9861 吉野家HD 2020-10-09 16:00:00
2021年2月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月9日
上場会社名 株式会社 吉野家ホールディングス 上場取引所 東
コード番号 9861 URL http://www.yoshinoya-holdings.com
代表者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)河村 泰貴
問合せ先責任者 (役職名)グループ財務経理本部長 (氏名)鵜澤 武雄 TEL 03-5651-8800
四半期報告書提出予定日 2020年10月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第2四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年8月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第2四半期 81,988 △23.4 △5,970 ― △5,004 ― △5,708 ―
2020年2月期第2四半期 107,066 6.7 2,936 ― 3,023 808.6 1,879 ―
(注) 包括利益 2021年2月期第2四半期 △6,000 百万円 ( ―%) 2020年2月期第2四半期 1,698 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円銭 円銭
2021年2月期第2四半期 △88.33 ―
2020年2月期第2四半期 29.10 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第2四半期 134,072 41,853 30.8
2020年2月期 126,167 48,385 37.9
(参考) 自己資本 2021年2月期第2四半期 41,282 百万円 2020年2月期 47,796 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年2月期 ― 10.00 ― 10.00 20.00
2021年2月期 ― 0.00
2021年2月期(予想) ― 未定 未定
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 172,300 △20.3 △8,700 ― △7,800 ― △9,000 ― △139.30
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規―社 (社名) 、除外1社 (社名)株式会社アークミール
(注)詳細は、添付資料P.11「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連
結累計期間における重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期2Q 65,129,558株 2020年2月期 65,129,558株
② 期末自己株式数 2021年2月期2Q 489,020株 2020年2月期 518,674株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期2Q 64,622,784株 2020年2月期2Q 64,588,744株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想に関する事項については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………P.4
(4)新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報 …………………………………………………P.4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P.5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………P.5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………P.7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………P.9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………P.11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P.11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P.11
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) …………………………………………P.11
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………P.11
(四半期連結損益計算書関係) ………………………………………………………………………P.11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………P.12
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年8月31日まで)の連結業績は、連結売上高が819億88百万
円(前年同期比23.4%減)、連結営業損失59億70百万円(前年同期は連結営業利益29億36百万円)、連結経常損失
50億4百万円(前年同期は連結経常利益30億23百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は57億8百万円(前
年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益18億79百万円)と減収・減益となりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大影響に伴い、グループ各社で店舗の休業・営業時間の短縮を実施したことによ
り、売上高は前年同期に対して大幅な減収となりました。国内においては緊急事態宣言の解除以降、海外において
は外出禁止令の解除以降、徐々に営業再開が進み売上高は回復基調となりましたが、前年の水準を下回っておりま
す。
コスト面では、賃料減額交渉や管理可能経費の削減などに加え、グループ全体で構造改革に取り組みコスト削減
を進めております。また、売上高の減少に対し、当期はキャッシュ・フローを重視し当初計画していた出店・改装
投資も抑制し、不採算または売上高の回復が見込めない店舗については閉店を進めております。しかしながら上述
のコスト削減策を実施したものの、売上高の大幅な減少や、閉店や店舗資産の収益力の低下に伴う減損損失および
新型コロナウイルス感染症による損失など総額21億42百万円を特別損失として計上したことにより、親会社株主に
帰属する四半期純損失は前年同期に対して75億87百万円の減益となりました。なお、営業外収益として、助成金等
収入8億60百万円を、また、各国政府や各行政の指示・ガイドラインに従い休業した店舗の休業期間中に発生した
固定費の一部を新型コロナウイルス感染症による損失5億95百万円として計上しております。
引き続き各セグメントにおいて、感染症拡大の予防に努めながら、テイクアウト商品の拡充、デリバリー対応店
舗の拡大や、機動的に販売施策を展開することで売上高の回復を図るとともに、連結売上高が前期に対して90%の
水準であっても利益を創出するべく損益分岐点の引き下げに努めてまいります。
セグメント概況につきましては、次のとおりであります。
[吉野家]
売上高は、518億86百万円と、対前年同期比5.2%の減収となりました。
全国一斉休校を受け、お子様の食事の準備にご負担が増加すると考え、3月には「お子様の食事支援」と「ご家庭
の食事支援」を、4月には外出自粛要請の拡大や緊急事態宣言を受け「牛丼テイクアウト15%オフキャンペーン」の
実施や「テイクアウト限定ファミリーセット」を販売するなど、食のインフラとして各種支援策を機動的に実施しな
がら、店内飲食からテイクアウトへと変化する顧客ニーズに迅速な対応をいたしました。また、宅配需要の高まりに
対応するため、宅配サービス対応店舗を645店舗へと積極的に拡大し、各種キャンペーンを実施いたしました。商品
施策としては、3月から「朝牛セット」を、4月から「肉だく牛丼」や「スタミナ超特盛丼」を、6月から期間限定
で「牛たん麦とろ御膳」を、8月から「肉だく牛カレー」を販売いたしました。また、販売施策としては、5月と7
月に昨年大変ご好評をいただいた「ポケ盛」キャンペーンを、6月には「超特盛祭」を実施いたしました。しかしな
がら、店舗の営業時間の短縮などにより、既存店売上高前年比は91.9%となりました。セグメント利益は減収に加
え、販売促進費ならびにテイクアウト用包材等のコスト増により5億89百万円と、前年同期に比べ27億円の減益とな
りました。同期間の店舗数は、17店舗を出店し、18店舗を閉鎖した結果、1,213店舗となりました。
[はなまる]
売上高は、95億17百万円と、対前年同期比40.1%の減収となりました。
減収の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い商業施設内店舗の大規模な休業や営業時間の短縮を行
ったことにより、既存店売上高前年比が6割の水準へと大幅に減少したことであります。商業施設の営業再開に伴い
売上高は第2四半期以降回復傾向にあるものの、都市部への通勤人口の減少やフードコートの客席稼働率の低下とい
った厳しい状況が続いております。商品施策としては、3月には「とろ玉フェア」を、6月には「冷かけフェア」
を、8月には「清涼辛旨!冷やし担々フェア」を実施いたしました。販売施策としては、3月にはご好評をいただい
ている「天ぷら定期券」を販売し、7月には「コウペンちゃん はなまる日和」とのコラボキャンペーンを実施いた
しました。テイクアウト・デリバリー需要の高まりに対応するため、新たに「テイクアウト専用の500円(税込)メ
ニュー」を販売し、デリバリー対応店舗を191店(前期末+95店)に拡大いたしました。これらに加え「天ぷら定期
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
券」の期間の延長やかけうどんの価格改定を行うなど、機動的に施策を展開いたしました。しかしながらセグメント
損失は21億66百万円と、前年同期に比べ33億75百万円の減益となりました。同期間の店舗数は、13店舗を出店し、26
店舗を閉鎖した結果、509店舗となりました。
[京樽]
売上高は、85億61百万円と、対前年同期比40.2%の減収となりました。
減収の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い店舗の大規模な休業や営業時間の短縮を行ったことに
より、既存店売上高前年比が6割の水準へと大幅に減少したことや、外出自粛要請に伴いイベントによる弁当販売が
減少したことであります。商業施設の営業再開に伴いテイクアウト事業を中心に売上高は回復傾向にあるものの、ア
ルコール需要の減少により外食事業の売上高は厳しい状況が続いております。テイクアウト・デリバリー需要の高ま
りに対応するため、全業態において「すしパーティーセット」や、海鮮三崎港にて「ちらしずしのタネ」を販売する
など、テイクアウト商品の充実を図りながら、デリバリー対応店舗を71店(前期末+69店)に拡大いたしました。ま
た、「静岡県産“わら焼”カツオ」など、産地にこだわった旬の食材を用いた季節メニューを各業態で販売いたしま
した。販売施策としては、テイクアウト事業において、「創業88周年記念祭あかふじセール」やご好評をいただいて
いる「中巻セール」、外食事業における「本まぐろ祭」「(赤皿)99円セール」などを実施いたしました。しかしな
がらセグメント損失は18億34百万円と、前年同期に比べ21億66百万円の減益となりました。同期間の店舗数は、11店
舗を出店し、21店舗を閉鎖した結果、325店舗となりました。
[海外]
売上高は、90億14百万円と、対前年同期比16.6%の減収となりました。
減収の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い各エリアにおいて外出禁止令が発令されたことによ
り、店舗の大規模な休業や営業時間の短縮を行ったことであります。アメリカは店内飲食の禁止は続いておりますが
テイクアウト需要を獲得できており売上高は前年の水準まで回復しておりますが、営業再開が進む中国や、感染拡大
が続くアセアンは、売上高が前年を下回って推移しております。休業・営業時間短縮による大幅な減収によりセグメ
ント損失は、90百万円と、前年同期に比べ6億30百万円の減益となりました。同期間の店舗数は、29店舗を出店し、
67店舗を閉鎖した結果、956店舗となりました。なお、海外は暦年決算のため1月~6月の実績を取り込んでおりま
す。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ79億4百万円増加し、1,340億72百万円となり
ました。
これは主に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に鑑み、事業に必要な資金を安定的に確保するために金融機関
からの資金調達を実施したことによる現金及び預金が119億92百万円増加したこと、一方で、有形固定資産について、
アークミールの連結除外や、退店等により51億88百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ144億36百万円増加し、922億18百万円となりました。これは主に、上記資金調達
等により、短期借入金が128億91百万円増加、長期借入金が80億40百万円増加したこと、一方で、アークミール除外
による負債の減少等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ65億31百万円減少し、418億53百万円となり、自己資本比率は、前連結会計年
度末比で7.1%減少し30.8%となりました。
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結売上高は、前期に対し、第1四半期75.2%、第2四半期78.0%、第2四半期累計76.6%で推移しました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各国政府や自治体の要請に対し、大規模な店舗の休業・営業時間短縮を実
施したことにより大きな影響を受けました。国内においては、緊急事態宣言の順次解除に伴い売上高は緩やかな回
復基調となりましたが、テレワークの継続や店舗のソーシャルディスタンスの確保、夜間に外出を控える状況は続
いており、8月においても店内飲食は前年の水準を下回っております。
海外(決算期1~12月)においては、エリアにより感染症の進行状況が異なっております。アメリカは店内飲食
の禁止は続いておりますが、テイクアウト需要を獲得できており売上高は前年の水準まで回復しております。中国
は3月以降に大半の店舗が営業再開し売上高は緩やかな回復基調となっておりますが、前年の水準には回復してお
りません。アセアンは、エリア毎に感染拡大時期が異なっており、マレーシアは経済活動を再開しましたが、イン
ドネシアなどでは依然感染拡大が継続しております。
連結売上高は、今後緩やかな回復が見込まれるものの、今期中に前年の水準にまで回復することは難しいと見込
んでおります。損益面については、大幅な客数減の影響により減益となりますが、下半期は上半期には実行が難し
かった店内飲食を獲得するための商品導入や各種キャンペーンを機動的に実施することによる客数回復に加え、仕
入れコストの低減を含む全社的なコストダウンの迅速かつ強力な実行により上半期より改善する見通しでおりま
す。また、実際の売上高の回復状況にあわせて変更いたしますが、国内外の直営店舗で最大150店舗規模の閉店を見
込んでおります。
グループ全体でのコスト構造を全面的に見直すことで、連結売上高が前期に対して90%の水準であっても利益を
創出するべく損益分岐点の引き下げに努めてまいります。なお、2021年2月期の連結業績予想は2020年7月28日の
開示から変更はございません。
(4)新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、当社事業を取り巻く環境について先行き不透明な状況が生じて
います。
当社グループではお客様、従業員の安全・健康を第一に考え、各国政府や各行政の指示・ガイドラインに従い、店
舗の一時休業や営業時間の短縮等を行うほか、本社部門においてはテレワークや時差通勤の推進等により感染拡大防
止に努めております。しかしながら更なる感染拡大や長期化が実現した場合には、世界的な経済活動の停滞に伴う個
人消費の低迷により、当社グループの業績や財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 22,604 34,597
受取手形及び売掛金 8,005 6,571
商品及び製品 3,262 3,374
仕掛品 66 64
原材料及び貯蔵品 3,657 4,875
その他 3,716 3,791
貸倒引当金 △8 △7
流動資産合計 41,303 53,267
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 28,706 26,904
使用権資産(純額) 2,586 2,265
その他(純額) 20,302 17,237
有形固定資産合計 51,595 46,407
無形固定資産
のれん 1,797 1,669
その他 3,435 3,093
無形固定資産合計 5,233 4,763
投資その他の資産
投資有価証券 3,666 3,338
差入保証金 15,916 13,970
繰延税金資産 3,376 4,707
その他 5,119 7,717
貸倒引当金 △45 △98
投資その他の資産合計 28,034 29,634
固定資産合計 84,863 80,805
資産合計 126,167 134,072
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,313 5,430
短期借入金 6,265 19,156
1年内返済予定の長期借入金 5,793 5,881
リース債務 2,633 2,312
未払法人税等 691 240
賞与引当金 1,405 1,053
役員賞与引当金 10 9
株主優待引当金 285 260
資産除去債務 43 344
その他 14,521 10,534
流動負債合計 37,963 45,223
固定負債
長期借入金 27,757 35,798
リース債務 7,616 7,526
退職給付に係る負債 623 275
資産除去債務 2,978 2,573
その他 843 822
固定負債合計 39,818 46,995
負債合計 77,782 92,218
純資産の部
株主資本
資本金 10,265 10,265
資本剰余金 11,504 11,539
利益剰余金 29,332 22,978
自己株式 △639 △603
株主資本合計 50,463 44,179
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △10 0
為替換算調整勘定 △2,631 △2,861
退職給付に係る調整累計額 △24 △35
その他の包括利益累計額合計 △2,666 △2,897
非支配株主持分 588 571
純資産合計 48,385 41,853
負債純資産合計 126,167 134,072
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
売上高 107,066 81,988
売上原価 37,541 31,103
売上総利益 69,524 50,885
販売費及び一般管理費 66,588 56,855
営業利益又は営業損失(△) 2,936 △5,970
営業外収益
受取利息 25 42
受取配当金 47 0
賃貸収入 172 217
持分法による投資利益 47 -
助成金等収入 - ※1 860
雑収入 442 685
営業外収益合計 735 1,807
営業外費用
支払利息 264 255
為替差損 76 13
賃貸費用 130 126
持分法による投資損失 - 256
雑損失 178 187
営業外費用合計 649 841
経常利益又は経常損失(△) 3,023 △5,004
特別利益
固定資産売却益 5 20
特別利益合計 5 20
特別損失
減損損失 231 1,416
契約解約損 4 130
新型コロナウイルス感染症による損失 - ※2 595
特別損失合計 235 2,142
税金等調整前四半期純利益又は
2,793 △7,125
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 990 172
法人税等調整額 △79 △1,534
法人税等合計 911 △1,361
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,881 △5,763
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
1 △55
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
1,879 △5,708
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,881 △5,763
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △5 9
為替換算調整勘定 △120 △150
退職給付に係る調整額 1 △11
持分法適用会社に対する持分相当額 △58 △84
その他の包括利益合計 △183 △236
四半期包括利益 1,698 △6,000
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,701 △5,940
非支配株主に係る四半期包括利益 △3 △59
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
2,793 △7,125
半期純損失(△)
減価償却費 3,776 3,579
のれん償却額 112 124
貸倒引当金の増減額(△は減少) △22 53
賞与引当金の増減額(△は減少) 138 △249
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △15 △1
株主優待引当金の増減額(△は減少) 9 △21
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1 △5
受取利息及び受取配当金 △72 △43
支払利息 264 255
持分法による投資損益(△は益) △47 256
助成金等収入 - △860
固定資産売却損益(△は益) △5 △20
減損損失 231 1,416
新型コロナウイルス感染症による損失 - 595
売上債権の増減額(△は増加) △449 1,617
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,402 △1,455
仕入債務の増減額(△は減少) 1,482 △808
未収入金の増減額(△は増加) △97 26
未払消費税等の増減額(△は減少) 472 △546
その他 1,008 △621
小計 8,175 △3,834
利息及び配当金の受取額 74 33
利息の支払額 △254 △259
助成金等の受取額 - 620
新型コロナウイルス感染症による損失の支払額 - △540
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) 363 △389
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,358 △4,369
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △7 △5
定期預金の払戻による収入 87 23
有形固定資産の取得による支出 △3,786 △3,273
有形固定資産の売却による収入 330 40
無形固定資産の取得による支出 △1,139 △248
無形固定資産の売却による収入 97 0
資産除去債務の履行による支出 △70 △69
差入保証金の差入による支出 △373 △156
差入保証金の回収による収入 302 193
貸付けによる支出 △26 △65
貸付金の回収による収入 47 422
投資不動産の売却による収入 - 13
関係会社株式の取得による支出 △5 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△110 -
る支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
122 -
る収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
- △1,242
る支出
その他 14 1
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,517 △4,366
財務活動によるキャッシュ・フロー
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △827 △1,353
短期借入金の純増減額(△は減少) 127 13,494
長期借入れによる収入 7,030 13,944
長期借入金の返済による支出 △2,769 △4,577
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△17 -
による支出
配当金の支払額 △648 △648
その他 △1 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,895 20,858
現金及び現金同等物に係る換算差額 △53 △75
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,682 12,046
現金及び現金同等物の期首残高 15,660 21,500
現金及び現金同等物の四半期末残高 22,343 33,546
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
第1四半期連結会計期間において、当社の特定子会社であった株式会社アークミールは、2020年2月29日に全
株式の譲渡を完了しております。それに伴い、同社を、第1四半期連結会計期間より、連結の範囲から除外して
おります。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は、国内においては5月25日の緊急事態宣言解除以降、感染の二
次拡大により、一時的に売上高が減少したものの、徐々に改善に向かっており、今後もさらに改善に向かうと考え
られますが、感染のさらなる拡大の懸念や海外の状況等、依然近未来を測定するには不透明な状況が続くと想定し
ております。
当連結会計年度以降の事業及び業績の回復見通しについては、緊急事態宣言解除後の日本国内における回復状
況や、海外における回復状況も踏まえ、事業ごとに回復シナリオを複数用意し、グループとしてとりまとめを行っ
ております。
結果、2020年度の連結売上高は、徐々に回復はするものの、2019年度対比12%減と見込んでおります(なお、
2020年2月29日に株式譲渡した(株)アークミールの売上高影響は除外して計算しております)。店内飲食の回復等、
施策を進めてまいりますが、現時点の事業ごとの売上推移から2021年度で全事業が19年度水準まで戻るとは見込ま
ず、2022年度に新型コロナウイルス感染拡大以前と同等になると想定をおいております。また損益においては、
2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大影響による売上高減少や一時休業等の影響により、連結営業損失87億円
を見込んでおります。現在、売上高獲得施策等に加え、コストセーブ策を推進し、仮に売上高が想定通りの回復に
至らなくても以前の収益力が獲得できる様、構造改革を進めております。これにより、2022年度には売上高同様に
損益についても2019年度水準に改善・回復すると想定しております。
当第2四半期連結累計期間の減損損失は、閉店や上述の通り事業ごとの測定の結果等により14億16百万円(前年
同期は2億31百万円)を計上しております。また、繰延税金資産については、新型コロナウイルス感染症による影
響を反映した今後の業績見通しおよび将来収益力等を勘案して回収可能性を判断しておりますが、当第2四半期連
結累計期間に発生した繰越欠損金の影響により追加計上となっております。
なお、上述の仮定は現時点の判断であり、今後の状況次第では、見直しの可能性があります。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 助成金等収入
新型コロナウイルス感染症に伴う特例措置による政府及び各自治体からの雇用調整助成金収入等の金額
であります。
※2 新型コロナウイルス感染症による損失
新型コロナウイルス感染症に対する各国政府や各行政の指示・ガイドラインに従い、店舗の一時休業や
営業時間の短縮等を実施いたしました。そのうち一部の店舗の休業期間中に発生した固定費(人件費・地
代家賃・減価償却費等)を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失に計上しております。
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
アーク (注)1 (注)2 計上額
吉野家 はなまる 京樽 海外 計 (注)3
ミール
売上高
外部顧客への
54,195 15,757 14,221 10,804 10,215 105,195 1,870 107,066 ― 107,066
売上高
セグメント間
の内部売上高 518 138 88 ― 43 789 464 1,253 △1,253 ―
又は振替高
計 54,714 15,896 14,310 10,804 10,259 105,985 2,334 108,319 △1,253 107,066
セグメント利益
3,289 1,208 331 539 △239 5,130 60 5,190 △2,254 2,936
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社14社を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,254百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
△2,298百万円、セグメント間取引消去134百万円及びのれんの償却額△89百万円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社 吉野家ホールディングス(9861) 2021年2月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
吉野家 はなまる 京樽 海外 計 (注)3
売上高
外部顧客への
51,400 9,417 8,511 9,014 78,343 3,645 81,988 ― 81,988
売上高
セグメント間
の内部売上高 485 100 49 ― 635 401 1,036 △1,036 ―
又は振替高
計 51,886 9,517 8,561 9,014 78,979 4,046 83,025 △1,036 81,988
セグメント利益
589 △2,166 △1,834 △90 △3,502 △321 △3,824 △2,146 △5,970
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社15社を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,146百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
△2,218百万円、セグメント間取引消去172百万円及びのれんの償却額△99百万円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社の連結子会社であった株式会社アークミールは、第1四半期連結会計期間より連結の範囲から除外された
ため、第1四半期連結会計期間より「アークミール」を報告セグメントから除外しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
吉野家 はなまる 京樽 海外 計
減損損失 283 138 408 532 1,362 10 42 1,416
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