9900 サガミHD 2020-11-12 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算参考資料 [pdf]
2021年3月期第2四半期(累計)
(2020年4月1日~2020年9月30日)
決算参考資料
2020年 11月12日
東証・名証1部上場 証券コード:9900
目次
1.連結対象企業の事業内容 -3-
2.新型感染症影響下における進捗状況 -5-
3. 店舗展開の状況 -6-
4.2021年3月期第2四半期(累計)業績概況 -8-
5. 財政・キャッシュフローの概況 -9-
6. 第2四半期(累計)のトピックス -10-
7. 2021年3月期について -15-
2
連結対象企業の事業内容
連結対象子会社一覧
資本金又は 当社の
名称 住所 事業の内容
出資金 出資比率
飲食店の経営
サガミレストランツ株式会社 名古屋市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
飲食店の経営
味の民芸フードサービス株式会社 立川市 50,000,000円 100.00% フランチャイズ店舗への
材料提供及び経営指導
グループの管理業務
株式会社サガミマネジメントサポート 名古屋市 10,000,000円 100.00%
店舗設備のメンテナンス業務
食材の仕入・製造業務
株式会社サガミフード 名古屋市 70,000,000円 100.00%
輸出入業務
サガミインターナショナル株式会社 名古屋市 10,000,000円 100.00% 海外事業の統轄
SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD. Singapore 4,750,000米ドル 100.00% 海外事業(ASEAN)の統轄
BANGKOK SAGAMI CO.,LTD. Thailand 4,000,000バーツ 69.09% 飲食店の経営
NADEERA GLOBAL CO.,LTD. Thailand 600,000バーツ 49.00% 関係会社への投資
VIETNAM SAGAMI JSC Vietnam 6,490,600,000ドン 100.00% 飲食店の経営
SAGAMI ITALIA S.R.L. Italy 528,271.57ユーロ 51.00% 飲食店の経営
3
連結対象企業の事業内容
サガミグループ組織図 地域別店舗分布
監査等委員会
1
◆ サガミレストランツ株式会社は、主に和食麺処サガミ業態、どんどん庵業態、
かつたに業態を経営しております。
◆ 味の民芸フードサービス株式会社は、主に味の民芸業態、あいそ家業態を経営しております。
◆ 株式会社サガミマネジメントサポートは、主に管理業務を行っております。
◆ 株式会社サガミフードは、主にメニュー開発、食材の仕入・製造を行っております。
◆ SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD.は、主にASEANで事業の統轄を行っております。
◆ サガミインターナショナル株式会社は、主に海外事業展開の統轄を行っております。
4
新型感染症影響下における進捗状況
感染状況と主力業態売上高前年比推移(週間集計数値)
第1波時、週間最大感染者数3,546名(主力業態既存店売上高前年差異 最大値△78%)
第2波時、週間最大感染者数9,653名(主力業態既存店売上高前年差異 最大値△29%)
単位:人
120% 4/7 4/16 5/14 感染者数 12,000
緊7 全 宣3 店舗売上高前年比
急都 国 言5
100% 事道 緊 解県 10,000
態府 急 除緊
宣県 事 急
言 態 事
80% 宣 8,000
態
2/27 言 7/7
60% 休 3/23 連東 6,000
校 ロ 日京
5/25 1都
要 ッ
請 ク 0感
40% 宣全 0染 4,000
ダ 言国
ウ 名者
解緊 超数
ン 除急
20% 発 事 2,000
言 態
0% 0
~2/23
~3/15
~3/22
~3/29
~4/12
~4/19
~4/26
~5/10
~5/17
~5/24
~5/31
~6/14
~6/21
~6/28
~7/12
~7/19
~7/26
~8/16
~8/23
~8/30
~9/13
~9/20
~9/27
~10/4
~3/1
~3/8
~4/5
~5/3
~6/7
~7/5
~8/2
~8/9
~9/6
➢ 感染者数拡大に伴う集客影響には「底打ち感」が見られ、第2四半期における損益は黒字を確保
5
店舗展開の状況
2020年 2021年3月期 2021年3月期
3月期 計画 第2四半期
店舗数 出店 閉店 店舗数 出店 閉店 店舗数
和食麺処サガミ 135 2 3 134 - 2 133
どんどん庵(FC店舗含む) 36 1 3 35 - 2 34
味の民芸(FC店舗含む) 55 - 2 53 - 2 53
団欒食堂あいそ家 9 - - 9 - - 9
水山(FC店舗含む) 3 - - 3 - - 3
ぶぶか 2 - - 2 - - 2
その他国内店舗(FC店舗含む) 17 1 4 13 1 4 13
海外 タイ 1 - 1 - - 1 -
海外 ベトナム 2 1 - 3 1 - 3
海外 イタリア(FC店舗含む) 1 2 - 3 2 - 3
合計 261 7 13 255 4 11 254
◆ 業態毎の店舗展開の詳細は次頁に記載しております。
◆ 海外店舗は、業績数値反映期間を2020年1月期~12月期としておりますが、
店舗数等の説明に関しましては、国内の累計期間に合わせ、2020年4月期~2020年9月期の状況にて記載しております。
6
店舗展開の状況
国内店舗展開
◆ 和食麺処サガミ業態
2020年5月に「豊橋柱店」、7月に「新庄店」を閉店いたしました。
これにより、当第2四半期末の店舗数は133店舗となりました。
◆ 味の民芸業態
2020年5月に「春日部ユリノキ通り店」、9月に「練馬平和台店」を閉店いたしました。
これにより、当第2四半期末の店舗数はFC店舗を含め53店舗となりました。
◆ どんどん庵業態
2020年4月に「豊田逢妻店」、8月に「東中島店」を閉店いたしました。
これにより、当第2四半期末の店舗数はFC店舗を含め34店舗となりました。
◆ その他業態
2020年7月に「びんむぎ 酒々井店」を開店いたしました。
2020年6月に「健やか食堂」、2020年9月に「さがみ庭 イオン各務原店」、
「かつたに アピタ四日市店」、「かつたに イオンナゴヤドーム前店」を閉店いたしました。
海外店舗展開
◆ ベトナム
2020年4月に「SUIZAN Lotte Mart Go Vap店」を開店いたしました。
◆ イタリア
2020年7月に「SAGAMI Modena店」、9月に「SAGAMI Bologna店」を
海外事業初のFC店舗として開店いたしました。
以上により、2020年9月末のグループ店舗数は、国内248店舗、海外6店舗の計254店舗であります。
7
2021年3月期第2四半期(累計)業績概況
連結ベースの経営成績 (単位:百万円/円)
当初計画
2020年3月期 2021年3月期 当初計画
第2四半期(累計)
第2四半期(累計) 第2四半期(累計) 差異
(2020.10.15発表)
売上高 13,772 9,500 9,504 4
営業利益 284 △1,350 △1,299 51
経常利益 320 △1,300 △1,281 19
当期純利益 189 △1,400 △1,392 8
一株あたり
7.17 △53.12 △52.85 0.27
当期純利益
8
財政・キャッシュフローの概況
連結財政状態
単位 2021年3月期
2020年3月期
(百万円/%) 第2四半期(累計)
総資産 18,570 19,825
純資産 12,526 11,130
自己資本比率 67.3 56.0
連結キャッシュフローの状況
単位 2020年3月期第2四半期 2021年3月期
(百万円) (累計) 第2四半期(累計)
営業活動によるキャッシュフロー 172 △1,276
投資活動によるキャッシュフロー △693 △21
財務活動によるキャッシュフロー △291 2,745
◆ 設備投資について
連結設備投資は115百万円(2020年3月期第2四半期累計実績920百万円)となりました。
◆ 減価償却費について
減価償却費は251百万円(2020年3月期第2四半期累計実績278百万円)となりました。
9
第2四半期(累計)のトピックス①
サガミホールディングス
◆ 感染症対策の積極実施
店舗での感染症拡大防止対策として、手洗いや、定期的な消毒など、日頃の衛生管理を更に徹底するとともに、
レジへの飛沫防止シートの設置や、客席空間へのロールカーテンの設置を行いました。
◆ 50周年記念キャンペーンの実施
2020年3月4日に当社は、創業50周年を迎えることができました。
日頃のお客様のご愛顧に感謝を込めて、サガミグループ商品券が当たる「50周年記念キャンペーン」
実施いたしました。
これからも「食」の感動や楽しさ、「職」の喜びと幸せを創造し、
多くのみなさまの笑顔に出会えるように取り組んでまいります。
◆ 業績予想及び中期経営計画の策定
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、合理的な算定が困難であったため
未定としておりました。依然として同感染症の影響は収束しておらず、
今後の当社グループを取り巻く経営環境は引き続き予測が困難な状況ではありますが、
今後感染拡大による緊急事態宣言発令等経済活動に著しく悪影響を及ぼす状況が
生じることは想定しておらず、緩やかに収束に向かうと仮定したうえで、
現時点で当社が入手可能な情報や予測等に基づき業績への影響を算定いたしました
なお、今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期やその影響の範囲等は大きく変動する可能性があり、
当社の業績に影響を及ぼす事象が生じた場合には、速やかに公表いたします。
10
第2四半期(累計)のトピックス②
サガミレストランツ(サガミ事業本部)
◆ サガミ夏の大感謝祭
2020年7月20日(月)~26(日)の7日間、恒例となったお客様感謝企画として
『サガミ夏の大感謝祭』を開催いたしました。人気の商品をお値打ち価格で提供し、
ご来店いただいたお客様には1,000円分のお食事値引き券をプレゼントいたしました。
◆ テイクアウト全品10%OFF企画
コロナ禍の中テイクアウト商品を訴求すべく2020年4月より始めたテイクアウト商品
全品10%OFF企画を9月30日まで実施いたしました。
◆ 8月、9月は串かつ90円企画、手羽先70円企画、一品増量フェアまた
そば殻まくらの販売強化企画を実施しました。
◆ 料理フェア
第2四半期は6月1日より国産うなぎフェア、9月2日より
北海道フェアを行いました。また9月19日より「敬寿御膳」
の販売を行いました。
11
第2四半期(累計)のトピックス③
サガミレストランツ(DDA事業本部)
◆ どんどん庵業態について
・どんどん庵業態では、感染症影響下において、テイクアウト部門を強化するにあたり、
よりコシがあるテイクアウト専用麺を導入いたしました。お客様からも大変ご好評をいただき、
テイクアウト部門におきまして前年対比180%超の売上高となりました。
まだまだ強化を行い更なる売上拡大を目指してまいります。
・キャッシュレス決済需要の高まりに鑑みて、キャッシュレス決済端末を一部店舗を除き導入いたしました。
お客様の利便性向上とレジ作業の効率化も考え、6月にはスマホ決済であるPayPayの導入もおこないました。
・セルフ業態として、飛沫対策に苦慮しておりますがお客様のご期待に応えられるよう今後も取り組みを
強化してまいります。
◆ かつたに業態について
・ショッピングモールのテナントとして営業をしておりました、
イオンモールナゴヤドーム前店及び、アピタ四日市店はコロナ禍に
おける施設の大幅な集客の落ち込みもあり、両店とも9月末を以って
閉店する事となりました。一方、ロードサイド店である一宮尾西店は
テイクアウト販売の強みを生かし、5月より販売体制の強化が効果を
発揮し、6月から8月まで売上前年比100%を超えるまでに回復をして
まいりました。8月には宅配注文もできるようになり、更なる売上
拡大を目指してまいります。
12
第2四半期(累計)のトピックス④
味の民芸フードサービス
◆ 味の民芸業態について
味の民芸業態では、コロナウイルスの影響下において、テイクアウト商品および宅配に注力してまいりました。
例年ご好評をいただいている鹿児島産うなぎ、牛タンを使用した商品に加え、予約限定商品として民芸すきうどんを
新規投入いたしました。
また、店内飲食の売上は7月より回復傾向にあり、8月以降は前年比90%を超えるまでに回復してまいりました。
回復の要因として、鹿児島産うなぎ使用メニュー、牛タン使用メニューといった高単価・高付加価値を目的とした
メニューがご評価をいただけたことがあげられます。
◆ あいそ家業態について
あいそ家業態ではコロナウィルスの影響下において4月~6月の間は強みであるテイクアウト商品の販売に力を入れ、
販売促進をおこない、同期間のテイクアウト売上比は前年比800%となりました。また、店内飲食メニューとしては、
美味しさを笑顔にをテーマとしてグランドメニューおよび、季節メニューの販売をいたしました。
◆ 小型業態について
都市型店舗および商業施設出店店舗共にコロナウィルスの影響を大きく受け、
一時休業を余儀なくされました。そのため、売上の回復も遅れています。
そのような環境下において、7月に創作手延べうどん びんむぎ酒々井プレミアム
アウトレット店をオープンし、こちらは計画売上を達成しております。
13
第2四半期(累計)のトピックス⑤
サガミインターナショナル
◆ ベトナム事業
9月に3号店目として「SUIZAN Lotte Mart Go Vap店」を新規オープンし、3店舗体制となりました。
日本国内からの輸入手延べうどんの提供に加え、店内製麺を開始することで、
これまでよりリーズナブルな価格設定を実現いたしました。
在住日本人から現地ローカル顧客まで、ベトナムの幅広い客層のお客様に、
サガミグループ業態の味を楽しんでいただけるようになりました。
◆ イタリア事業
7月に2号店目として「SAGAMI Modena店」を、次いで9月には、3号店目として「SAGAMI Bologna店」を
新規オープンし、3店舗体制となりました。
既存店においては、Facebook や Instagram アカウントを通じた情報発信を継続して実施いたしました。
3店舗が連携して情報発信を継続することで、より広範囲のお客様にSAGAMIを認知していただくことができました。
また、当社のキャラクターである「みそっち」をデザインしたオリジナルバックを用意し、
テイクアウト及びデリバリー販売を強化いたしました。
14
2021年3月期について
連結ベースの業績予想
単位 2020年 2021年
(百万円) 3月期 3月期
売上高 26,437 21,450
営業利益 55 △1,300
経常利益 60 △1,280
親会社株主に帰属する
△1,365 △1,450
当期純利益
2021年3月期について
◆ 既存価値のブラッシュアップ
おいしさやおもてなしの向上、そして「食と健康」の追求と共に、
感染予防や新しい生活様式への対応も積極的に取り組んでまいります。
◆ リモデル&新フォーマット出店
既存フォーマットの見直しと新フォーマットを確立し、収益性を高めた新規出店モデル構築してまいります。
◆ CSV経営の推進
企業と社会の両方に価値を生み出す「共創価値」を向上させるために、
ESG(Environment,Social,Governance)の取り組みを強化いたします。
環境保全活動の推進、社会貢献活動の継続、ガバナンスの強化を進め、持続的な企業価値の向上を目指します。
15
ディスクロージャーポリシー(Disclosure Policy)
(1)基本方針
サガミグループは、『私たちは、「食」と「職」の楽しさを創造し、地域社会に貢献します~すべては みんなのゆたかさと笑顔のために~』という
経営理念のもと、すべてのステークホルダーに対し、透明性、公平性、継続性を基本に証券取引法及び上場取引所の定める法令・規則を遵守し、
タイムリーな情報提供に努めます。
(2)情報開示の方法
東京証券取引所が定める適時開示規則に該当する情報の開示は、同取引所へ事前説明後、同取引所の提供する適時開示情報伝達システム
(TDnet:Timely Disclosure network)に登録し提供しています。
TDnet 公開後、すみやかに報道機関に同一情報を提供するとともに、当社ホームページへも掲載いたします。
ただしシステムの都合上、これら情報の当社ホームページへの掲載が遅れる場合がございます。
また、適時開示規則に該当しないその他の情報につきましても、適時開示の趣旨を踏まえて適切な方法により正確かつ公平に開示する方針です。
(3)業績予想および将来の見通しについて
サガミグループの計画・将来の見通し・戦略などのうち、過去または現在の事実に関する以外は、将来の業績に関する計画や見通しであり、
これらは現時点で入手可能な情報による判断に基づいております。
したがって、将来の業績等につきましては、様々なリスクや不確定要素の変動および経済情勢の変化などにより異なる場合があります。
(4)沈黙期間について
サガミグループは決算情報の漏洩を防ぎ、公平性を確保するため、決算発表日の一ヵ月間を「沈黙期間」としております。
この期間は、決算に関する質問への回答やコメントを控えることとしております。ただし、この沈黙期間中に
業績予想を大きく変動する見込みが発生した場合には、開示規則に従い適宜公表いたします。
なお、沈黙期間であっても、すでに公表されている情報に関する範囲のご質問等につきましては対応いたします。
(5)ディスクロージャー ポリシーの遵守
サガミグループは、「企業の社会的責任(CSR)」の観点からもグループの役職員全員に上記のディスクロージャーポリシーを周知徹底し遵守いたします。
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