9973 J-小僧寿し 2019-03-27 17:10:00
債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ [pdf]
平成 31 年3月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社小僧寿し
代表者名 代表取締役社長 小林 剛
(JASDAQ コード:9973)
問合せ先 経営企画部室長 毛利 謙久
(電話番号 03-4586-1122)
債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ
当社は、本日、有価証券報告書を提出し、平成 30 年 12 月期において債務超過となったことから、本日
の株式会社東京証券取引所の発表のとおり、有価証券上場規程第 604 条の2第1項第3号(関連規則は同
601 条第1項第5号)
(債務超過)に該当するため、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となりましたの
で、下記の通りお知らせいたします。
記
1.対象となる法定開示書類
有価証券報告書(自 平成 30 年1月1日 至 平成 30 年 12 月 31 日)
2.債務超過に至った経緯
当社グループの中核を担う持ち帰り寿司事業等において、競争激化に伴う売上高の減退を改善するた
めに、お寿司の提供に留まらず、唐揚げを主体としたブランドを既存店舗に併設するなど、お寿司以外
の中食需要に適う店舗への移行に着手致しました。 しかしながら、 同店舗展開が平成 30 年9月以降とな
った事も有り、当期における売上改善への寄与が限定的でありました。
また、平成 30 年6月に連結子会社とした株式会社デリズが実施するデリバリー事業において、 出店候
補地における物件取得が計画通りに進まず、新規出店計画を下回ったこと、新店での人材確保を継続し
てまいりましたが、想定していた人材確保には至らなかったことにより、店舗収益性が当初想定を下回
りました。
以上の事由に伴い、当社グループの事業再編の推進を進めておりましたが、当連結会計年度において
は、再編推進の影響が限定的であったこと、2009 年 12 月期より続く店舗売上の減少を改善するまでに
は至らなかった点などの要因により、 営業損失5億 91 百万円、経常損失6億7百万円を計上する結果と
なりました。 また、 株式会社デリズの株式取得の際に発生したのれんの償却7億 90 百万円、 業務統合シ
ステム他の減損損失2億 15 百万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純損失は 16 億 78 百万
円となり、10 億 57 百万円の債務超過となりました。
3.猶予期間
平成 31 年1月1日から平成 31 年 12 月 31 日
4.今後の見通し
当社グループでは、主力事業である持ち帰り寿司店「小僧寿し」
「茶月」店舗の更なるリブランド推
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進、デリバリー事業の推進として、複合型宅配事業店舗の新規出店推進、本部機能の統合による経費削
減などを実施することで、収益構造を抜本的に改革していくとともに、平成 31 年3月 25 日開示の「第
三者割当により発行される第5回新株予約権(行使価額修正条項付き)の発行及び新株予約権の第三者
割当契約(コミット・イシュー・プラス)の締結に関するお知らせ」においてお知らせの通り、新株予約
権の発行等による増資の実施を行う事で、速やかに債務超過の解消をいたします。
以上
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