9900 サガミHD 2020-05-11 15:20:00
2020年3月期決算参考資料 [pdf]
2020年3月期
(2019年4月1日~2020年3月31日)
決算参考資料
2020年 5月11日
東証・名証1部上場 証券コード:9900
目次
1.連結対象企業の事業内容 -3-
2.店舗展開の状況 -5-
3.2020年3月期業績概況 -7-
4. 財政・キャッシュフローの概況 -8-
5. 2020年3月期のトピックス -9-
6. 2021年3月期について -15-
2
連結対象企業の事業内容
連結対象子会社一覧
資本金又は 当社の
名称 住所 事業の内容
出資金 出資比率
飲食店の経営
サガミレストランツ株式会社 名古屋市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
飲食店の経営
味の民芸フードサービス株式会社 立川市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
グループの管理業務
株式会社サガミマネジメントサポート 名古屋市 10,000,000円 100.00%
店舗設備のメンテナンス業務
食材の仕入・製造業務
株式会社サガミフード 名古屋市 70,000,000円 100.00%
輸出入業務
サガミインターナショナル株式会社 名古屋市 10,000,000円 100.00% 海外事業の統轄
SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD. Singapore 4,750,000米ドル 100.00% 海外事業(ASEAN)の統轄
BANGKOK SAGAMI CO.,LTD. Thailand 4,000,000バーツ 69.09% 飲食店の経営
NADEERA GLOBAL CO.,LTD. Thailand 600,000バーツ 49.00% 関係会社への投資
VIETNAM SAGAMI JSC Vietnam 6,490,600,000ドン 100.00% 飲食店の経営
SAGAMI ITALIA S.R.L. Italy 528,271.57ユーロ 51.00% 飲食店の経営
3
連結対象企業の事業内容
サガミグループ組織図 地域別店舗分布
監査等委員会
1
◆ サガミレストランツ株式会社は、主に和食麺処サガミ業態、どんどん庵業態、
かつたに業態を経営しております。
◆ 味の民芸フードサービス株式会社は、主に味の民芸業態、あいそ家業態を経営しております。
◆ 株式会社サガミマネジメントサポートは、主に管理業務を行っております。
◆ 株式会社サガミフードは、主にメニュー開発、食材の仕入・製造を行っております。
◆ SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD.は、主にASEANで事業の統轄を行っております。
◆ サガミインターナショナル株式会社は、主に海外事業展開の統轄を行っております。
4
店舗展開の状況
2019年
2020年3月期
3月期
店舗数 出店 閉店 店舗数
和食麺処サガミ 135 3 3 135
どんどん庵(FC店舗含む) 34 3 1 36
味の民芸(FC店舗含む) 57 - 2 55
団欒食堂あいそ家 9 - - 9
水山(FC店舗含む) 4 - 1 3
ぶぶか 2 - - 2
その他国内店舗(FC店舗含む) 21 - 4 17
海外 タイ 2 - 1 1
海外 ベトナム 1 1 - 2
海外 イタリア 1 - - 1
合計 266 7 12 261
◆ 2021年3月期の店舗展開につきましては、現時点では未定とさせていただきます。
◆ 業態毎の店舗展開の詳細は次頁に記載しております。
◆ 海外店舗は、業績数値反映期間を2019年1月期~12月期としておりますが、
店舗数等の説明に関しましては、国内の累計期間に合わせ、2019年4月期~2020年3月期の状況にて記載しております。
5
店舗展開の状況
国内店舗展開
◆ 和食麺処サガミ業態
2019年5月に「金沢松村店」、2020年3月に「甚目寺店」、「東川口店」を開店した一方、
契約満了により、2019年4月に「いずみ中央店」、9月に「厚木文化会館前店」、
12月に「金沢文庫店」を閉店いたしました。
これにより、当期末の店舗数は135店舗となりました。
◆ 味の民芸業態
2019年5月に「小田原店」、2020年3月に「桐生店」を契約満了により閉店いたしました。
これにより、当期末の店舗数はFC店舗を含め55店舗となりました。
◆ どんどん庵業態
2019年5月に「豊田逢妻店」を開店いたしました。また、6月に「製麺大学 神の倉店」を
「どんどん庵 神の倉店」、2020年3月に「サガミ村 イオンタウン名西店」を
「どんどん庵 イオンタウン名西店」に業態転換した一方、契約満了により、2020年2月に
「上飯田店」を閉店いたしました。
これにより、当期末の店舗数はFC店舗を含め36店舗となりました。
◆ その他業態
2019年6月に「濱町 上大岡店」、7月に「水山 丸の内オアゾ店」、10月に「たい夢 長良店」を
契約満了により閉店いたしました。
国内業態におきまして、上記以外の店舗数増減はありません。
海外店舗展開
◆ 2019年4月にベトナム「水山 タイバンルン店」を開店した一方、
12月にバンコク「SAGAMI トンロー店」を閉店いたしました。
以上により、2020年3月末のグループ店舗数は、国内257店舗、海外4店舗の計261店舗であります。
6
2020年3月期 業績概況
連結ベースの経営成績 (単位:百万円/円)
当初計画 当初計画
2019年3月期 2020年3月期
2019年5月10日発表 差異
売上高 26,636 26,700 26,437 △263
営業利益 715 600 55 △545
経常利益 765 630 60 △570
親会社株主に帰属する
76 140 △1,365 △1,505
当期純利益
一株あたり
2.90 5.31 △51.83 △57.14
当期純利益
7
財政・キャッシュフローの概況
連結財政状態
単位
2019年3月期 2020年3月期
(百万円/%)
総資産 19,845 18,570
純資産 14,057 12,526
自己資本比率 70.8 67.3
連結キャッシュフローの状況
単位
2019年3月期 2020年3月期
(百万円)
営業活動によるキャッシュフロー 1,111 222
投資活動によるキャッシュフロー △1,158 △1,071
財務活動によるキャッシュフロー 1,079 490
◆ 設備投資について
連結設備投資は1,395百万円(2019年3月期実績1,068百万円)となりました。
◆ 減価償却費について
減価償却費は588百万円(2019年3月期実績528百万円)となりました。
8
2020年3月期のトピックス①
サガミホールディングス
◆ 2019年5月1日全店一斉休業
2019年のゴールデンウィークは暦の関係上、多くの方が10連休となりました。
当社グループでは、5月1日(即位の日)に従業員の働く環境整備の一環として、グループ全店一斉休業を行いました。
この取り組みを機に、より一層グループ社員、従業員の働く環境の改善を推進し、
従業員満足とお客様満足の向上へ取り組み、さらなる企業価値の向上に繋げてまいります。
◆ 監査等委員会設置会社への移行
取締役会の監督機能を一層強化するとともに、業務執行の効率性の更なる向上を図るため、
2019 年6月 27 日の当社第 49 期定時株主総会においてご承認いただき、監査等委員会設置会社へ移行いたしました。
これにより、経営・監督と業務執行の分離を推進し、
コーポレートガバナンスの更なる充実に努めてまいります。
◆ 本社移転による経営の迅速化
2019年7月に強固な事業基盤の構築への取り組みの一環として行いました。
経営戦略とメニュー開発部門を統合することにより、スピード感をもった
メニュー開発および価値の向上を今まで以上に効率を上げて取り組んでまいります。
◆ 保険事業の譲渡
2019年7月に主力事業に専念し、更なる企業価値の向上に繋げることを目的として、
保険事業の譲渡を行いました。
9
2020年3月期のトピックス②
サガミレストランツ(サガミ事業本部)
◆ アイドルグループSKE48とのタイアップ
本年度も名古屋を拠点に活動する女性アイドルグループSKE48との
タイアップを継続し、SKE48メンバーを季節限定の商品ポスターに
起用しPRしました。
◆ YouTube動画による商品PRを実施
SKE48を起用したYouTube動画にて季節限定の商品や、
季節のデザートをPRしました。
◆ TwitterやInstagramなどのSNSで情報発信を展開
YouTube動画をPRしつつ、動画を通じた商品PRを実施いたしました。
◆ サガミ夏の大感謝祭
2019年7月12日(金)~15(祝/月)の4日間、恒例となった
お客様感謝企画として『サガミ夏の大感謝祭』を開催いたしました。
人気の商品をお値打ち価格で提供し、ご来店いただいたお客様には
1,000円分のお食事値引き券をプレゼントいたしました。
※企画に関する添付画像は中部地区で使用したポスター画像です。
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2020年3月期のトピックス③
サガミレストランツ(サガミ事業本部)
◆ サガミ大感謝祭 『冬の宴』『春の宴』
ご好評いただいた『サガミ夏の大感謝祭』に続き、
『冬の宴』2019年11月14日(木) ~ 17(日) の4日間
『春の宴』2020年3月19日(木) ~ 25日(水) の7日間にて、
恒例となったお客様感謝企画として『サガミ大感謝祭』を開催
いたしました。人気の商品をお値打ち価格で提供し、ご来店
いただいたお客様には1,000円分のお食事値引き券を
プレゼントいたしました。
◆ 『和食麺処サガミ』を本年度2店舗を出店
愛知県あま市に「和食麺処サガミ 甚目寺店」、埼玉県川口市に
「和食麺処サガミ 東川口店」をオープンいたしました。
当社は東海地方および関東地方を重点出店地域と位置付けており
今後も重点出店地域を中心にスピ ードを上げ、展開を
進めてまいります。
※企画に関する添付画像は中部地区で使用したポスター画像です。
11
2020年3月期のトピックス④
サガミレストランツ(DDA事業本部)
◆ どんどん庵業態について
・どんどん庵業態では、全店販売促進企画として「料理フェア」を9回実施したほか「どんどん祭」を
3回実施いたしました。店舗関係では、「どんどん庵 豊田逢妻店」を愛知県豊田市に出店し、
「どんどん庵 神の倉店」を愛知県名古屋市緑区、「どんどん庵 イオンタウン名西店」を愛知県名古屋市西区に
業態変更で出店いたしました。 一方で、契約満了により「どんどん庵 イオン上飯田店」を閉鎖いたしました。
また、更なるFC化推進により新規オーナー1名を含む4店舗を、直営店舗からFC店舗へ移行いたしました。
なお、当期末での店舗数はFC店舗33店舗を含み36店舗であります。
・手付とんかつ併設店は、当期末で4店舗増の7店舗となりました。商品の付加価値向上メニューとして、
今後も改装を機に多店舗展開を進めてまいります。
・お客様の利便性向上とレジ作業の簡素化を目的として、キャッシュレス決済端末を一部店舗を除き全店に
導入いたしました。
◆ かつたに業態について
・店舗の効率化・生産性向上を目的にイオンモールナゴヤドーム前店に
だしマシンを導入。商品を提供する直前でだしと返しを混合するため、
いつでも出来たての美味しさをご提供しています。
・一宮尾西店では、サガミグループの強みを生かし2020年1月より
めん類の販売を開始。他のとんかつ業態との差別化を目指し、
新たな取り組みを進めてまいります。
12
2020年3月期のトピックス⑤
味の民芸フードサービス
◆ 味の民芸業態について
「民芸スタンダードから民芸クオリティへ」をスローガンに商品内容、接客内容の向上に取り組みました。
味の民芸業態としては高付加価値メニューとして鹿児島産うなぎ使用メニュー、牛タンメニュー、鴨メニュー
を販売いたしました。今期、季節限定メニューにて新規導入した「牛タンメニュー」、「鴨メニュー」は肉料理
としてお客様より多くの評価を頂戴いたしました。
◆ あいそ家業態について
生産性向上ならびに新たなサービスの提供を目的としたタッチパネル式のテーブルオーダーシステムの
全店導入が完了しました。新規設備導入による効率化を目指す中で、生産性の向上が見られる中、
9月におこなった接客コンテストではあいそ家川越店の従業員が優勝。
また、2月にはテイクアウト恵方巻を販売し、前年比160%を売上げ、
消費増税後の顧客のニーズに対応いたしました。
今後も、効率化と価値向上の両立を目指し、取り組んでまいります。
◆ 小型業態について
らーめん専門店ぶぶかでは本格的なFC展開に向け、HP用動画を作成いたしました。
ぶぶか新宿紀伊国屋店は開店1周年感謝祭として看板メニューの油そばを感謝価格
で提供する「油祭り」を実施いたしました。
また、ジンジン新宿店では2月まで売上前年比100%超えを84ヵ月連続で達成
しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による売上減少により、
3月は未達となりました。
13
2020年3月期のトピックス⑥
サガミインターナショナル
◆ タイ事業
「トンロー店」を12月に閉店し、「セントラル・ワールド店」1店舗を営業しております。
8月にはバンコク日本博に出店し、イベントで味噌串カツの販売を行いました。
◆ ベトナム事業
4月にベトナム2号店目として「水山 タイバンルン店」を新規オープンし、
「水山 高島屋店」と合わせて2店舗体制となりました。
これまで以上に多くのお客様にサガミグループ業態の味を楽しんでいただけるよう、日々営業を行っております。
高島屋店では、11月までの15ヵ月連続で売上前年同月比100%超えを達成いたしました。
◆ イタリア事業
昨年11月にミラノ市内にオープンした「SAGAMI ミラノ駅前店」では、
SNSのフォロワーが、facebookは3,500人、Instagramは1,000人をそれぞれ超えました。
地域での認知度上昇に加え、常連のお客様も徐々に増えてきていることから、
更なる売上向上・利益の積み上げに向けて、取り組んでまいります。
◆ その他
ベトナム・ベンチェ省より和食の研修生2名を日本に受け入れ、
約1ヵ月間の実習を行いました。
進出3ヵ国ともに、新型コロナウイルス感染拡大に影響を大きく受けている状況ですが、
従業員及びお客様の安全を第一に引き続き営業を続けてまいります。
14
2021年3月期について
連結ベースの業績予想
単位 2020年 2021年
(百万円) 3月期 3月期
売上高 26,437 未定
営業利益 55 未定
経常利益 60 未定
親会社株主に帰属する
△1,365 未定
当期純利益
2021年3月期について
◆ 事業基盤の再構築および強化
新型コロナウイルス感染症収束の目処がたたないなか、各種事業の再整備および新たな収益モデル構築への
取り組みを推進し、事業基盤の再構築および強化を進めてまいります。
◆ 新規出店の加速
主力業態である「和食麺処サガミ」、「味の民芸」の出店を行い、更なる店舗展開を実施してまいります。
◆ CSV経営の推進
企業と社会の両方に価値を生み出す「共創価値」を向上させるために、
ESG(Environment,Social,Governance)の取り組みを強化いたします。
環境保全活動の推進、社会貢献活動の継続、ガバナンスの強化を進め、持続的な企業価値の向上を目指します。
※ 業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、適正かつ合理的な算出が困難であることから、現時点では未定とし、見通しが可能となった時点で、速やかに公表いたします。 15
ディスクロージャーポリシー(Disclosure Policy)
(1)基本方針
サガミグループは、『私たちは、「食」と「職」の楽しさを創造し、地域社会に貢献します~すべては みんなのゆたかさと笑顔のために~』という
経営理念のもと、すべてのステークホルダーに対し、透明性、公平性、継続性を基本に証券取引法及び上場取引所の定める法令・規則を遵守し、
タイムリーな情報提供に努めます。
(2)情報開示の方法
東京証券取引所が定める適時開示規則に該当する情報の開示は、同取引所へ事前説明後、同取引所の提供する適時開示情報伝達システム
(TDnet:Timely Disclosure network)に登録し提供しています。
TDnet 公開後、すみやかに報道機関に同一情報を提供するとともに、当社ホームページへも掲載いたします。
ただしシステムの都合上、これら情報の当社ホームページへの掲載が遅れる場合がございます。
また、適時開示規則に該当しないその他の情報につきましても、適時開示の趣旨を踏まえて適切な方法により正確かつ公平に開示する方針です。
(3)業績予想および将来の見通しについて
サガミグループの計画・将来の見通し・戦略などのうち、過去または現在の事実に関する以外は、将来の業績に関する計画や見通しであり、
これらは現時点で入手可能な情報による判断に基づいております。
したがって、将来の業績等につきましては、様々なリスクや不確定要素の変動および経済情勢の変化などにより異なる場合があります。
(4)沈黙期間について
サガミグループは決算情報の漏洩を防ぎ、公平性を確保するため、決算発表日の一ヵ月間を「沈黙期間」としております。
この期間は、決算に関する質問への回答やコメントを控えることとしております。ただし、この沈黙期間中に
業績予想を大きく変動する見込みが発生した場合には、開示規則に従い適宜公表いたします。
なお、沈黙期間であっても、すでに公表されている情報に関する範囲のご質問等につきましては対応いたします。
(5)ディスクロージャー ポリシーの遵守
サガミグループは、「企業の社会的責任(CSR)」の観点からもグループの役職員全員に上記のディスクロージャーポリシーを周知徹底し遵守いたします。
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