9945 プレナス 2021-01-14 15:00:00
2021年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月14日
上 場 会 社 名 株式会社プレナス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9945 URL https://www.plenus.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 社長執行役員 (氏名)塩井 辰男
問合せ先責任者 (役職名) IR室長 (氏名)藤波 俊行 TEL 03(6892)0304
四半期報告書提出予定日 2021年1月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年11月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第3四半期 105,019 △6.9 186 11.2 659 7.1 △931 -
2020年2月期第3四半期 112,786 △2.4 167 - 615 27.4 △949 -
(注)包括利益 2021年2月期第3四半期 △825百万円 (-%) 2020年2月期第3四半期 △948百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第3四半期 △24.31 -
2020年2月期第3四半期 △24.78 -
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるた
め記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第3四半期 82,734 53,489 63.7
2020年2月期 86,179 55,491 63.5
(参考)自己資本 2021年2月期第3四半期 52,660百万円 2020年2月期 54,727百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 30.00 - 30.00 60.00
2021年2月期 - 0.00 -
2021年2月期(予想) - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2021年2月期の期末配当につきましては、現時点では未定です。
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 140,290 △6.2 800 129.5 1,330 82.4 △1,760 - △45.90
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.10「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会
計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期3Q 44,392,680株 2020年2月期 44,392,680株
② 期末自己株式数 2021年2月期3Q 6,041,555株 2020年2月期 6,064,309株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期3Q 38,343,866株 2020年2月期3Q 38,314,474株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
※ 四半期決算補足説明資料の入手方法について
・四半期決算補足説明資料は、2021年1月15日(金)に当社ホームページのIR情報に掲載いたします。
㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… P.2
(1)連結経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………… P.2
(2)連結財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………… P.4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… P.5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… P.6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… P.6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… P.8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… P.10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)…………………………………………………………P.10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………………P.10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………………P.11
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、国内に
おける消費活動は依然として厳しい状況にあるだけでなく、感染が再拡大するなど先行きも不透明な状況にありま
す。
当外食産業におきましては、原材料価格や物流費、人手不足に伴う人件費の上昇等による利益への圧迫や消費動
向の多様化に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛要請や店舗の営業時間短縮要請を受ける
など引き続き厳しい事業環境が続きましたが、中食産業におきましては、消費者の外出自粛に伴うテイクアウトや
デリバリー需要の増加によって堅調に推移しております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、既存ブランドの成長に
よるさらなる事業基盤の強化と、お客様や従業員の安全を考慮した店舗運営に注力しました。
既存ブランドの成長につきましては、当社グループ工場で製造した商材を活用したキャンペーン展開や業態別に
ターゲットを明確にした販売戦略、スマホアプリ等を活用したデジタルマーケティングやデリバリーサービス導入
店舗の拡大等によって店頭売上の拡大に取り組むとともに、引き続きFC化の推進に注力しました。
店舗運営につきましては、デリバリーサービス導入店舗の拡大に加え、ほっともっとでは、電子マネーの全店舗
導入や決済ブランドの拡充、ネット注文の増加など、非接触型へのオペレーションの改善を進めております。ま
た、やよい軒ではテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、全店舗で「ごは
んおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客様が安全に食事をしていただける環境づくりを推
進しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の
渡航制限や外出制限などの措置が行われただけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令され、当外食産業
に多大な影響を与えました。
国内では、ほっともっとの当第3四半期連結累計期間の既存店売上高は前年同期比で3.3%増と好調に推移しま
したが、やよい軒やMKレストランは回復傾向にはあるものの、やよい軒21.4%減、MKレストラン10.8%減と減
少する結果となりました。
[国内における既存店売上高の前年同期比]
第1四半期 第2四半期 当第3四半期 当第3四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結累計期間
(3~5月) (6~8月) (9~11月) (3~11月)
ほっともっと +2.4% +4.1% +3.3% +3.3%
やよい軒 △35.8% △20.9% △5.0% △21.4%
MKレストラン △23.8% △10.7% △2.7% △10.8%
また、海外では、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加え
て、それ以外の国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい
事業環境が続きました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,050億19百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は1億86
百万円(前年同期比11.2%増)、経常利益は6億59百万円(前年同期比7.1%増)、親会社株主に帰属する四半期
純損失は9億31百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億49百万円)となりました。
売上高につきましては、ほっともっとの既存店売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大
によるやよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少や、前期に実施したほっともっと直営店190店舗の退店が
要因で前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、やよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少が
あったものの、ほっともっとの既存店売上高の増加や前期の退店効果によって前年同期実績を上回りました。ま
た、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、店舗の固定資産に係る減損損失を計上したことが主な要
因であります。
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
[国内における店舗展開の状況]
前連結会計 当第3四半期
新規出店 退店 改装・移転
年度末 連結会計期間末
ほっともっと 2,527店 4店 36店 2,495店 28店
やよい軒 382店 9店 18店 373店 13店
MKレストラン 32店 1店 7店 26店 -
合計 2,941店 14店 61店 2,894店 41店
[海外における店舗展開の状況]
前連結会計 当第3四半期
展開エリア 新規出店 退店
年度末 連結会計期間末
中国 3店 - 1店 2店
ほっともっと 韓国 10店 - - 10店
シンガポール 1店 - - 1店
タイ 198店 1店 4店 195店
シンガポール 10店 1店 2店 9店
オーストラリア 6店 - - 6店
やよい軒 台湾 21店 2店 2店 21店
アメリカ 3店 1店 - 4店
フィリピン 5店 - - 5店
マレーシア 2店 1店 - 3店
合計 ― 259店 6店 9店 256店
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
【ほっともっと事業】
持ち帰り弁当のトップブランドとして、安心・安全な品質管理体制のもと、おいしいごはんにこだわり、厳選し
た高品質の国産米を使用し、店内調理によるできたてのお弁当を提供することを基本に、当社グループ工場の活用
によって商品の品質向上やボリュームアップを行うなど、付加価値の高い商品の提供によってお客様満足度の向上
を目指しました。また、当社グループ工場で製造し美味しさと品質にこだわったロースかつを使用した『かつ丼フ
ェア』の実施や、『博多明太マヨから揚弁当』や『ツナマヨ塩こんぶのり弁当』等、ライトユーザーである若年層
をターゲットとした商品の販売で継続的な来店を促進しました。さらに、デリバリーサービス実施店舗の拡大や
『ほっともっと公式アプリ』の開始、QRコード決済や電子マネーの全店舗導入による非接触型決済の拡充を行
い、引き続きお客様の幅広いニーズへの対応を図りました。
以上の結果、売上高は779億97百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は29億36百万円(前年同期は、営業損失
43百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比3.3%増)があったものの、
前期の直営店190店舗退店の影響があったことが要因で、前年同期実績を下回りました。営業利益につきまして
は、既存店売上高の増加や前期の直営店190店舗退店効果等によって黒字に転換しました。
【やよい軒事業】
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、従来のヘビーユーザー向け
商品施策に加え、ミドル・ライトユーザー向け商品の販売や、『チキン南蛮定食』や『味噌かつ煮定食』が過去最
大の割引となる特別価格490円でご提供するキャンペーンを実施するなど、お客様の来店促進に注力しました。ま
た、デリバリーサービス実施店舗の拡大に加え、6月にテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パ
ーテーションの設置、9月末には全店舗に「ごはんおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客
様が安全に食事をしていただける環境づくりを推進しました。
以上の結果、売上高は185億4百万円(前年同期比19.9%減)、営業損失は20億34百万円(前年同期は、営業利
益8億55百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染
拡大による既存店売上高の減少(前年同期比21.4%減)が要因で、前年同期実績を下回りました。利益面につきま
しては、既存店売上高の減少が要因で前年同期実績を下回りました。
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
【MKレストラン事業】
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、九州に馴染み深い甘みのある濃口醤油に鰹の旨みと魚
醤を加えた、にんにくが香る期間限定の『もつ鍋醤油スープ』に加え、特選具材や飲茶メニューを取り揃えるなど
商品力を強化しました。また、ファミリー層をターゲットとした販促施策の定期的な実施により、お客様の来店の
促進に努めました。さらに、不採算店舗7店舗の退店を行い、収益性の改善を図りました。
以上の結果、売上高は16億63百万円(前年同期比32.7%減)、営業損失は2億65百万円(前年同期は、営業損失
2億65百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡
大による既存店売上高の減少(前年同期比10.8%減)や店舗の一時休業、不採算店舗の退店により前年同期実績を
下回りました。利益面につきましては、既存店売上高は減少したものの、不採算店舗の退店効果もあり前年同期実
績を上回りました。
【海外事業】
海外事業につきましては、マーケットに応じた売上向上施策や食材の現地化による店舗原価低減等により既存店
の収益力を強化し、事業の黒字化を目指しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を
受け、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加えて、それ以外の
国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい状況が続きまし
た。
以上の結果、売上高は20億89百万円(前年同期比30.9%減)、営業損失は6億3百万円(前年同期は、営業損失
4億30百万円)となりました。
【その他】
㈱エムエスエフ(旧・宮島醤油フレーバー㈱、2020年3月1日をもって商号変更)は、調味料・加工食品のOE
M(相手先ブランド名製造)を主な事業としており、既存取引先への新商品提案を積極的に行うとともに、新規取
引先獲得のための営業活動を実施しました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っており、商
品数の拡大にも注力しました。
以上の結果、売上高は47億65百万円(前年同期比10.3%増)となりました。利益面につきましては、のれんの償
却があったものの、生産量が増加したことによって営業利益は2億17百万円(前年同期比141.8%増)となりまし
た。
(2)連結財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ34億45百万円減少し、827億34百万円
となりました。内訳は、流動資産4億26百万円の減少、固定資産30億19百万円の減少であります。流動資産の減少
は、現金及び預金18億77百万円の減少、受取手形及び売掛金5億93百万円の増加、商品及び製品8億95百万円の増
加などによるものです。また、固定資産の減少は、有形固定資産25億19百万円の減少などによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ14億43百万円減少し、292億44百万円となりました。内訳は、流動負債16億26
百万円の減少、固定負債1億83百万円の増加であります。流動負債の減少は、流動負債のその他に含まれる未払消
費税等13億61百万円の減少などによるものです。固定負債の増加は、固定負債のその他に含まれるリース債務2億
61百万円の増加、資産除去債務69百万円の減少などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ20億1百万円減少し、534億89百万円となりました。主な内訳は、利益剰余
金21億29百万円の減少などであります。利益剰余金の減少は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億31百万円の
計上、配当支払による11億49百万円の減少などによるものです。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年2月期の業績予想につきましては、2020年11月27日に公表しました数値から修正しております。詳細は、
本日開示しました「連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
(新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報)
新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡航制限や外出
規制などの措置が行われるだけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令されるなど、当外食産業に多大な
影響を与えております。
当社グループにおきましては、食のインフラ企業としてお客様満足を実現するため、保健行政の指針に従った感
染防止策の徹底やデリバリーサービス導入店舗の拡大に加え、ほっともっとでの非接触型サービスの取り組み強
化、やよい軒での飛沫感染防止用パーテーションの設置や「ごはんおかわりロボ」の導入など、お客様や従業員の
安全を考慮した店舗運営を実施しております。
また、原材料の調達につきましては、各取引先との協力や連携の強化、輸入ノウハウの活用など安定調達に努め
ております。さらに、供給体制につきましては、グループ工場の活用による基幹商材の内製化の推進により、さら
なる安定供給と生産性の向上に取り組んでおります。
しかしながら、影響が長期化、深刻化した場合には、店頭売上高が減少することに加え、原材料不足や仕入れ価
格高騰等が発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,076 8,199
受取手形及び売掛金 2,648 3,242
商品及び製品 5,950 6,845
原材料及び貯蔵品 188 257
その他 2,761 2,671
貸倒引当金 △497 △513
流動資産合計 21,128 20,702
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 32,009 29,587
その他(純額) 13,564 13,467
有形固定資産合計 45,574 43,054
無形固定資産
のれん 900 760
その他 2,130 2,051
無形固定資産合計 3,031 2,812
投資その他の資産
繰延税金資産 3,139 3,449
その他 13,351 12,755
貸倒引当金 △45 △40
投資その他の資産合計 16,445 16,164
固定資産合計 65,050 62,031
資産合計 86,179 82,734
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,108 6,452
短期借入金 694 1,108
未払法人税等 360 577
賞与引当金 340 240
ポイント引当金 258 298
株主優待引当金 123 50
資産除去債務 70 21
その他 11,133 8,712
流動負債合計 19,090 17,463
固定負債
長期借入金 1,171 1,211
退職給付に係る負債 93 107
資産除去債務 7,191 7,122
その他 3,140 3,339
固定負債合計 11,598 11,781
負債合計 30,688 29,244
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,461 3,461
資本剰余金 4,724 4,714
利益剰余金 58,304 56,174
自己株式 △11,820 △11,776
株主資本合計 54,669 52,574
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △15 △11
為替換算調整勘定 74 97
その他の包括利益累計額合計 58 86
新株予約権 236 223
非支配株主持分 527 605
純資産合計 55,491 53,489
負債純資産合計 86,179 82,734
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
売上高 112,786 105,019
売上原価 56,127 51,456
売上総利益 56,658 53,563
販売費及び一般管理費 56,490 53,377
営業利益 167 186
営業外収益
受取利息 22 18
受取配当金 2 1
固定資産賃貸料 102 102
受取補償金 70 57
受取保険金 153 174
持分法による投資利益 2 9
その他 283 277
営業外収益合計 636 641
営業外費用
支払利息 8 32
固定資産賃貸費用 5 4
賃貸借契約解約損 35 41
為替差損 67 -
貸倒引当金繰入額 6 28
その他 64 62
営業外費用合計 189 168
経常利益 615 659
特別利益
固定資産売却益 0 5
補助金収入 109 -
特別利益合計 110 5
特別損失
固定資産処分損 252 136
減損損失 1,069 913
固定資産圧縮損 100 -
その他 1 9
特別損失合計 1,423 1,059
税金等調整前四半期純損失(△) △697 △395
法人税等 201 457
四半期純損失(△) △898 △852
非支配株主に帰属する四半期純利益 50 79
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △949 △931
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
四半期純損失(△) △898 △852
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △30 4
為替換算調整勘定 33 18
持分法適用会社に対する持分相当額 △52 4
その他の包括利益合計 △49 27
四半期包括利益 △948 △825
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △996 △904
非支配株主に係る四半期包括利益 48 78
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しておりま
す。ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
率を使用する方法によっております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大及び政府の緊急事態宣言発令に伴い、当社グループの運営する店舗におい
て、緊急事態宣言発令期間中は臨時休業や営業時間短縮等の実施により、やよい軒事業及びMKレストラン事業の売
上高の減少等の影響を受けております。
前連結会計年度から当第2四半期連結会計期間においては、当社グループは、新型コロナウイルス感染症につい
て、外出自粛が一定程度影響するものの、緩やかに需要は回復し、当連結会計年度末にかけて収束していくものと仮
定して会計上の見積り(繰延税金資産の回収可能性、固定資産減損の判定)を算定しておりました。しかし、当第3
四半期連結会計期間においては、収束時期は想定より遅く、翌連結会計年度末まで影響が残ると仮定を見直した上で
会計上の見積りを算定しております。その結果、従来の会計上の見積りとの間に影響は生じておりません。
なお、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響は不確実性が高いため、上記仮定に変化が生じた場合に
は、将来における当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
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㈱プレナス(9945) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
ほっと MK 計算書
やよい軒 (注)1 (注)2
もっと レストラ 海外事業 計 計上額
事業 (注)3
事業 ン事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
79,869 23,100 2,472 3,022 108,465 4,320 - 112,786
(その他営業収入を含む)
(2)セグメント間の内部売上
- - - - - 1,444 △1,444 -
高又は振替高
計 79,869 23,100 2,472 3,022 108,465 5,765 △1,444 112,786
セグメント利益又は損失(△) △43 855 △265 △430 116 89 △38 167
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社1社分であります。
2 セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「ほっともっと事業」セグメント及び「MKレストラン事業」セグメントにおいて、退店を予定している店舗
資産について減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間におい
てはそれぞれ955百万円及び113百万円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
ほっと MK 計算書
やよい軒 (注)1 (注)2
もっと レストラ 海外事業 計 計上額
事業 (注)3
事業 ン事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
77,997 18,504 1,663 2,089 100,254 4,765 - 105,019
(その他営業収入を含む)
(2)セグメント間の内部売上
- - - - - 1,630 △1,630 -
高又は振替高
計 77,997 18,504 1,663 2,089 100,254 6,396 △1,630 105,019
セグメント利益又は損失(△) 2,936 △2,034 △265 △603 32 217 △63 186
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社1社分であります。
2 セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「やよい軒事業」、「MKレストラン事業」及び「海外事業」の各セグメントにおいて、当第3四半期連結累
計期間中に退店が決定した等の理由により、回収が見込めなくなった店舗及び損益が継続してマイナスとなる店
舗について減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において
はそれぞれ646百万円、45百万円及び221百万円であります。
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