9973 J-小僧寿し 2019-05-15 14:20:00
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 


                                                                                              


 
                        2019年12月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                        2019年5月15日
上場会社名               株式会社小僧寿し                                                            上場取引所  東
コード番号               9973 URL  http://www.kozosushi.co.jp/
代表者                 (役職名) 代表取締役社長                        (氏名)小林          剛
問合せ先責任者             (役職名) 経営企画部室長                        (氏名)毛利          謙久             TEL  03-4586-1122
四半期報告書提出予定日  2019年5月15日                                  配当支払開始予定日                -
 
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無      
 
四半期決算説明会開催の有無      : 無      
 
 
                                                                                                    (百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                                   (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                                               親会社株主に帰属する
                   売上高         営業利益                                              経常利益
                                                                                                 四半期純利益
                                百万円          %         百万円           %           百万円         %    百万円   %
    2019年12月期第1四半期               1,492     17.7         △9           -             △5        -       1  -
    2018年12月期第1四半期               1,267     △7.5         △85          -            △87        -    △218  -
 
(注)包括利益         2019年12月期第1四半期                1百万円 (-%)              2018年12月期第1四半期              △218百万円 (-%)
 
                                                     潜在株式調整後
                                 1株当たり
                                                      1株当たり
                                四半期純利益
                                                      四半期純利益
                                           円 銭             円 銭
    2019年12月期第1四半期                         0.03             0.03
    2018年12月期第1四半期                        △7.34               -
 
    (2)連結財政状態
                                    総資産                 純資産                  自己資本比率                1株当たり純資産
                                          百万円                  百万円                           %           円 銭
    2019年12月期第1四半期                         1,148              △1,056                         -          △31.85
    2018年12月期                              1,409              △1,057                         -          △31.88
 
(参考)自己資本                2019年12月期第1四半期             △1,058百万円         2018年12月期          △1,059百万円
 
2.配当の状況
                                                      年間配当金
 
                        第1四半期末       第2四半期末           第3四半期末             期末                 合計
                            円 銭          円 銭              円 銭                    円 銭             円 銭
    2018年12月期                   -             0.00             -                 0.00            0.00
    2019年12月期                   -                                                             
                
    2019年12月期(予想)         0.00        -                                          0.00            0.00
 
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無    
 
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
 
     当社及び当社グループにおける次期の業績見通しにつきましては、店舗のリブランド推進や、デリバリー事業の複合
    宅配事業拠点の出店計画の推進状況等、様々な要因により変動する事が予想されます。現在、当該推進計画を織り込ん
    だ中期計画を鋭意策定中でありますので、2019年12月期の連結業績予想につきましては、当該計画の策定を完了次第、
    公表させて頂きます。
 
※  注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無    
          新規  -社  (社名)-、除外  -社  (社名)-
           
    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無    
        
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
         ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        : 無    
 
         ②  ①以外の会計方針の変更                      : 無    
 
         ③  会計上の見積りの変更                        : 無    
 
         ④  修正再表示                                  : 無    
      
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
         ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q                    33,246,765株   2018年12月期     33,246,765株

         ②  期末自己株式数                        2019年12月期1Q           6,665株    2018年12月期         6,665株

    ③  期中平均株式数(四半期累計)                      2019年12月期1Q       33,240,100株   2018年12月期1Q   33,240,100株
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   上記の予想は、現時点における経営環境において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今
     後の様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご
     利用に当たっての注意事項等については3ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧く
     ださい。
 
                                    ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………       3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………       4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………       4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………       5
        四半期連結損益計算書                                             
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       5
        四半期連結包括利益計算書                                           
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       6
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       7
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       7
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       8
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………       9
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………       9
       (会計上の見積りの変更) …………………………………………………………………………………………       9
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………       10
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………       12
 




                            - 1 -
                                       ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
     当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)における我が国経済は、設備投資の増加や雇用・
    所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移をしたものの、米中貿易摩擦や中国の景気減速など世界経済は不
    確実性を増しており、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
     また、当社グループが属する外食業界におきましても、物流費の増加、海産物の商材の価格上昇や人件費及び人材
    採用費の上昇が利益を圧迫する要因となっており、楽観視出来ない状況が続いております。
     このような環境下で、当社は「小僧寿しグループ」が持つブランド価値の最大化を成長戦略の基軸として、今以上
    に愛されるブランドへと進化するため、消費者のライフスタイルとニーズに即しリブランドの推進、業務提携先であ
    る株式会社JFLAホールディングスや、夢の街創造委員会株式会社、株式会社デリズとの共同による複合宅配事業の推
    進など、事業再編を進めてまいりました。
     持ち帰り寿し事業等におきましては、競争激化に伴う売上高の減退を改善するために、当該事業の主力ブランドで
    ある「小僧寿し」において、お寿しの提供に留まらず、唐揚げを主体としたブランド「元祖中津唐揚げ」を既存店舗
    に併設することで、お寿し以外の中食需要に適う店行を進めております。この結果、既存店売上高は前年同期比を上
    回っております。また、唐揚げブランドのみならず、「とんかつ」「天丼」「海鮮丼」などの複合的なブランドを併
    設した店舗を2019年1月以降に3店舗開設し、売上高前年同期比は130%超の推移を示しております。
     また、デリバリー事業においては、2018年6月より連結子会社となった株式会社デリズを主体に、複合型宅配事業
    店舗の更なる出店を進め、2019年12月期において15店舗超の出店を予定し、当第1四半期連結累計期間において6店
    舗の出店を致しました。
      
     以上の通り、2018年12月期より、小僧寿しグループの主力事業の再編を進めた結果、当第1四半期連結累計期間
    (2019年1月1日~2019年3月31日)の売上高は14億92百万円(前年同期比17.7%増加)となりました。上記施策の
    効果の顕在化も有り、持ち帰り寿し事業等、及び、デリバリー事業の両事業セグメントにおいて、8百万円の営業利
    益を創出するなど、前年同期より大きく収益性の改善を果たしておりますが、介護・福祉事業において、経営改善の
    途上にあり、売上高は堅調に推移したものの、施設に係る固定コスト及び業務委託費等の削減に時間を用しているた
    め、当第1四半期連結累計期間の営業損失は9百万円(前年同期は85百万円の営業損失)、経常損失は5百万円(前
    年同期は87百万円の経常損失)となりました。また、当第1四半期連結累計期間において、投資有価証券の売却益9
    百万円等を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は1百万円(前年同期は2億18百万円の親会社株主に
    帰属する四半期純損失)となりました。
      
    ① 持ち帰り寿し事業等
     持ち帰り寿し事業等は、「持ち帰り寿し事業」「その他飲食店事業」「寿しFC事業」より構成されております。
    持ち帰り寿し事業におきましては、直営店として「小僧寿し」「茶月」、および「茶月」のリブランド店である「京
    都茶月」を89店舗(前年同期比26店舗減少)、その他飲食店事業として連結子会社である株式会社スパイシークリエ
    イトが展開する飲食店を8店舗(前年同期は8店舗)有しており、持ち帰り寿し事業等の直営店舗数は、合計97店舗
    (前年同期比26店舗減少)となりました。また、「寿しFC事業」におけるフランチャイズ加盟店数は132店舗(前
    年同期比24店舗減少)となっております。同セグメントの売上高は10億85百万円(前年同期比9.5%減少)、営業損
    失は1百万円(前年同期は75百万円の営業損失)となりました。
      
    ②    デリバリー事業
     デリバリー事業は、2018年6月に子会社化した株式会社デリズが運営をしております。主に、宅配ポータルサイト
    「出前館」(2018年4月23日に業務提携を締結した夢の街創造委員会株式会社が運営)、および株式会社デリズの自
    社WEBサイトを通じ受注した商品を調理、宅配する事業、および飲食店の宅配を代行する事業です。
     直営店として24店舗、小僧寿し・茶月の業態転換により開発した店舗として6店舗、FC店として12店舗を有して
    おります。
     当第1四半期連結累計期間におきましては、前期において推進した新規出店店舗が収益化したために、売上高が3
    億35百万円、営業利益は9百万円となりました。
      
    ③ 介護・福祉事業
     介護・福祉事業におきましては、サービス付高齢者向け住宅を3施設運営しており、売上高は71百万円(前年同期
    比5.1%増加)となりました。当該事業は経営改善の途上にあり、売上高は堅調に推移したものの、施設に係る固定
    コスト及び業務委託費等の削減に時間を用しているため営業損失は18百万円(前年同期は9百万円の営業損失)とな
    りました。
 


                               - 2 -
                                       ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
     当第1四半期連結会計期間末の資産合計は11億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億60百万円の減少とな
    りました。主な要因としては、現金及び預金が32百万円、売掛金が95百万円、商品が30百万円減少したこと等による
    ものです。
     負債合計は22億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億26百万円の減少となりました。主な要因としては、
    買掛金が1億93百万円、未払い金が46百万円減少したこと等によるものです。
     株主資本は、当第1四半期連結累計期間の業績を反映して1百万円減少し、△10億58百万円となりました。
 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
     当社および当社グループにおける次期の業績見通しにつきましては、店舗のリブランド推進や、デリバリー事業の
    複合宅配事業拠点の出店計画の推進状況等、様々な要因により変動する事が予想されます。現在、当該推進計画を織
    り込んだ中期計画を鋭意策定中でありますので、2019年12月期の連結業績予想につきましては、当該計画の策定を完
    了次第、公表させて頂きます。




                               - 3 -
                               ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                       (単位:千円)
                           前連結会計年度               当第1四半期連結会計期間
                
                          (2018年12月31日)            (2019年3月31日)
    資産の部                                                           
     流動資産                                                          
       現金及び預金                          138,396              106,849
       売掛金                             343,777              247,996
       商品                               75,984               45,130
       その他                             204,413              140,325
       貸倒引当金                          △30,153              △32,020
       流動資産合計                          732,417              508,282
     固定資産                                                          
       有形固定資産                           53,969               59,312
       無形固定資産                              367                2,158
       投資その他の資産                                                    
         投資有価証券                          7,232                7,182
         敷金及び保証金                       600,507              565,794
         破産債権等に準ずる債権                   234,187              227,381
         その他                            22,038               20,170
         貸倒引当金                       △241,579             △241,962
         投資その他の資産合計                    622,385              578,566
       固定資産合計                          676,722              640,037
     資産合計                            1,409,140            1,148,320
    負債の部                                                           
     流動負債                                                          
       買掛金                             470,124              276,301
       短期借入金                           203,181              199,448
       1年内返済予定の長期借入金                   160,052              160,869
       未払金                             398,078              351,901
       未払法人税等                           28,274               40,304
       店舗等閉鎖損失引当金                       27,230               17,419
       資産除去債務                           15,732               18,470
       その他                             180,944              195,101
       流動負債合計                        1,483,618            1,259,815
     固定負債                                                          
       社債                                5,500                4,501
       転換社債型新株予約権付社債                   400,000              400,000
       長期借入金                           162,166              150,384
       資産除去債務                          328,356              306,479
       その他                              87,400               83,830
       固定負債合計                          983,424              945,195
     負債合計                            2,467,042            2,205,011
    純資産の部                                                          
     株主資本                                                          
       資本金                           2,769,338            2,769,338
       資本剰余金                         1,878,047            1,878,047
       利益剰余金                        △5,699,703           △5,698,592
       自己株式                            △7,426               △7,426
       株主資本合計                       △1,059,744           △1,058,633
     新株予約権                               1,842                1,942
     純資産合計                          △1,057,901           △1,056,690
    負債純資産合計                          1,409,140            1,148,320
 




                       - 4 -
                                      ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                            (単位:千円)
                              前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                               (自 2018年1月1日           (自 2019年1月1日
                                至 2018年3月31日)          至 2019年3月31日)
    売上高                                  1,267,689             1,492,630
    売上原価                                   632,766               675,793
    売上総利益                                  634,923               816,836
    販売費及び一般管理費                             720,609               826,568
    営業損失(△)                               △85,685                △9,732
    営業外収益                                                               
     受取利息                                      587                   453
     受取賃貸料                                  22,041                22,936
     その他                                     2,963                 8,236
     営業外収益合計                                25,591                31,625
    営業外費用                                                               
     支払利息                                       29                 3,429
     賃貸資産関連費用                               21,316                20,894
     その他                                     5,582                 2,705
     営業外費用合計                                26,927                27,029
    経常損失(△)                               △87,021                △5,136
    特別利益                                                                
     投資有価証券売却益                                  -                  9,950
     店舗等閉鎖損失引当金戻入益                          18,388                 4,242
     その他                                       620                   486
     特別利益合計                                 19,008                14,678
    特別損失                                                                
     固定資産除却損                                    -                    812
     減損損失                                  131,146                 1,056
     特別損失合計                                131,146                 1,869
    税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                         △199,159                  7,672
    純損失(△)
    法人税、住民税及び事業税                           19,573                 6,561
    法人税等調整額                                 △435                     -
    法人税等合計                                 19,138                 6,561
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                    △218,298                 1,111
    非支配株主に帰属する当期純損失(△)                         -                     -
    親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                         △218,298                  1,111
    に帰属する四半期純損失(△)
 




                              - 5 -
                                ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                     (単位:千円)
                        前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                         (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                          至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
    四半期純利益又は四半期純損失(△)              △218,298               1,111
    その他の包括利益                                                   
     その他の包括利益合計                          -                   -
    四半期包括利益                        △218,298               1,111
    (内訳)                                                       
     親会社株主に係る四半期包括利益               △218,298               1,111
     非支配株主に係る四半期包括利益                     -                   -
 




                        - 6 -
                                     ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
   当社グループでは、第43期(2010年12月期)以降第50期(2017年12月期)まで継続して売上高の減少および親
  会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、第51期(2018年12月期)においても親会社株主に帰
  属する当期純損失を計上し、10億57百万円の債務超過となっております。当第1四半期連結累計期間末において
  も債務超過の状態が継続しております。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は
  状況が存在しております。
   当社グループでは当該事象又は状況を解消するため、以下の施策を進め、当社グループの収益構造を抜本的に
  改革していくとともに、財務基盤の強化を図り、債務超過の解消に努めてまいります。
   
      ①   「小僧寿し」および「茶月」店舗のリブランド・プロジェクト
   幅広い世代に必要とされ、今以上に愛されるブランドへと進化するため、現在の消費者のライフスタイルやニ
  ーズに即した店舗を開発し、全国の直営店舗およびフランチャイズ店舗について、リブランド化を進めてまいり
  ます。
   2018年12月期において、リブランド店舗の開発として、「既存の持ち帰り寿し店舗」に、唐揚げブランドを併
  設した店舗を開発し、お寿司の提供に留まらない、お寿司以外の中食需要に適う店舗への移行に着手いたしまし
  た。今後、唐揚げブランドのみならず、「とんかつ」「天丼」「海鮮丼」などの複合的なブランドを併設の検
  討、資本業務提携先である株式会社JFLAホールディングスの運営するブランドとの連携による、新ブランド
  の併設などを検討、より多くのお客様のニーズに即した店舗を開発致します。
       
      ②   デリバリー事業の推進
   株式会社デリズの運営する複合型宅配事業の店舗展開を中心に、1) 小僧寿し既存店舗を活用したデリバリー
  店舗の展開、2) 株式会社JFLAホールディングスが運営するブランドのデリバリー導入、3) 人気レスト
  ランおよびシェフとのコラボレーションによるデリバリーブランドの開発を進めてまいります。
   2018年12月期においては、15店舗(当初計画は19店舗)のデリバリー店舗を出店し、デリバリーエリアの拡大
  を図りました。また、小僧寿し店舗のデリバリー店舗化を実施し、資産の有効活用および収益構造改善に着手い
  たしました。
   今後、更に小僧寿し店舗のデリバリー店舗化を推し進め収益構造の改善を図るとともに、新たなデリバリーブ
  ランドの導入を加速化させ、消費者ニーズに応えるべく、利便性が高く取り扱い商品に限定されない総合的なバ
  ーチャルレストランを構築し、収益力の向上を図ってまいります。
    
      ③ 本部機能の統合による経費削減
      当社グループでは、子会社各社に本部機能を持たせておりましたが、当連結会計年度におきましては、一部子
  会社の本部機能を統合することによるコスト削減を実施致しました。今後、更に管理機能の実態分析を行い、組
  織体系の変更による人員配置の見直しによって業務の効率化を図り、人件費を含む経費の削減に努めてまいりま
  す。
    
      ④ 財務体質改善と債務超過解消に向けた施策
      当社は、2019年3月26日開催の取締役会決議に基づき第5回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行し対応を図
  っております。また、株式会社JFLAホールディングスからのご支援を継続して受けつつ、必要に応じて新た
  な施策を検討してまいります。
       
      以上の施策を通じて、安定的な利益の確保と財務体質の改善を図り債務超過解消に努めてまいりますが、必要
  に応じて資本増強策を検討してまいります。
   しかしながら、各施策は実施途上にあり、当第1四半期連結会計期間末時点では、各施策の効果が現れておら
  ず、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
   なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の
  影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
   
   




                             - 7 -
                               ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
 該当事項はありません。
  




                       - 8 -
                                   ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

    (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
        該当事項はありません。
         
 
    (会計方針の変更)
     該当事項はありません。
       
 
    (会計上の見積りの変更)
        該当事項はありません。
     
 




                           - 9 -
                                            ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

(セグメント情報等)
    【セグメント情報】
Ⅰ   前第1四半期連結累計期間(自2018年1月1日 至2018年3月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                               (単位:千円)
                                報告セグメント                            四半期連結
                                                        調整額        損益計算書
                    持ち帰り寿し                              (注)1        計上額
                           介護・福祉事業            計
                      事業等                                          (注)2

売上高                                                                         
    外部顧客への売上高       1,200,057      67,632   1,267,689       -      1,267,689
    セグメント間の内部売上高
                         496           -          496     △496            -
    又は振替高
         計          1,200,553      67,632   1,268,186     △496     1,267,689

セグメント利益又は損失(△)       △75,662      △9,964     △85,627      △58       △85,685
(注)1.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
    2.セグメント損失の調整額には、セグメント間取引消去△58千円が含まれております。
  
  2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
    (固定資産に係る重要な減損損失)
       当社は、複合型宅配事業の推進を図る中で、当該ビジネスモデルを実施する為の店舗造作等の資産除去債
      務について再度見積もりを実施した結果、新たに資産除去債務の計上等を致しましたが、当該対象店舗にお
      いて、固定資産等の減損損失を計上しているため、持ち帰り寿し事業等において131,146千円の減損損失を
      計上しております。
    (のれんの金額の重要な変動)
      該当事項はありません。
       




                                  - 10 -
                                          ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

 当第1四半期連結累計期間(自2019年1月1日 至2019年3月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                          (単位:千円)
                                 報告セグメント                                      四半期連結
                                                                    調整額       損益計算書
                    持ち帰り寿し                                          (注)        計上額
                           デリバリー事業 介護・福祉事業            計
                      事業等                                                      (注)

売上高                                                                                    
 外部顧客への売上高          1,085,661   335,836    71,131   1,492,630             -   1,492,630
 セグメント間の内部売上高
                         698      9,086        -        9,785       △9,785           -
 又は振替高
        計           1,086,360   344,923    71,131   1,502,415       △9,785    1,492,630

セグメント利益又は損失(△)        △1,086      9,710   △18,355     △9,732              -     △9,732
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
  
  2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
  (固定資産に係る重要な減損損失)
     「持ち帰り寿し事業等」セグメントにおいて、有形固定資産の減損損失を1,056千円の減損損失を計上し
    ております。
  (のれんの金額の重要な変動)
      該当事項はありません。
       




                                - 11 -
                             ㈱小僧寿し(9973) 2019年12月期 第1四半期決算短信

    (重要な後発事象)
      該当事項はありません。
 




                    - 12 -