9878 セキド 2019-08-13 18:00:00
中期経営計画の見直しに関するお知らせ [pdf]
2019 年 8 月 13 日
各 位
会 社 名 株式会社 セキド
代表者名 代表取締役社長 関戸 正実
(コード:9878、東証第二部)
問合せ先 取締役執行役員管理部長 弓削 英昭
(TEL.03-6300-6105)
中期経営計画の見直しに関するお知らせ
当社は、第 57 期(2019 年 3 月期)から第 59 期(2021 年 3 月期)に係る現行の中期経
営計画を見直し、新たな中期経営計画を策定いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 中期経営計画見直しの理由
当社は、第 57 期(2019 年 3 月期)から第 59 期(2021 年 3 月期)に係る現行の中
期経営計画を策定し、2018 年 8 月 6 日に発表いたしました。
しかしながら、夏場の天候要因や不採算店舗撤退の影響もあり、売上高、経常利益
が計画を下回る結果となりました。
当社はこの結果と現在の経営環境を踏まえ、現行の中期経営計画を見直し、新たな
中期経営計画を以下の内容にて策定いたしました。
(1)既存事業(新品商品販売)
実店舗の新品商品販売について、毎年 0.3%~0.5%の粗利率の改善を目指します。
(2)成長事業
EC事業(インターネット販売事業)について、引き続き毎年 12%の成長を
目指します。
(3)新規事業
リユース事業は、新品商品販売時の下取り・買替の強化をいたします。
新たな柱として、外国人労働者紹介・派遣業を展開いたします。
2. 中期経営計画の数値目標 百万円
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期 2021 年 3 月期 2022 年 3 月期
実績
売上高 7,516 8,000 8,215 8,446
経常利益 △147 20 70 120
※ご注意事項:上記の数値目標は本資料の発表日現在において入手可能な情報からの判断
及び想定に基づく見通しを前提としており、実際の業績は外部環境の変動等により変わり
うることがあることをあらかじめご了承ください。
以 上
証券コード:9878
中期経営計画の見直し
アウトライン
1. 第57期~第59期の中期経営計画の見直し
2. 既存事業 実店舗の新品商品販売事業
3. 成長事業 EC事業
4. 新規事業 リユース事業の位置づけ
5. 新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
2
第57期~第59期の中期経営計画の見直し
売 上 高
(百万円)
12,000
第57期の売上高の振り返り
8,294
8,000 7,516
売上の低迷は特に、計画未達となった既存事業
の影響が大きい。詳細については後述。
4,000
0
第57期 第57期
計画 実績
3
第57期~第59期の中期経営計画の見直し
売 上 高
(百万円)
12,000
中期経営計画の見直し
8,215 8,446 既存事業については、不採算店閉店の売上高減
8,000
8,000 7,516 少からの脱却を図るとともに既存店のテコ入れ
や商品戦略の見なおしで売上高・利益を伸ばし
ていく。
また、後述するがリユース事業を販売から下取
4,000 り・買替に優先順位を切り替え、かわりに外国
人労働者紹介・派遣事業を展開して、売上高・
利益を伸ばしていく。
0
第57期 第58期 第59期 第60期
実績
4
第57期~第59期の中期経営計画の見直し
全社の経常利益
(百万円)
150
100 第57期の経常利益の振り返り
50
50
夏場の天候要因から苦戦を強いられたことが影
(147) 響し、経常利益が大幅マイナスとなった。
0
第57期 第57期
計画 実績
(50)
(100)
(150)
5
第57期~第59期の中期経営計画の見直し
全社の経常利益
(百万円)
150
120
100 今後の方向性
70
50 既存事業の利益率の改善を進めることと、新規
20 事業として外国人労働者紹介・派遣事業を展開
(147) して経常利益を伸ばしていく。
0
第57期 第58期 第59期 第60期 それぞれの詳細は後述。
実績
(50)
(100)
(150)
6
既存事業 実店舗の新品商品販売事業
既存事業 実店舗の新品商品販売事業
7
既存事業 実店舗の新品商品販売事業
売 上 高
(百万円)
12,000
第57期の売上高の振り返り
8,000
夏場の天候要因から苦戦を強いられたことに加
え、店舗撤退の影響により、売上高の計画未達
となった。
4,000
6,544 5,992
0
第57期 第57期
計画 実績
8
既存事業 実店舗の新品商品販売事業
売上高と粗利率(含:リユース事業)
(百万円)
12,000 25.8% 26.0%
25.5%
25.0% 中期経営計画の見直し
25.0%
8,000 24.4%
前期リリースしたアプリを活用しながら、利益
率改善プランを立て、店舗営業を進める。
24.0%
今後は新品商品の買替を優先するリユース事業
も合わせた計画を立てる。
4,000
6,324 6,643 6,676 6,710 23.0%
0 22.0%
第57期 第58期 第59期 第60期
実績
※リユース事業も含む
9
既存事業 実店舗の新品商品販売事業
利益率改善プラン
本社 店舗
店舗ごとに適した商品供給と 店頭第一主義による
お客様にご満足いただける価格設定 お客様一人ひとりへの接客
前期リリースしたアプリも含む
お客様との接点強化
販促活動
お客様の購買情報などの
顧客体験の向上
データ活用
10
成長事業 EC事業
成長事業 EC事業
11
成長事業 EC事業
売 上 高
(百万円)
12,000
第57期の売上高の振り返り
8,000
1020 1002 ほぼ計画通りの実績をあげた。
計画は変更せず売上高を伸ばしていく。
4,000
0
第57期 第57期
計画 実績
12
成長事業 EC事業
売 上 高 成長事業 EC事業
(百万円)
12,000 第56期までは8億円の売上を維持
第57期以降は12%の成長を見込む
12%の成長
12%成長のための施策
8,000
1,002 1,142 1,279 1,432
(1) 各ECモールの強化(特に、Amazonでの販売
4,000 の強化)
(2) 自社サイトの広告開始とサイト改善
(3) 売上増のための体制強化
0
第57期 第58期 第59期 第60期
実績
13
新規事業 リユース事業の位置づけ
新規事業 リユース事業
14
新規事業 リユース事業の位置づけ
売 上 高 第57期の売上高の振り返り
(百万円)
12,000
新品商品販売の催事がリユースの催事の2倍程
度売り上げ、新品商品販売の催事が優先とな
り、人材・販売場所の確保が難しくなった結
果、
リユース事業の売上実績が計画に届かなかっ
8,000 た。
500 332
中期経営計画の見直し
4,000
リユース事業は新品商品販売時の下取り・買替
を主目的としたものと再定義する。下取り・買
替の強化をするため、社内研修の実施やお客様
との接点強化を進める。
0
計画は実店舗の新品商品販売事業に合わせる。
第57期 第57期
計画 実績
15
新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
16
新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
外国人労働者数の推移 わが国の外国人労働者
(千人)
1,600
1460 わが国の外国人労働者数は年々増加しており、
2014年から2018年の5年間で、約2倍に増えて
1279 いる。
1,200 「卸売業、小売業」は全体の12.7%で、
1084
外国人労働者が求められている業種である。
908
788
800
当社の外国人労働者
当社も中国人スタッフを年々増やしており、
400
独自の教育プログラムを形成してきた。その結
果、個人目標を大幅達成する社員も増えてき
た。
0 このノウハウを活かし、外国人労働者の人材紹
2014 2015 2016 2017 2018 介・派遣業を開始する。
出典:厚生労働省
17
新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
現況と今後の方向性
当社は、中国の人材紹介会社「新幹線
教育グループ」、中国の大学「上海商
学院」「北方黄金珠宝学院」と提携を
し、優秀な人材獲得強化を進めてい
る。
今後もより優秀な人材獲得のために提
携の強化、受け入れ体制の強化、人材
教育の強化をして、自社で優秀な人材
の獲得を進めることで、他の企業へ紹
介・派遣して紹介料・手数料で売上・
利益を伸ばす。
現在は、人材派遣・紹介に関する定款
変更を行い、株主総会の決議も取っ
た。また、労働局に必要書類を提出
し、受理されている。
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新規事業 外国人労働者紹介・派遣事業
売 上 高
(百万円)
12,000
中期経営計画
90 第58期は準備期間とし、先述のような強化を進
8,000
0 45
めていく。
第59期以降は外国人労働者の紹介を主として事
業を展開する。売上高は微細ながら当社の強み
である小売業を中心に高利益率となるよう進め
4,000 る。
0
第58期 第59期 第60期
準備期間
19