9936 王将フード 2021-01-29 14:00:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 株式会社 王将フードサービス 上場取引所 東
コード番号 9936 URL https://www.ohsho.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡邊 直人
問合せ先責任者 (役職名) 広報IR部長 (氏名) 内田 浩次 TEL 075-592-1411
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 60,511 △5.3 4,624 △22.7 5,002 △20.6 3,216 △25.1
2020年3月期第3四半期 63,921 4.3 5,983 7.7 6,298 8.4 4,293 13.4
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 3,561百万円 (△34.7%) 2020年3月期第3四半期 5,458百万円 (79.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 171.37 ―
2020年3月期第3四半期 228.82 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 89,323 51,848 58.0
2020年3月期 67,538 50,305 74.5
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 51,848百万円 2020年3月期 50,305百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 60.00 ― 60.00 120.00
2021年3月期 ― 50.00 ―
2021年3月期(予想) 50.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 80,648 △5.8 5,759 △25.2 6,163 △23.8 3,786 △28.7 201.70
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 23,286,230 株 2020年3月期 23,286,230 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 4,513,956 株 2020年3月期 4,522,240 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 18,768,977 株 2020年3月期3Q 18,761,424 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
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○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
< 連 結 経 営 成 績 サ マ リ ー >
連 結 累 計 期 間 ( 4 月 ~ 12 月 )
金額 構成比 前年同期比
売上高 60,511百万円 100.0% 94.7%
営業利益 4,624百万円 7.6% 77.3%
経常利益 5,002百万円 8.3% 79.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,216百万円 5.3% 74.9%
連 結 会 計 期 間 ( 10 月 ~ 12 月 )
金額 構成比 前年同期比
売上高 21,368百万円 100.0% 100.1%
営業利益 2,233百万円 10.5% 113.8%
経常利益 2,298百万円 10.8% 112.1%
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,518百万円 7.1% 100.5%
上記の通り4月から12月の当連結累計期間においては減収減益となりましたが、
10月から12月の当連結会計期間においては増収増益となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により悪
化した消費動向が、中国を始めとした海外経済の回復やGoToキャンペーン等の施策の効果に
より一時持ち直したものの、11月後半からの第三波による影響で、GoToキャンペーンの一時
停止や自粛要請がなされ、再び不透明な状況となりました。
外食業界では、第三波による感染急拡大に伴い、東京都・大阪市他一部地域で「営業時間短縮
要請」が出され、年末にかけての忘年会需要が大幅に落ち込むなど、環境は急速に悪化いたしま
した。また、企業の在宅勤務が続く中、特にビジネス街や繁華街立地、飲酒を伴う業態で回復が
遅れており、一部で閉店や業態転換が進みました。
このような状況下において当社グループは、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症に対
する取り組みとして、一般社団法人日本フードサービス協会が定めるガイドラインに準じた感染
防止対策をいち早く取り入れ、お客様と従業員の健康と安全を守ることを最優先とした対応を行
い、生活する上で欠かせない「美味しい食」の提供に取り組んでまいりました。
具体的には、全店舗に配布した感染予防ハンドブックにより全従業員が予防策について十分に
理解し、出勤時の検温・体調チェック、従業員のマスク着用と手洗い・アルコール消毒、調理器
具・店内各所のアルコール消毒等の徹底、飛沫感染を防ぐ店内環境作りなどです。また、新店に
ついては設計段階から、三密、飛沫感染を防止する店舗レイアウトを構築し開店させています。
こうした取り組みがお客様に評価頂けたことにより、店内飲食売上は本年4月に新型コロナウ
イルス感染症第一波の影響で一旦落ち込んだものの、その後、着実に回復いたしました。
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それに加え、事前にテイクアウト需要が増加すると予想し、利用時の事前予約・事前決済等の
システムを直営全店に導入していたことにより、外出自粛、外食の営業時間の短縮、在宅勤務の
増加等で一気に増加したテイクアウト需要に対応することができました。そして、デリバリーへ
のニーズの高まりに対し、タイムリーにデリバリーサービス対応店舗を368店舗(FC店舗含む)
と拡大させ、その需要を取り込むこともできました。また、店舗独自の活動として、ご自宅で調
理されるお客様向けに生餃子セールを積極的に実施したことなども、店内飲食売上の落ち込みを
カバーすることに効果を発揮しました。
これらの新型コロナ感染症拡大に対する適切なリアクションと、中期経営計画で進めてきた人
材育成の成果であるシフト管理の効率化などが進捗し生産性が向上したことにより、10月から12
月のコロナ禍の当第3四半期連結会計期間においても、前年同期比で増収増益を成し遂げまし
た。
中期経営計画をコロナ禍にあっても、手を休めることなく着実に推進し、経営理念の実現に取
り組んで来たことで、逆境に打ち勝つ強い組織へと成長したと自負しております。
その主な戦略と成果については以下のとおりであります。
① 人材戦略
社内に開設した教育部署である「王将大学」が社員の階層ごとに実施している研修につきま
しては、先般の緊急事態宣言の発出を受けて、予定していた全ての研修を中止または延期い
たしましたが、緊急事態宣言の解除後は、感染防止策を十分に行った上で少人数にて再開
し、リモート研修の実験も開始いたしました。各研修は店舗運営や人材管理のためのマネジ
メントスキルの強化、及び各等級定義に応じた実践的な知識とスキルの習得を目的にしてお
り、研修終了時に実施している受講者アンケートで高い研修満足度が得られております。こ
のように人材育成に投資して来た成果は、この度のコロナ禍において、いかんなく発揮さ
れ、売上対策、店舗環境整備、人件費コントロールなど本社からの細かな指示が無くとも、
店舗毎に主体的に改善が行われ、早期業績回復の大きな要因となりました。
② 商品戦略
調理技術の向上を目的に社内に開設された「王将調理道場」では、調理技術認定制度を導入
して調理技術のレベルを明確化し、社員の調理技術の一層の引き上げを図りました。また、
料理の美味しさを追求するため、グランドメニューを中心に常にレシピを見直すとともに、
調理マニュアルを刷新し、合わせて調理動画を作成しました。これらを店舗に動画で配信
し、いつでも学べる環境を作りました。これらのことにより、店舗での調理講習会の実施が
容易となり、コロナ禍においても料理の味の向上に努めることができました。テイクアウト
の新商品として、人気メニューの組み合わせをお得な価格で、ご家庭でもオフィスでも、出
来立ての美味しさを手軽に召し上がって頂ける「餃子の王将 レンチンシリーズ」の新商品
(餃子・唐揚弁当、炒飯弁当、焼そば弁当、天津飯弁当)を発売いたしました。また、昨年
3月から5月にかけて実施して好評を頂いた「お持ち帰り専用お子様弁当」を、冬休み期間
のお子様の食事でお困りのご家庭に対する応援メニューとして、12月21日から1月17日まで
の期間限定で販売いたしました。
③ 店舗開発戦略
既存店に関しましては、新型コロナウイルス感染防止のため一般社団法人日本フードサービ
ス協会が定めるガイドラインに沿った対応(飛沫感染防止シートの設置、店内混雑緩和のた
めのテイクアウトコーナーの設置・レジの増設等)を行ったほか、快適な食空間作りのた
め、空調設備の定期的な交換を実施しております。また店内の安全性向上に向けて厨房・ホ
ールの床の改修工事等を実施いたしました。新店に関しましては、ロードサイド店として、
2020年6月にさいたま市の17号さいたま町谷店、7月に北九州市の3号小倉三萩野店を出店
いたしました。両店舗とも設計段階から、店内飲食のお客様との動線を分けるためテイクア
ウト専用窓口を設け、カウンター席・テーブル席・レジ・テイクアウト窓口に感染防止の飛
沫ガードを設置するなど、ガイドラインに準じた店舗作りを行いました。通行量の多い立地
を選定したため、両店とも予測を超えた売上を獲得しております。また、9月には横浜市に
駅近商業施設1階のフードコート店舗としてモザイクモール港北店を出店しました。フード
コートタイプですが、フルメニュー対応とし、液晶パネル7枚を設置してインパクトがある
表示にも拘りました。同施設内の数あるフードコート店舗の中で、最高の売上を記録してい
ます。
④ 販促戦略
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株式会社王将フードサービス(9936)2021年3月期 第3四半期決算短信
毎年好評頂いている「2021年版ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」ではロゴ入りラー
メン鉢や目覚まし時計に加え、今年は餃子柄晴雨兼用折りたたみ傘や餃子柄ショッピングエ
コバッグ等、日々の生活に密着した賞品をラインナップいたしました。さらにご家庭で食事
をされる機会が増加したことに対応し、餃子のお皿を賞品とした「生餃子スタンプキャンペ
ーン」、生ビール1杯につき100円引きまたは生ビール半額券をご提供する生ビールキャンペ
ーン、創業53年目を迎えた2020年12月24日・25日の2日間限定で税込500円分割引券を配布す
る創業祭など、途切れることなく販促企画を実施することで、厳しい環境の中でもお客様の
来店を促し、売上の落ち込みをカバーすることができました。また、「餃子の王将スマホア
プリ」に「ぎょうざ倶楽部会員カード」を登録できるように機能の追加を行った最新バージ
ョンをリリースしました。これにより、スマホの画面を提示するだけで会員特典を受けられ
るようになりました。今後も、ますます便利なアプリとなるよう開発を継続中です。広告の
分野では、コロナ禍を受けて、ますます多忙となった主婦の方々に対し、当社の生餃子や料
理を役立てて頂きたいと言うメッセージを伝えるTVCFを新たに制作し積極的に投下しま
した。その他、株式会社アダストリア(東京都渋谷区渋谷2―21―1/代表取締役会長兼社長
福田三千男)が展開する20代に人気のファッションブランド「RAGEBLUE」と期間限定でコラ
ボし、「餃子の王将」を題材にデザインした、Tシャツや生活雑貨計10アイテムが発売さ
れ、大変好評を頂いております。
以上の結果、2020年10月には店内飲食売上の回復とテイクアウト・デリバリー売上の上積みに
より、前年同月を上回る過去最高売上を更新するまでになり、11月からの第三波による感染拡大
があっても、業績への影響を最小限にとどめることができました。
当第3四半期連結累計期間における売上高としては、新型コロナウイルス感染症の影響による
客数の減少等により、前年同期に比べて34億10百万円(5.3%)の減収で605億11百万円となりま
したが、10月から12月の当第3四半期連結会計期間に限れば、売上高は前年同期に比べて15百万
円(0.1%)の増収となり、顕著な回復傾向を示しました。
営業利益は、効率的なシフト編成による人件費コントロールや水道光熱費の抑制等もあって46
億24百万円となり、前年同期に比べて13億58百万円(22.7%)の減益ながら、10月から12月の当
第3四半期連結会計期間に限っての営業利益は、前年同期に比べて2億70百万円(13.8%)の増
益となりました。
経常利益は、上記理由等により、前年同期に比べて12億96百万円(20.6%)の減益で50億2百
万円となりましたが、当第3四半期連結会計期間に限っての経常利益は前年同期に比べて2億47
百万円(12.1%)の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、上記理由等により、前年同期に比べて10億76百万円
(25.1%)の減益で32億16百万円となり、当第3四半期連結会計期間に限っての親会社株主に帰
属する四半期純利益は前年同期に比べて7百万円(0.5%)の増益となりました。
当第3四半期連結累計期間の店舗展開の状況につきましては、直営3店、FC2店の新規出
店、FC10店の閉鎖を行っております。これにより当第3四半期連結会計期間末店舗数は、直営
526店、FC206店となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ217億85百
万円(32.3%)増加し、893億23百万円となりました。主な増減要因は次のとおりでありま
す。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ210億93百万円(107.9%)増加し、406億48百万円と
なりました。主な要因は現金及び預金の増加等であります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ6億92百万円(1.4%)増加し、486億75百万円となり
ました。主な要因は投資有価証券の時価の上昇に伴う増加等であります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ202億41百万
円(117.5%)増加し、374億74百万円となりました。主な増減要因は次のとおりであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ27億42百万円(20.0%)増加し、164億57百万円とな
りました。主な要因は1年内返済予定の長期借入金の増加等であります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ174億99百万円(497.4%)増加し、210億17百万円と
なりました。主な要因は長期借入金の増加等であります。なお、借入金の残高は275億65百万
円となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億43百万
円(3.1%)増加し、518億48百万円となりました。主な要因は配当金の支払い20億64百万円に
対し、親会社株主に帰属する四半期純利益32億16百万円による増加に加え、その他有価証券評
価差額金が増加したことによるもの等であります。以上の結果、自己資本比率は、前連結会計
年度末74.5%から58.0%となりました。
(キャッシュ・フローの状況)
当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会
計年度末に比べ203億34百万円増加し、374億51百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べて16億31百万円(37.7%)減少し、26億94
百万円となりました。主な要因は税金等調整前四半期純利益の減少であります。
主な内訳は、税金等調整前四半期純利益49億45百万円に減価償却費18億57百万円を加えた額
から未払消費税等の減少額6億24百万円、法人税等の支払額25億42百万円等を減じた額であり
ます。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べて14億43百万円(91.4%)増加し、30億23
百万円となりました。主な要因は有形固定資産の取得による支出の増加であります。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出28億47百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、206億62百万円(前年同期は16億40百万円の使用)となり
ました。主な要因は長期借入れによる収入の増加であります。
主な内訳は、借入金の純増加額227億27百万円による収入から配当金の支払額20億64百万円
による支出を減じた額であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2020年10月30日の「業績予想及び配当予想に関するお知らせ」で公
表いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 17,117 37,451
売掛金 1,220 1,717
商品及び製品 121 129
原材料 347 469
その他 750 883
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 19,554 40,648
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 53,821 55,009
減価償却累計額 △41,646 △42,701
建物及び構築物(純額) 12,175 12,307
機械装置及び運搬具 5,972 6,740
減価償却累計額 △3,955 △4,208
機械装置及び運搬具(純額) 2,017 2,531
工具、器具及び備品 6,387 6,607
減価償却累計額 △5,430 △5,674
工具、器具及び備品(純額) 956 933
土地 20,461 20,709
建設仮勘定 187 23
有形固定資産合計 35,798 36,505
無形固定資産 145 125
投資その他の資産
投資有価証券 5,376 5,840
差入保証金 4,174 4,254
その他 2,508 1,966
貸倒引当金 △19 △16
投資その他の資産合計 12,039 12,044
固定資産合計 47,983 48,675
資産合計 67,538 89,323
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 2,071 2,325
1年内返済予定の長期借入金 2,842 8,094
未払法人税等 1,564 192
賞与引当金 979 489
その他 6,257 5,355
流動負債合計 13,715 16,457
固定負債
長期借入金 1,995 19,470
資産除去債務 812 824
その他 709 722
固定負債合計 3,517 21,017
負債合計 17,233 37,474
純資産の部
株主資本
資本金 8,166 8,166
資本剰余金 9,232 9,259
利益剰余金 43,869 45,021
自己株式 △10,726 △10,706
株主資本合計 50,542 51,741
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,174 3,503
土地再評価差額金 △3,286 △3,286
為替換算調整勘定 △18 △17
退職給付に係る調整累計額 △107 △91
その他の包括利益累計額合計 △237 107
純資産合計 50,305 51,848
負債純資産合計 67,538 89,323
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株式会社王将フードサービス(9936)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 63,921 60,511
売上原価 19,026 18,359
売上総利益 44,895 42,151
販売費及び一般管理費 38,912 37,526
営業利益 5,983 4,624
営業外収益
受取利息 1 0
受取配当金 60 61
FC加盟料 74 83
受取地代家賃 47 44
補助金収入 63 152
雑収入 158 147
営業外収益合計 405 489
営業外費用
支払利息 11 39
賃貸費用 60 61
雑損失 17 10
営業外費用合計 90 112
経常利益 6,298 5,002
特別利益
固定資産売却益 97 0
特別利益合計 97 0
特別損失
固定資産除却損 22 57
特別損失合計 22 57
税金等調整前四半期純利益 6,373 4,945
法人税、住民税及び事業税 1,622 1,353
法人税等調整額 458 374
法人税等合計 2,080 1,728
四半期純利益 4,293 3,216
非支配株主に帰属する四半期純利益 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,293 3,216
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株式会社王将フードサービス(9936)2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 4,293 3,216
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,205 329
為替換算調整勘定 △8 0
退職給付に係る調整額 △31 15
その他の包括利益合計 1,165 345
四半期包括利益 5,458 3,561
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,458 3,561
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社王将フードサービス(9936)2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 6,373 4,945
減価償却費 1,846 1,857
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 △2
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △21 44
受取利息及び受取配当金 △62 △61
支払利息 11 39
固定資産売却損益(△は益) △97 △0
固定資産除却損 22 57
売上債権の増減額(△は増加) △537 △496
たな卸資産の増減額(△は増加) △113 △129
仕入債務の増減額(△は減少) 281 254
未払消費税等の増減額(△は減少) 81 △624
その他 △525 △665
小計 7,259 5,217
利息及び配当金の受取額 62 61
利息の支払額 △11 △42
法人税等の支払額 △2,984 △2,542
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,325 2,694
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,726 △2,847
有形固定資産の売却による収入 250 0
投資有価証券の売却による収入 - 9
貸付けによる支出 △11 △32
貸付金の回収による収入 33 25
差入保証金の差入による支出 △109 △164
その他 △16 △13
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,579 △3,023
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 3,420 25,000
長期借入金の返済による支出 △2,808 △2,272
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △2,251 △2,064
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,640 20,662
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,102 20,334
現金及び現金同等物の期首残高 14,118 17,117
現金及び現金同等物の四半期末残高 15,220 37,451
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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