2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月13日
上場会社名 株式会社 文教堂グループホールディングス 上場取引所 東
コード番号 9978 URL http://www.bunkyodo.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)佐藤 協治
問合せ先責任者 (役職名) 取締役財務経理部長 (氏名)小林 友幸 TEL 044-811-0118
四半期報告書提出予定日 2020年7月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期第3四半期の連結業績(2019年9月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期第3四半期 16,628 △12.5 342 - 300 - 330 -
2019年8月期第3四半期 19,007 △9.8 △351 - △428 - △513 -
(注)包括利益 2020年8月期第3四半期 330百万円 (-%) 2019年8月期第3四半期 △502百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年8月期第3四半期 23.46 7.91
2019年8月期第3四半期 △36.94 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年8月期第3四半期 12,603 774 6.1 △328.28
2019年8月期 11,957 △4,216 △35.3 △356.58
(参考)自己資本 2020年8月期第3四半期 774百万円 2019年8月期 △4,216百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年8月期 - 0.00 -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注)上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株式
(非上場)の配当の状況については、後述の「種類株式の配当の状況」をご覧ください。
3.2020年8月期の連結業績予想(2019年9月1日~2020年8月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 20,780 △14.8 93 - 119 - 113 - 7.70
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期3Q 14,004,715株 2019年8月期 14,004,715株
② 期末自己株式数 2020年8月期3Q 27,913株 2019年8月期 27,913株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年8月期3Q 13,976,802株 2019年8月期3Q 13,976,802株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提
に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりです。
年間配当金
A種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
B種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
C種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
D種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
E種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
F種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
G種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
H種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
I種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
J種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
年間配当金
K種類株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - - - 0.00 0.00
2020年8月期 - - -
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益の回復や雇用・所得環境の改善などにより、景気
は緩やかな回復基調で推移してきたものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動などの懸念に加え、新型コ
ロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、景気及び個人消費の先行きについては不透明感が増してき
ております。
出版流通業界におきましても、依然として市場は縮小傾向にあり、定期刊行雑誌を中心に販売が低迷し、改善の
兆しがなかなか見えない状況です。
このような状況下において、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府及び
自治体による各種要請に基づき、従業員の健康管理を徹底し、店舗の営業時間の短縮及び臨時休業等を行うととも
に、2019年9月27日に成立した事業再生ADR手続において同意を得た事業再生計画に基づいて、事業構造改革に取
り組んでまいりました。
具体的には、前期から導入したエリアマネージャー制度によって組織力を強化し、顧客対応及び店舗オペレーシ
ョンを見直すことによって売上高の増加及び店舗運営コストの削減に努めてまいりました。また、店舗収益力を高
めるため、不採算となっていたアニメキャラクターグッズ販売事業を売却し、比較的好調な文房具及び季節商材な
どの高収益商品を積極的に既存店舗に導入してまいりました。不採算店舗におきましては、16店舗の閉店を行って
まいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は16,628百万円(前年同四半期比12.5%減)、
営業利益は342百万円(前年同四半期は営業損失351百万円)、経常利益は300百万円(前年同四半期は経常損失428
百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、店舗の休業等による受取補償金31百万円及び社宅として保有し
ていた土地建物等の売却益22百万円を特別利益として計上した一方、ゴルフ会員権の評価損4百万円、スクラップ
アンドビルドに係る固定資産除却損5百万円を特別損失として計上したことなどにより330百万円(前年同四半期
は親会社株主に帰属する四半期純損失513百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、12,603百万円となり、前連結会計年度末に比べて646百万円
増加いたしました。主な要因は、店舗の閉店等により商品が767百万円及び差入保証金が202百万円それぞれ減少し
た一方、現金及び預金が1,706百万円増加したことなどによるものです。
負債合計は11,829百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,344百万円減少いたしました。主な要因は、長期
借入金が1,513百万円増加した一方、金融機関による債務の株式化などにより短期借入金が4,534百万円及び1年内
返済予定の長期借入金が1,255百万円それぞれ減少したことなどによるものです。
純資産合計は774百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,990百万円増加いたしました。主な要因は、金融機
関による債務の株式化により資本金及び資本剰余金がそれぞれ2,080百万円、日販グループホールディングス株式
会社からの増資により資本金及び資本剰余金がそれぞれ250百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に
より利益剰余金が330百万円増加したことによるものです。なお、欠損填補を行った結果、利益剰余金が9,634百万
円増加し、資本金が2,380百万円、資本剰余金が7,254百万円それぞれ減少しておりますが、純資産合計に変動はあ
りません。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による営業時間の短縮及び臨時休業等の影響によ
り、売上及び利益の見込みについては不透明な状況にあり、感染拡大の懸念を含めて状況が日々変化する中で、当
社の業績に与える影響の算出は現時点では困難であることから、2020年4月10日に公表した予想数値を据え置いて
おります。業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかに開示する予定であります。
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 662,054 2,368,422
受取手形及び売掛金 1,249,923 1,297,466
商品 7,093,122 6,325,618
貯蔵品 6,913 6,007
1年内回収予定の長期貸付金 36,610 36,070
その他 196,593 206,807
貸倒引当金 △242,792 △242,792
流動資産合計 9,002,423 9,997,600
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 242,667 232,252
機械装置及び運搬具(純額) 884 663
土地 657,804 576,044
リース資産(純額) 6,938 1,050
その他(純額) 161,268 123,391
有形固定資産合計 1,069,563 933,400
無形固定資産
ソフトウエア 12,769 14,026
電話加入権 32,478 32,478
無形固定資産合計 45,247 46,504
投資その他の資産
投資有価証券 92,999 92,999
長期貸付金 389,943 362,643
長期未収入金 45,850 45,850
差入保証金 1,761,115 1,558,722
その他 18,925 10,208
貸倒引当金 △473,164 △472,794
投資その他の資産合計 1,835,670 1,597,629
固定資産合計 2,950,481 2,577,535
繰延資産
株式交付費 - 28,620
社債発行費 4,498 -
繰延資産合計 4,498 28,620
資産合計 11,957,402 12,603,756
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,713,917 5,057,694
短期借入金 7,594,982 3,060,031
1年内返済予定の長期借入金 1,419,716 164,201
1年内償還予定の社債 260,000 -
リース債務 7,364 1,138
未払法人税等 19,465 13,248
賞与引当金 - 31,164
事業構造改革引当金 199,016 43,621
その他 322,179 438,948
流動負債合計 14,536,641 8,810,047
固定負債
社債 80,000 -
長期借入金 962,418 2,475,942
リース債務 1,176 -
退職給付に係る負債 451,670 412,303
その他 141,498 130,881
固定負債合計 1,636,763 3,019,127
負債合計 16,173,405 11,829,175
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 50,000
資本剰余金 5,012,326 87,908
利益剰余金 △9,310,113 654,887
自己株式 △18,215 △18,215
株主資本合計 △4,216,002 774,581
純資産合計 △4,216,002 774,581
負債純資産合計 11,957,402 12,603,756
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 19,007,004 16,628,044
売上原価 14,337,012 12,297,150
売上総利益 4,669,992 4,330,893
販売費及び一般管理費 5,021,298 3,988,119
営業利益又は営業損失(△) △351,306 342,773
営業外収益
受取利息 7,570 7,364
受取配当金 14 -
受取手数料 6,895 5,039
受取家賃 59,118 55,121
その他 25,912 22,799
営業外収益合計 99,511 90,325
営業外費用
支払利息 133,717 60,353
株式交付費償却 - 8,177
控除対象外消費税等 - 42,414
その他 43,449 21,673
営業外費用合計 177,167 132,619
経常利益又は経常損失(△) △428,962 300,479
特別利益
固定資産売却益 23,462 22,062
賃借権譲渡益 7,500 -
受取補償金 24,658 31,011
特別利益合計 55,621 53,074
特別損失
施設利用権評価損 - 4,600
固定資産除却損 57,110 5,556
固定資産売却損 4,700 -
減損損失 53,037 -
賃借契約解約損 1,704 -
その他 1,105 -
特別損失合計 117,657 10,156
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△490,998 343,397
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 22,517 12,813
法人税等調整額 △440 -
法人税等合計 22,076 12,813
四半期純利益又は四半期純損失(△) △513,075 330,583
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△513,075 330,583
に帰属する四半期純損失(△)
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △513,075 330,583
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 10,987 -
その他の包括利益合計 10,987 -
四半期包括利益 △502,087 330,583
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △502,087 330,583
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループは、前連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フロー100,503千円を得られたものの、営
業損失497,047千円、経常損失610,794千円及び親会社株主に帰属する当期純損失3,981,151千円を計上した結果、
4,216,002千円の債務超過となりました。
当第3四半期連結累計期間において、営業利益342,773千円、経常利益300,479千円、親会社株主に帰属する四半期
純利益330,583千円を計上し、金融機関による債務の株式化及び日販グループホールディングス株式会社(以下「日
販」という)からの増資により債務超過は解消したものの、事業再生計画の実施途上にあります。
これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を早急に解消し、今後の事業再生と事業継続に向け、財務体質の抜本的な改善を図るた
め、2019年6月28日付で産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下「事業再生ADR手続」という)の利
用申請を行い、事業再生計画案に対して事業再生ADR手続の対象債権者となるすべてのお取引金融機関からご同意を
いただき、2019年9月27日付で事業再生ADR手続が成立いたしました。当社グループは、本事業再生計画に基づき以
下の施策を着実に実施してまいります。
1.事業上の施策
(1)エリアマネージャー制の導入等
当社グループとしては、日販グループ書店のモデルを参考にして、日販グループの協力を得ながら、部分的に導入
していたエリアマネージャー制度を全国展開するとともに、顧客対応や店舗オペレーションの見直しを含め、店舗運
営の改善に向けたアクションプランを実行してまいります。
(2)返品率の減少
当社グループは、過剰仕入を抑制し、返品率を一定の基準値以下に減少させることで、収益率を改善してまいりま
す。
(3)文具販売の強化
当社グループは、文具販売の強化を含め、商品構成の見直しを実施してまいります。
(4)不採算店舗の閉鎖
当社グループは、不採算店舗閉鎖の遅延が業績悪化の一因となったことから、今後、不採算店舗の閉鎖を進めると
ともに、明確な基準に基づく出退店計画を策定・実行してまいります。
(5)本部等コストの削減
当社グループは、本部コスト削減のため、2019年8月に本社不動産を移転しておりますが、今後も、人件費の削減
を含む本部コスト等の削減を実施してまいります。
(6)組織再編等
当社グループは、業務効率化のため、組織再編等を進めており、当社子会社である株式会社ブックストア談と有限
会社シマザキについては、2019年5月1日に株式会社文教堂(以下「文教堂」という)が吸収合併しており、また、
株式会社文教堂ホビーについては、株式集約により、2019年8月31日に文教堂の完全子会社にしており、2019年12月
1日に文教堂に吸収合併いたしました。
また、当社グループは、経営資源の選択と集中を強化するため、2019年10月31日付でアニメキャラクターグッズ販
売事業(アニメガ事業)を譲渡いたしました。
(7)その他の施策
上記の各施策に加えて、当社グループは、人事・考課制度の整備、ガバナンスの強化、店舗に関する施策等を実施
してまいります。
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
2.金融機関による支援
(1)債務の株式化
一定額以上の債権を有する対象債権者たるお取引金融機関6行より、既存借入金債務の一部について、債務の株式
化によるご支援をいただいております。その総額は4,160百万円となります。
なお、債務の株式化により発行する株式の内容等につきましては、2019年9月27日付で公表した「第三者割当によ
る種類株式の発行、種類株式の株式併合及び内容変更、定款の一部変更、資本金及び資本準備金の額の減少に関する
お知らせ」をご参照ください。
(2)債務の返済条件の変更
対象債権者たるお取引金融機関6行より、既存借入金債務について、2025年8月末日までの返済条件の変更による
ご支援をいただいております。
3.日販グループによる支援
(1)資金調達
当社グループは、主要株主である日販からの500百万円の出資により、資本の充実を図っております。また、当社
グループの事業・収益向上のために必要な場合には、別途、日販と協議のうえ、追加の支援を受けることを検討しま
す。当社グループとしては、この資金を原資に、老朽化した店舗のリニューアル等の設備投資を実施し、店舗の競争
力を維持・強化いたします。また、日販グループからは、当社グループの取引変更時の在庫に係る既存債務の一部支
払について、再延長いただくことで、資金繰りもご支援いただきます。
なお、上記500百万円の出資により発行する株式の内容等につきましては、2019年9月27日付で公表した「第三者
割当による種類株式の発行、種類株式の株式併合及び内容変更、定款の一部変更、資本金及び資本準備金の額の減少
に関するお知らせ」をご参照ください。
(2)その他の各種支援
当社グループは、これまで日販グループより、事業面での支援、役員の派遣を含む人事面での支援を受けてきまし
た。今後も日販グループから協力を得る予定です。
しかしながら、これらの対応策は実施途上であるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認め
られます。
なお、当社グループの四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な
不確実性の影響を四半期連結財務諸表には反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年11月27日開催の第69回定時株主総会及び普通株主による種類株主総会の決議に基づき、有償第三者
割当による増資により、2019年12月2日付で資本金及び資本準備金がそれぞれ2,330,000千円増加しております。ま
た、2019年11月27日開催の第69回定時株主総会及び普通株主による種類株主総会の決議に基づき、2019年12月2日付
で資本金を2,380,000千円、資本準備金を5,406,788千円減少し、その他資本剰余金に振り替えた後、同日付でその他
資本剰余金を9,634,417千円減少し、繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補を行っております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金50,000千円、資本剰余金87,908千円、利益剰余金654,887
千円となっております。
(追加情報)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、一部の店舗において臨時休業及び営業時間
短縮を行っております。
新型コロナウイルス感染症の収束時期について現時点では見通しを立てることは困難でありますが、当該状況は
2020年7月ごろまで継続し、8月以降緩やかに回復に向かうと仮定して、当第3四半期連結累計期間の会計上の見積
りを行っております。
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㈱文教堂グループホールディングス(9978)2020年8月期第3四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フロー100,503千円を得られたものの、営業
損失497,047千円、経常損失610,794千円及び親会社株主に帰属する当期純損失3,981,151千円を計上した結果、
4,216,002千円の債務超過となりました。
当第3四半期連結累計期間において、営業利益342,773千円、経常利益300,479千円、親会社株主に帰属する四半期純
利益330,583千円を計上し、金融機関による債務の株式化及び日販からの増資により債務超過は解消したものの、事業
再生計画の実施途上にあります。
これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を早急に解消し、今後の事業再生と事業継続に向け、財務体質の抜本的な改善を図るた
め、2019年6月28日付で事業再生ADR手続の利用申請を行い、事業再生計画案に対して事業再生ADR手続の対象債権者と
なるすべてのお取引金融機関からご同意をいただき、2019年9月27日付で事業再生ADR手続が成立いたしました。当社
グループは、本事業再生計画に基づき施策を着実に実施してまいります。
なお、当社グループの施策の詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項 (継続企業の前提に関する注記)」に記載しております。
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