9956 バローHD 2021-05-12 13:00:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月12日
上 場 会 社 名 株式会社バローホールディングス 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 9956 URL https://valorholdings.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名) 田代 正美
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理本部長 (氏名) 篠花 明 (TEL) 0574-60-0864
定時株主総会開催予定日 2021年6月25日 配当支払開始予定日 2021年6月9日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 ( 証券アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 730,168 7.7 25,648 65.3 28,397 68.2 12,592 94.4
2020年3月期 678,096 19.8 15,515 9.2 16,878 4.9 6,477 △18.1
(注) 包括利益 2021年3月期 17,769百万円( 239.3%) 2020年3月期 5,237百万円( △35.8%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 営業収益
1株当たり当期純 総資産経常利益率
当期純利益 当期純利益率 営業利益率
利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 234.52 234.42 9.2 7.2 3.5
2020年3月期 120.63 120.59 5.1 4.9 2.3
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 19百万円 2020年3月期 39百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 404,458 155,190 35.3 2,660.56
2020年3月期 383,919 140,645 34.1 2,435.06
(参考) 自己資本 2021年3月期 142,862百万円 2020年3月期 130,748百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 44,138 △28,137 △10,472 29,349
2020年3月期 30,871 △26,659 △551 24,115
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 24.00 - 28.00 52.00 2,796 43.1 2.2
2021年3月期 - 25.00 - 29.00 54.00 2,904 23.0 2.1
2022年3月期(予想)
- 26.00 - 30.00 56.00 -
(注) 2021年3月期における1株当たり期末配当金については、28円から29円に変更しております。詳細については、
本日公表いたしました「剰余金の配当に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 368,000 - 12,200 △25.3 13,200 △24.6 7,100 △19.3 132.23
通 期 732,000 - 23,000 △10.3 25,000 △12.0 12,000 △4.7 223.48
(注) 2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号)等を適用するため、上記の業績
予想は当該会計基準等を適用した金額となっておりますが、比較対象となる会計処理方法が異なるため、営業
収益の対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 53,987,499株 2020年3月期 53,987,499株
② 期末自己株式数 2021年3月期 291,212株 2020年3月期 293,255株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 53,695,727株 2020年3月期 53,694,267株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項等については、添付資料P.5「今後の見通し」をご覧ください。
株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………17
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの動きが見られたもの
の、感染収束の見通しは依然として立っておらず、先行き不透明な状況が続きました。
このような環境の下、当社グループでは、日常に欠かせない商品を安定供給するというライフラインとしての役
割を果たすとともに、生活様式・消費行動の変化に対応するなかで、「店舗数から商品力へのパラダイムシフト」
を基本方針とする中期3ヵ年経営計画の最終年度を迎え、スーパーマーケット事業を中心に、来店動機となる商
品・カテゴリーを有する「デスティネーション・ストア」への転換を進めるとともに、その構成要素である商品力
の向上に注力しました。旬にこだわった鮮魚や果物、プロセスセンターを始めとするグループ製造機能を活用した
魅力ある商品を揃え、広域からの集客や客層の広がりに繋げました。また、キャッシュレス決済への対応を加速す
るなか、自社電子マネー「Lu Vit(ルビット)カード」の会員数は338万人へ、アプリ会員数は前期登録実績の4
倍を超える32万人へと大きく増加し、顧客参加型マーケティングや予約販売など、アプリの活用も広がりました。
EC(電子商取引)につきましては、事業所向け配送事業ainoma(アイノマ)によるドライブスルーでの商品受け
取りや地元企業とのパートナーシップを通じた配送地域の拡大に加え、2021年夏に予定される、アマゾンジャパン
合同会社との協業によるネットスーパー開始に向けて準備を進めました。
その結果、当連結会計年度の営業収益は前年同期比7.7%増の7,301億68百万円となりました。営業利益は前年同
期比65.3%増の256億48百万円に、経常利益は前年同期比68.2%増の283億97百万円となりました。また、親会社株
主に帰属する当期純利益は前年同期比94.4%増の125億92百万円となりました。なお、当連結会計年度末現在のグ
ループ店舗数は1,226店舗となっております。
マスク・除菌関連商品や巣ごもり需要に対応して既存店売上高が伸張したスーパーマーケット、ドラッグストア
及びホームセンターの主要3事業が増収に寄与し、スーパーマーケット事業及びホームセンター事業で売上総利益
率の改善と経費率の低減が進んだことから、グループ全体で増収増益となりました。なお、第1四半期連結会計期
間に営業自粛による損失7億2百万円を特別損失に計上しており、その内訳は、2020年4月の緊急事態宣言発令後
に休業要請を受けて営業を自粛したスポーツクラブ事業で6億2百万円、入居する商業施設が休業要請を受けたそ
の他事業に含まれるペットショップ事業で99百万円となります。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<スーパーマーケット(SM)事業>
SM事業の営業収益は3,962億48百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は161億3百万円(前年同期比77.9%
増)となりました。
株式会社バローでは22店舗を改装し、生鮮部門を際立たせた売場に変更するとともに、販売促進策をEDLP
(エブリデー・ロー・プライス)に切り替え、EDLP採用店舗は44店舗に広がりました。専門的な商品知識・販
売技術を持つ人材を育成・処遇する「マイスター制度」の運用、青果の箱売りや鮮魚の対面販売、惣菜・ベーカリ
ーへのオープン・キッチン導入や各種施策の効果により販売力が高まるなど、強い商品力を活かす基盤づくりも進
み ま し た 。 2020 年 10 月、 プ ラ イ ベ ー ト ・ ブ ラ ン ド を 2 つ の ブ ラ ン ド 「valor select( バ ロ ー セ レ ク ト )」、
「valor plus(バロープラス)」としてリニューアルしたほか、グループ調達・製造機能を活用した商品開発にも
注力し、原材料の相互供給やグループ企業での販売拡大が進みました。惣菜専門店「デリカキッチン」の展開は、
おにぎり専門店「にぎりたて」の事業譲受により、核となる商品を組み合わせた柔軟な出店が可能となったほか、
調達・製造の効率化にも繋がりました。また、株式会社アークス及び株式会社リテールパートナーズとの間で締結
した資本業務提携の下、スケール・メリットを追求した共同調達・共同販売の拡大、競合他社との品質の違いを明
確に打ち出した3社専用惣菜の導入など、継続的な取り組みを進めております。
同事業では、2020年4月に子会社化した有限会社大和ストアーの1店舗を含む4店舗を新設、5店舗を閉鎖し、
当連結会計年度末現在の店舗数はグループ合計297店舗となりました。同事業では、株式会社バローの既存店売上
高が前年同期比で6.0%伸張したほか、株式会社タチヤや前期に子会社化した株式会社てらお食品など、SM各社
の寄与もあり、増収となりました。生鮮売上比率が高まった株式会社バローを中心に売上総利益率が改善し、広告
宣伝費等の経費削減も進んだことから、事業全体で増益となりました。
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
<ドラッグストア事業>
ドラッグストア事業の営業収益は1,505億75百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は39億78百万円(前年同期
比7.9%減)となりました。
同事業におきましては、2020年10月に有限会社アオイ薬局を子会社化し、同社の2店舗を含む40店舗を新設、7
店舗を閉鎖し、当連結会計年度末現在の店舗数はグループ合計449店舗(うち調剤取扱123店舗)となりました。
同事業では、前期より進めるEDLP政策の下、消耗品を中心に価格競争力を高めるなど、競争力の維持向上に
努めるほか、健康のお悩みに関する商品情報やクーポンの配信など、アプリを活用したデジタルマーケティングを
推進しました。
同事業においては、マスク・除菌関連商品、巣ごもり需要に対応した食品・日用品の販売が進み、既存店売上高
は前年同期比で2.4%増加し、前期から当期にかけて開設した店舗も寄与しました。一方、外出自粛やマスクの着
用、手洗い・アルコール消毒の習慣化に伴って化粧品・医薬品の販売が伸び悩み、売上総利益率が低下し、事業全
体として増収減益となりました。
<ホームセンター(HC)事業>
HC事業の営業収益は1,301億77百万円(前年同期比13.9%増)、営業利益は73億27百万円(前年同期比111.5%
増)となりました。なお、当連結会計年度に含まれるアレンザホールディングス株式会社の当該事業の業績は、
2021年2月期 (2020年3月1日~2021年2月28日)を対象としております。
同事業におきましては、建築資材、工具・金物、農業資材の専門商材に加えて、巣ごもり需要に対応した園芸、
DIY、住居用品、ライフスタイルの変化により需要が拡大したアウトドア、自転車用品の販売が好調に推移しま
した。ECモールや新たに立ち上げた自社サイト「PROsite.shop」等のオンライン販売が大きく伸張したほか、ピ
ックアップロッカーの設置を進めました。店舗につきましては、株式会社ダイユーエイトで4店舗を新設、2店舗
を閉鎖、株式会社ホームセンターバローで1店舗を新設、株式会社タイムで1店舗を新設し、当連結会計年度末現
在の店舗数はグループ合計152店舗となりました。
同事業では、株式会社ダイユーエイト、株式会社ホームセンターバロー及び株式会社タイムの3社で既存店客数
が前年同期比で5.8%伸張し、既存店売上高は同7.7%増加しました。事業統合の効果として、商品原価の改善やプ
ライベート・ブランドの導入が進み、売上総利益率の改善に繋がったほか、チラシ販促の抑制や売上増加に伴う経
費率の低減により、事業全体で増収増益となりました。
<スポーツクラブ事業>
スポーツクラブ事業の営業収益は91億46百万円(前年同期比32.7%減)、営業損失は19億33百万円(前年営業利
益は5億56百万円)となりました。
同事業では、2020年4月の緊急事態宣言発令後に地方自治体から休業要請を受け、最大181店舗で営業を自粛し
ましたが、6月5日に全店舗で営業再開となりました。再開後は安全対策を講じるとともに、7月より有料配信し
たオンライン・レッスンのサービスを拡充し、12月には新規事業として、既存店舗「スポーツクラブアクトス
Will_G(ウィルジー) 瀬戸菱野」(愛知県瀬戸市)内に運動特化型デイサービス「アクトス リ・バース ジム 瀬
戸菱野」を開設しました。
店舗につきましては、月会費を抑えたフィットネスジム「スポーツクラブアクトスWill_G」を9店舗新設(全て
フランチャイズ運営)、11店舗(うちフランチャイズ運営2店舗)を閉鎖し、当連結会計年度末現在の店舗数は
190店舗(うちフランチャイズ運営57店舗)となっております。
同事業では、損益分岐点の低減に向けて固定費削減に繋がる取り組みを進めましたが、営業自粛及び特別休会制
度の運用、店舗閉鎖等の影響により、会費収入が減少して経費を吸収できず、減収減益となりました。
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
<流通関連事業>
流通関連事業の営業収益は112億69百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益は32億10百万円(前年同期比14.9%
増)となりました。
物流、資材卸売、設備メンテナンスなど、流通に関わる事業に携わるグループ企業では、店舗新設や改装に伴う
什器導入や、経費削減及び環境負荷低減に繋がる設備入れ替えを進めました。物流事業では、主要3事業の販売拡
大に伴い物量が増えるなか、仕分け作業の自動化を進めるなど、生産性の向上を図るとともに、グループ製造機能
と物流センター・店舗を効率的に結ぶための仕組みづくりを進めました。物流事業に加え、スーパーマーケット事
業を中心に既存店改装が進んだことから設備メンテナンス業も改善し、事業全体で増収増益となりました。
<その他の事業>
その他の事業の営業収益は327億52百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益は27億2百万円(前年同期比91.6
%増)となりました。
同事業には、ペットショップ事業、不動産賃貸業、衣料品等の販売業などが含まれております。なお、当連結会
計年度に含まれるアレンザホールディングス株式会社の当該事業の業績は、2021年2月期 (2020年3月1日~
2021年2月28日)を対象としております。
ペットショップ事業では、外出自粛が長期化する中で生体需要の高まりが継続し、フードや用品の販売も好調に
推移しました。店舗につきましては、6店舗を新設、3店舗を閉鎖し、当連結会計年度末現在の店舗数はグループ
合計110店舗となっております。
その他の事業では、株式会社アミーゴの堅調な業績が継続し、増収増益となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ205億39百万円増加し、4,044億58百万円となりました。
これは主に前連結会計年度末に比べて、現金及び預金52億36百万円、たな卸資産18億51百万円、有形固定資産87億
41百万円及び繰延税金資産14億21百万円が増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ59億93百万円増加し2,492億67百万円となりました。これは主に前連結会計年
度末に比べて、支払手形及び買掛金18億22百万円及び未払法人税等41億88百万円が増加したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ145億45百万円増加し、1,551億90百万円となりました。なお、非支配株主持
分及び新株予約権を除く純資産は1,428億62百万円となり、自己資本比率は35.3%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ51億90百万円増加し、293億49
百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ132億66百万円増加し441億38百万円となりました。
これは主に前連結会計年度末に比べて、仕入債務が37億30百万円減少したものの、税金等調整前当期利益116億
81百万円、売上債権31億70百万円及び減価償却費5億68百万円が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ15億21百万円増加し、281億37百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の売却による収入が9億75百万円増加、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
る支出が4億87百万円減少及び事業譲受による支出が11億5百万円減少したものの、新規出店及び改装に伴う有形
固定資産の取得による支出が45億11百万円増加したことによるものです。
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ99億20百万円増加し、104億72百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの発行により100億円収入が増加したものの、長期借入れによる収入が101
億91百万円減少し、短期借入金の返済72億24百万円及び長期借入金の返済27億1百万円による支出が増加したこと
によるものです。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、ワクチン接種による感染収束が期待されるものの、変異株拡
大への懸念もあり、引き続き不透明な状況が続くものと思われます。当社グループが主として属する食品流通業界
では、外出・外食自粛に伴う内食需要の継続が予想されますが、生活様式・消費行動が変化し、そのスピードが加
速していることから、変化への対応力がより問われると言えます。
2021年3月期までの中期3ヵ年経営計画を終えた当社グループは、基本方針「店舗数から商品力へのパラダイム
シフト」に掲げた通り、出店による成長からの転換について一定の成果を得られました。但し、経営効率の一層の
向上を達成するためには、多様な経営資源を活かしきる必要があると考えております。また新型コロナウイルス感
染症の影響下、日常生活に欠かせない商品を安定供給するという変わることのない社会的使命と、新たな生活様
式・消費行動に合わせて商品・サービスの提供方法を変える必要性の双方を認識し、当社グループが社会の中でど
のような存在でありたいか、どのように価値創造を図るかについて、2030年を見据えた中長期経営方針「バローグ
ループ・ビジョン2030」、「サステナビリティ・ビジョン2030」を定め、その実現に向けて「バローグループ新中
期3ヵ年経営計画」を策定しました。ドミナント形成地域では、バローグループの商品・サービス・決済で地域を
便利に、豊かに繋ぐ「バロー経済圏」の構築を、展開全域においては、商品力で選ばれる「デスティネーション・
カンパニー」を目指してまいります。その実現に向けて、顧客との接点を強化するとともに、DX(デジタル・ト
ランスフォーメーション)を通じて、「製造小売業」としてのビジネスモデルを進化させます。また、持続可能な
社会の実現に向けて、事業活動を通した全員活動によって、地域社会の発展と社会文化の向上に貢献してまいりま
す。
上記ビジョンに基づく新中期3ヵ年経営計画は、戦略目標を「コネクト2030 ~商品・顧客・社会を繋ぐ」に定
め、製造機能の強化やサプライチェーンの情報連携による商品力の向上、EC戦略の推進や「Lu Vitカード」・ア
プリを通じた顧客との接点強化に取り組むとともに、グループ・ガバナンスの強化、脱炭素化社会の実現及び食品
廃棄物の削減など、サステナビリティ・マネジメントを推進いたします。
2022年3月期の設備投資につきましては、「デスティネーション・ストア」への転換を推進するため、スーパー
マーケットで約30店舗の改装を計画するなど、引き続き既存店投資に重点配分するとともに、ビジネスモデルの進
化を目的にDX関連を含むその他投資も予定しております。新店投資につきましては、スーパーマーケット5店
舗、ドラッグストア30店舗、ホームセンター(専門業態を含む)9店舗、スポーツクラブ8店舗、ペットショップ
7店舗、その他8店舗の計67店舗の新設を計画しております。
以上の前提に基づき、2022年3月期の連結業績につきましては、営業収益7,320億円(注)、営業利益230億円
(前年同期比10.3%減)、経常利益250億円(前年同期比12.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益120億円
(前年同期比4.7%減)を見込んでおります。
(注)2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号)等を適用するため、営業収益
予想は当該会計基準等を適用した金額となっておりますが、比較対象となる会計処理方法が異なるため、前
年同期比は記載しておりません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく
方針であります。
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 24,687 29,924
受取手形及び売掛金 12,779 13,717
商品及び製品 51,284 52,878
原材料及び貯蔵品 891 1,149
その他 14,932 14,537
貸倒引当金 △10 △7
流動資産合計 104,565 112,199
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 277,323 292,338
減価償却累計額 △144,695 △152,877
建物及び構築物(純額) 132,628 139,460
機械装置及び運搬具 10,229 13,593
減価償却累計額 △6,966 △9,094
機械装置及び運搬具(純額) 3,263 4,499
土地 51,636 52,096
リース資産 22,397 23,681
減価償却累計額 △13,209 △14,777
リース資産(純額) 9,188 8,903
建設仮勘定 3,576 3,669
その他 42,398 43,311
減価償却累計額 △33,259 △33,767
その他(純額) 9,139 9,544
有形固定資産合計 209,431 218,173
無形固定資産
のれん 1,390 1,496
リース資産 144 157
その他 14,172 14,339
無形固定資産合計 15,706 15,993
投資その他の資産
投資有価証券 7,141 9,964
長期貸付金 1,052 1,106
繰延税金資産 9,599 11,039
差入保証金 32,102 32,350
その他 4,660 4,023
貸倒引当金 △341 △392
投資その他の資産合計 54,215 58,092
固定資産合計 279,353 292,259
資産合計 383,919 404,458
6
株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 51,400 53,222
短期借入金 26,159 21,962
コマーシャル・ペーパー - 10,000
1年内償還予定の社債 20 10,010
1年内返済予定の長期借入金 21,180 20,495
リース債務 2,529 2,574
未払法人税等 3,659 7,848
賞与引当金 3,143 3,634
役員賞与引当金 141 205
ポイント引当金 1,479 1,542
未回収商品券引当金 275 291
店舗閉鎖損失引当金 562 248
資産除去債務 91 30
その他 31,143 33,419
流動負債合計 141,786 165,484
固定負債
社債 10,010 -
長期借入金 53,489 44,520
リース債務 11,483 11,320
繰延税金負債 219 247
役員退職慰労引当金 627 673
退職給付に係る負債 4,743 5,804
資産除去債務 12,703 13,342
長期預り保証金 6,906 6,603
その他 1,301 1,269
固定負債合計 101,486 83,783
負債合計 243,273 249,267
純資産の部
株主資本
資本金 13,609 13,609
資本剰余金 20,076 20,049
利益剰余金 99,256 108,998
自己株式 △566 △561
株主資本合計 132,375 142,095
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △1,865 880
繰延ヘッジ損益 0 -
為替換算調整勘定 273 140
退職給付に係る調整累計額 △34 △254
その他の包括利益累計額合計 △1,627 766
新株予約権 142 134
非支配株主持分 9,754 12,194
純資産合計 140,645 155,190
負債純資産合計 383,919 404,458
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 655,859 706,331
売上原価 485,339 519,555
売上総利益 170,519 186,775
営業収入 22,237 23,837
営業総利益 192,757 210,613
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 8,486 5,842
包装費 38 141
消耗品費 1,206 1,405
配送費 1,353 1,679
ポイント引当金繰入額 3,352 3,601
貸倒引当金繰入額 2 4
役員報酬 972 988
給料及び手当 65,435 69,773
賞与 5,258 6,120
賞与引当金繰入額 2,919 3,403
役員賞与引当金繰入額 136 203
退職給付費用 908 1,240
役員退職慰労引当金繰入額 40 61
法定福利及び厚生費 11,141 12,099
水道光熱費 10,014 9,299
賃借料 29,330 30,286
修繕維持費 4,110 4,758
減価償却費 15,412 16,283
のれん償却額 391 434
その他 16,728 17,336
販売費及び一般管理費合計 177,241 184,964
営業利益 15,515 25,648
営業外収益
受取利息 133 133
受取配当金 223 186
受取事務手数料 1,425 1,576
受取賃貸料 834 855
持分法による投資利益 39 19
その他 1,356 1,927
営業外収益合計 4,013 4,698
営業外費用
支払利息 875 854
為替差損 710 -
不動産賃貸原価 696 680
その他 367 415
営業外費用合計 2,650 1,950
経常利益 16,878 28,397
8
株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 10 47
投資有価証券売却益 2 42
負ののれん発生益 40 17
違約金収入 150 170
補助金収入 283 467
受取保険金 303 -
その他 138 154
特別利益合計 930 898
特別損失
固定資産売却損 3 24
固定資産除却損 218 287
減損損失 3,065 2,843
固定資産圧縮損 221 197
投資有価証券評価損 90 138
災害による損失 365 -
営業自粛による損失 272 702
その他 707 557
特別損失合計 4,944 4,751
税金等調整前当期純利益 12,863 24,544
法人税、住民税及び事業税 6,439 10,877
法人税等調整額 △903 △1,793
法人税等合計 5,535 9,083
当期純利益 7,328 15,461
非支配株主に帰属する当期純利益 851 2,868
親会社株主に帰属する当期純利益 6,477 12,592
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 7,328 15,461
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,286 2,775
繰延ヘッジ損益 △0 △0
為替換算調整勘定 196 △232
退職給付に係る調整額 △0 △235
持分法適用会社に対する持分相当額 △0 0
その他の包括利益合計 △2,091 2,308
包括利益 5,237 17,769
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 4,305 14,986
非支配株主に係る包括利益 931 2,783
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,609 15,543 95,468 △566 124,054
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △269 △269
変動
株式交換による増加 4,802 4,802
剰余金の配当 △2,689 △2,689
親会社株主に帰属す
6,477 6,477
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 0 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 4,532 3,788 △0 8,320
当期末残高 13,609 20,076 99,256 △566 132,375
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ損 為替換算調整 退職給付に係 分
利益累計額合
券評価差額金 益 勘定 る調整累計額
計
当期首残高 421 0 155 △33 544 101 693 125,395
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △269
変動
株式交換による増加 4,802
剰余金の配当 △2,689
親会社株主に帰属す
6,477
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △2,287 △0 117 △1 △2,171 40 9,060 6,929
額)
当期変動額合計 △2,287 △0 117 △1 △2,171 40 9,060 15,250
当期末残高 △1,865 0 273 △34 △1,627 142 9,754 140,645
11
株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,609 20,076 99,256 △566 132,375
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △26 △26
変動
剰余金の配当 △2,850 △2,850
親会社株主に帰属す
12,592 12,592
る当期純利益
自己株式の処分 5 5
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - △26 9,742 5 9,720
当期末残高 13,609 20,049 108,998 △561 142,095
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ損 為替換算調整 退職給付に係 分
利益累計額合
券評価差額金 益 勘定 る調整累計額
計
当期首残高 △1,865 0 273 △34 △1,627 142 9,754 140,645
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △26
変動
剰余金の配当 △2,850
親会社株主に帰属す
12,592
る当期純利益
自己株式の処分 5
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 2,746 △0 △133 △219 2,393 △8 2,440 4,825
額)
当期変動額合計 2,746 △0 △133 △219 2,393 △8 2,440 14,545
当期末残高 880 - 140 △254 766 134 12,194 155,190
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 12,863 24,544
減価償却費 17,665 18,234
減損損失 3,065 2,843
のれん償却額 391 434
負ののれん発生益 △40 △17
貸倒引当金の増減額(△は減少) △7 42
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 334 624
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 28 21
ポイント引当金の増減額(△は減少) 178 57
受取利息及び受取配当金 △356 △320
支払利息 875 854
固定資産除却損 218 287
固定資産圧縮損 221 197
災害による損失 365 -
営業自粛による損失 272 702
投資有価証券評価損益(△は益) 90 138
持分法による投資損益(△は益) △39 △19
補助金収入 △283 △467
受取保険金 △303 -
売上債権の増減額(△は増加) △3,427 △256
たな卸資産の増減額(△は増加) △917 △1,552
仕入債務の増減額(△は減少) 5,095 1,364
未払消費税等の増減額(△は減少) △622 1,306
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) 988 847
その他 1,486 1,952
小計 38,142 51,822
利息及び配当金の受取額 255 220
利息の支払額 △818 △834
法人税等の支払額 △6,708 △7,069
営業活動によるキャッシュ・フロー 30,871 44,138
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △283 △427
定期預金の払戻による収入 676 532
有形固定資産の取得による支出 △22,469 △26,981
有形固定資産の売却による収入 48 1,023
無形固定資産の取得による支出 △1,680 △1,250
投資有価証券の取得による支出 △459 △118
投資有価証券の売却による収入 115 227
貸付けによる支出 △136 △6
貸付金の回収による収入 22 83
差入保証金の差入による支出 △1,607 △1,766
差入保証金の回収による収入 1,967 1,868
預り保証金の受入による収入 333 450
預り保証金の返還による支出 △651 △770
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△680 △193
る支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
43 102
る収入
事業譲受による支出 △1,182 △76
補助金による収入 283 467
その他 △953 △1,300
投資活動によるキャッシュ・フロー △26,615 △28,137
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 2,983 △4,241
コマ ー シャ ル・ ペ ー パー の 純 増 減額 ( △ は減
- 10,000
少)
長期借入れによる収入 22,348 12,156
長期借入金の返済による支出 △19,516 △22,218
社債の償還による支出 △100 △34
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △2,821 △2,802
自己株式の売却による収入 0 5
自己株式の取得による支出 △0 △1
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△361 △46
による支出
配当金の支払額 △2,690 △2,848
非支配株主への配当金の支払額 △393 △441
その他 0 0
財務活動によるキャッシュ・フロー △551 △10,472
現金及び現金同等物に係る換算差額 △487 △337
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,217 5,190
現金及び現金同等物の期首残高 17,938 24,159
株式交換による現金及び現金同等物の増加額 3,003 -
現金及び現金同等物の期末残高 24,159 29,349
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
スーパー その他
ドラッグ ホームセ スポーツ 合計
マーケッ 流通関連 (注)
ストア事 ンター(H クラブ事 計
ト(SM) 事業
業 C)事業 業
事業
営業収益
外部顧客への営業収益 372,733 139,358 114,301 13,597 10,687 650,677 27,419 678,096
セグメント間の内部
5,302 158 1,534 4 33,054 40,053 4,298 44,351
営業収益又は振替高
計 378,035 139,516 115,835 13,601 43,741 690,730 31,717 722,447
セグメント利益 9,050 4,317 3,465 556 2,793 20,183 1,410 21,594
セグメント資産 200,720 67,755 81,239 15,768 29,733 395,217 35,003 430,221
その他の項目
減価償却費 8,431 3,170 2,505 1,295 846 16,248 793 17,042
有形固定資産及び
7,462 6,135 4,677 1,960 1,050 21,286 2,040 23,327
無形固定資産の増加額
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ペットショップ事業、不動産賃貸業、
衣料品等の販売業などであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
スーパー その他
ドラッグ ホームセ スポーツ 合計
マーケッ 流通関連 (注)
ストア事 ンター(H クラブ事 計
ト(SM) 事業
業 C)事業 業
事業
営業収益
外部顧客への営業収益 396,248 150,575 130,177 9,146 11,269 697,416 32,752 730,168
セグメント間の内部
5,340 190 1,507 94 38,033 45,166 3,756 48,923
営業収益又は振替高
計 401,588 150,765 131,684 9,240 49,302 742,582 36,508 779,091
セグメント利益又は損失(△) 16,103 3,978 7,327 △1,933 3,210 28,686 2,702 31,389
セグメント資産 207,938 75,511 81,602 15,331 32,519 412,903 31,700 444,603
その他の項目
減価償却費 8,363 3,553 2,440 1,236 976 16,570 1,005 17,575
有形固定資産及び
13,562 7,123 3,595 140 965 25,386 1,690 27,077
無形固定資産の増加額
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ペットショップ事業、不動産賃貸業、
衣料品等の販売業などであります。
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株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
2.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
営業収益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 690,730 742,582
「その他」の区分の営業収益 31,717 36,508
セグメント間取引消去 △44,351 △48,923
連結財務諸表の営業収益 678,096 730,168
(単位:百万円)
営業利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 20,183 28,686
「その他」の区分の利益 1,410 2,702
セグメント間取引消去 △3,272 △4,598
全社費用 △2,806 △1,141
連結財務諸表の営業利益 15,515 25,648
(注) 全社費用は、主に関係会社からの配当収入及び報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:百万円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 395,217 412,903
「その他」の区分の資産 35,003 31,700
セグメント間取引消去 △148,248 △139,324
全社資産 101,946 99,159
連結財務諸表の資産合計 383,919 404,439
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資産であります。
(単位:百万円)
連結財務諸表
報告セグメント計 その他 調整額
計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 16,248 16,570 793 1,005 622 658 17,665 18,234
有形固定資産及び
21,286 25,386 2,040 1,690 1,401 1,582 24,728 28,660
無形固定資産の増加額
(注) 調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産によるものであります。
16
株式会社バローホールディングス(9956) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 2,435.07円 2,660.56円
1株当たり当期純利益 120.63円 234.52円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 120.59円 234.42円
(注) 1.役員向け株式給付信託が保有する当社株式(前連結会計年度88,000株、当連結会計年度85,957株)を、1株
当たり純資産額の算定上、期末株式数の計算において控除する自己株式に含めており、1株当たり当期純利
益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 6,477 12,592
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
6,477 12,592
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 53,694 53,695
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) △2 △5
(うち連結子会社が発行した新株予約権に係る持
(△2) (△5)
分変動差額(百万円))
普通株式増加数(千株) - -
(うち新株予約権)(千株) (-) (-)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当 2015年ストックオプション 2015年ストックオプション
たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の としての新株予約権 としての新株予約権
概要 200千株 200千株
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 140,645 155,190
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 9,896 12,328
(うち新株予約権)(百万円) (142) (134)
(うち非支配株主持分)(百万円) (9,754) (12,194)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 130,748 142,862
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
53,694 53,696
株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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