △31,166
関係会社貸付けによる支出 △590,000 -
貸付金の回収による収入 220,000 -
子会社株式の取得による支出 △50,000 -
差入保証金の差入による支出 △66,936 △42,202
差入保証金の回収による収入 53,364 42,173
その他 △11,532 △44,050
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,199,515 △1,810,340
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △395,500 -
長期借入金の返済による支出 △9,960 △9,927
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △64,750 △56,987
自己株式の取得による支出 △1 △30
配当金の支払額 △100,593 △100,718
株主優待費用による支出 △159,328 △80,184
財務活動によるキャッシュ・フロー △730,134 △247,848
現金及び現金同等物に係る換算差額 △956 △349
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △4,931,169 486,973
現金及び現金同等物の期首残高 9,291,037 4,359,868
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
- 65,989
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 4,359,868 4,912,831
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
前連結会計年度まで売上原価として処理していた、当社の連結子会社であるマルコ株式会社の一部の店舗人件費な
どについて、当連結会計年度から販売費及び一般管理費として処理する方法に変更しております。
当社は前連結会計年度にホールディングカンパニー制へと移行し、補整下着の販売のみにとどまらず、美容コス
メ、サプリメントなどの健康食品、あるいはマタニティウェア・ベビー用品も提供するなど取扱商品を増やしてお
り、店舗従業員の役割も多様化してきております。このような状況をより適切に反映させるため、当連結会計年度か
ら表示方法を変更しております。なお、この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結損益計算書に
おいて、売上原価に表示していた4,289,963千円を販売費及び一般管理費に組替えております。
また、前連結会計年度において、区分掲記しておりました「流動資産」の「商品及び製品」は、当連結会計年度か
ら上記見通しを踏まえ事業内容をより明瞭に表示するため「商品」に変更しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結貸借対照表において表示していた「商品及び製品」
は、「商品」として組替えております。
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「債務勘定整理益」は、金額的重要性が乏し
くなったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「債務勘定整理益」に表示していた
20,110千円は、「その他」として組み替えております。
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「特別損失」の「固定資産除却損」は、金額的重要性が乏しく
なったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別損失」の「固定資産除却損」に表示していた6,886千
円は、「その他」として組み替えております。
(会計上の見積りの変更)
当社の連結子会社であるマルコ株式会社は従来、たな卸資産の評価基準について、取得から一定の期間を超える場
合には規則的に一定の率に基づき帳簿価額を切り下げた価額をもって連結貸借対照表価額としていましたが、物流改
革・在庫一元化に伴う在庫管理体制の強化により、単品ごとの網羅的なデータ収集及び分析が可能になった結果、当
連結会計年度から、たな卸資産の公正な評価額をより適切に反映させるために、在庫期間に応じて段階的に帳簿価額
を切り下げる方法に変更することといたしました。
この結果、従来の方法と比べて、当連結会計年度の売上原価及び税金等調整当期純損失が103,866千円減少し、営
業利益、経常利益が同額増加しております。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている
ものであります。
補整下着及び美に関連する商品の販売を行う「婦人下着及びその関連事業」と、マタニティ及びベビー
向けのアパレルや雑貨の販売を行う「マタニティ及びベビー関連事業」の2つを報告セグメントとしてお
ります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用した会計処理
の原則及び手続と同一であります。報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値でありま
す。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場価格等を勘案し決定しております。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
(会計上の見積りの変更)に記載の通り、当社の連結子会社であるマルコ株式会社は、たな卸資産の評
価基準について、在庫期間に応じて段階的に帳簿価額を切り下げる方法に変更しております。
これにより、従来の方法と比べて、当連結会計年度のセグメント利益又は損失が「婦人下着及びその関
連事業」で103,866千円増加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
その他 合計 計上額
マタニティ (注)1
婦人下着及び (注)2
及びベビー 計
その関連事業
関連事業
売上高
外部顧客への
15,878,460 2,661,910 18,540,370 - 18,540,370 - 18,540,370
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 26,278 26,278 - 26,278 △26,278 -
又は振替高
計 15,878,460 2,688,189 18,566,649 - 18,566,649 △26,278 18,540,370
セグメント利益
519,996 △138,482 381,514 - 381,514 - 381,514
又は損失(△)
セグメント資産 18,154,062 1,029,138 19,183,200 - 19,183,200 △751,829 18,431,371
その他の項目
減価償却費 241,585 25,939 267,525 - 267,525 - 267,525
のれんの償却額 - 36,279 36,279 - 36,279 - 36,279
有形固定資産及
び無形固定資産 606,366 39,489 645,855 - 645,855 - 645,855
の増加額
(注)1.セグメント資産の調整額△751,829千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表上の営業利益と調整を行っております。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
合計 計上額
マタニティ (注)1 (注)2.3
婦人下着及び (注)4
及びベビー 計
その関連事業
関連事業
売上高
外部顧客への
15,825,197 2,049,098 17,874,296 1,044,970 18,919,266 - 18,919,266
売上高
セグメント間
の内部売上高 750 38,305 39,055 20,637 59,693 △59,693 -
又は振替高
計 15,825,947 2,087,404 17,913,351 1,065,608 18,978,960 △59,693 18,919,266
セグメント利益
891,738 △25,956 865,781 △106,950 758,831 △308 758,522
又は損失(△)
セグメント資産 17,206,199 794,157 18,000,356 1,617,101 19,617,458 △1,992,292 17,625,165
その他の項目
減価償却費 231,184 20,463 251,648 106,587 358,235 - 358,235
のれんの償却額 - - - - - - -
有形固定資産及
び無形固定資産 873,354 32,072 905,426 1,134,135 2,039,562 - 2,039,562
の増加額
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業活動であり、集客支援、シェアリングサービス、
ブライダル及びヘアサロン等の事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△308千円は、セグメント間取引消去であります。
3.セグメント資産の調整額△1,992,292千円は、セグメント間取引消去であります。
4.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表上の営業利益と調整を行っております。
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MRKホールディングス㈱ (9980) 2020年3月期 決算短信(連結)
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 140円19銭 129円60銭
1株当たり当期純損失金額 14円09銭 7円85銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純損失金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純損失金額
1,427,109 795,336
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損
1,427,109 795,336
失金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 101,294,999 101,294,900
(重要な後発事象)
資本準備金及び利益準備金の額の減少
当社は、2020年5月15日開催の取締役会において、2020年6月26日開催予定の第43期定時株主総会に、資本準備金
及び利益準備金の額の減少について付議することを決議いたしました。
詳細につきましては、2020年5月15日に別途開示いたしました「資本準備金及び利益準備金の額の減少に関するお
知らせ」をご覧ください。
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