9903 J-カンセキ 2019-04-12 15:00:00
2019年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年4月12日
上 場 会 社 名 株式会社カンセキ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9903 URL https://www.kanseki.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大田垣 一郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経理部長 (氏名) 村山 和弘 (TEL) 028-659-3112
定時株主総会開催予定日 2019年5月23日 配当支払開始予定日 2019年5月24日
有価証券報告書提出予定日 2019年5月24日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年2月期の連結業績(2018年3月1日~2019年2月28日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年2月期 33,579 4.0 1,335 39.1 1,189 53.2 690 65.7
2018年2月期 32,274 3.4 959 14.1 776 29.4 416 140.2
(注) 包括利益 2019年2月期 747百万円( 61.2%) 2018年2月期 463百万円( 65.1%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年2月期 97.69 96.70 10.5 4.6 4.0
2018年2月期 58.11 57.63 6.8 3.0 3.0
(参考) 持分法投資損益 2019年2月期 -百万円 2018年2月期 -百万円
(注)2017年9月1日付で、普通株式について2株を1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定してお
ります。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年2月期 25,972 6,908 26.4 979.13
2018年2月期 26,253 6,305 23.9 886.13
(参考) 自己資本 2019年2月期 6,862百万円 2018年2月期 6,273百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年2月期 1,226 438 △1,489 1,217
2018年2月期 1,160 △205 △796 1,041
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年2月期 - 2.00 - 4.00 - 56 13.8 0.9
2019年2月期 - 5.00 - 5.00 10.00 70 10.2 1.1
2020年2月期
- 5.00 - 5.00 10.00 9.8
(予想)
(注)2018年2月期の期末配当金につきましては、2017年5月25日開催の株主総会決議による2017年9月1日付の株式併
合(普通株式につき2株を1株に併合)後の株式を対象としております。また、2018年2月期の年間配当金合計
は、単純合算できないため、「―」と表示しております。
3.2020年2月期の連結業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 18,200 7.4 920 7.5 840 7.9 450 1.7 64.20
通 期 35,000 4.2 1,400 4.8 1,250 5.1 720 4.3 102.72
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年2月期 8,050,000株 2018年2月期 8,050,000株
② 期末自己株式数 2019年2月期 1,040,735株 2018年2月期 970,433株
③ 期中平均株式数 2019年2月期 7,063,919株 2018年2月期 7,167,266株
(注)2017年9月1日付で、普通株式について2株を1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定し、期末発行済株式数(自己株式を含む)、期末自己株式数及び期中平均株式数を
算定しております。
(参考) 個別業績の概要
1.2019年2月期の個別業績(2018年3月1日~2019年2月28日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年2月期 33,561 4.0 1,320 39.7 1,175 54.0 680 67.2
2018年2月期 32,257 3.5 945 14.3 762 29.6 406 147.0
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年2月期 96.30 95.32
2018年2月期 56.78 56.32
(注)2017年9月1日付で、普通株式について2株を1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定してお
ります。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年2月期 25,865 6,856 26.3 971.68
2018年2月期 26,136 6,263 23.8 880.22
(参考) 自己資本
2019年2月期 6,810百万円 2018年2月期 6,231百万円
2.2020年2月期の個別業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 18,190 7.4 912 7.5 832 7.9 445 1.8 63.49
通 期 34,982 4.2 1,384 4.8 1,236 5.2 711 4.5 101.44
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
※ 2019年2月期決算短信より、日付の表示を和暦から西暦に変更しております。
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 17
4.個別財務諸表 ………………………………………………………………………………………… 18
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 18
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 20
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 21
5.その他 ………………………………………………………………………………………………… 23
(1)販売及び仕入の状況 …………………………………………………………………………… 23
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2018年3月1日から2019年2月28日まで)における我が国経済は、新たな主要国間の経済摩擦
や政情不安の発生、あるいは近隣国との緊張が続いている中で、企業業績・雇用に良化傾向が見られるものの、個
人所得・消費動向については依然として良化傾向とは言い難く、先行きの不透明な状況が続いております。
この様な中、当グループは地域のお客様の「生活の快適創造」に繋げる体制づくりを推進してまいりました。
ホームセンター事業では、春先園芸需要が回復したことで出足の良いスタートを切りましたが、ゴールデンウィ
ーク中の連日の降雨と夏季の猛暑や台風等により、季節品の動きが大きく左右された他、冬季の序盤・終盤での暖
冬傾向により、暖房用品等の販売が低迷するなど、気象・気候変動の影響を大きく受けました。一方でWILD-1事
業では、当連結会計年度を通してキャンプ関連用品が好調を維持し続け、他のカテゴリー商品も堅調な動きを見せ
たことで、業績の向上に貢献致しました。加えて、オンライン販売も大きく伸長しております。また、業務スーパ
ー店舗及びオフハウス店舗を中心とした専門店事業においても安定した業績を残しております。
設備面では、ホームセンター店舗・WILD-1店舗共に既存店の改装を中心に行った他、翌連結会計年度に控えた
複数消費税率対応等のシステム投資を行った結果、一部経費の増加要因が発生しましたが、販売促進費の効率化や
屋内外照明のLED追加導入等で、販売管理費の増加を抑制致しました。
これらの結果、売上高は335億79百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は13億35百万円(前年同期比39.1%
増)、経常利益は11億89百万円(前年同期比53.2%増)、特別利益に固定資産売却益71百万円、特別損失に減損損
失44百万円、賃借契約解約損45百万円等を計上した事により、親会社株主に属する当期純利益は6億90百万円(前
年同期比65.7%増)となり、増収増益になりました。
なお、当社グループの報告セグメント事業別業績は次の通りです。
[ホームセンター事業]
ホームセンター事業では、当社店舗展開エリア内への競合店の出店、ネットショップ等の展開エリア外からの競
合や業態の垣根を越えた競合も続き、商環境の厳しさは一層高まっており、且つデフレ傾向は弱まる気配を見せて
おりません。
その様な状況の下、大田原南店・白河店・高萩店の改装を行いました。大田原南店の全面改装では、地域密着の
モデル店舗として、既に自転車専門店「ネオ・サイクリスタ」やペット専門店「ペットプラネット」を展開してお
りますが、新たなカテゴリーとして軽家電コーナーを設置しました。また、地域サービス向上策として、スマイル
便の強化のほか、自転車の出張修理サービスや灯油の宅配にも取り組んでおります。
当連結会計年度は、早期梅雨明け後の猛暑や、度々の台風到来のほか、遠隔地で洪水・地震災害も相次いで発生、
被災地への需要品優先出荷調整は、営業活動にも影響が出ました。さらに、冬季序盤・終盤での暖冬傾向により、
前連結会計年度と比較し、防寒・暖房用品・灯油等の販売は厳しい状況が続き、浮き沈みの激しい1年となりまし
た。その中でも、ペット関連用品・サイクル用品は比較的堅調に推移しました。
ホームセンター事業全体では、前連結会計年度において1店舗減少したことも影響し、当連結会計年度の営業収
益は、176億93百万円(前年同期比2.3%減)、セグメント利益は4億38百万円(前年同期比4.5%減)となりまし
た。
[WILD-1事業]
WILD-1事業では、当連結会計年度を通じて、主力のキャンプ関連用品のほか、全てのカテゴリーにおいて安定
した業績を上げておりますが、秋口連続3連休からのレジャーシーズン到来とともに、前年同期をさらに大きく上
回る結果となりました。特に、晩秋から冬季にかけての「焚火キャンプ」や「冬キャンプ」は例年に無い高まりを
見せております。キャンプ・レジャーは従来の「非日常体験」だけでなく、SNSを利用した「非日常体験の発信
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
と共有」等の楽しみ方が加わって来たことにより、多様化したスタイルの中で個性ある商品が求められる傾向にあ
ります。ネットショップのオンライン販売においても、プライベート・ブランドを中心に継続して活況を呈し、中
でもグッドデザイン賞を取得したユニークな商品は、新たな需要と期待の開拓に繋がり、業績に貢献しておりま
す。
設備面では、小山店の全面改装のほか、京都宝ヶ池店・厚木店の改装を行い、一部経費の増加要因が発生しまし
たが、販売促進費の効率化や屋内外照明のLED追加導入等により経費増加を抑制致しました。
これらの結果、営業収益は94億16百万円(前年同期比18.3%増)、セグメント利益は、10億61百万円(前年同期
比67.9%増)となりました。
[専門店事業]
専門店事業の内、業務スーパー店舗では、天候にも比較的に左右されずに安定した成長を続けておりますが、当
連結会計年度最終月にメディアに紹介されたことにより、認知度が高まったことで、急激な伸びを示しました。
また、一昨年より取扱いを始めたクレジット販売についても利用率の高まりが、単価の上昇に繋がり、業績に貢献
しております。
オフハウス店舗では、同業他社や個人同士でのネット取引が増加傾向にあり、リユース業界の商環境は厳しさを
増しておりますが、各店での細かな販促企画や積極買取り策により安定した収益を上げております。
営業収益は前年同期と比較して増加し、利益貢献に繋がっております。
これらの結果、営業収益は68億31百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は、4億93百万円(前年同期比
10.0%増)となりました。
[店舗開発事業]
店舗開発事業では、主要な複数の賃貸契約が満了を迎えたこともあり、賃貸収入は減少致しましたが、相対する
支払賃料も減少し、収益は改善しております。業績は計画通りに推移しております。
これらの結果、営業収益は4億57百万円(前年同期比14.3%減)、セグメント利益は1億84百万円(前年同期比
7.1%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における流動資産は前連結会計年度末に比べ4億19百万円増加し73億18百万円(前年同期比
6.1%増)となりました。主な要因としては、その他流動資産の減少16百万円の減少要因に対して、現金及び預
金の増加1億75百万円及び商品在庫の増加2億9百万円の増加要因によるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ7億円減少し186億53百万円(前年同期比3.6
%減)となりました。
有形固定資産は、新規設備投資により増加しましたが、土地の売却、資産の除却、減損損失の計上及び減価償
却により6億74百万円減少し155億38百万円となりました。
無形固定資産は、資産の除却、減価償却等により77百万円減少し5億76百万円となりました。
投資その他の資産は、繰延税金資産の減少22百万円、契約に基づく敷金及び保証金の回収等による減少6百万
円等の減少要因に対し、投資有価証券の増加90百万円の増加により50百万円増加し25億38百万円となりました。
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ6億27百万円減少し114億71百万円(前年同
期比5.2%減)となりました。主な要因といたしましては、支払手形及び買掛金の増加91百万円、電子記録債務
の増加1億3百万円及び未払法人税等の増加1億39百万円の増加要因に対し、短期借入金の減少5億34百万円及
び1年内返済予定の長期借入金の減少4億47百万円の減少要因によるものであります。
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当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億57百万円減少し75億92百万円(前年同期
比3.3%減)となりました。主な要因といたしましては、長期借入金の減少2億13百万円及びリース債務の減少
42百万円の減少要因によるものであります。
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6億3百万円増加し69億8百万円(前年同期比
9.6%増)、自己資本比率は26.4%となりました。主な要因は、配当金の支払63百万円の減少要因に対し、当期
純利益6億90百万円の増加要因によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億76百
万円増加して、12億17百万円(前年同期比16.9%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ65百万円増加して、12億26百万円(前年同期比5.7%
増)となりました。
これは主に、たな卸資産の増加額2億16百万円、長期未払金の減少額71百万円及び法人税等の支払額3億5百
万円により資金を使用しましたが、税金等調整前当期純利益11億43百万円、減価償却費4億46百万円、減損損失
44百万円及び仕入債務の増加額1億94百万円により資金が得られたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ6億43百万円増加して、4億38百万円(前年同期は2
億5百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出3億14百万円及び預り保証金の返還による支出42百万円により使
用しましたが、有形固定資産の売却による収入7億62百万円、敷金及び保証金の回収による収入72百万円等によ
り資金が得られたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ6億92百万円増加して、14億89百万円となりました。
これは主に、長期借入れによる収入36億円により資金が得られましたが、短期借入金の純減少額5億34百万円、
長期借入金の返済による支出42億61百万円、リース債務の返済による支出1億34百万円、自己株式の取得による
支出94百万円及び配当金の支払額63百万円により使用したことによるものであります。
(4)今後の見通し
次期の見通しにつきましては、雇用情勢は改善傾向にあるものの、実質賃金及び可処分所得の伸びは低く、国内
消費動向についても高揚感に欠ける情勢が続くと思われます。
このような情勢の下、当社グループは「Kanseki Corporate Way」の実現に向けて、邁進する所存でございま
す。
次期の当社グループの売上高は350億円(当連結会計年度比4.2%増)、営業利益は14億円(当連結会計年度比
4.8%増)、経常利益は12億50百万円(当連結会計年度比5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億20百
万円(当連結会計年度比4.3%増)を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、日本基準により連結財務諸表を作成しております。将来の国際会計基準の適用につきましては、国
内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月28日) (2019年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,103,550 1,279,273
売掛金 263,154 309,689
商品 5,109,418 5,318,751
貯蔵品 12,823 19,512
繰延税金資産 134,487 131,788
その他 276,152 259,901
貸倒引当金 △208 △121
流動資産合計 6,899,377 7,318,795
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 13,616,934 13,466,869
減価償却累計額 △10,072,483 △10,018,213
建物及び構築物(純額) 3,544,450 3,448,655
機械装置及び運搬具 5,529 5,529
減価償却累計額 △5,385 △5,529
機械装置及び運搬具(純額) 143 0
工具、器具及び備品 597,708 618,499
減価償却累計額 △546,118 △538,124
工具、器具及び備品(純額) 51,589 80,375
土地 12,275,176 11,596,901
リース資産 626,708 577,055
減価償却累計額 △309,930 △289,416
リース資産(純額) 316,778 287,639
建設仮勘定 24,440 124,451
有形固定資産合計 16,212,578 15,538,023
無形固定資産 653,782 576,658
投資その他の資産
投資有価証券 788,776 878,883
長期貸付金 631 427
繰延税金資産 25,318 2,464
敷金及び保証金 1,626,677 1,620,413
その他 46,600 36,723
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 2,488,004 2,538,911
固定資産合計 19,354,366 18,653,593
資産合計 26,253,743 25,972,388
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月28日) (2019年2月28日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,532,911 2,624,145
電子記録債務 682,914 786,303
短期借入金 3,798,701 3,264,400
1年内返済予定の長期借入金 3,832,512 3,384,632
リース債務 121,981 130,208
未払法人税等 229,166 369,148
ポイント引当金 262,303 277,966
その他 637,943 634,391
流動負債合計 12,098,433 11,471,195
固定負債
長期借入金 6,622,841 6,408,848
リース債務 267,016 224,973
役員退職慰労引当金 28,340 28,340
退職給付に係る負債 584,181 603,276
資産除去債務 141,679 143,059
長期預り敷金保証金 205,794 179,401
長期未払金 - 4,320
固定負債合計 7,849,851 7,592,218
負債合計 19,948,285 19,063,413
純資産の部
株主資本
資本金 1,926,000 1,926,000
資本剰余金 1,864,000 1,864,000
利益剰余金 2,604,666 3,231,101
自己株式 △482,425 △576,900
株主資本合計 5,912,241 6,444,201
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 362,139 419,272
退職給付に係る調整累計額 △965 △507
その他の包括利益累計額合計 361,174 418,765
新株予約権 32,041 46,008
純資産合計 6,305,457 6,908,974
負債純資産合計 26,253,743 25,972,388
― 6 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
売上高 32,274,759 33,579,800
売上原価 23,164,750 23,936,579
売上総利益 9,110,008 9,643,221
営業収入 920,887 842,710
営業総利益 10,030,895 10,485,932
販売費及び一般管理費 9,071,143 9,150,658
営業利益 959,752 1,335,273
営業外収益
受取利息 543 619
受取配当金 15,013 16,123
補助金収入 28,477 32,973
受取保険金 11,130 8,238
その他 7,223 7,575
営業外収益合計 62,388 65,530
営業外費用
支払利息 234,048 202,740
支払手数料 1,800 -
その他 9,411 8,192
営業外費用合計 245,260 210,933
経常利益 776,881 1,189,871
特別利益
固定資産売却益 - 71,857
投資有価証券売却益 10,454 -
補助金収入 26,236 -
特別利益合計 36,690 71,857
特別損失
固定資産売却損 3,006 -
固定資産除却損 16,310 28,505
固定資産圧縮損 27,075 -
減損損失 59,223 44,720
賃貸借契約解約損 189 45,000
特別損失合計 105,804 118,225
税金等調整前当期純利益 707,768 1,143,502
法人税、住民税及び事業税 275,437 459,279
法人税等調整額 15,865 △5,872
法人税等合計 291,303 453,406
当期純利益 416,464 690,096
親会社株主に帰属する当期純利益 416,464 690,096
― 7 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
当期純利益 416,464 690,096
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 51,863 57,132
退職給付に係る調整額 △4,637 458
その他の包括利益合計 47,226 57,590
包括利益 463,691 747,687
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 463,691 747,687
― 8 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年3月1日 至 2018年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,926,000 1,864,000 2,245,886 △322,825 5,713,061
当期変動額
剰余金の配当 △57,683 △57,683
親会社株主に帰属する
416,464 416,464
当期純利益
自己株式の取得 △159,600 △159,600
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 358,780 △159,600 199,180
当期末残高 1,926,000 1,864,000 2,604,666 △482,425 5,912,241
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 310,275 3,672 313,947 20,398 6,047,407
当期変動額
剰余金の配当 △57,683
親会社株主に帰属する
416,464
当期純利益
自己株式の取得 △159,600
株主資本以外の項目の
51,863 △4,637 47,226 11,643 58,870
当期変動額(純額)
当期変動額合計 51,863 △4,637 47,226 11,643 258,050
当期末残高 362,139 △965 361,174 32,041 6,305,457
― 9 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,926,000 1,864,000 2,604,666 △482,425 5,912,241
当期変動額
剰余金の配当 △63,662 △63,662
親会社株主に帰属する
690,096 690,096
当期純利益
自己株式の取得 △94,474 △94,474
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 626,434 △94,474 531,959
当期末残高 1,926,000 1,864,000 3,231,101 △576,900 6,444,201
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 362,139 △965 361,174 32,041 6,305,457
当期変動額
剰余金の配当 △63,662
親会社株主に帰属する
690,096
当期純利益
自己株式の取得 △94,474
株主資本以外の項目の
57,132 458 57,590 13,966 71,557
当期変動額(純額)
当期変動額合計 57,132 458 57,590 13,966 603,517
当期末残高 419,272 △507 418,765 46,008 6,908,974
― 10 ―
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 707,768 1,143,502
減価償却費 461,031 446,666
減損損失 59,223 44,720
賃貸借契約解約損益(△は益) 189 45,000
貸倒引当金の増減額(△は減少) 57 △87
ポイント引当金の増減額(△は減少) 19,380 15,663
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 11,985 19,753
受取利息及び受取配当金 △15,557 △16,742
支払利息 234,048 202,740
固定資産売却損益(△は益) 3,006 △71,857
固定資産除却損 16,310 28,505
固定資産圧縮損 27,075 -
投資有価証券売却損益(△は益) △10,454 -
補助金収入 △54,713 △32,973
売上債権の増減額(△は増加) △654 △46,534
たな卸資産の増減額(△は増加) △165,579 △216,022
仕入債務の増減額(△は減少) 126,125 194,623
未払消費税等の増減額(△は減少) 96,052 △5,726
長期未払金の増減額(△は減少) △86,271 △71,640
その他の流動負債の増減額(△は減少) 8,726 840
その他 61,531 5,368
小計 1,499,280 1,685,799
利息及び配当金の受取額 15,557 16,742
利息の支払額 △232,912 △199,978
法人税等の支払額 △172,605 △305,871
補助金の受取額 51,482 30,110
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,160,802 1,226,802
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △372,204 △314,435
有形固定資産の売却による収入 100 762,215
資産除去債務の履行による支出 △12,000 -
無形固定資産の取得による支出 △2,805 △7,099
投資有価証券の取得による支出 △1,686 △1,747
投資有価証券の売却による収入 10,843 -
長期貸付けによる支出 △1,077 -
長期貸付金の回収による収入 493 629
敷金及び保証金の差入による支出 △47,182 △37,961
敷金及び保証金の回収による収入 361,311 72,399
預り保証金の返還による支出 △142,173 △42,982
預り保証金の受入による収入 400 7,200
その他 510 △117
投資活動によるキャッシュ・フロー △205,470 438,100
― 11 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △48,899 △534,301
長期借入れによる収入 4,000,000 3,600,000
長期借入金の返済による支出 △4,390,646 △4,261,873
リース債務の返済による支出 △140,081 △134,524
自己株式の取得による支出 △159,600 △94,474
配当金の支払額 △57,759 △63,916
財務活動によるキャッシュ・フロー △796,986 △1,489,089
現金及び現金同等物に係る換算差額 △117 422
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 158,228 176,235
現金及び現金同等物の期首残高 882,809 1,041,038
現金及び現金同等物の期末残高 1,041,038 1,217,273
― 12 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループの事業については、グループの各事業会社が取り扱う商品・サービスについての事業展開・戦略を立
案し、事業活動を行っております。
従って、当社は事業本部を基礎とした商品・サービス別セグメントから構成されており「ホームセンター事業」、
「WILD-1事業」、「専門店事業」及び「店舗開発事業」を報告セグメントとしております。
「ホームセンター事業」は、ホームセンターの経営をしております。「WILD-1事業」はアウトドアライフ用品の
専門店を経営しております。「専門店事業」は、主にフランチャイズ契約によるリユース商品販売のオフハウス及び
業務用食品等の販売の業務スーパー並びに飲食店の経営をしております。「店舗開発事業」は、不動産賃貸管理及び
アミューズメント施設の経営をしております。
2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表作成のための基
本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部利益及び振替高は市場実勢価格
や仕入原価に基づいております。
3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年3月1日 至 2018年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸表
合計
ホームセンタ (注)1 (注)2 計上額(注)3
WILD-1 専門店 店舗開発 計
ー
営業収益
外部顧客への営業収益 18,105,202 7,962,226 6,570,785 533,422 33,171,636 24,010 33,195,646 ― 33,195,646
セグメント間の内部
― ― ― 13,068 13,068 58,800 71,868 △71,868 ―
営業収益又は振替高
計 18,105,202 7,962,226 6,570,785 546,490 33,184,704 82,810 33,267,514 △71,868 33,195,646
セグメント利益 459,417 632,063 449,005 172,499 1,712,987 21,775 1,734,762 △775,009 959,752
セグメント資産 12,817,392 3,307,644 1,379,453 3,333,408 20,837,899 199,861 21,037,760 5,215,982 26,253,743
その他の項目
減価償却費 168,179 114,069 58,349 30,284 370,881 10,778 381,660 79,370 461,031
有形固定資産及び
312,327 84,701 18,574 7,290 422,892 ― 422,892 31,017 453,910
無形固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業及び保険代理店事業等
を含んでおります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△775,009千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△775,009千円
が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額5,215,982千円は、全社の項目に含めた全社資産であり、主に親会社での長期投
資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額31,017千円は、本社の設備投資額であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
― 13 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸表
合計
ホームセンタ (注)1 (注)2 計上額(注)3
WILD-1 専門店 店舗開発 計
ー
営業収益
外部顧客への営業収益 17,693,314 9,416,559 6,831,130 457,289 34,398,292 24,218 34,422,511 ― 34,422,511
セグメント間の内部
― ― ― 13,068 13,068 58,600 71,668 △71,668 ―
営業収益又は振替高
計 17,693,314 9,416,559 6,831,130 470,357 34,411,360 82,818 34,494,179 △71,668 34,422,511
セグメント利益 438,662 1,061,246 493,710 184,757 2,178,376 21,498 2,199,874 △864,601 1,335,273
セグメント資産 12,623,221 3,745,257 1,381,258 3,255,071 21,004,808 189,378 21,194,187 4,778,201 25,972,388
その他の項目
減価償却費 168,908 110,655 49,205 27,154 355,925 10,614 366,540 80,126 446,666
有形固定資産及び
101,501 254,252 49,146 7,153 412,053 ― 412,053 46,480 458,533
無形固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業及び保険代理店事業等
を含んでおります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△864,601千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△864,601千円
が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額4,778,201千円は、全社の項目に含めた全社資産であり、主に親会社での長期投
資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額46,480千円は、本社の設備投資額であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年3月1日 至 2018年2月28日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先が無いため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先が無いため、記載はありません。
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年3月1日 至 2018年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 合計 調整額
計上額
ホームセンター WILD-1 専門店 店舗開発 計
減損損失 48,448 ― 10,224 550 59,223 ― 59,223 ― 59,223
当連結会計年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 合計 調整額
計上額
ホームセンター WILD-1 専門店 店舗開発 計
減損損失 24,178 ― 20,542 ― 44,720 ― 44,720 ― 44,720
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
1株当たり純資産額 886円13銭 979円13銭
1株当たり当期純利益金額 58円11銭 97円69銭
潜在株式調整後
57円63銭 96円70銭
1株当たり当期純利益金額
(注) 1 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2018年2月28日) (2019年2月28日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(千円) 6,305,457 6,908,974
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 32,041 46,008
(うち新株予約権(千円)) (32,041) (46,008)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 6,273,415 6,862,966
普通株式の発行済株式数(株) 8,050,000 8,050,000
普通株式の自己株式数(株) 970,433 1,040,735
1株当たり純資産額の算定に用いられた
7,079,567 7,009,265
普通株式の数(株)
2 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
1株当たり当期純利益金額
連結損益計算書上の親会社株主に帰属する
416,464 690,096
当期純利益(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
416,464 690,096
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 7,167,266 7,063,919
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
(うち支払利息(税額相当額控除後)(千円)) (-) (-)
普通株式増加数 58,795 72,216
(うち新株予約権(株)) (58,795) (72,216)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
3 当社は、2017年9月1日付で株式併合(普通株式2株を1株に併合)を実施しており、前連結会計年度の期首
に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整
後1株当たり当期純利益金額を算定しております。
― 16 ―
株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
(重要な後発事象)
(自己株式の取得について)
当社は、2019年4月12日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同
法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議いたしました。
1. 自己株式の取得を行なう理由
経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の実施並びに株主への一層の利益還元を目的として、自己株
式を取得するものであります。
2. 取得する株式の種類:普通株式
3. 取得する株式の数 :70,000株(上限)
4. 株式取得価額の総額:120百万円(上限)
5. 自己株式取得の期間:2019年4月15日~2020年2月29日
6. 取得方法:東京証券取引所における市場買付
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
4.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年2月28日) (2019年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,034,325 1,209,693
売掛金 263,154 309,689
商品 5,109,418 5,318,751
貯蔵品 12,823 19,512
前渡金 9,347 9,106
前払費用 185,846 183,900
繰延税金資産 134,487 131,788
1年内回収予定の差入保証金 50,186 32,011
その他 34,789 38,789
貸倒引当金 △208 △121
流動資産合計 6,834,170 7,253,120
固定資産
有形固定資産
建物 3,082,957 3,022,661
構築物 347,354 322,699
機械及び装置 0 0
車両運搬具 143 0
工具、器具及び備品 51,589 80,375
土地 12,272,793 11,594,518
リース資産 316,778 287,639
建設仮勘定 24,440 124,451
有形固定資産合計 16,096,056 15,432,345
無形固定資産
借地権 443,368 412,171
商標権 4,843 4,724
ソフトウエア 155,246 111,401
リース資産 28,595 26,703
その他 21,729 21,656
無形固定資産合計 653,782 576,658
投資その他の資産
投資有価証券 788,776 878,883
関係会社株式 50,000 50,000
長期前払費用 3,442 3,555
繰延税金資産 24,896 2,242
敷金及び保証金 1,641,677 1,635,413
その他 43,689 33,496
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 2,552,482 2,603,590
固定資産合計 19,302,322 18,612,593
資産合計 26,136,492 25,865,713
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年2月28日) (2019年2月28日)
負債の部
流動負債
支払手形 414,177 295,922
買掛金 2,118,733 2,328,223
電子記録債務 682,914 786,303
短期借入金 3,798,701 3,264,400
1年内返済予定の長期借入金 3,812,472 3,364,592
リース債務 121,981 130,208
未払金 86,781 87,264
未払費用 291,263 306,402
未払法人税等 226,262 366,537
未払消費税等 127,345 121,537
前受金 39,795 33,957
預り金 18,122 18,929
ポイント引当金 262,303 277,966
その他 71,654 63,221
流動負債合計 12,072,509 11,445,465
固定負債
長期借入金 6,559,611 6,365,658
リース債務 267,016 224,973
退職給付引当金 582,793 602,546
役員退職慰労引当金 28,340 28,340
資産除去債務 141,679 143,059
長期預り敷金保証金 220,944 194,551
長期未払金 - 4,320
固定負債合計 7,800,383 7,563,449
負債合計 19,872,893 19,008,914
純資産の部
株主資本
資本金 1,926,000 1,926,000
資本剰余金
資本準備金 1,864,000 1,864,000
資本剰余金合計 1,864,000 1,864,000
利益剰余金
利益準備金 199,240 199,240
その他利益剰余金
別途積立金 300,000 300,000
繰越利益剰余金 2,062,603 2,679,178
利益剰余金合計 2,561,843 3,178,418
自己株式 △482,425 △576,900
株主資本合計 5,869,418 6,391,518
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 362,139 419,272
評価・換算差額等合計 362,139 419,272
新株予約権 32,041 46,008
純資産合計 6,263,599 6,856,799
負債純資産合計 26,136,492 25,865,713
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年3月1日 (自 2018年3月1日
至 2018年2月28日) 至 2019年2月28日)
売上高 32,257,314 33,561,437
売上原価 23,164,750 23,936,579
売上総利益 9,092,563 9,624,858
営業収入 934,611 856,433
営業総利益 10,027,174 10,481,292
販売費及び一般管理費 9,081,975 9,161,006
営業利益 945,198 1,320,286
営業外収益
受取利息及び配当金 15,555 16,741
補助金収入 28,477 32,973
受取保険金 11,130 8,238
その他 7,167 7,519
営業外収益合計 62,330 65,472
営業外費用
支払利息 233,339 202,374
支払手数料 1,800 -
その他 9,411 8,192
営業外費用合計 244,551 210,566
経常利益 762,978 1,175,192
特別利益
固定資産売却益 - 71,857
投資有価証券売却益 10,454 -
補助金収入 26,236 -
特別利益合計 36,690 71,857
特別損失
固定資産売却損 3,006 -
固定資産除却損 16,310 28,276
固定資産圧縮損 27,075 -
減損損失 59,223 44,720
賃貸借契約解約損 189 45,000
特別損失合計 105,804 117,996
税引前当期純利益 693,864 1,129,052
法人税、住民税及び事業税 271,037 454,688
法人税等調整額 15,865 △5,872
法人税等合計 286,903 448,815
当期純利益 406,961 680,237
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年3月1日 至 2018年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 1,926,000 1,864,000 1,864,000 199,240 300,000 1,713,326 2,212,566
当期変動額
剰余金の配当 △57,683 △57,683
当期純利益 406,961 406,961
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - - - 349,277 349,277
当期末残高 1,926,000 1,864,000 1,864,000 199,240 300,000 2,062,603 2,561,843
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 等合計
当期首残高 △322,825 5,679,741 310,275 310,275 20,398 6,010,415
当期変動額
剰余金の配当 △57,683 △57,683
当期純利益 406,961 406,961
自己株式の取得 △159,600 △159,600 △159,600
株主資本以外の項目の
51,863 51,863 11,643 63,507
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △159,600 189,676 51,863 51,863 11,643 253,183
当期末残高 △482,425 5,869,418 362,139 362,139 32,041 6,263,599
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株式会社カンセキ(9903) 2019年2月期 決算短信
当事業年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 1,926,000 1,864,000 1,864,000 199,240 300,000 2,062,603 2,561,843
当期変動額
剰余金の配当 △63,662 △63,662
当期純利益 680,237 680,237
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - - - 616,575 616,575
当期末残高 1,926,000 1,864,000 1,864,000 199,240 300,000 2,679,178 3,178,418
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 等合計
当期首残高 △482,425 5,869,418 362,139 362,139 32,041 6,263,599
当期変動額
剰余金の配当 △63,662 △63,662
当期純利益 680,237 680,237
自己株式の取得 △94,474 △94,474 △94,474
株主資本以外の項目の
57,132 57,132 13,966 71,099
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △94,474 522,100 57,132 57,132 13,966 593,199
当期末残高 △576,900 6,391,518 419,272 419,272 46,008 6,856,799
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5.その他
(1)販売及び仕入の状況
①販売状況
前事業年度 当事業年度
比較増
自 2017年3月1日 自 2018年3月1日 (△は減)
至 2018年2月28日 至 2019年2月28日
項 目 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円)
ホームセンター
DIY用品 8,621,924 26.7 8,441,583 25.1 △180,341
家庭用品 4,212,467 13.1 4,078,866 12.2 △133,600
カー・レジャー用品 4,961,800 15.4 4,865,811 14.5 △95,989
計 17,796,192 55.2 17,386,261 51.8 △409,931
WILD-1 7,898,398 24.5 9,351,924 27.9 1,453,525
食品販売 5,243,494 16.2 5,527,851 16.4 284,357
リユース 1,159,901 3.6 1,132,605 3.4 △27,296
飲食 159,327 0.5 162,796 0.5 3,468
合計 32,257,314 100.0 33,561,437 100.0 1,304,123
②仕入状況
前事業年度 当事業年度
比較増
自 2017年3月1日 自 2018年3月1日 (△は減)
至 2018年2月28日 至 2019年2月28日
項 目 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円)
ホームセンター
DIY用品 6,611,918 28.3 6,384,633 26.4 △227,285
家庭用品 3,149,327 13.5 3,024,475 12.5 △124,852
カー・レジャー用品 3,659,017 15.7 3,531,987 14.6 △127,030
計 13,420,264 57.5 12,941,096 53.5 △479,167
WILD-1 5,220,296 22.4 6,300,405 26.1 1,080,108
食品販売 4,172,089 17.9 4,368,228 18.1 196,139
リユース 457,904 2.0 475,369 2.0 17,465
飲食 60,756 0.2 60,811 0.3 55
合計 23,331,310 100.0 24,145,911 100.0 814,600
(注) 1 商品区分の内訳は、次のとおりであります。
(1) DIY用品…………………(素材、金物、エクステリア、植物、園芸用品、住設機器 等)
(2) 家庭用品……………………(日用品、家庭用品、インテリア、菓子食品 等)
(3) カー・レジャー用品………(カー用品、ペット用品、文具、スポーツレジャー用品、自転車 等)
(4) WILD-1……………………(アウトドア用品)
(5) 食品販売……………………(業務用食材等)
(6) リユース……………………(リユース商品)
(7) 飲食…………………………(飲食店)
2 販売・仕入数量については、取扱商品が多種多様で表示が困難なため、記載を省略しております。
3 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
4 上記の金額には、消費税等を含んでおりません。
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