9882 イエローハット 2021-10-29 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月29日
上 場 会 社 名 株式会社イエローハット 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9882 URL https://www.yellowhat.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 堀江 康生
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 木村 昭夫 (TEL) 03-6866-0163
四半期報告書提出予定日 2021年11月5日 配当支払開始予定日 2021年12月6日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 66,298 △1.9 4,318 △5.6 4,690 △5.8 3,190 △4.7
2021年3月期第2四半期 67,613 △5.5 4,574 △19.8 4,981 △19.1 3,347 △21.0
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 3,444百万円( △4.4%) 2021年3月期第2四半期 3,604百万円(△14.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 69.15 68.86
2021年3月期第2四半期 72.58 72.28
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 122,789 93,242 75.8 2,016.51
2021年3月期 118,980 91,386 76.7 1,976.74
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 93,059百万円 2021年3月期 91,199百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 ― 26.00 ― 28.00 54.00
2022年3月期 ― 29.00
2022年3月期(予想) ― 29.00 58.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 150,000 2.0 13,500 4.0 14,500 3.3 9,500 11.2 205.91
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.10「会計方針の変更」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 49,923,146株 2021年3月期 49,923,146株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 3,774,503株 2021年3月期 3,786,697株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 46,140,503株 2021年3月期2Q 46,120,273株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項等については、四半期決算短信【添付資料】P.3「(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
当社は、2021年11月11日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。この説明会で配
布した資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………12
1
株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①当期の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、個人消費の低迷
や経済活動の停滞が続きました。また、ワクチン接種が本格化されましたが、緊急事態宣言の延長やまん延防止等
重点措置が実施されるなど、依然として収束の見通しは立たず、厳しい状況で推移いたしました。
当カー用品業界におきましては、8月中旬にピークとなった新型コロナウイルス感染症第5波の影響により、帰
省や旅行でのドライブ需要の減少がみられました。また、前年のあおり運転罰則強化で販売好調だったドライブレ
コーダーが反動減となりました。
このような環境下におきまして、当社グループでは、クルマは生活をする上で重要なインフラであることから、
引き続き各種感染防止策を講じながら、整備作業及びカー用品の提供を継続してまいりました。
また、カー用品販売事業拡大への取り組みの一環として、前年にタイヤとホイールを中心に開設した「イエロー
ハットオンラインショップ」に、ドライブレコーダー、ポータブルナビ、ETC車載器などのオーディオビジュア
ル商品を拡充掲載し、お客様の利便性向上に努めました。なお、世界的な半導体不足により一部の商品の供給に影
響が発生しましたが、当社グループにおいては戦略的に商品を調達しており、影響を最小限にとどめております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、車検整備などの工賃収入が増加したものの、外出自粛期間の長期化
でドライブ需要が減少し、タイヤやカーナビゲーションなどの高単価商品の販売が低調となり、売上高は662億98百
万円(前年同期比98.1%、13億15百万円減)、利益率の高い工賃増加の影響などで、売上総利益は274億92百万円
(前年同期比100.8%、2億28百万円増)となりました。
販売費及び一般管理費は、接客力向上のための店舗人員数増に伴う人件費増加などにより、231億73百万円(前年
同期比102.1%、4億83百万円増)となりました。
その結果、営業利益は43億18百万円(前年同期比94.4%、2億55百万円減)、経常利益は46億90百万円(前年同
期比94.2%、2億91百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては31億90百万円(前年同期比
95.3%、1億56百万円減)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等の適用により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高は11億2百万円減少し、営業利
益、経常利益はそれぞれ2億60百万円減少しております。
売上高の主な部門別内訳につきましては、卸売部門は207億21百万円(前年同期比93.6%、14億7百万円減)、小
売部門は404億22百万円(前年同期比99.9%、26百万円減)となりました。
②当期のセグメント別概況
当第2四半期連結累計期間の事業の種類別セグメント別の概要は次のとおりであります。
<カー用品・二輪用品等販売事業>
当第2四半期連結累計期間におけるイエローハット店舗の出退店の状況です。
国内では、2021年5月にトレッド岡崎羽根町店(愛知県)、6月にトレッド岩国店(山口県)、7月に北上イン
ター店(岩手県)、9月に高崎小鳥店(群馬県)の計4店舗を開店、2021年5月に岩国店(山口県)、住之江店
(大阪府)、7月にトレッド守山大森店(愛知県)、8月に高崎店(群馬県)、トレッド鳥取東伯店(鳥取県)、
9月にトレッド兵庫丹波店(兵庫県)の計6店舗を閉店いたしました。
イエローハット店舗以外では、2021年4月に厚木2りんかん(神奈川県)、5月にバイク館SOX厚木インター
店(神奈川県)、6月に伏見2りんかん(京都府)、バイク館SOX伏見店(京都府)、7月に茨木2りんかん
(大阪府)、バイク館SOX茨木鮎川店(大阪府)の計6店舗を開店、5月に京都2りんかん(京都府)、6月に
高槻2りんかん(大阪府)の計2店舗を閉店いたしました。また、2輪車検の獲得増を目的として、2021年7月に
2りんかんイエローハット車検センター茨木工場(大阪府)を開設いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、イエローハット738店舗、2りんかん58店舗、バイク館S
OX58店舗の合計854店舗、イエローハット車検センターが7店舗となりました。
当第2四半期連結累計期間のカー用品・二輪用品等販売事業の売上高は、631億2百万円(前年同期比98.0%、13
億16百万円減)、セグメント利益につきましては、36億15百万円(前年同期比92.7%、2億85百万円減)となりま
した。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は11億2百万円減少し、セグメント利益は2億60百万円減少し
ております。
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株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
<賃貸不動産事業>
当第2四半期連結累計期間の賃貸不動産事業の売上高は、31億95百万円(前年同期比100.0%、0百万円増)、セ
グメント利益につきましては、7億3百万円(前年同期比104.5%、30百万円増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、518億91百万円(前連結会計年度末514億55百万円)と
なり、4億35百万円増加いたしました。これは主に棚卸資産が25億52百万円、その他(未収入金など)が24億54百
万円増加した一方で、現金及び預金が46億9百万円減少したことによります。
また、固定資産の残高は708億98百万円(前連結会計年度末675億24百万円)となり、33億73百万円増加いたしま
した。これは主に土地が15億14百万円、投資有価証券が8億12百万円、建物及び構築物(純額)が6億46百万円増
加したことによります。
この結果、総資産残高は1,227億89百万円(前連結会計年度末1,189億80百万円)となりました。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、239億1百万円(前連結会計年度末218億83百万円)と
なり、20億18百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が37億31百万円増加した一方で、その他
(未払消費税等など)が16億19百万円減少したことによります。
また、固定負債の残高は56億45百万円(前連結会計年度末57億10百万円)となり、65百万円減少いたしました。
この結果、負債残高は295億47百万円(前連結会計年度末275億94百万円)となりました。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、932億42百万円(前連結会計年度末913億86百万円)とな
り、18億55百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益31億90百万円を計上したこと、
その他有価証券評価差額金が2億16百万円増加した一方で、配当金を12億92百万円支払ったこと、収益認識会計基
準等の適用により、利益剰余金の期首残高が3億21百万円減少したことによります。
④キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ
46億円減少し、94億28百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の収入は、10億72百万円(前年同期は70億25百万円の資
金の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が46億41百万円、仕入債務の増加が36億15百万
円、減価償却費が10億72百万円あった一方で、法人税等の支払額が31億38百万円、棚卸資産の増加が30億20百万円、
未払消費税等の減少が16億47百万円あったことによります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の支出は、38億19百万円(前年同期は62億78百万円の資
金の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が34億23百万円、投資有価証券の取得によ
る支出が4億97百万円あったことによります。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の支出は、18億32百万円(前年同期は11億97百万円の資
金の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が12億91百万円あったことによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2021年5月10日に公表いたしました数値に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,053 9,444
受取手形及び売掛金 8,774 8,845
棚卸資産 21,757 24,309
その他 7,016 9,471
貸倒引当金 △146 △179
流動資産合計 51,455 51,891
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 44,094 45,003
減価償却累計額 △23,646 △23,908
建物及び構築物(純額) 20,448 21,095
土地 24,842 26,357
その他 9,239 9,549
減価償却累計額 △6,105 △6,271
その他(純額) 3,133 3,277
有形固定資産合計 48,424 50,729
無形固定資産
ソフトウエア 349 545
その他 466 464
無形固定資産合計 815 1,010
投資その他の資産
投資有価証券 4,626 5,439
敷金 8,929 8,721
その他 4,987 5,267
貸倒引当金 △260 △269
投資その他の資産合計 18,283 19,158
固定資産合計 67,524 70,898
資産合計 118,980 122,789
4
株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,707 12,439
未払法人税等 3,097 1,892
契約負債 ― 1,683
賞与引当金 1,237 1,280
ポイント引当金 615 ―
その他 8,224 6,605
流動負債合計 21,883 23,901
固定負債
退職給付に係る負債 96 82
リース債務 167 151
資産除去債務 3,180 3,197
その他 2,267 2,213
固定負債合計 5,710 5,645
負債合計 27,594 29,547
純資産の部
株主資本
資本金 15,072 15,072
資本剰余金 10,417 10,435
利益剰余金 68,865 70,442
自己株式 △2,235 △2,228
株主資本合計 92,120 93,722
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 954 1,171
土地再評価差額金 △1,907 △1,907
為替換算調整勘定 23 64
退職給付に係る調整累計額 8 8
その他の包括利益累計額合計 △920 △663
新株予約権 180 180
非支配株主持分 5 1
純資産合計 91,386 93,242
負債純資産合計 118,980 122,789
5
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 67,613 66,298
売上原価 40,349 38,805
売上総利益 27,264 27,492
販売費及び一般管理費 22,689 23,173
営業利益 4,574 4,318
営業外収益
受取利息 24 21
受取手数料 132 146
その他 291 302
営業外収益合計 449 470
営業外費用
支払利息 6 5
持分法による投資損失 19 68
その他 16 25
営業外費用合計 42 99
経常利益 4,981 4,690
特別利益
固定資産売却益 1 5
特別利益合計 1 5
特別損失
固定資産売却損 0 0
固定資産除却損 12 19
関係会社整理損 ― 34
特別損失合計 12 54
税金等調整前四半期純利益 4,970 4,641
法人税、住民税及び事業税 1,838 1,764
法人税等調整額 △213 △310
法人税等合計 1,625 1,453
四半期純利益 3,344 3,187
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △2 △3
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,347 3,190
6
株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 3,344 3,187
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 252 217
為替換算調整勘定 △0 25
退職給付に係る調整額 9 △0
持分法適用会社に対する持分相当額 △1 15
その他の包括利益合計 259 257
四半期包括利益 3,604 3,444
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,606 3,448
非支配株主に係る四半期包括利益 △2 △3
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 4,970 4,641
減価償却費 1,026 1,072
関係会社整理損 ― 34
のれん償却額 4 1
貸倒引当金の増減額(△は減少) 35 42
ポイント引当金の増減額(△は減少) 78 ―
賞与引当金の増減額(△は減少) 28 29
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 19 △13
受取利息及び受取配当金 △75 △102
支払利息 6 5
為替差損益(△は益) △5 △5
持分法による投資損益(△は益) 19 68
固定資産売却損益(△は益) △0 △4
固定資産除却損 12 19
売上債権の増減額(△は増加) △1,356 303
仕入債務の増減額(△は減少) 3,345 3,615
棚卸資産の増減額(△は増加) 761 △3,020
契約負債の増減額(△は減少) ― 99
未払消費税等の増減額(△は減少) 194 △1,647
その他 △66 △863
小計 8,997 4,274
利息及び配当金の受取額 60 88
利息の支払額 △4 △4
法人税等の支払額 △2,045 △3,138
法人税等の還付額 18 2
和解金の支払額 ― △150
営業活動によるキャッシュ・フロー 7,025 1,072
8
株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 9 9
有形固定資産の取得による支出 △5,661 △3,423
有形固定資産の売却による収入 6 6
無形固定資産の取得による支出 △126 △204
投資有価証券の取得による支出 △498 △497
連結の範囲の変更を伴う
― 243
子会社株式の取得による収入
貸付けによる支出 ― △3
貸付金の回収による収入 111 3
敷金及び保証金の差入による支出 △310 △158
敷金及び保証金の回収による収入 246 239
投資その他の資産の増減額(△は増加) △55 △34
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,278 △3,819
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) ― △500
長期借入金の返済による支出 ― △39
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △1,197 △1,291
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,197 △1,832
現金及び現金同等物に係る換算差額 △0 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △450 △4,578
現金及び現金同等物の期首残高 8,174 14,029
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 ― △21
現金及び現金同等物の四半期末残高 7,724 9,428
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株式会社イエローハット(9882) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。なお、カー用品・二輪用
品等の卸売販売については、出荷時から当該商品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であるた
め、出荷時点で収益を認識しております。
これにより、返品については、過去のデータ等に基づいて予想返品率を見積り、値引き及びリベートについて
は、実績が確定するまで契約等に基づいて将来の支払額を見積り算出する方法に変更しております。これに伴い、
期末日時点で返品等が見込まれる対価を返金負債として計上し、返金負債の決済時に顧客から商品等を回収する権
利について返品資産を計上しております。なお、返金負債については流動負債の「その他」に、返品資産について
は流動資産の「その他」に含めて表示しております。
また、当社グループが運営するポイント制度について、従来は、将来にポイントとの交換に要すると見込まれる
負担額を引当金として計上する方法によっておりましたが、付与したポイントを履行義務として識別し、収益の計
上を繰り延べる方法に変更しております。これに伴い、期末日時点で未充足の履行義務に係る対価を契約負債に含
めて計上しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11億2百万円減少し、売上原価は8億42百万円減少し、営業利
益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ2億60百万円減少しております。また、利益剰余金の当期
首残高は3億21百万円減少しております。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年
3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じ
る収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。
これに伴い、その他有価証券のうち市場価格のある株式の評価について、期末前1ヵ月の市場価格の平均に基づ
く時価法から、期末日の市場価格に基づく時価法に変更しております。
この結果、従来の方法と比べて、当第2四半期連結会計期間末の投資有価証券が67百万円、その他有価証券評価
差額金が46百万円増加しております。
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(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)において創設されたグ
ループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目について
は、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39
号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針
第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法
の規定に基づいております。
(表示方法の変更)
前第2四半期連結累計期間において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示してお
りました「未払消費税等の増減額(△は減少)」は、重要性が増したため、当第2四半期連結累計期間より独立掲記
しております。この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロ
ー計算書の組替えを行っております。
この結果、前第2四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャ
ッシュ・フロー」の「その他」に表示していた1億28百万円は、「未払消費税等の増減額(△は減少)」1億94百万
円、「その他」△66百万円として組み替えております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
カー用品・ その他 合計
二輪用品等 賃貸不動産事業 計
販売事業
売上高
外部顧客への売上高 64,419 3,194 67,613 ― 67,613
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 64,419 3,194 67,613 ― 67,613
セグメント利益 3,901 673 4,574 ― 4,574
(注) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
カー用品・ その他 合計
二輪用品等 賃貸不動産事業 計
販売事業
売上高
外部顧客への売上高 63,102 3,195 66,298 ― 66,298
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 63,102 3,195 66,298 ― 66,298
セグメント利益 3,615 703 4,318 ― 4,318
(注) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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3.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「会計方針の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収
益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更してお
ります。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「カー用品・二輪用品等販売事業」の
売上高は11億2百万円減少、セグメント利益が2億60百万円減少しております。
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