9959 アシードHD 2020-12-04 15:00:00
2021年3月期第2四半期決算及び中期経営計画説明資料 [pdf]

2021年3月期                    【証券コード:9959】
第2四半期決算及び中期経営計画説明資料
2020年12月4日




                  代表取締役社長   河本 大輔
はじめに


新型コロナウィルス感染拡大の状況を踏まえ、皆様および当社関係者の健康と安全を第一に考慮
し、第2四半期決算及び中期経営計画の資料、説明動画の掲載で対応させていただくことにいた
しました。
今後もIR活動の充実に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。




          新型コロナウィルス感染拡大に対する取り組みについて


 当社は、政府および地方自治体の指導のもと『取引先および従業員の皆様の生命、健康、安
 全』を最優先し、感染リスクの低減する策を実行しつつ、『農林水産省の食品産業事業者への
 事業継続に関する基本的なガイドライン』に基づき 、飲料の安定的な供給と重要な社会インフ
 ラである自動販売機の運営継続を維持してまいります。




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        本日の内容



Ⅰ.第2四半期決算概況と通期見込

Ⅱ.成長戦略



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Ⅰ.決算概況       2021年3月期 第2四半期業績

売上高、経常利益の減少の主な要因は、自販機運営リテイル事業のマイナスによるものです。

                     2020年3月期                    2021年3月期
                                                                                 増減額/率
                      第2四半期                       第2四半期


売        上       高    13,869百万円                      12,157百万円                △1,711百万円 / △12.3%




営   業        利   益      571百万円                            294百万円               △277百万円 / △48.5%




経   常        利   益      582百万円                            381百万円               △200百万円 / △34.4%



親会社株主に帰属する
                        375百万円                            229百万円               △145百万円 / △38.8%
四 半 期 純 利 益



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 Ⅰ.決算概況            セグメント別売上高・営業利益①

  ●自販機運営リテイル事業                                                  ●飲料製造事業
                  5,925百万円                                                             6,116百万円
    売 上 高                                                          売 上 高
                  (前年同期比 26.2%減少)                                                      (前年同期比7.2%増加)
                    ▲42百万円                                                               503百万円
    営業利益                                                           営業利益
                  (前年同期は178百万円の利益)                                                     (前年同期比9.4%減少)
   ・新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛や                                       ・ソフトパウチ飲料などの製造数量が大きく減少
    テレワークの定着などで大幅な減収減益。                                            ・ RTD(低アルコール飲料)は家飲み需要を中心に引き続き
   ・4月、5月の売り上げ大幅減少から持ち直しの傾向は続                                       強い需要があり、堅調に推移
    いているが、インドアロケーションを中心に厳しい環境
    が続いている。

  売上高(単位:百万円)              営業利益(単位:百万円)                           売上高(単位:百万円)                         営業利益(単位:百万円)
10,000                       600                                10,000                                800
         8,032
 7,500                       400                                 7,500                                600    555
                  5,925                                                                      6,116                    503
                                                                              5,706
                                    178
 5,000                       200                                 5,000                                400


 2,500                         0                                 2,500                                200
                                               ▲ 42

     0                     ▲ 200                                       0                               0
         2019.9   2020.9           2019.9      2020.9                         2019.9         2020.9         2019.9   2020.9
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Ⅰ.決算概況          セグメント別売上高・営業利益②

●飲料サービスシステム事業                                             ●不動産運用事業
               32百万円                                                             83百万円
 売 上 高                                                       売 上 高
               (前年同期比50.0%減少)                                                    (前年同期比28.1%増加)
                1百万円                                                             84百万円
 営業利益                                                        営業利益
               (前年同期比70.4%減少)                                                    (前年同期比4.9%減少)
・遊技場市場の低迷により減収減益                                            ・前期(2019年9月)に物流倉庫を取得




売上高(単位:百万円)             営業利益(単位:百万円)                        売上高(単位:百万円)                         営業利益(単位:百万円)
100                     25                                    100                               100
                                                                                                       88
                                                                                         83                     84
                        20
75                                                             75                               75
       64                                                                  64
                        15
50                                                             50                               50
                32      10

25                             5                               25                               25
                         5
                                            1
 0                       0                                       0                                0
      2019.9   2020.9        2019.9      2020.9                         2019.9         2020.9         2019.9   2020.9
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Ⅰ.決算概況      営業利益 減益要因


                                          前期比 ▲277百万円
    571


                自販機運営の粗利益減少 1,167
                飲料製造の粗利益減少 75                                                                (百万円)
                その他の減少 3
                                                                                          294




                                                                                その他
                                                            貸倒引当金繰入            の減少 221
   2019.9                                                                                2020.9
                                                             の減少 61
                                       販売促進費
                                       の減少 104




                   販売交付金
                   の減少 580



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Ⅰ.決算概況       第1四半期、第2四半期の状況

新型コロナウイルス感染拡大の影響により第1四半期は売上・営業利益とも前期比で大幅な減少となりましたが、
7月以降は外出自粛緩和等の方針を受け、持ち直しの傾向が続いています。

                      売上高                                                                    営業利益

(百万円)      2019年3月期       2020年3月期                       (百万円)                 2019年3月期        2020年3月期
  8,000                                                    500

          7,030               6,839
                                      6,557
                                                            400
  6,000           5,600                                                     341


                                                            300

                                                                                                    230   249
  4,000

                                                            200


  2,000
                                                            100
                                                                                        45


      0                                                       0
              1Q                 2Q                                            1Q                      2Q
           (4月~6月)            (7月~9月)                                       (4月~6月)                 (7月~9月)

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Ⅰ.決算概況   連結貸借対照表

●連結貸借対照表     要旨
                                                                                                      (単位:百万円)
   科     目    2020.3      2020.9          増減                科              目       2020.3    2020.9      増減
 資産の部                                                  負債の部
  流動資産            5,166     5,270             103       流動負債                         6,943     7,088      145
  固定資産            9,811     9,596           △214        固定負債                         2,878     2,431     △447
   有形固定資産         7,963     7,792           △171
   無形固定資産           171       148            △23
  投資その他の資産        1,676     1,656            △20

                                                         負債合計                        9,822     9,520     △302

                                                       純資産の部
                                                        株主資本                         5,653     5,808       155
                                                         その他の包括利益累計額                 △497      △461         36
                                                         新株予約権                           0         0         0




                                                         純資産合計                       5,156     5,347       191


  資産合計         14,978      14,867           △110         負債純資産合計                    14,978    14,867     △110




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Ⅰ.決算概況      連結キャッシュフロー推移


                      現金及び現金同等物期末残高                                営業活動によるキャッシュ・フロー
                      投資活動によるキャッシュ・フロー                             財務活動によるキャッシュ・フロー                    (単位:百万円)
   2,000
                                                                          1,534              前期(2019.9)の営業活動による
             1,502        1,479                                                              キャッシュ・フロー 1,093
   1,500


                                                                                                           1,090
   1,000                                          877                                      844
                                                                                                       1,035
                                                                           1,161
     500   966
                                                   947                                      258
                           932

            △ 33          △ 149                                                              731        △ 89
       0
           2016.3         2017.3                  2018.3                  2019.3           2020.3      2020.9
                                                           △ 226                                         (6か月)
                                                                          △ 565
  △ 500
                                                                                                           △ 694
                                                 △ 639
 △ 1,000                                                                   △ 756
            △ 1,266
                          △ 1,372

 △ 1,500
                                                                                          △ 1,526

 △ 2,000


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Ⅰ.決算概況       2021年3月期 業績予想

レジャー施設などを中心に今後も自販機の売上低迷が予想されることや、自販機市場での飲料の需要
減少の影響やソフトパウチ飲料製造数量の減少が予想されます。営業拠点の統廃合、オペレーション
効率の改善、管理コストの削減を行うことで、当期純利益は210百万円を見込んでおります。


                     2020年3月期                     2021年3月期
                                                                                  増減額/率
                         実績                         業績予想


売        上       高    25,496百万円                       22,870百万円                △2,626百万円 / △10.3%



営   業        利   益       558百万円                            260百万円               △298百万円 / △53.5%



経   常        利   益       656百万円                            320百万円               △336百万円 / △51.2%



親会社株主に帰属する
                         353百万円                            210百万円               △143百万円 / △40.6%
当 期  純 利 益


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        本日の内容



Ⅰ.第2四半期決算概況と通期見込

Ⅱ.成長戦略



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Ⅱ.成長戦略    企業理念




         「明日(A)へ向けてまく種子(SEED)」は、自然と環境に感合して、果実を

                 結びながら安定した良樹に成長する。



           我々は、因果律を基本とし、道義と知行合一の経営に努める。



     最良の品質と真心をもって、お客様の満足を追求し、人の健康と幸福を通じて

                   豊かな社会の実現に貢献する。




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Ⅱ.成長戦略   グループメッセージ・ミッション

●グループ・メッセージ
 「良質の選択 - 人、環境、未来に。」
 調和を求めて生き生きと
 消費者、生活者起点のマーケティング活動に徹し、長期にわたって消費者の信頼と支
 持が得られるように、人、環境、未来社会に対して「ためになるかどうか」に照らし
 て、常に「良質の選択」を実行します。企業のレゾン・デートル(存在意義)を高め
 るため「調和を求めて生き生きと(VIVID INTO HARMONY)」の躍動的なメッセージを
 広く継続して発信しています。いつもお客様の笑顔のそばにあって、生き生きとした
 生活シーンを提供する企業グループのイメージ(品質)を高めてまいります。

●グループ・ミッション

 バランスある企業価値の最大化
         時代の要請と顧客ニーズにあった、すぐれた技術、製品及びサービスを提供し、社会の便
  事業価値
         益を図り、生活者とともに真の豊かさを実現する。
         人間尊重と人材育成を基本とし、社員の福祉向上と能力開発に努力し、働く個人に自己実
  人間価値
         現の場を提供する。
         自然、人類や社会の持続的・調和的な発展に貢献するため、市民社会のよき一員として積
  社会価値
         極的にその役割を果たす。
         組織の総力を結集して行動し、明日の事業活動(収穫)のための利益(種子)を確保し、
  資本価値
         企業存続と変革に要する未来費用として必要な付加価値の増大に努力する。


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Ⅱ.成長戦略             数値目標



  売上高        266億円                  経常利益 12億円                            経常利益率 4.5%                                   当期純利益 7.8億円


 (百万円)                売上高           経常利益率                     (%)        (百万円)             経常利益                          当期純利益            (円)
                                                                                           一株当たり純利益
 30,000                                                        6.00        1,500                                                          100.00
          2021年度以降、収益認識基準
          適用の影響額(酒税等)を勘案
                                                               5.00        1,250                                                 1,200
 28,000                                                                                                                                   80.00
                                                        4.5
                                                   26,600                                                               1,000
                                                               4.00        1,000                                                  63.00
                                           4.0
 26,000   25,496                                                                                                                          60.00
                                                                                                                800      52.50      780
                                   3.4
                                         24,700                3.00           750
                                                                                       656                      42.00      650
 24,000        2.6                                                                     28.55                                              40.00
                                23,300                                                                            520
                     22,870                                    2.00           500         353       16.96
                          1.4                                                                       320
 22,000                                                                                                   210                             20.00
                                                               1.00           250



 20,000                                                        0.00              0                                                        0.00
          2020.3     2021.3     2022.3   2023.3    2024.3                              2020.3 2021.3 2022.3 2023.3 2024.3
          実績         見込          計画       計画        計画                                  実績           見込          計画      計画        計画


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Ⅱ.成長戦略   アクションプラン

●グループ                                         ●自販機運営リテイル

1.ASEAN諸国で現地飲料メーカーと資本業務                          5.持株会社の優位性をもって企業再編をリ
 提携を推進。アシードブランドのグローバル                             ード。M&Aによりビジネスネットワーク化を
 展開                                               進める
2.食品・飲料企業とのアライアンスで事業                             6.業界全体が厳しい中、スマートストアへの
 再編・構築                                            集約を進めるとともに、オペレーションコス
3.ワーク・ライフ・バランスの実現。自主                              トの削減を行うことで、自販機の価値を「利
 自立の精神を持った人材の採用と育成を図る                             便性」から「機能性」へ転換する

4.ESG/SDGsを重視した経営                                7.「ASEED」ブランド製品の手売り市場(スー
                                                  パー、ドラッグストア等)への販売を強化す
                                                  るとともに、ウェルネス(パウチ)製品を中
                                                  心にD2C販売モデルの立ち上げ

●飲料製造                                         ●不動産運営

8.受託生産(OEM)中心から企画提案型(ODM)                        10.グループ保有不動産の活用・投資による
 営業を強化                                             収益の獲得
9.成長市場である低アルコール飲料(RTD)の                          11.アシードロジスティクスセンターの稼働
 ODM受託拡大とパウチ飲料の強化                                  により、倉庫保管・管理を外部委託から自社
                                                   運営へ


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Ⅱ.成長戦略                   ASEAN諸国で現地飲料メーカーと資本業務提携を推進

[ベトナム]
HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company に株式投資(出資比率は31.3%)
飲料製造のノウハウと、ハロンビールの販売チャネルを相互利用し、 ベトナム国内はもとよりASEAN諸国で
ビール・酒類及び清涼飲料市場を開拓

                ハロンビールの業績推移                                   ハロンビールの
(百万円)            売上高      経常利益     税引後利益                      持分法投資利益の推移
                                                     (百万円)
3,000                                     2,758        100

                                                                                       84
                                                                                                         ミャンマー           ● HaLong Beer
2,500                                                                                                             ラオス    And Beverage
                                  2,055                 75                                     71
2,000                                                                          64
                                                                                                                 タイ       ベトナム
                          1,527
1,500             1,324                                 50              42                                            カンボジア
         1,067
                                                                                                                        ●ホーチミン
1,000                                                                                                                   駐在員事務所

                                                        25      19
  500                             270     349
                   158     174
          105
           82      126             217    277                                                                     マレーシア
    0                      139                           0
        2015.12 2016.12 2017.12 2018.12 2019.12              2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3
                                                                                          予想                          シンガポール

[タイ]
新型コロナウイルスの感染症拡大もあり、ベトナムの駐在員事務所に機能集約


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Ⅱ.成長戦略     ESG/SDGsを重視した経営①

持続可能な開発目標(SDGs)とは、「持続可能な開発のための2030
アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17の目標から構成されています。

当社グループでは、次のSDGs目標への取り組みを行っております。

●自販機の省エネ、太陽光発電                                  ●ヘルスケア商品の開発
         ・複数メーカーの自販機が並ぶ状態から、                                       高齢者や嚥下(飲み込み)困難者に
         ワンストップで機能する当社自販機1台に                                       対応した、低カロリーで美味しい水
         集約することで、消費電力の削減や景観に                                       分補給用飲料などのヘルスケア商品
         配慮                                                        を積極的に開発
         ・ハイブリッドヒートポンプ式自販機を採
         用し、消費電力の大幅削減を実現
                                                ●茶殻を肥料の原料として有効活用
                                                                   緑茶などの飲料を製造する過程で大量に発
                                                                   生する茶殻を、委託先企業で肥料の原料と
                                                                   して有効活用
         ・アシード株式会社 本社/福山支店に太陽                                      ジャガイモなどの生産に利用
         光パネルを設置し、自販機100台相当の
         電力を発電
                                                ●ふくやまアートサロンを運営
                                                                   地元在住の多くの美術愛好家・コレクター
                                                                   及び作者からご好意により、寄託を受けた
                                                                   個人所蔵作品を中心に美術品を展示・公開



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Ⅱ.成長戦略     ESG/SDGsを重視した経営②

●スマートストアの推進
飲料メーカー系:自社の限定商品の提供であり、多様な消費者ニーズには対応が困難で複数メーカーの自販機が乱立
        価格競争や条件競争の激化により1台当たりの売上や利益率も減少

当     社:消費者起点のマーケットイン型であり、戦略は次のとおり

    ①複数サービスをワンストップで提供
    ②ニーズに沿ったカスタマイズを実施
    ③主要ターゲットは屋内ロケーション
    ④スナック・食品・物品などの販売
    ⑤OCS事業(オフィスコーヒー)と自販機事業の両立
                                                                       <スマートストア>        <オフィスコーヒー>

                                                                        A社         B社         C社
    サービス比較    当社                 特徴                             飲料メーカー系列       独立系           OCS
                                                                 オペレーター       オペレーター
                                                                    〇            〇
                   飲料メーカーの売れ筋商品と
 缶・ペットボトル     〇                                                  自社ブランド       飲料メーカー機
                   アシードブランドのセット
                                                                   が中心          が中心
 カップコーヒー      〇    カップ機の運営は全国でも数十社                                                 △
 スナック・食品・
              〇    スマートストアの展開
 物品
 オフィスコーヒー     〇    一杯挽きに特化                                                                    ○

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Ⅱ.成長戦略           持株会社の優位性をもって企業再編をリード

●これまでのM&A実績(自販機運営は100台以上のみ)                                        ●M&Aの意義
                 自販機
買収年月     地域                     買収形態              現在
                 台数
1999年 2月 群   馬   11,816 株   式        取    得 グループ会社                                            事業の収益低下と
    10月 福    岡     639 株    式        取    得       合併
                                                                                                 事業承継問題
2000年 2月 東   京     896 株    式        取    得       合併                                                 働き方改革の必要性
                                                                        自販機台数の飽和
    11月 広    島      - 株     式        取    得 グループ会社                                                  人材の採用難
2002年 3月 京   都     250 営    業    権   譲    受
     7月 宮    城   1,993 株    式        取    得       合併
2003年10月 愛   知   1,700 営    業   権    譲    受
                                                                      ①持株会社体制により、優位な経営統合の実現
2004年 4月 青   森     420 株    式        取    得       合併
2005年 9月 石   川     750 株    式        取    得       合併                  ②持株会社を介して自社の経営に継続して関与
2008年11月 青   森     289 営    業    権   譲    受
2009年7月 広    島     240 株    式        取    得       合併                  ③M&Aや業務提携に対するノウハウの蓄積
2010年1月 青    森     107 営    業    権   譲    受
                                                                      ④製造小売業(SPA)のビジネスモデルの確立
     6月 東    京     389 営    業    権   譲    受
                                                                       及び事業バリューチェーン強化で収益性向上
     7月 青    森     376 営    業    権   譲    受
     9月 大    阪     459 営    業    権   譲    受                           ⑤オーバーストアの解消と次世代ビジネス確立
2011年4月 広    島     383 株    式        交    換 グループ会社
2012年6月 静    岡     204 株    式        取    得       合併
2018年12月 大   分     135 営    業    権   譲    受
2019年3月 和歌山        203 営    業    権   譲    受
2020年10月 福   島     270 株    式        取    得

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Ⅱ.成長戦略    ASEEDブランド製品の販売強化、D2C販売モデルの立ち上げ

●ASEED ASTERチューハイ                                      ●清涼飲料水等
「アシードアスター」シリーズを一層多くのお客様に                                 製品のリニューアル・新商品の投入を進める
楽しんでいただけるよう販売店舗の拡大に取り組む                                  プロモーションを強化しブランドの知名度と認知度を
                                                         上げていく




                                                       ●健康・ヘルスケア分野の商品開発
                                                         寒天や青汁など健康・ヘルスケア分野の自社商品の開
                                                         発を進め、Eコマースなどのダイレクト販売モデルを
                                                         強化
厳選した産地で育てられた特産果実を使用し、旬の
おいしさを逃がさないよう素早く丁寧に搾汁したス
トレート混濁果汁で作った缶チューハイです。
手搾り果実のような、素材ありのままの自然な味わ
いと上質な香りで、プレミアムなひとときをお届け
します。
            ASEED ASTER 紹介・販売サイト
                 https://aseed-aster.com/

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Ⅱ.成長戦略            成長市場であるRTDのODM受託拡大とパウチ飲料の強化

・大手ブランドのOEMを取得し、大ロット製造で効率化を図る
・流通チェーン向け高付加価値ODMを開発し、売り場確保と拡大を目指す

●RTD市場推移                                                        ●ソフトパウチ飲料製造の強化
                  4%以下RTD          5-6%RTD              ハ          (千CS)
                  7%以上RTD          ハイボール                イ          2,000
(万ケース)                                                  ボ
 25,000                                                 ー
                                                        ル
                                                                   1,500

 20,000                                                            1,000
                                                        ス                                    1,728
                                                        ト                                                      1,450
                                            13,121      ロ                                             1,205
                                                                      500        1,039
                                   11,214               ン
 15,000                                                 グ
                           9,447
                   8,348                                                 0
          7,488                                                                 2019.3       2020.3   2021.3   2022.3
                                                                                                       見込       計画
 10,000

                                             6,398      ス
                           5,509   5,870                タ            OEM(Original Equipment Manufacturing)
          4,909    5,124                                ン
  5,000                                                              主にNBメーカーの製造受託。厳しい品質基準をクリアした
                                                        ダ
                                                        ー            安心・安全な製造を追求
                           3,729   3,815     3,891      ド
          3,222    3,385
                                                                     ODM(Original Design Manufacturing)
      0
          2016     2017    2018     2019    2020見込                   コンビニ、量販店などの大手流通チェーンのPBが中心顧客
                                                                     ニーズに応じた商品企画力と確かな品質保証で、PBの分野
   出典:RTDに関する消費者飲用実態調査 サントリーRTDレポート2020
                                                                     で競争力を追求
   250ml*24本換算

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Ⅱ.成長戦略   ALCの稼働により倉庫保管・管理を外部委託から自社運営へ


物流ニーズの増加への対応や新たな付加価値の創造を目指し、
栃木県下野市にロジスティクスセンターを開設しています。

当施設は子会社のアシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場
から10kmの西坪山工業団地内に位置しており、新4号国道へ直
結し、関東エリアへ85kmと利便性の高い好立地にあります。

グループ製造の商品保管のみではなく、寄託を受けた物品を倉
庫において補完する倉庫業としての運営を行っています。




                                                <施設概要>
                                                所 在 地:栃木県下野市下坪山1714-2
                                                稼働開始:2020 年10 月
                                                敷地面積:14,579 平方メートル(4,410 坪)
                                                延床面積:9,058 平方メートル(2,740 坪)
                                                建 物:鉄骨造2階建て(倉庫・事務所)



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Ⅱ.成長戦略       中期の財務・資本政策

     財務健全性                      資本効率                                  資産効率                 株主還元

    事業投資が可能な                 良き投資の対象と                        同業でトップクラスの                  安定性、継続性を
      財務基盤                    なる資本効率                            資産効率                     考慮した株主還元

        自己資本                       ROE                                    ROA              配当性向
         比率                  自己資本当期純利益率                             総資産経常利益率

     40%水準                     12%以上                                  7%以上                30%程度
        ※ 34.4%                 ※ 7.0%                                ※ 4.4%               ※ 42.0%

  ※2020年3月期実績

●配当政策                                                          ●株主優待
①今期は1株当たり年12円配当を予想
(配当利回り 2.4% 株価500円の場合)                                                                 100株以上保有の株主様に
②内部留保はM&A、海外投資、飲料設備等に優先的に充当                                                            クオカードを贈呈
③配当性向30%程度を基準に中長期的な増配基調を目指す

           2018.3   2019.3   2020.3     2021.3予想

 1株当たり
            8円      10円      12円            12円                    100株以上:   500円相当クオカード
 配当金
                                                                   500株以上: 1,000円相当クオカード
 配当性向      25.9%    24.7%    42.0%         70.8%                 1,000株以上: 2,000円相当クオカード
                                                                 2,000株以上: 3,000円相当クオカード

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          経営企画グループ                担当:川﨑、宇田、右佐林


          電話       :084-923-5552
          E-mail   :kikaku@aseed-hd.co.jp
          URL      :https://www.aseed-hd.co.jp



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