9942 ジョイフル 2020-09-25 12:00:00
特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し並びに2020年6月期通期連結業績予想と実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                          2020 年9月 25 日
各 位
                                              会社名          株式会社ジョイフル
                                              代表者          代表取締役社長          穴見 くるみ
                                                            (コード番号 9942 福証)
                                              問合せ先         常務取締役管理本部長 小野 哲矢
                                                            (TEL 097-551-7131)



                      特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し並びに
                 2020 年6月期通期連結業績予想と実績との差異に関するお知らせ


    当社グループは、2020 年6月期(2019 年7月1日から 2020 年6月 30 日)におきまして、下記のとおり特別損失(店舗閉鎖
   損失引当金繰入額及び固定資産の減損損失)の計上及び繰延税金資産の取り崩しとともに、2020 年3月 30 日に公表いたし
   ました 2020 年6月期の連結業績予想と本日公表の同実績に差異が生じましたので下記のとおりお知らせいたします。

                                    記

1. 特別損失の計上について
    当社グループで保有する事業用資産のうち、当期において閉鎖を決定した店舗に対し、閉鎖に伴い発生が見込まれる損失
   額 3,048 百万円を 「店舗閉鎖損失引当金繰入額」 として、また、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっている店
   舗などについて 2,687 百万円を 「減損損失」 として計上いたしました。


2. 繰延税金資産の取り崩しについて
    現時点での将来の課税所得を保守的に見積り、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を 765
   百万円取り崩すこととし、法人税等調整額に計上いたしました。


3. 2020 年6月期連結業績予想と実績との差異(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
                                                             親会社株主に
                                                                            1 株当たり
                       売上高        営業利益         経常利益           帰属する
                                                                            当期純利益
                                                             当期純利益
                         百万円        百万円             百万円         百万円              円 銭
      前回発表予想(A)           未定         未定              未定          未定               未定

      実績値(B)             62,324    △3,785        △2,479         △9,323         △316.68

      増減額(B-A)               ─           ─            ─              ─


      増減率(%)                 ─           ─            ─              ─

      (ご参考)前期実績
                         72,882         414          581         △4,947        △168.12
      (2019 年6月期)



4. 2020 年6月期連結業績予想と実績の差異の理由
     今般の新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、業績予想の合理的な見積りが困難な状況であることより、2020 年3
   月 30 日付 「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」 のとおり、通期連結業績予想を「未定」とさせていただいて
   おりました。
     その後、決算発表に向けて作業を進めてまいりましたが、7月以降は第2波の兆候があらわれるなど、今後の計画等の見直し
   に基づく決算数値の確定に時間を要したことから、今回の発表にいたりました。
     参考情報としての前期実績との比較では、売上高につきましては、客数が前期を下回った等の理由により、前期より 10,558
   百万円少ない 62,324 百万円となりました。営業利益及び経常利益につきましては、売上高が予想を下回った等の理由により、
   営業利益は前期より 4,199 百万円少ない 3,785 百万円の損失、経常利益は前期より 3,061 百万円少ない 2,479 百万円の損
   失となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、店舗閉鎖損失引当金繰入額や減損損失などによる特別損
   失が前期を上回ったこと及び繰延税金資産を取り崩したこと等により、前期より 4,375 百万円少ない 9,323 百万円の損失となり
   ました。

                                                                                  以上