9950 J-ハチバン 2020-10-30 16:30:00
特別損失の計上および第2四半期累計期間連結業績予想と実績値の差異ならびに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                              2020 年 10 月 30 日
 各    位
                                        会 社 名株 式 会 社 ハ チ バ ン
                                        代表者名 代 表 取 締 役 社 長     長丸       昌功
                                            (コード番号:9950 JASDAQ)
                                        問合せ先 取締役執行役員管理部長 舟山             忠彦
                                            (TEL 076-292-0888)

       特別損失の計上および第2四半期累計期間連結業績予想と実績値の差異
            ならびに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2021 年3月期第2四半期連結累計期間において減損損失を計上するとともに、2020 年7月
30 日に公表しました 2021 年3月期第2四半期累計期間連結業績予想と実績値に差異が生じましたので、
下記のとおりお知らせいたします。また、併せて、2021 年3月期通期連結業績予想を修正いたしますの
で、お知らせいたします。

                                     記

1.特別損失の計上について
  2021 年3月期第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、将
 来的に収益性が低下し継続的な利益確保が困難であると判断した3店舗および閉店した1店舗につい
 て、減損損失 148 百万円を特別損失に計上いたしました。
  併せて、店舗閉店に伴い発生する損失に備え、合理的に見込まれる中途解約違約金等の閉店関連損
 失見込額について、店舗閉鎖損失引当金繰入額 23 百万円を特別損失に計上いたしました。


2.第2四半期累計期間連結業績予想と実績値の差異について
(1)2021 年3月期第2四半期累計期間連結業績予想と実績値の差異
  (2020 年3月 21 日~2020 年9月 20 日)
                                                           親会社株主  1株当たり
                  営業収益      売上高          営業利益     経常利益     に帰属する
                                                          四半期純利益 四半期純利益
                     百万円          百万円      百万円      百万円      百万円       円 銭

前回発表予想 (A)          2,800    2,500        △450     △360     △260    △87.97
実績値 (B)             2,699    2,470        △460     △355     △379   △129.88
増減額 (B-A)           △101      △30          △10        5     △119         -
増減率 (%)             △3.6     △1.2            -       -        -          -
(ご参考)
前期第2四半期実績           4,359    4,031          251     334      190      64.17
(2020年3月期第2四半期)


(2)差異の理由
     当社事業の最盛期である夏季において、県境を跨ぐ不要不急の行動制限や外出自粛が長引きました。
 感染拡大防止対策を講じて、テイクアウト商品にも注力しながら営業活動を継続してまいりましたが、
 観光客・帰省者が激減するなど、8~9月に想定していた店舗売上は各業態ともに当初想定を下回り
 ました。
     このような状況のもと、2021 年3月期第2四半期連結決算において、新型コロナウイルス感染症
 拡大の影響により、将来的に収益性が低下し継続的な利益確保が困難であると判断した3店舗につい
 て、減損損失 138 百万円、店舗閉鎖損失引当繰入額 23 百万円を特別損失に計上いたしました。
     以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は 379 百万円と予想値を大きく下回りました。
3.通期連結業績予想の修正について
(1)2021 年3月期通期連結業績予想の修正(2020 年3月 21 日~2021 年3月 20 日)
                                              親会社株主 1株当たり
               営業収益   売上高     営業利益    経常利益 に帰属する
                                              当期純利益 当期純利益
                      百万円           百万円        百万円       百万円      百万円        円 銭

前回発表予想 (A)           6,100         5,600      △710      △620     △430    △145.48
今回発表予想 (B)           5,600         5,150      △850      △750     △820    △277.43
増減額 (B-A)            △500          △450       △140      △130     △390             -
増減率 (%)              △8.2          △8.0         -         -        -              -
(ご参考)前期実績
                     8,268         7,650       202       290      108      36.64
(2020年3月期)


(2)修正の理由
   8番らーめん店舗の末端売上高は、前年比 90%程度と回復基調にあるものの、当初想定していた
 水準への回復は難しいと判断いたしました。居酒屋業態を主とする和食直営店舗では2店舗を閉店し
 たほか、宴会需要の回復は鈍く、当初想定していた忘新年会シーズンの需要は下回ると判断いたしま
 した。
   海外事業においては、回復基調にあると見込んでおりましたが、タイでの反政府デモの影響を受け、
 営業収益は当初予想を下回る見通しであります。
   また、10 月 30 日付「本社移転の見直しに関するお知らせ」のとおり、業績の回復を最優先課題と
 するため、本社移転は見直しにいたしました。これに伴う業績に与える影響は軽微であります。
   2021 年3月期の通期連結業績予想については、上述の見通しに加え、閉店店舗の原状回復費用等
 33 百万円を見込み、当第2四半期累計期間の業績予想との差異を加味して、通期連結業績予想を修
 正いたしました。


  ※上記の業績予想は、当社が現時点で入手している情報および合理的であると判断する一定の前提
   に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。


4.配当および株主優待制度について
  2021 年3月期の中間配当および期末配当予想、ならびに株主優待制度の変更はありません。



<参考:末端売上高実績の既存店前年同月比>
    業   態    4月度        5月度          6月度      7月度       8月度      9月度     10 月度
 8番らーめん店舗    64.6%       54.6%        81.9%     82.0%    74.9%   87.0%     89.7%
 和食店舗        30.1            8.2      35.4      50.0     43.8    44.2      61.9
 その他業態店舗     52.4        25.7         66.6      78.7     65.2    60.8      78.1


                                                                           以      上