9973 J-小僧寿し 2019-11-14 17:00:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 


                                                                                              


 
                    2019年12月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                        2019年11月14日
上場会社名           株式会社小僧寿し                                                              上場取引所  東
コード番号           9973 URL  http://www.kozosushi.co.jp/
代表者             (役職名) 代表取締役社長                        (氏名)小林          剛
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部室長                                (氏名)毛利 謙久                        TEL  03-4586-1122
四半期報告書提出予定日   2019年11月14日                            配当支払開始予定日                    -
 
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無      
 
四半期決算説明会開催の有無      : 無      
 
                                                                                                 (百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
    (1)連結経営成績(累計)                                                                 (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                                               親会社株主に帰属する
                                売上高                 営業利益                      経常利益
                                                                                                 四半期純利益
                             百万円         %         百万円           %            百万円            %    百万円   %
    2019年12月期第3四半期            4,284     9.6        △197          -            △187           -    △131  -
    2018年12月期第3四半期            3,908    △0.1        △411          -            △429           -    △615  -
 
(注)包括利益         2019年12月期第3四半期         △131百万円 (-%)               2018年12月期第3四半期                 △615百万円 (-%)
 
                                                  潜在株式調整後
                             1株当たり
                                                   1株当たり
                            四半期純利益
                                                   四半期純利益
                                       円 銭              円 銭
    2019年12月期第3四半期                    △3.57             △3.42
    2018年12月期第3四半期                    △19.64               -
 
    (2)連結財政状態
                                総資産                 純資産                   自己資本比率                   1株当たり純資産
                                      百万円                  百万円                               %           円 銭
    2019年12月期第3四半期                     1,192               △529                              -          △16.12
    2018年12月期                          1,409              △1,057                             -          △31.88
 
(参考)自己資本            2019年12月期第3四半期               △535百万円         2018年12月期            △1,059百万円
 
2.配当の状況
                                                   年間配当金
 
                    第1四半期末       第2四半期末           第3四半期末             期末                   合計
                        円 銭               円 銭            円 銭                  円 銭                円 銭
    2018年12月期               -             0.00             -                  0.00               0.00
    2019年12月期               -             0.00             -                                  
  2019年12月期(予想)                                                               0.00               0.00
 
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無    
 
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
                                                                                         (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                                  親会社株主に帰属              1株当たり
                        売上高                営業利益                  経常利益
                                                                                  する当期純利益               当期純利益
                      百万円         %      百万円         %     百万円                %    百万円   %                 円 銭
    通期      6,035 9.3 △55  -     △35                                          -          5        -            0.11
 
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無    
 
※  注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無    
       新規  -社(社名)-除外  -社(社名  )-
           
 
    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無    
           
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        : 無    
 
      ②  ①以外の会計方針の変更                      : 無    
 
      ③  会計上の見積りの変更                        : 無    
 
      ④  修正再表示                                  : 無    
       
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
      ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q                    44,676,765株   2018年12月期     33,246,765株

      ②  期末自己株式数                        2019年12月期3Q           6,665株    2018年12月期         6,665株

      ③  期中平均株式数(四半期累計)                 2019年12月期3Q       36,941,345株   2018年12月期3Q   30,326,658株

       
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     上記の予想は、現時点における経営環境において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今
     後の様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご
     利用に当たっての注意事項等については3ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧く
     ださい。
 
                                         ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………            2
        (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         2
        (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………         3
        (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………         3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………            4
        (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………         4
        (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………         6
             四半期連結損益計算書                                            
              第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       6
             四半期連結包括利益計算書                                          
              第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       7
        (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………         8
            (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       8
            (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………       9
            (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………       9
            (会計上の見積りの変更) …………………………………………………………………………………………       9
            (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………      10
            (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………      12
                                                                   
                                                                   
 




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                                       ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
      当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)における我が国経済は、設備投資の増加や雇
     用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移をしたものの、米中貿易摩擦や中国の景気減速など世界経
     済は不確実性を増しており、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
      また、当社グループが属する外食業界におきましても、物流費の増加、海産物の商材の価格上昇や人件費および
     人材採用費の上昇が利益を圧迫する要因となっており、楽観視できない状況が続いております。
      このような環境下で、当社は「小僧寿しグループ」が持つブランド価値の最大化を成長戦略の基軸として、今以
     上に愛されるブランドへと進化するため、消費者のライフスタイルとニーズに即したリブランドの推進、子会社で
     あるデリズによる、複合宅配事業の推進など、事業再編を進めてまいりました。
      持ち帰り寿し事業等におきましては、競争激化に伴う売上高の減退を改善するための取組みを進めており、当該
     事業の主力ブランドである「小僧寿し」において、「お寿司」に「からあげ」「天ぷら」「とんかつ」等のデリカ
     商材を加えた、新機軸の店舗へと、リブランドの取組みを進めております。その第一段階として、前年度より唐揚
     げブランドの併設を実施しており、全ての直営店全店舗に併設を完了しており、当該直営店の当第3四半期連結会
     計期間における前年同期比売上高は、110%超となっております。この後の新たなリブランドとして、「天ぷら」
     「とんかつ」のデリカ商材の追加併設、デリズとの連携によるデリバリー機能の付加等の展望を見据えており、当
     第3四半期連結会計期間においてリブランドを進めた「天ぷら」「とんかつ」ブランドの併設店においては、前年
     同期比200%超の売上高を創出しております。
      また、集客力の減退する平日営業を中心に、商品クオリティや価格面のメリットを最大限に打ちだした「中トロ
     フェア」や「たっぷりフェア」など、平日限定のプレミアムイベントを実施する事で、より多くのお客様にご来店
     頂ける機会の創出に努めております。上記の施策効果により、既存店売上高は前年同期を上回る結果となっており
     ます。
      一方で、立地環境の問題から収益力が減退した持ち帰り寿し店舗において、デリズが運営する複合型宅配事業店
     舗への業態転換や、当社と資本業務提携を締結している株式会社JFLAホールディングスのグループ会社が運営する
     タピオカブランドの店舗展開およびデリバリー業態の追加、配達効率の更なる向上を目的としたエリア統合の実施
     など、店舗収益力の改善取組みを進めております。また、飲食デリバリーでは業界初となる「後払い」システムの
     導入、各種電子決済サービスの導入等を進め、利便性の向上を図り店舗収益力の改善取組みを進めております。
      以上のとおり、上記を中心とした小僧寿しグループの主力事業の再編を進めた結果、当第3四半期連結累計期間
     (2019年1月1日~2019年9月30日)の売上高は42億84百万円(前年同期比9.6%増加)となりました。しかしな
     がら、上記の施策による増益効果が生じるものの、例年のトレンドと同様、特需要因が減少する7月度、9月度の
     需要が相対的に減退した点や、債務超過及び当期以降の事業再編を進めるために実施を致しました「株式会社小僧
     寿し 第6回新株予約権」の発行諸費用等の発生による経費の増加、介護・福祉事業において経営改善の途上にあ
     り、施設に係る固定コストを吸収する程の売上高を創出するまでに時間を要している点、等の問題により、第3四
     半期連結累計期間の営業損失は1億97百万円(前年同期は4億11百万円の営業損失)、経常損失は1億87百万円
     (前年同期は4億29百万円の経常損失)となりました。また、当第3四半期連結累計期間において、店舗閉鎖損失
     引当金の戻入益16百万円、投資有価証券の売却益9百万円、債務整理益59百万円など、特別利益として85百万円、
     特別損失として13百万円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億31百万円(前年同期は6億15
     百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
       
     ① 持ち帰り寿し事業等
      持ち帰り寿し事業等は、「持ち帰り寿し事業」「その他飲食店事業」「寿しFC事業」より構成されておりま
     す。持ち帰り寿し事業におきましては、直営店として「小僧寿し」「茶月」を76店舗(前年同期比26店舗減少)、
     その他飲食店事業として連結子会社である株式会社スパイシークリエイトが展開する飲食店を8店舗(前年同期は
     8店舗)有しており、持ち帰り寿し事業等の直営店舗数は、合計84店舗(前年同期比26店舗減少)となりました。
     同セグメントの売上高は29億73百万円(前年同期比14.8%減)、営業損失は1億35百万円(前年同期は3億29百万
     円の営業損失)となりました。
 
     ②   デリバリー事業
      デリバリー事業におきましては、主として連結子会社である株式会社デリズが運営しております。当第3四半期
     累計期間の同セグメントの売上高は、前期の新規出店が奏功し10億87百万円の計上となりました。しかしながら、
     当第3四半期における新規出店のイニシャルコスト、アルバイト人員の不足による派遣費用の増加等が影響し、営
     業損失は24百万円となりました。
      
      
 

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                                    ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

 ③    介護・福祉事業
  介護・福祉事業におきましては、サービス付高齢者向け住宅を3施設運営しており、売上高は2億22百万円(前
 年同期比7.1%増加)となりました。入居率の改善による増収により、単月の業績は黒字転換を果たし、業績は改善
 しつつありますが、当期期間中に創出した赤字の影響を改善するまでには至っておらず、営業損失は38百万円(前
 年同期は47百万円の営業損失)となりました。
    
(2)財政状態に関する説明
  当第3四半期連結会計期間末の資産合計は11億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億16百万円の減少と
 なりました。主な要因としては、現金及び預金、受取手形及び売掛金等の流動資産が1億71百万円、敷金及び保証
 金等の固定資産が45百万円減少したこと等によるものです。
  負債合計は17億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億45百万円の減少となりました。
 主な要因としては、支払手形及び買掛金、短期借入金等の流動負債が2億62百万円減少した点、社債が4億円減少
 したこと等によるものです。
  株主資本は、新株予約権の行使、A種種類株式の発行に伴い、資本金及び資本剰余金が増加したこと等により、
 △5億35百万円となりました。
    
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  2019年12月期の業績予想は、2019年8月30日開示の「2019 年 12 月期 連結業績予想に関するお知らせ」から変
 更はございません。
   




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                                  ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                      (単位:千円)
                           前連結会計年度              当第3四半期連結会計期間
                          (2018年12月31日)           (2019年9月30日)
    資産の部                                                          
     流動資産                                                         
       現金及び預金                         138,396              103,155
       受取手形及び売掛金                      343,777              283,101
       商品                              75,984               44,259
       その他                            204,413              176,582
       貸倒引当金                         △30,153              △46,005
       流動資産合計                         732,417              561,092
     固定資産                                                         
       有形固定資産                          53,969               90,472
       無形固定資産                             367                3,795
       投資その他の資産                                                   
         投資有価証券                         7,232                7,182
         敷金及び保証金                      600,507              522,473
         破産債権等に準ずる債権                  234,187              235,285
         その他                           22,038               25,333
         貸倒引当金                      △241,579             △253,073
         投資その他の資産合計                   622,385              537,200
       固定資産合計                         676,722              631,468
     資産合計                           1,409,140            1,192,561
 




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                                  ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

 
                                                     (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                          (2018年12月31日)          (2019年9月30日)
    負債の部                                                         
     流動負債                                                        
       支払手形及び買掛金                     470,124              302,745
       短期借入金                         203,181              162,421
       1年内返済予定の長期借入金                 160,052              162,783
       未払金                           398,078              352,719
       未払法人税等                         28,274               37,025
       店舗等閉鎖損失引当金                     27,230                4,622
       資産除去債務                         15,732                2,163
       その他                           180,944              197,079
       流動負債合計                      1,483,618            1,221,560
     固定負債                                                        
       社債                              5,500                3,002
       転換社債型新株予約権付社債                 400,000                   -
       長期借入金                         162,166              126,123
       資産除去債務                        328,356              288,004
       その他                            87,400               83,082
       固定負債合計                        983,424              500,211
     負債合計                          2,467,042            1,721,772
    純資産の部                                                        
     株主資本                                                        
       資本金                         2,769,338            3,097,116
       資本剰余金                       1,878,047            2,205,825
       利益剰余金                      △5,699,703           △5,831,449
       自己株式                          △7,426               △7,426
       株主資本合計                     △1,059,744            △535,933
     新株予約権                             1,842                6,723
     純資産合計                        △1,057,901            △529,210
    負債純資産合計                        1,409,140            1,192,561
 




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                                    ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                         (単位:千円)
                            前第3四半期連結累計期間          当第3四半期連結累計期間
                             (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                              至 2018年9月30日)         至 2019年9月30日)
    売上高                               3,908,155             4,284,142
    売上原価                              1,967,349             1,884,775
    売上総利益                             1,940,805             2,399,366
    販売費及び一般管理費                        2,351,889             2,597,075
    営業損失(△)                           △411,083              △197,708
    営業外収益                                                            
     受取利息                                 1,311                   572
     受取賃貸料                               66,477                71,136
     その他                                 22,311                18,086
     営業外収益合計                             90,101                89,795
    営業外費用                                                            
     支払利息                                 2,580                 9,688
     賃貸資産関連費用                            64,031                62,671
     貸倒損失                                 8,196                    -
     その他                                 33,804                 7,036
     営業外費用合計                            108,613                79,395
    経常損失(△)                           △429,595              △187,309
    特別利益                                                             
     投資有価証券売却益                               -                  9,950
     店舗閉鎖損失引当金戻入額                            -                 16,195
     債務整理益                                   -                 59,187
     その他                                    620                   487
     特別利益合計                                 620                85,820
    特別損失                                                             
     固定資産除却損                              3,308                11,126
     減損損失                               142,798                 2,127
     店舗閉鎖損失引当金繰入額                         2,903                    -
     段階取得に係る差損                           23,773                    -
     その他                                     -                    484
     特別損失合計                             172,783                13,738
    税金等調整前四半期純損失(△)                   △601,759              △115,227
    法人税、住民税及び事業税                         13,249                16,517
    法人税等合計                               13,249                16,517
    四半期純損失(△)                         △615,008              △131,745
    親会社株主に帰属する四半期純損失(△)               △615,008              △131,745
 




                            - 6 -
                               ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                    (単位:千円)
                       前第3四半期連結累計期間          当第3四半期連結累計期間
                        (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                         至 2018年9月30日)         至 2019年9月30日)
    四半期純損失(△)                    △615,008              △131,745
    その他の包括利益                                                   
     その他の包括利益合計                         -                    -
    四半期包括利益                      △615,008              △131,745
    (内訳)                                                       
     親会社株主に係る四半期包括利益             △615,008              △131,745
     非支配株主に係る四半期包括利益                    -                    -
 




                       - 7 -
                                     ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
 当社グループでは、第43期(2010年12月期)以降第50期(2017年12月期)まで継続して売上高の減少および親会社
 株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、第51期(2018年12月期)においても親会社株主に帰属する
 当期純損失を計上し、10億57百万円の債務超過となっております。当第3四半期連結累計期間末においても債務超
 過の状態が継続しております。
  当社グループでは当該事象又は状況を解消するため、以下の施策を進め、当社グループの収益構造を抜本的に改
 革していくとともに、財務基盤の強化を図り、債務超過の解消に努めてまいります。
   
   ① 「小僧寿し」および「茶月」店舗のリブランド・プロジェクト
   幅広い世代に必要とされ、今以上に愛されるブランドへと進化するため、現在の消費者のライフスタイルやニ
  ーズに即した店舗を開発し、全国の直営店舗およびフランチャイズ店舗について、リブランド化を進めてまいり
  ます。
   2018年12月期において、リブランド店舗の開発として、「既存の持ち帰り寿し店舗」に、唐揚げブランドを併
  設した店舗を開発し、お寿司の提供に留まらない、お寿司以外の中食需要に適う店舗への移行に着手いたしまし
  た。今後、唐揚げブランドのみならず、「とんかつ」「天丼」「海鮮丼」などの複合的なブランドを併設の検
  討、資本業務提携先である株式会社JFLAホールディングスの運営するブランドとの連携による、新ブランド
  の併設などを検討、より多くのお客様のニーズに即した店舗を開発致します。
    
   ② デリバリー事業の推進
   株式会社デリズの運営する複合型宅配事業の店舗展開を中心に、1) 小僧寿し既存店舗を活用したデリバリー
  店舗の展開、2) 株式会社JFLAホールディングスが運営するブランドのデリバリー導入、3) 人気レスト
  ランおよびシェフとのコラボレーションによるデリバリーブランドの開発を進めてまいります。
   2018年12月期においては、15店舗(当初計画は19店舗)のデリバリー店舗を出店し、デリバリーエリアの拡大
  を図りました。また、小僧寿し店舗のデリバリー店舗化を実施し、資産の有効活用および収益構造改善に着手い
  たしました。
   今後、更に小僧寿し店舗のデリバリー店舗化を推し進め収益構造の改善を図るとともに、新たなデリバリーブ
  ランドの導入を加速化させ、消費者ニーズに応えるべく、利便性が高く取り扱い商品に限定されない総合的なバ
  ーチャルレストランを構築し、収益力の向上を図ってまいります。
    
   ③   本部機能の統合による経費削減
   当社グループでは、子会社各社に本部機能を持たせておりましたが、当連結会計年度におきましては、一部子
  会社の本部機能を統合することによるコスト削減を実施致しました。今後、更に管理機能の実態分析を行い、組
  織体系の変更による人員配置の見直しによって業務の効率化を図り、人件費を含む経費の削減に努めてまいりま
  す。
    
   ④   財務体質改善と債務超過解消に向けた施策
   当社は、2019年3月26日開催の取締役会決議に基づき第5回新株予約権(行使価額修正条項付)および、2019年9
  月26日の臨時株主総会決議に基づき第6回新株予約権(行使確約条項付)、A種種類株式を発行し、債務超過解
  消にむけた対応を図っております。また、新株予約権者他、株式会社JFLAホールディングスからのご支援を
  継続して受けつつ、必要に応じて新たな施策を検討してまいります。
    
   以上の施策を通じて、安定的な利益の確保と財務体質の改善を図り債務超過解消に努めてまいります。
   しかしながら、各施策は実施途上にあり、当第3四半期連結会計期間末時点では、各施策の効果が現れておら
  ず、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

  なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影
  響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。




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                                   ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

    (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
        該当事項はありません。
         
 
    (会計方針の変更)
      該当事項はありません。
       
    (会計上の見積りの変更)
        該当事項はありません。
     
 




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                                                ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期第3四半期決算短信

(セグメント情報等)
        【セグメント情報】
Ⅰ       前第3四半期連結累計期間(自2018年1月1日 至2018年9月30日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                               (単位:千円)
                                     報告セグメント                                       四半期連結
                                                                         調整額       損益計算書
                       持ち帰り寿司                                           (注)1        計上額
                              デリバリー事業 介護・福祉事業             計
                        事業等                                                        (注)2

    売上高                                                                                     
        外部顧客への売上高       3,490,644   209,579   207,933   3,908,155            -     3,908,155
        セグメント間の内部売上高
                            1,790     1,786        -       3,576         △3,576           -
        又は振替高
                計       3,492,434   211,365   207,933   3,911,732        △3,576    3,908,155

セグメント損失(△)              △329,021    △34,463   △47,396   △410,881          △202     △411,083
    (注)1.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
       2.セグメント損失の調整額には、セグメント間取引消去△202千円が含まれております。
     
     2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
       (固定資産に係る重要な減損損失)
         「持ち帰り寿し事業等」セグメントにおいて、有形固定資産の減損損失を計上しております。
          なお、当第3四半期累計期間においては138,726千円の減損損失を計上しております。この他に、介護・福
          祉事業において4,071千円の減損損失を計上しております。
       (のれんの金額の重要な変動)
         第2四半期連結会計期間において、株式会社デリズの株式を取得し、連結の範囲に含めたことに伴い「デリ
         バリー事業」セグメントにおいて、のれん827,649千円が発生しております。
     
    3.報告セグメントの変更等に関する事項
       第2四半期連結会計期間より、株式会社デリズを連結の範囲に含めたことに伴い、「デリバリー事業」を報
         告セグメントとして新たに追加しております。
 




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Ⅱ       当第3四半期連結累計期間(自2019年1月1日 至2019年9月30日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                 (単位:千円)
                                       報告セグメント                                       四半期連結
                                                                           調整額       損益計算書
                       持ち帰り寿司                                             (注)1        計上額
                              デリバリー事業 介護・福祉事業               計
                        事業等                                                          (注)2

    売上高                                                                                       
        外部顧客への売上高       2,973,748   1,087,747   222,647   4,284,142              -   4,284,142
        セグメント間の内部売上高
                           10,061     12,293          -      22,354       △22,354           -
        又は振替高
                計       2,983,809   1,100,040   222,647   4,306,496       △22,354    4,284,142

セグメント損失(△)              △135,654    △24,166     △38,041   △197,861            153    △197,708
    (注)1.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
       2.セグメント損失の調整額には、セグメント間取引消去153千円が含まれております。
     
     2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
       (固定資産に係る重要な減損損失)
         該当事項はありません。
       (のれんの金額の重要な変動)
         該当事項はありません。
     
 




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    (重要な後発事象)
      当社は、2019年9月26日開催の臨時株主総会の決議に基づき、第三者割当による第6回新株予約権(行使確約条
     項付)を発行し、当第3四半期連結会計期間末である2019年9月末日時点において、新株予約権50,000個の行使が
     有り、5,000,000株の新株を発行しております。
      2019年11月14日時点においては、新株予約権の累計行使数は270,000個となっており、累計27,000,000株の新株
     を発行しており、当第3四半期連結会計期間末日以降、2019年11月14日までの本件新株予約権の行使による資金調
     達額は220,000千円となっております。
 




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