9928 ミロク情報 2020-05-13 16:00:00
通期業績予想値と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                   2020 年 5 月 13 日
各 位

                                   会 社 名 株式会社ミロク情報サービス
                                   代表者名 代表取締役社長 是枝周樹
                                       (コード番号 9928 東証第 1 部)
                                   問合せ先 経営管理本部長 寺沢慶志
                                        (TEL.03-5361-6369)


      通期業績予想値と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ

 2019 年5月 10 日に公表しました 2020 年3月期通期の業績予想と、本日公表の実績値との差異及び
特別損失の計上について、下記の通りお知らせいたします。

                              記

1.業績予想と実績値の差異について
(1)2020 年3月期通期連結業績予想数値と実績値との差異(2019 年 4 月1日~2020 年3月 31 日)
                                          親会社株主に帰属   1株当たり
               売上高      営業利益     経常利益
                                          する当期純利益    当期純利益
                 百万円      百万円      百万円        百万円        円 銭
  前回発表予想(A)      34,000    6,200    6,200      4,040    130.86
    実績値(B)       35,501    5,227    5,311      1,839     59.59
    差異(B-A)       1,501    △972     △888     △2,200
    増減率(%)          4.4   △15.7    △14.3      △54.5
 (ご参考)前期実績
                 31,317    5,167    5,056      3,730    119.89
 (2019 年3月期)



(2)2020 年3月期通期個別業績予想数値と実績値との差異(2019 年 4 月1日~2020 年3月 31 日)
                                                  1株当たり
                売上高       経常利益      当期純利益
                                                  当期純利益
                   百万円       百万円          百万円            円 銭
  前回発表予想(A)        30,000     6,000       4,020         130.21
    実績値(B)         31,898     4,917       1,563          50.65
    差異(B-A)         1,898    △1,082      △2,456
    増減率(%)            6.3    △18.0        △61.1
 (ご参考)前期実績
                   28,046     5,141       3,548         114.02
 (2019 年3月期)



2.差異の理由

  連結業績において、売上高に関しては、Windows7のサポート終了等によるハードウェアのリプレー
ス需要が想定を上回り、また、新規の顧客開拓によるソフト保守を中心とするサービス収入増により、
好調に推移しました。第4四半期において新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、売上高
の予想を上回りました。
 一方、クラウドサービスへの本格的な移行による収益構造の変化や、クラウド製品の徹底した競争
力強化のための更なる開発投資を考慮し、一旦、既存のクラウド製品における将来の収益性を保守的
に見積もることとし、ソフトウェア資産を早期償却(1,078 百万円)しました。これにより、営業利益、
経常利益は予想を下回りましたが、最高益を更新しております。また、後述の特別損失の計上により、
親会社株主に帰属する当期純利益において、予想を下回りました。個別業績においても主に同一の理
由で業績予想との差異が生じました。
 なお、これらのソフトウェア資産の早期償却や評価損を計上することにより、今後の償却負担が軽
減され中期的に収益性が改善されることとなります。


3.特別損失の計上

 開発中の Web 型製品に関して、お客様ニーズや競争環境の変化に伴い新製品開発の方向性、優先順
位を一部見直しました。これにより、長期の開発行為に分類されるソフトウェア資産においては、収
益見込みの変動要素が大きいため、将来の評価損のリスクを考慮し、ソフトウェア評価損(2,516 百万
円)を計上しました。
 なお、2020 年3月期配当予想は変更ありません。
                                              以   上