9900 サガミHD 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期決算参考資料 [pdf]
2019年3月期
(2018年4月1日~2019年3月31日)
決算参考資料
2019年5月10日
東証・名証1部上場 コード:9900
設立:1970年3月
資本金:71億7810万円
目 次
1.連結対象企業の事業内容 P2
2.店舗展開の状況 P4
3.2019年3月期の業績概況 P6
4.財政・キャッシュフローの概況 P6
5.2019年3月期の業績・取り組みについて P7
6.2020年3月期の通期業績予想 P8
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○ 連結子会社の対象範囲は10社であります。
[連結子会社]
資本金又は 当社の
名称 住所 事業の内容
出資金 出資比率
飲食店の経営
サガミレストランツ株式会社 名古屋市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
飲食店の経営
味の民芸フードサービス株式会社 立川市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
グループの管理業務
株式会社サガミマネジメントサポート 名古屋市 10,000,000円 100.00% 保険代理業
店舗設備のメンテナンス業務
食材の仕入・製造業務
株式会社サガミフード 名古屋市 70,000,000円 100.00%
輸出入業務
サガミインターナショナル株式会社 名古屋市 10,000,000円 100.00% 海外事業の統轄
SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD. Singapore 4,350,000米ドル 100.00% 海外事業(ASEAN)の統轄
BANGKOK SAGAMI CO.,LTD. Thailand 4,000,000バーツ 69.09% 飲食店の経営
NADEERA GLOBAL CO.,LTD. Thailand 600,000バーツ 49.00% 関係会社への投資
VIETNAM SAGAMI JSC Vietnam 6,490,600,000ドン 100.00% 飲食店の経営
SAGAMI ITALIA S.R.L. Italy 30,000ユーロ 51.00% 飲食店の経営
○ 主な海外統括会社および事業会社の設立日
SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD. ----2013年06月03日
BANGKOK SAGAMI CO.,LTD. ----2013年10月17日
サガミインターナショナル株式会社 ----2014年04月01日
VIETNAM SAGAMI JSC ----2016年01月11日
SAGAMI ITALIA S.R.L. ----2018年12月21日
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○ サガミグループ組織図
○ グループ会社について
◆ ホールディングス体制へ移行
2018年10月1日にホールディングス体制への移行を実施いたしました。
経営戦略機能と業務執行機能の分割メリットを最大限に発揮するべく、取り組みを進めてまいります。
◆ サガミレストランツ株式会社は、主に和食麺処サガミ業態、どんどん庵業態、かつたに業態を経営しております。
◆ 味の民芸フードサービス株式会社は、主に味の民芸業態、あいそ家業態、水山業態を経営しております。
◆ 株式会社サガミマネジメントサポートは、主に管理業務、保険業務を行っております。
◆ 株式会社サガミフードは、主にメニュー開発、食材の仕入・製造を行っております。
◆ SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD.は、主にASEANでの事業の統轄を行います。
◆ サガミインターナショナル株式会社は、主に海外事業展開の統轄を行います。
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2018年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期計画
店舗数 出店 閉店 店舗数 出店 閉店 店舗数
和食麺処サガミ 133 3 1 135 4 4 135
濱町 3 - 1 2 - 1 1
日本料理 さがみ庭 1 - - 1 - - 1
さがみ庭(SC店) 1 - - 1 - - 1
サガミ村 1 - - 1 - - 1
Dela Pasta Kitchen 1 - - 1 - - 1
健やか食堂 1 - - 1 - - 1
どんどん庵(FC店舗含む) 34 - - 34 1 - 35
かつたに 1 2 - 3 - - 3
製麺大学 4 - - 4 - 1 3
味の民芸(FC店舗含む) 55 2 - 57 1 1 57
団欒食堂あいそ家 9 - - 9 - - 9
水山(FC店舗含む) 4 - - 4 1 1 4
びんむぎ 2 - - 2 - - 2
JINJIN 2 - - 2 - - 2
ぶぶか 0 2 - 2 2 - 4
フランチャイジー店舗 2 - - 2 - 1 1
その他国内店舗 1 - - 1 - - 1
海外 上海 1 - 1 0 - - 0
海外 タイ 1 1 - 2 - - 2
海外 インドネシア 1 - 1 0 - - 0
海外 ベトナム 2 - 1 1 1 - 2
海外 イタリア 0 1 - 1 - - 1
合計 260 11 5 266 10 9 267
*業態毎の店舗展開の詳細は次頁に記載しております。
*海外店舗は、業績数値反映期間を2018年1月期~12月期としておりますが、
店舗数等の説明に関しましては、国内の累計期間に合わせ、2018年4月期~2019年3月期の状況にて記載しております。
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○ 業態毎の店舗展開について
<国内>
◆ 和食麺処サガミ業態
2018年4月に「越谷南店」、2018年6月に「東海店」、2018年7月に「豊橋柱店」を開店いたしました。
2019年3月に「鳴海店」を閉店いたしました。
これにより、和食麺処サガミ業態の店舗数は、135店舗となりました。
◆ 味の民芸業態
2019年3月に「春日部ユリノキ通り店」、「アクロスプラザ東久留米店」を開店いたしました。
これにより、味の民芸業態の店舗数は、57店舗となりました。
◆ かつたに業態
2018年5月に「アピタ四日市店」、2018年11月に「イオンナゴヤドーム前店」を開店いたしました。
これにより、かつたに業態の店舗数は、3店舗となりました。
◆ ぶぶか業態
2018年4月に「吉祥寺北口店」、2018年11月に「新宿紀伊国屋店」を開店いたしました。
これにより、ぶぶか業態の店舗数は、2店舗となりました。
◆ その他業態
2018年9月に「濱町 座間店」を閉店いたしました。
国内業態におきまして、上記以外の店舗数増減はありません。
『和食麺処サガミ 東海店』 『味の民芸 アクロスプラザ東久留米店』 『かつたに アピタ四日市店』
<海外>
◆ タイ
2019年3月に「SAGAMI トンロー店」を開店いたしました。
◆ イタリア
2018年11月に「SAGAMI ミラノ駅前店」を開店いたしました。
◆ 中国
2018年4月に「盛賀美 静安寺店」を閉店いたしました。
◆ インドネシア
2018年6月に「SAGAMI イオンモールBSD店」を閉店いたしました。
◆ ベトナム
2018年7月に「JINJIN」を閉店いたしました。
海外展開におきましては、重要出店地域と位置付けていたASEANに加え、
欧州での店舗展開も視野に入れ取り組みを進めております。
以上により、2019年3月期のグループ店舗数は、国内262店舗、海外4店舗の計266店舗であります。
*海外店舗は、業績数値反映期間を2018年1月期~12月期としておりますが、
店舗数等の説明に関しましては、国内の累計期間に合わせ、2018年4月期~2019年3月期の状況にて記載しております。
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○ 連結ベースの経営成績 (単位:百万円/円)
当初計画 当初計画
2018年3月期 2019年3月期
2018年5月11日発表 差異
売上高 26,184 26,500 26,636 136
営業利益 883 700 715 15
経常利益 960 740 765 25
親会社株主に帰属
597 440 76 △363
する当期純利益
一株あたり
22.66 16.70 2.90 △13.8
当期純利益
○ 連結財政状態 ○ 連結キャッシュフローの状況
単位 単位
2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期
(百万円/%) (百万円)
総資産 18,175 19,845 営業活動によるキャッシュフロー 1,327 1,155
純資産 14,089 14,057 投資活動によるキャッシュフロー △680 △1,189
自己資本比率 77.5 70.8 財務活動によるキャッシュフロー △795 1,082
一株あたり 現金及び現金同等物
534.64 533.42 3,796 4,848
純資産 期末残高
○ 設備投資について
連結設備投資は1,052百万円(2018年3月期実績 1,001百万円)となりました。
○ 減価償却費について
減価償却費は528百万円(2018年3月期実績 522百万円)となりました。
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○ 2019年3月期の業績について
◆ 主力業態「和食麺処サガミ」の業績について
2019年3月期につきましては、度重なる自然災害の影響や、深夜営業時間の短縮による影響もあり、
既存店の客数前年比は、97.1%となりました。しかしながら、旬の厳選食材を使用した季節限定メニューが
お客様の評価を受けたことにより、客単価が上昇し既存店の売上前年比は、98.9%で推移いたしました。
◆ 「味の民芸」の業績について
既存店における売上高前年超えは、50ヵ月連続(2018年4月)を記録し、6月以降も年間を通して、
売上・客数ともに非常に好調に推移しております。
また、新たな取り組みとして、新規出店2店舗には「TOS(テーブルオーダーシステム)」を導入し、
お客様の利便性の向上、店舗の効率化推進に向けた検証を実施しております。
◆ 利益数値について
既存主力業態の売上高が好調に推移し、労働需給の逼迫による人件費の上昇などのコスト上昇要因は
あったものの、連結営業利益および経常利益は、計画を上回ることとなりました。
○ 2019年3月期の主な取り組みについて
◆ 新規出店の加速
2018年4月のらーめん専門店「ぶぶか 吉祥寺北口店」以降、合計11店舗の出店を行いました。
2019年3月の「春日部ユリノキ通り店」は、味の民芸郊外型店舗としては16年ぶりの出店となりました。
引き続き、店舗網を拡大しサガミブランドの構築を進めてまいります。
◆ 「手羽先サミット2018」で殿堂入り認定
2018年6月に開催された「手羽先サミット2018」にて、サガミの手羽先が殿堂入り認定を果たしました。
当社グループの主力一品料理である「なごやめし」の代表格の手羽先は、ブランド力向上に
欠かせない商品として位置付けております。
◆ 「あいち女性輝きカンパニー」認証を取得
2018年9月、愛知県が女性の活躍に積極的に取り組んでいる企業として「あいち女性輝きカンパニー」認証
を、愛知県に本社を構える外食企業では初めての取得となっており、今後も、女性の活躍推進活動を強化し、
育児奨励金制度の導入など上司や女性への研修の実施や家庭と仕事の両立を図るため取り組みを進めて
まいります。
◆ SKE48とのタイアップキャンペーンを実施
2017年に引き続き、名古屋を地盤として活動を行っているアイドルグループSKE48との
タイアップキャンペーンを実施いたしました。
新たな顧客層のみならず、既存顧客層へ向け、サガミの商品券やSKEオリジナルグッズの当たる
ポイントカード企画や「さるそば対決」、SNS連動フォトコンテスト「サガミでやってみたい10のこと」
を実施いたしました。
今後も、時代の流れに合った様々なマーケティング手法を取り入れてまいります。
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○ 連結ベースの業績予想
単位 2019年 2020年
(百万円) 3月期 3月期
売上高 26,636 26,700
営業利益 715 600
経常利益 765 630
親会社株主に帰属する
76 140
当期純利益
○ 2020年3月期について
◆ 経営方針
各事業の進捗状況や今後の環境を見据え、本年度は、「事業基盤の強化」を最重点課題とし、
「収益力の向上」「成長戦略の推進」「CSV経営の推進」に取り組み、
ビジョン“No.1 Noodle Restaurant Company”の実現に向け、邁進いたします。
◆ 主力業態の出店加速
本年度は、主力業態である「和食麺処サガミ」業態、「味の民芸」業態の出店に加え、
その他の業態についても出店を進め、更なる店舗展開を実施してまいります。
◆ フランチャイズ事業の推進
2019年3月に東京ビッグサイトで行われた、フランチャイズ・ショーにて、
「らーめん専門店ぶぶか」、とんかつ専門店「かつたに」を出展いたしました。
フランチャイジー募集を本格的に実施し、展開を加速してまいります。
◆ 健康メニューへの取り組み強化
健康的な食事を求めるお客様ニーズは年々増加しており、小売、流通、外食各社において
その取り組みは増加傾向にあります。当社の主力商品であるそば自体も健康価値が高い商品ですが、
更にお客様の健康に貢献できるメニュー開発に積極的に取り組んでまいります。
◆ CSV経営の推進
お客様と企業、社会の三方に価値を生み出す「三方よし」の経営を実現させるために、
本年度は、ESG(Environment、Social、Governance)の取り組みを強化いたします。
環境保全活動の推進、社会貢献活動の継続、ガバナンスの強化を進め、
持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
◆ 出店重点地域
国内においては、今後も人口の増加が予測されている関東圏および中部圏を、
海外においては、経済発展が期待できるASEAN地域を最重要地域と位置付け、展開を進めております。
※ 業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、
今後様々な要因により当初予想数値と異なる可能性があります。
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ディスクロージャーポリシー
(Disclosure Policy)
(1)基本方針
サガミグループは、『私たちは、「食」と「職」の楽しさを創造し、地域社会に貢献します~すべ
ては みんなのゆたかさと笑顔のために~』という経営理念のもと、すべてのステークホルダーに
対し、透明性、公平性、継続性を基本に証券取引法及び上場取引所の定める法令・規則を遵
守し、タイムリーな情報提供に努めます。
(2)情報開示の方法
東京証券取引所が定める適時開示規則に該当する情報の開示は、同取引所へ事前説明後、
同取引所の提供する適時開示情報伝達システム(TDnet:Timely Disclosure network)に登録し
提供しています。 TDnet 公開後、すみやかに報道機関に同一情報を提供するとともに、当社
ホームページへも掲載いたします。ただしシステムの都合上、これら情報の当社ホームページ
への掲載が遅れることもあります。
また、適時開示規則に該当しないその他の情報につきましても、適時開示の趣旨を踏まえて
適切な方法により正確かつ公平に開示する方針です。
(3)業績予想および将来の見通しについて
サガミグループの計画・将来の見通し・戦略などのうち、過去または現在の事実に関する以外
は、将来の業績に関する計画や見通しであり、これらは現時点で入手可能な情報による判断に
基づいております。
したがって、将来の業績等につきましては、様々なリスクや不確定要素の変動および経済情勢
の変化などにより異なる場合があります。
(4)沈黙期間について
サガミグループは決算情報の漏洩を防ぎ、公平性を確保するため、決算発表日の一ヵ月間を
「沈黙期間」としております。この期間は、決算に関する質問への回答やコメントを控えることとし
ております。ただし、この沈黙期間中に 業績予想を大きく変動する見込みが発生した場合には、
開示規則に従い適宜公表いたします。
なお、沈黙期間であっても、すでに公表されている情報に関する範囲のご質問等につきまして
は対応いたします。
(5)ディスクロージャー ポリシーの遵守
サガミグループは、「企業の社会的責任(CSR)」の観点からもグループの役職員全員に上記の
ディスクロージャー ポリシーを周知徹底し遵守いたします。
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