9878 セキド 2019-02-01 15:00:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成31年2月1日
上場会社名 株式会社 セキド 上場取引所 東
コード番号 9878 URL http://www.sekido.com/ir/index.php
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 関戸 正実
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員管理部長 (氏名) 弓削 英昭 TEL 03-6300-6335
四半期報告書提出予定日 平成31年2月1日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の業績(平成30年3月21日∼平成30年12月20日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 5,296 △9.2 △114 ― △143 ― △179 ―
30年3月期第3四半期 5,835 △3.8 △28 ― △60 ― △86 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 △107.85 ―
30年3月期第3四半期 △57.95 ―
(注)当社は、平成30年9月21日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、
「1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
31年3月期第3四半期 4,177 811 19.4 486.52
30年3月期 3,695 987 26.7 592.22
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 811百万円 30年3月期 987百万円
(注)当社は、平成30年9月21日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、
「1株当たり純資産」を算定しております。
なお、平成30年3月期第3四半期は、総資産4,285百万円、純資産833百万円、自己資本比率19.4%、1株当たり純資産512円22銭であります。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
31年3月期 ― 0.00 ―
31年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年 3月期の業績予想(平成30年 3月21日∼平成31年 3月20日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 8,294 △1.1 92 5.6 50 26.2 30 △41.0 18.00
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
当社は、平成30年9月21日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。平成31年3月期の業績予想における1株当たり当期純利益に
ついては、当該株式併合の影響を考慮しております。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 1,670,428 株 30年3月期 1,670,428 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 3,330 株 30年3月期 3,300 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 1,667,117 株 30年3月期3Q 1,497,326 株
(注)当社は、平成30年9月21日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定
して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」、「期中平均株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載している業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、〔添付資料〕3
ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3) 業績予想などの将来予想情報に関する説明」をご覧ください。
㈱セキド(9878) 平成31年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱セキド(9878) 平成31年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、自然災害からの影響収束により景気回復の兆しがみられるもの
の、年末にかけての世界的な株式市場や為替市場の混乱などもあり、先行き不透明感をぬぐえない状況で推移して
おります。
当業界におきましては、インバウンド需要は引き続き好調でしたが、国内の個人消費については回復傾向にはあ
りましたが、消費マインドは先行きへの期待と不安が入り交じり慎重さがうかがわれました。また、業界全般に人
手不足が常態化しており、マネジメントや業績への影響が懸念される状況でありました。
このような環境下、当社は、既存事業である実店舗での新品販売事業、成長事業であるインターネットショップ
事業、新規事業であるリユース事業を柱とする成長戦略に取組んでまいりました。
実店舗での新品販売事業については、3店舗の閉鎖と1店舗の出店を行うと伴に、リユース品の買取を新品のご
購入につなげていただける循環型ビジネスの強化に取組んでまいりました。また、商品戦略としては、金融機関よ
り季節資金を調達し、クリスマス・年末年始商戦用の商材調達を例年より前倒して、商戦の早期立上げに努めてま
いりました。販促戦略としては顧客データの活用によるお客様とのコミュニケーションに力を入れ、特に路面店舗
での売上確保と次なるステップであるアプリ導入に向けた取組みにつなげております。
インターネットショップ事業においては、実店舗の在庫を使用するだけでなく、インターネットショップ用の在
庫を確保し、機会損失を減らすとともに、オペレーションも見直し、各ECモールのセール対応の強化を図ってま
いりました。また、顧客にとっても利便性の高いAmazonプライムへの注力、自社サイトの集客力UPを狙った広告
運用の強化にも取組んでまいりました。
リユース事業においては、当社のこれまでのブランド事業の強み(上場企業の信頼、販売力、商品知識)を最大
限に生かし、ショッピングセンターを中心に大規模催事の開催、既存社員の教育研修と長年蓄積してきた新品販売
データを活用し、自社買取の強化による収益力の向上に取組んでまいりました。
これらの結果、EC部門が9%、リユース部門が18%売上高を伸ばしたましたが、既存実店舗は夏場の天候要因
から苦戦を強いられたことに加え、不採算店舗撤退の影響もあり、売上高は5,296百万円(前年同期比9.2%減)、
営業損失は114百万円(前年同期は28百万円の営業損失)、経常損失は143百万円(前年同期は60百万円の経常損
失)、特別損失として投資有価証券評価損19百万円、閉鎖予定店舗の減損損失7百万円を計上したことなどにより
四半期純損失は179百万円(前年同期は86百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
[ファッション部門]
ファッション部門においては、3店舗の閉鎖と1店舗の出店を行うと伴に、リユース品の買取を新品のご購入
につなげていただける循環型ビジネスの強化に取組むとともにクリスマス・年末年始商戦用の商材調達を例年よ
り前倒して、商戦の早期立上げに努めてまいりましたが、既存実店舗で夏場の天候要因から苦戦を強いられたこ
とに加え、不採算店舗撤退の影響もあり、売上高は5,160百万円(前年同期比8.5%減)、セグメント利益は121
百万円(前年同期比41.0%減)となりました。
[賃貸部門]
賃貸部門においては、一部の賃貸物件の契約終了が影響し、売上高は38百万円(前年同期比46.4%減)、セグ
メント利益は25百万円(前年同期比29.5%減)となりました。
[その他]
その他の部門では、売上高は97百万円(前年同期比21.7%減)、セグメント損失は1百万円(前年同期は4百
万円のセグメント損失)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期会計期間末の資産につきましては、総資産は4,177百万円となり、前事業年度末に比べ481百万円増
加いたしました。これは主に、最需要期であるクリスマス・年末年始商戦に備え商品を846百万円増加させたこ
と、在庫の積み増しによる売上高の増加に伴う売掛金65百万円の増加のほか、入居するショッピングセンターへの
売上預け金の増加や商品仕入増による仮払消費税の増加などによりその他の流動資産が106百万円増加したこと、
それらにより現金及び預金が541百万円減少したことなどによるものであります。
当第3四半期会計期間末の負債につきましては、負債合計は3,366百万円となり、前事業年度末に比べ658百万円
増加いたしました。これは主に、最需要期に向けた在庫の積み増しにより仕入債務が572百万円増加したこと、長
期借入金の返済は進んでおりますが、短期季節資金を調達したことで長・短借入金が172百万円増加したこと、未
払消費税の減少などによりその他の流動負債が44百万円減少したことなどによるものであります。
当第3四半期会計期間末の純資産につきましては、純資産合計は811百万円となり、前事業年度末に比べ176百万
円減少いたしました。これは主に、四半期純損失179百万円を計上したことによるものであります。
これらの結果、上記のように最需要期に向けた在庫の積み増しを行ったことを主因に、自己資本比率は19.4%
(前年同四半期会計期間末は19.4%、前事業年度末は26.7%)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年3月期通期の業績予想につきましては、平成30年5月7日に公表いたしました業績予想から変更はあり
ません。
当社の業績は第4四半期のクリスマス・年末年始商戦のウエイトが大きくなっております。当事業年度において
も既存実店舗での商材の確保はできており、最需要期に既存店舗が入店するショッピングセンターでの催事を展開
するほか、好調なスタートを切った新規店舗及び閉鎖1店舗の閉店セールによる増収も見込まれる状況でありま
す。閉鎖済み店舗の影響はあるものの、好調なインターネットショップ事業とリユース事業でカバーし、通期業績
の達成を目指してまいります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月20日) (平成30年12月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 735,519 193,902
売掛金 350,254 416,088
商品 1,462,767 2,309,529
その他 226,936 333,561
貸倒引当金 △6,446 △6,278
流動資産合計 2,769,031 3,246,803
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 1,819 27,272
土地 547,613 547,613
その他(純額) 1,034 20,360
有形固定資産合計 550,467 595,245
無形固定資産 - 6,541
投資その他の資産
敷金及び保証金 313,014 281,893
その他 63,025 47,006
投資その他の資産合計 376,039 328,900
固定資産合計 926,506 930,686
資産合計 3,695,537 4,177,490
負債の部
流動負債
支払手形 37,382 23,747
買掛金 409,786 995,615
短期借入金 1,541,400 1,726,330
リース債務 4,355 4,871
未払金 153,200 152,015
未払法人税等 39,500 17,380
店舗閉鎖損失引当金 1,376 -
資産除去債務 3,850 6,800
その他 95,299 50,660
流動負債合計 2,286,151 2,977,420
固定負債
長期借入金 53,500 41,420
退職給付引当金 124,337 124,680
役員退職慰労引当金 110,940 110,940
繰延税金負債 134 39
リース債務 949 11,951
資産除去債務 62,332 63,517
その他 69,729 36,286
固定負債合計 421,924 388,835
負債合計 2,708,075 3,366,255
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(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月20日) (平成30年12月20日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,081,617 3,081,617
資本剰余金 701,389 701,389
利益剰余金 △2,786,179 △2,965,971
自己株式 △4,771 △4,792
株主資本合計 992,056 812,242
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △4,753 △1,168
評価・換算差額等合計 △4,753 △1,168
新株予約権 160 160
純資産合計 987,462 811,234
負債純資産合計 3,695,537 4,177,490
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 平成29年3月21日 (自 平成30年3月21日
至 平成29年12月20日) 至 平成30年12月20日)
売上高 5,835,035 5,296,761
売上原価 4,400,676 4,007,800
売上総利益 1,434,358 1,288,960
販売費及び一般管理費 1,462,465 1,403,916
営業損失(△) △28,107 △114,955
営業外収益
受取利息 599 223
受取配当金 1,487 1,572
役員退職慰労引当金戻入額 5,510 -
店舗閉鎖損失引当金戻入額 10,231 -
その他 3,318 1,682
営業外収益合計 21,147 3,478
営業外費用
支払利息 40,992 28,425
新株発行費 8,271 -
その他 4,009 4,080
営業外費用合計 53,274 32,505
経常損失(△) △60,234 △143,982
特別損失
投資有価証券評価損 14,297 19,085
減損損失 6,331 7,064
特別損失合計 20,628 26,149
税引前四半期純損失(△) △80,862 △170,131
法人税、住民税及び事業税 7,004 9,727
法人税等調整額 △1,101 △66
法人税等合計 5,903 9,660
四半期純損失(△) △86,766 △179,792
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自平成29年3月21日 至平成29年12月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期損益計
その他 調整額
算書計上額
ファッショ (注)1 (注)2
賃貸部門 計 (注)3
ン
売上高
外部顧客への売上高 5,638,257 72,352 5,710,609 124,426 - 5,835,035
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 5,638,257 72,352 5,710,609 124,426 - 5,835,035
セグメント利益又は損失
205,505 36,832 242,337 △4,120 △298,450 △60,234
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外商部門等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△298,450千円は、本社経費等の調整額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の経常損失としております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「ファッション」セグメントにおいて6,331千円の減損損失を計上しております。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自平成30年3月21日 至平成30年12月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期損益計
その他 調整額
算書計上額
ファッショ (注)1 (注)2
賃貸部門 計 (注)3
ン
売上高
外部顧客への売上高 5,160,477 38,816 5,199,294 97,467 - 5,296,761
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 5,160,477 38,816 5,199,294 97,467 - 5,296,761
セグメント利益又は損失
121,224 25,985 147,209 △1,615 △289,576 △143,982
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外商部門等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△289,576千円は、本社経費等の調整額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の経常損失としております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「ファッション」セグメントにおいて7,064千円の減損損失を計上しております。
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