9878 セキド 2020-11-02 16:10:00
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ [pdf]

                                                         2020年11月2日
 各    位

                                      会 社 名    株式会社 セキド
                                      代表者名 代表取締役社長 関戸 正実
                                      (コード番号 9878 東証第二部)
                                      問合せ先 取 締 役 執 行 役 員 管 理 部 長 弓削 英昭
                                            (TEL.03-6300-6335)


       当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ

  当社株式は、2020年10月における月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円以上となり、東京
 証券取引所の上場廃止基準に該当しないことになりましたので、お知らせいたします。

1.当社株式の時価総額について
   当社株式は、2020年1月の月末時価総額が10億円未満となり、東京証券取引所の有価証券上場規
 程第601条第1項第4号a本文(時価総額)に定める上場廃止基準に係る猶予期間に入りましたが、
 2020年10月における月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円以上となりましたことから、東京
 証券取引所の上場廃止基準に該当せず、猶予期間入りの指定が解除されることとなりました。

  (ご参考)
   ① 2020年10月の月間平均時価総額           1,125,600,063円
   ② 2020年10月の月末時価総額             1,348,445,112円
    (10月30日終値 679円×10月30日上場株式数 1,985,928株)

2. 今後の見通しについて
  現在、当社は、2020年4月30日付「中期経営計画の見直しに関するお知らせ」で開示したとお
 り、2021 年3月期を初年度とする 「中期経営計画」に取り組み、「ファッション事業」、「美容
 事業」、「人材事業」を「収益の三本柱」に業績の向上と企業価値の向上に取組んでおりますが、
 新型コロナウイルス感染症の影響が今しばらく続くと思われます。当社は、主力事業であるブラン
 ドファッション部門において、不採算店舗を2店舗閉店しましたが、催事の売上高を伸ばすなどし
 て、今後も収益の維持・拡大のため努力してまいります。また、既存店舗においては、成果をあげ
 てきた商品戦略に磨きをかけるとともに、昨年1月に稼働した「GINZA LoveLoveアプリ」をさらに
 改善・活用することで、販促にかかる費用を下げながら集客力と顧客満足度の向上を目指し、業績
 の向上を図ってまいります。インターネットショップ事業においては、人員体制を強化して、業績
 の向上を目指してまいります。
  美容事業においては、3月にコスメティック事業部を新設いたしました。韓国のL&P COSMETIC社
 との関係深化を図り、日本最大の化粧品口コミサイト「@cosme(アットコスメ)」で高い評価を獲
 得している化粧品ブランド「メディヒール」の総輸入代理店として、利益率の向上、販路の拡大、
 日本国内でのブランディングやマーケティングを含めた包括的な営業活動を行っております。その
 中でコスメティック事業部の売上高も伸長しており、組織を強化してさらなる成長を目指してまい
 ります。
  人材事業においては、5月に新幹線教育グループとの合弁会社、株式会社リニアスタッフを設立
 し、8月には業務に必要な許認可を取得いたしました。新幹線教育グループの外国人労働者の獲得
 ノウハウとセキドが運営するGINZA LoveLoveで働く外国人労働者の教育ノウハウを基に、近年、小
 売業を中心に構造的人材不足となっている社会問題を解決することを事業目的としておりました




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が、新型コロナウイルスの影響によって状況が変わり、多くの優秀な日本人労働者、日本国内にい
る外国人労働者や留学生が仕事をできない、あるいは本来やりたい仕事に就けないという新たな社
会問題が表面化しており、どちらの問題も解決できる事業となることを目指してまいります。
 いずれの事業においても、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けることが予想されま
すが、「中期経営計画」に沿って進んでおります既存事業と新規事業の取り組みを通じて、業績と
企業価値の向上に努め、今後も引き続き東京証券取引所第二部上場を維持するよう努めてまいる所
存であります。株主の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしました
が、引き続き格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
                                          以 上




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