9964 J-アイテック 2020-08-07 11:00:00
2021年3月期 業績予想および配当予想の公表に関するお知らせ [pdf]
2020年8月7日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ア イ・テ ッ ク
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 大畑 大輔
( コード番号 9964・JASDAQ )
問 合 せ 先 常務取締役管理本部長兼経理部長 伏見 好史
TEL(054)337-2001
2021年3月期 業績予想および配当予想の公表に関するお知らせ
2020年5月14日に公表いたしました「2020年3月期 決算短信〔日本基準〕
(連結)
」におきまして未定としておりま
した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の業績予想および配当予想につきまして、下記のとおり公表い
たしますのでお知らせいたします。
記
1.業績予想について
2021年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値(2020年4月1日~2020年9月30日)
親会社株主に帰属する 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) - - - - -
今回発表予想(B) 35,600 223 283 173 19.11
増減額(B-A) - - - -
増減率(%) - - - -
(ご参考)前期第 2 四半期実績
46,196 2,930 3,170 2,111 193.23
(2020 年 3 月期第 2 四半期)
2021年3月期通期連結業績予想数値(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に帰属する 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
- - - - -
今回発表予想(B) 70,000 670 770 472 52.15
増減額(B-A) - - - -
増減率(%) - - - -
(ご参考)前期期実績
83,366 3,900 4,292 2,721 248.57
(2020 年 3 月期)
2021年3月期第2四半期(累計)個別業績予想数値(2020年4月1日~2020年9月30日)
1 株当たり
売上高 経常利益 四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
- - - -
今回発表予想(B) 35,100 200 127 14.03
増減額(B-A) - - -
増減率(%) - - -
(ご参考)前期第 2 四半期実績
44,688 1,998 1,367 125.17
(2020 年 3 月期第 2 四半期)
2021年3月期通期個別業績予想数値(2020年4月1日~2021年3月31日)
1 株当たり
売上高 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
- - - -
今回発表予想(B) 69,000 550 350 38.67
増減額(B-A) - - -
増減率(%) - - -
(ご参考)前期実績
81,256 2,781 1,800 164.44
(2020 年 3 月期)
業績予想公表の理由
2021年3月期の業績予想につきましては、
「2020年3月期 決算短信〔日本基準〕
(連結)」の公表時には新型コロナウ
イルス感染症拡大により、業績に与える影響を合理的に見積もる事が困難であるため、未定としておりました。しかし
ながら、国内における緊急事態宣言の解除等により経済活動再開の動きが見え始めた事と、当社及び当社グループの
2021年3月期第1四半期の業績及び現時点において入手可能な情報や予測等に基づき、連結業績予想及び個別業績予想
を算定いたしましたので公表いたします。
今後の経済状況の見通しにつきましては、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、世界経済、国内経済共に
甚大な影響が懸念されており、景気の先行きは極めて厳しい状況が続くものと予想されます。
当鉄鋼流通加工業界におきましては、国内大手鉄鋼メーカーでは中長期的な国内需要の減少等の対応策として高炉休
止を進めており、さらに新型コロナウイルス感染症への対応として大規模な減産も示唆されております。また、大手・
準大手ゼネコンでは建設中の工事の一時中断や中断の検討等が発表され、当社の主要な取引先であるゼネコン・ファブ
リケーターにおいても影響が懸念されております。このような状況の中、新規の民間設備投資の期待は薄く、今後長期
にわたり鋼材の荷動きは低迷が予想されます。
売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が、直接的に当社グループの売上高に影響がするものでは
ありませんが、これらの影響から個人消費や企業収益の悪化を招き、それらの結果、景気が低迷し民間設備投資意欲の
減退に繋がる事を深く憂慮しております。足下においては、現在進行中の工事等においては、継続的に鋼材は使用され
るものの、新規の中小物件の引き合いは減少しており、今後の出荷量の減少が懸念されます。また、販売価格につきま
しても、昨年末から鋼材市況は大幅に下落しております。これらを踏まえて売上高は70,000百万円(前年同期比16.0%
減)を見込んでおります。また、損益につきましては、当社は取引先への供給責任を果たすため、常に大量の在庫を保
有し、営業を展開しており、鋼材市況の下落局面においては、収益率の悪化を招きやすく、非常に厳しい状況となって
おります。これらを踏まえて営業利益は670百万円(前年同期比82.8%減)
、経常利益は770百万円(前年同期比82.1%
減)、親会社株主に帰属する当期純利益は472百万円(前年同期比82.7%減)を見込んでおります。
なお、個別業績についても、業況は上記と同様となり、売上高は69,000百万円(前年同期比15.1%減)
、経常利益は
550百万円(前年同期比80.2%減)、当期純利益は350百万円(前年同期比63.4%減)を見込んでおります。
(注) 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後
の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
2.配当予想について
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
前回予想
- - - - -
今回予想 - 15.00 - 15.00 30.00
(ご参考)前期実績
- 25.00 - 25.00 50.00
(2020 年 3 月期)
配当予想の理由
当社は、株主に対し業績に応じた利益還元を行うことを経営の最重要目標のひとつとして位置づけ、安定配当の維持
を基本としながら、企業体質の強化及び将来の事業展開に備えるための内部留保の充実と合わせ勘案し、配当を行うこ
とを基本方針としております。
当期の配当につきましては、2021年3月期の連結業績予想を未定としていた事から、配当予想につきましても未定と
させて頂いておりましたが、今般の業績予想の公表に伴い、2021年3月期の連結業績予想及び今後の事業展開や財務体
質等を総合的に勘案すると共に、上記の基本方針に基づき、1株当たり30円(うち中間配当15円)を予定しております。
また、内部留保資金につきましては、今後の企業競争力の維持向上のため、事業規模の拡大並びに新規事業投資等に
活用し企業体質をより盤石なものとするために有効活用してまいります。
以 上