9861 吉野家HD 2021-04-06 16:00:00
2021年2月期通期連結業績予想および営業外収益、特別損失計上に関するお知らせ [pdf]

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                                                                         2021 年4月6日

                                     会 社 名       株式会社         吉野家ホールディングス
                                     代表者名        代表取締役社長                  河村    泰貴
                                                 (    コード番号      9861         東証一部)
                                     問合せ先        常務取締役                    小澤 典裕
03
                                                 (    TEL       03-5651-8771      )



          2021 年 2 月期通期連結業績予想および営業外収益、特別損失計上に関するお知らせ


     当社は、最近の業績動向や営業外収益および特別損失の計上により 2020 年7月 28 日に公表いたしました
2021 年2月期(2020 年3月1日~2021 年2月 28 日)の業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知
らせいたします。


                                       記




1. 業績予想
(1)2021 年2月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年3月1日~2021 年2月 28 日)
                    売   上     高    営 業 利 益     経 常 利 益       親会社株主に帰属する        1 株当たり
                                                             当 期 純 利 益         当期純利益
                         百万円          百万円            百万円           百万円            円   銭
前 回 発 表 予 想 ( A)
                        172,300      △8,700      △7,800           △9,000        △139.30
今 回 修 正 予 想 ( B)        170,348      △5,335      △1,964           △7,503        △116.09
増 減 額 ( B― A)           △1,951         3,364         5,835          1,496
増     減   率   (%)           △1.1           ―            ―                ―
(参考)前期実績
   (2020 年2月期)
                        216,201        3,926         3,369              713       11.04


(2)修正の理由
      2021年2月期の通期連結業績見通しは、新型コロナウイルス感染症の拡大影響が継続すると見込み、
     連結売上高は前期に対して下半期90%の水準で推移すると仮定し試算しておりました。損益面について
     は、大幅な客数減の影響や、第1四半期における緊急事態対策関連コストの負担影響を考慮し、親会社
     株主に帰属する当期純利益は△9,000百万円と見込んでおりました。
      連結売上高は、第3四半期における国内吉野家の新商品導入および販売施策が堅調に推移したこと
     や、アメリカ・中国を中心とした海外セグメントの売上高が回復したことにより回復基調となりました
     が、2021年1月の緊急事態宣言による各自治体からの営業時間の短縮要請影響もあり、前回発表予想を
  1,951百万円下回る見込みです。損益面については、仕入れコストの低減を含む全社的なコストダウンの
  迅速かつ強力な実行の成果が表れたことに加え、各セグメントで原価ロスや労働時間数などのコストコ
  ントロールが奏功したことにより、下期において営業利益が黒字に転ずる見込みです。
   収益力の回復に加え、助成金収入などを営業外収益に計上したこともあり、経常利益は前回発表予想
  を大きく上回る見込みです。また、固定資産の減損損失などを特別損失に計上したものの、親会社株主
  に帰属する当期純利益も前回発表予想を上回る見込みです。


2. 営業外収益の内訳と理由
   各自治体からの営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金や休業に伴う雇用調整助成金など 3,275 百万
  円を営業外収益に計上する見込みです。


3. 特別損失の内訳と理由
(1)連結決算
   新型コロナウイルス感染拡大による影響で当期において閉鎖した店舗の撤去費用や、収益性の低下が
  みられる店舗などについての将来価値を検討した結果、総額 4,528 百万円の減損損失を特別損失に計上
  することといたしました。
(2)個別決算
   当社子会社の収益性・財政状態を総合的に勘案した結果、当社が保有する関係会社株式について減損
  処理を行い、子会社株式評価損 3,756 百万円を計上することといたしました。


(注)業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の

様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。



                                                    以上