9928 ミロク情報 2021-07-13 15:00:00
持分法適用関連会社の異動(譲渡)、特別利益の発生及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                      2021 年7月 13 日
各   位

                                       会 社 名 株式会社ミロク情報サービス
                                       代表者名 代表取締役社長 是 枝 周 樹
                                           (コード番号 9928 東証第1部)
                                       問合せ先 経営管理本部長 寺 沢 慶 志
                                               (TEL.03-5361-6369)


            持分法適用関連会社の異動(譲渡)、特別利益の発生及び
                 業績予想の修正に関するお知らせ


  当社は、2021 年7月 13 日開催の取締役会において、下記の通り、持分法適用関連会社である株式会
社 pring(以下、pring 社)の当社が保有する全株式を譲渡することについて決議いたしましたので、
お知らせいたします。これにより、pring 社は持分法適用関連会社から除外されます。
  また、本件株式譲渡に伴い、2022 年3月期において特別利益が発生する見込みとなり、2021 年5月
13 日に公表した業績予想を修正いたします。

                                記

1.持分法適用関連会社の異動について
(1)株式譲渡の理由
 当社は、社会や経済が急速にデジタル化される環境において、顧客ニーズに即した新たなサービス開
発、提供を目指し、2020 年9月に pring 社を持分法適用関連会社とし、当社グループと共同で研究開発
を行ってまいりました。pring 社は、チャット感覚でお金を「おくる、もらう、払う、チャージする、
もどす、投げ銭する」ことができる送金アプリ「pring」の運営をしており、国内金融機関と API 接続に
より幅広く提携しているフィンテック企業です。
 この度、米国の Google International LLC (以下、Google 社)から、pring 社の全株式取得の申し
出がありました。
 当社は、pring 社にとっては豊富なデジタルノウハウ、グローバルな顧客基盤を持つ Google 社の下で
成長を目指すことが望ましいと考え、また、当社においても株式譲渡による財務体質の更なる強化や新
たな事業投資等による企業価値向上を目指すことが最善であると判断いたしました。

 <今後の業務提携について>
 当社グループと pring 社は、業務提携契約を締結しており、今後も引き続き協業関係を維持し、デジ
タル社会におけるイノベーション創出に向けた DX 推進を行う予定となっております。



(2)異動(譲渡)する持分法適用関連会社の概要
 ① 名        称 株式会社 pring
 ② 所    在   地 東京都港区虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー21F
 ③ 代 表 者 氏 名 荻原 充彦
 ④ 事  業   内 容 お金コミュニケーションアプリ「pring」の運営
 ⑤ 資    本   金 730 百万円
 ⑥ 設 立 年 月 日 2017 年5月
                       株式会社メタップス(45.3%)
 ⑦   大株主及び持株比率         当社(22.7%)
                       日本瓦斯株式会社(18.6%)
                                当社は当該会社の発行済株式総数の 22.7%を保有してお
                       資 本 関 係
                                ります。
                                当社の執行役員 1 名が当該会社の取締役を兼務しており
                       人 的 関 係
     上場会社と当該会社                  ます。
 ⑧
     と の 間 の 関 係                当社は、当社連結子会社を通じて、当該会社に対して資
                                金の貸付を行っております。なお、株式譲渡実行前に回
                       取 引 関 係
                                収予定です。また、当社連結子会社を通じて業務委託関
                                係にありますが、これは継続する予定です。

(3)株式の譲渡先
 ① 名               称     Google International LLC
 ② 所   在           地     1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043 USA
                         Kenneth Yi
 ③ 代 表 者 氏 名 Assistant Secretary of the Managing Member of Google International
                         LLC
 ④ 事      業    内    容 持株会社
 ⑤ 資        本       金 -(注)
 ⑥ 設 立 年 月 日 2002 年5月 16 日
                                      当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はあり
                         資 本 関 係 ません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の
                                      関係者及び関係会社の間には、資本関係はありません。
                                      当社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はあり
    上場会社と当該会社
 ⑦                       人 的 関 係 ません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の
    と の 間 の 関 係
                                      関係者及び関係会社の間には、人的関係はありません。
                                      当社と当該会社との間には、記載すべき取引関係はあり
                         取 引 関 係 ません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の
                                      関係者及び関係会社の間には、取引関係はありません。
(注)Google International LLC の財務諸表は、      払込資本金、     資産及び負債を含めて非公表であります。
なお、Google International LLC の最終完全親会社である Alphabet Inc.の払込資本金は 59,436 百万
米ドルです。

(4)異動の日程
 ① 取 締 役 会 決 議 日 2021 年7月 13 日
 ② 契 約 締 結 日 2021 年7月 13 日
 ③ 株 式 譲 渡 実 行 日 2021 年7月下旬~8月下旬(※)
(※) 外為法に基づく許認可のタイミング等により株式譲渡実行日は変動する可能性がございます。

(5)譲渡前後の保有株式の状況
 ① 譲渡前の保有株式数 5,000 株 (保有割合:22.7%)
 ② 譲渡後の保有株式数 0 株     (保有割合:0%)

(6)今後の見通し
 本件株式譲渡により、2022 年3月期の個別決算におきましては、約 1,540 百万円の特別利益が発生
し、連結決算におきましては、連結決算上必要な調整を行い、約 2,070 百万円の特別利益が発生する見
込みであります。
2.業績予想の修正について
(1)2022 年3月期 第2四半期連結業績予想数値の修正(2021 年4月1日~2021 年9月 30 日)
                                          親会社株主に帰属   1株当たり
               売上高      営業利益     経常利益
                                          する四半期純利益 四半期純利益
                 百万円      百万円      百万円        百万円       円 銭
  前回発表予想(A)      18,200    1,830    1,770      1,010    33.18
  今回修正予想(B)      18,200    1,830    1,770      2,440    80.16
   増減額(B-A)          -        -        -       1,430
   増減率(%)            -        -        -       141.6
(ご参考)前期第2四半期実績
                    16,522       2,489       2,503   1,359   44.03
 (2021 年3月期第2四半期)




(2)2022 年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)
                                          親会社株主に帰属    1株当たり
               売上高      営業利益     経常利益
                                           する当期純利益    当期純利益
                 百万円      百万円      百万円         百万円        円 銭
  前回発表予想(A)      37,400    4,030    4,000       2,380     78.19
  今回修正予想(B)      37,400    4,030    4,000       3,810    125.17
   増減額(B-A)          -        -        -        1,430
    増減率(%)           -        -        -         60.1
 (ご参考)前期実績
                 34,066    4,526    4,511       2,654     86.53
 (2021 年3月期)



(3)2022 年3月期 第2四半期個別業績予想数値の修正(2021 年4月1日~2021 年9月 30 日)
                                                1株当たり
                売上高       経常利益      四半期純利益
                                               四半期純利益
                   百万円       百万円        百万円           円 銭
  前回発表予想(A)        15,180     1,950      1,300        42.71
  今回修正予想(B)        15,180     1,950      2,330        76.54
   増減額(B-A)            -         -       1,030
   増減率(%)              -         -        79.2
(ご参考)前期第2四半期実績
                             -           -           -         -
 (2021 年3月期第2四半期)




(4)2022 年3月期 通期個別業績予想数値の修正(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)
                                                 1株当たり
                売上高       経常利益      当期純利益
                                                 当期純利益
                   百万円       百万円        百万円           円 銭
  前回発表予想(A)        30,500     4,000      2,670        87.71
  今回修正予想(B)        30,500     4,000      3,700       121.55
   増減額(B-A)            -         -       1,030
    増減率(%)             -         -        38.6
 (ご参考)前期実績
                   29,933     4,874      3,010        98.14
 (2021 年3月期)
(5)修正の理由
 上記記載の通り、関係会社株式の売却により特別利益を計上する見通しとなったことから、業績予想
を修正いたします。


(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
                                          以   上