2021年2月期 第１四半期決算補足資料
2020年7月28日
証券コード：9861
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第1四半期実績サマリー
2021年2月期第1四半期実績
連結売上高396億円 前年差▲131億円 前年比75.2％
（内アークミール株式譲渡による影響▲52億円 ▲10.0％）
• 新型コロナウイルス感染症拡大による
既存店売上高影響 前年差▲90億円 前年比80.3％
吉野家▲11億円、はなまる▲45億円、京樽▲27億円、海外▲5億円
• 出店40店 退店60店
出店による売上貢献+1.7億円、閉店による売上影響 ▲3億円
経常損失▲42億円 前年差▲55億円
（内アークミール株式譲渡による影響+1.4億円）
• 売上高大幅減少による利益影響▲44億円
• コロナ禍での時短、自主休業に伴う一過性コスト▲9.3億円
• テイクアウト需要増、感染拡大に係る費用▲3.5億円
• 緊急事態対策コスト削減効果12億円
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国内事業既存店売上高推移
国内主要3社既存店売上高前年比
◆吉野家は健闘、商業施設店舗が多い はなまる・京樽が大苦戦
120.0% 111.3% 109.5%
108.2% 107.3% 98.2%
97.9%
96.0% 92.7% 87.7%
100.0%
80.0%
売上影響
▲85億円
60.0%
40.0%
20.0%
緊急事態 緊急事態 東京アラート
0.0% 一斉休校
宣言 宣言解除 解除
19/10月 19/11月 19/12月 20/1月 20/2月 20/3月 20/4月 20/5月 20/6月
吉野家 はなまる 京樽
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海外事業既存店売上高推移
海外事業既存店売上高前年比
◆中国は営業再開後3カ月でも前年80％水準の回復に留まる
120.0% ロックダウン
TO販売のみ
100.0%
80.0%
直営売上
60.0% 影響
▲５億円
40.0%
20.0% 6月影響
ロックダウン
7/25頃更新
ロックダウン
0.0%
20/1月 20/2月 20/3月 20/4月 20/5月 20/6月
中国 アメリカ アセアン
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緊急事態対応
雇用の維持を最優先
• 機動的な施策の実行（感染症拡大防止と食の提供）
子供支援、ご家庭支援、テイクアウト強化
雇用維持への取り組み
小学校休校に伴う子供の送迎に対し特別手当・特別休暇を支給
休業店舗の従業員をスーパーへ派遣
政府・自治体の要請に応じた休業・販売形態の変更
グループ最大1700店規模の休業・営業時間短縮
感染症拡大防止への協力
「全国学童保育連絡協議会」へマスク10万枚を寄付
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第１四半期経営方針
キャッシュフローを重視し、
急激な状況変化にスピーディに対応
投資の抑制
新規出店・改装投資（C&C含む）の抑制
• グループ全体のコストコントロール
新店経費・人件費・管理可能経費抑制・賃料交渉
• 手元流動性の確保
総額230億円の資金調達を実行 （第１四半期実績200億円）
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第1四半期実施施策
支援策・販売施策
◆各種支援策実施、テイクアウト施策・メニューの強化
お子様支援
ご家庭食事支援
ポケ盛牛丼（テイクアウト）
テイクアウト500円弁当
©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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第1四半期実施施策②
テイクアウト・デリバリー
売上は4月以降テイクアウト・デリバリー共に前期末から200％で伸長
250.0%
テイクアウト売上前期末対比 デリバリー売上前期末対比
250.0%
200.0% 200.0%
150.0% 150.0%
100.0% 100.0%
50.0% 50.0%
2月 3月 4月 5月 6月 2月 3月 4月 5月 6月
800
グループデリバリー店舗数推移
27 吉野家は前期からの活動でテイク
2 149 アウト・デリバリー需要を獲得
96
400
デリバリ―
対応店舗は
はなまる・京樽は開拓余地があり
461 546
1.3倍に増加
0
第2四半期以降デリバリー店舗拡大
前期末 5月末
吉野家 はなまる 京樽 &テイクアウト用商品開発を進める
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第1四半期実施施策③
冷凍牛丼
◆内食需要を捉え前年比154.8%で推移、引き続き強化
３カ月で冷凍牛丼７００万食突破！
冷凍食品売上前年比 ① 冷凍牛丼による内食需要
180.0% ② テイクアウト・デリバリー
による中食需要の取込みを実施
160.0%
140.0%
第2四半期はこれらに加え新たな需
120.0%
要獲得のため
100.0% ③ チルド弁当の開発に着手
2月 3月 4月 5月
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第1四半期実施施策④
コスト削減策 ◆ 緊急事態対策によるコスト削減効果第1四半期▲12億円
① 人件費抑制
残業低減・役員報酬減額 ⇒第1四半期△1.2億円 年間△ 6.7億円
② 経費・固定費の抑制
賃料減額交渉 経費抑制 ⇒第1四半期△4.6億円 年間△15.2億円
③ 休業による政府支援の活用
雇用調整助成金 ⇒第1四半期△6.4億円 年間△ 6.5億円
その他各国政府支援 中国・シンガポール他
④ 投資の抑制 総額△90億円（当初計画差）
雇用の維持・継続を最優先（休業補償や特別手当の支給）
急激な売上変動に伴う人件費コントロール、食材ロスには課題
感染症対策等の営業継続費用の増加
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業績予想の前提条件
売上高回復見込
下半期売上高前年比90％水準で推移すると設定
2021年2月期 第1四半期 2021年2月期
3月 4～5月 第2四半期 下半期
影響小 影響大 影響中 緩やかに回復
国内 宣言解除後 売上前年比90％
商業施設を中心 緊急事態宣言
営業再開 で推移、店内飲食
に影響発生 以降影響甚大
店内飲食影響有 緩やかに回復
1月 2～3月 4～6月 7～12月
影響無し 影響大 影響中 緩やかに回復
海外 中国・米国
正月以降 中国閉店 中国・米国回復
回復基調
好調に推移 他の国へ拡大 アセアン影響有
アセアン回復遅れ
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第1四半期実績と第2四半期見通し
営業再開により第2四半期の連結売上高は前年比87％と見込む
コスト削減策を推進し営業利益は第1四半期対比＋31億円の改善
（単位：百万円、％）
第1四半期 第2四半期 上期
2021年2月期 対前年 対前年 対前年
実績 見通し 見通し
増減高 増減率 増減高 増減率 増減高 増減率
売上高 39,681 △ 7,825 △16.5 43,219 △ 6,093 △12.4 82,900 △ 13,919 △14.4
営業利益 △ 4,955 △ 6,146 ー △ 1,843 △ 3,827 ー △ 6,800 △ 9,975 ー
経常利益 △ 4,278 △ 5,682 ー △ 1,621 △ 3,472 ー △ 5,900 △ 9,154 ー
親会社株主に帰属する
△ 4,087 △ 4,978 ー △ 3,213 △ 4,032 ー △ 7,300 △ 9,010 ー
当期純利益
（対前年はアークミールセグメントの影響を除く）
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2021年2月期 連結通期見通し
売上高は下期も影響を受け前年比90％と見込む
回復に合わせ施策を展開、営業利益は上期対比＋49億円の改善
国内外最大150店の閉店を織り込む
（単位：百万円、％）
上期 下期 通期
2021年2月期 対前年 対前年 対前年
実績 見通し 見通し
増減高 増減率 増減高 増減率 増減高 増減率
売上高 82,900 △ 13,919 △14.4 89,400 △ 10,092 △10.1 172,300 △ 24,011 △12.2
営業利益 △ 6,800 △ 9,975 ー △ 1,900 △ 2,960 ー △ 8,700 △ 12,935 ー
経常利益 △ 5,900 △ 9,154 ー △ 1,900 △ 3,230 ー △ 7,800 △ 12,384 ー
親会社株主に帰属する
当期純利益 △ 7,300 △ 9,010 ー △ 1,700 △ 502 ー △ 9,000 △ 9,512 ー
（対前年はアークミールセグメントの影響を除く）
配当政策 厳しい経営環境を鑑み配当は中間無配・期末未定とする
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Appendix） 2021年2月期第１四半期実績
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国内店舗 休業・時短状況
4～5月は国内約1,000店を休業・時短 6月は営業再開が進む
吉野家は休業・時短 最大247店
はなまる・京樽は商業施設の出店が影響し、9割が休業・時短となる
（店舗）
500
450 453
450
400
350
320 316
263 254
300 289
247
250
160
202
212
200 182
150 177 261
141 110
99
100 151 199
80 187
61 156
95
50 60 94 108
50 61 70
31 20 15 28
0 11 5
3月 4月 5月 ６月 3月 4月 5月 ６月 3月 4月 5月 ６月
吉野家 はなまる 京樽
休業 時短 合計
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海外店舗 休業・時短状況(12月決算）
4月以降営業再開が進むも、エリアにより再開状況にバラつき
中国は営業再開が進み、アメリカはテイクアウト限定営業が継続する
アセアンは営業再開が遅れる
（店舗）
700
600 578
529
500
448
323
400
300 318 500
200
146 152 145
133
255 103
100 77 111 126
56 58 59 95 142
130 94
70 4 52 54 55
29 0 0 38 35 26
0 9 4
7 4 4 4 3
2月 3月 4月 5月 6月 2月 3月 4月 5月 6月 2月 3月 4月 5月 6月
中国 アメリカ アセアン
休業 時短 合計
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2021年2月期 第１四半期PL
◆新型コロナ感染拡大による既存店売上影響▲90億円
緊急事態対策によるコスト削減効果▲12億円
（単位：百万円、％）
第１四半期 2020/第１四半期 増減 アークミール影響
2021年2月期
実績 営収比 実績 営収比 前期比 前期差 前期比 前期差
売上高 39,681 100.0 52,799 100.0 75.2 △ 13,117 △ 10.0 △ 5,292
営業利益 △ 4,955 △ 12.5 1,044 2.0 ー △ 5,999 +0.3 +147
経常利益 △ 4,278 △ 10.8 1,254 2.4 ー △ 5,533 +0.3 +149
特別損益 △ 988 2,470.0 △ 40 △ 0.1 ー △ 948 +0.2 △9
親会社株主に帰属する
△ 4,087 △ 10.3 1,097 2.1 ー △ 5,184 △ 0.4 △ 206
当期純利益
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セグメント売上高増減
吉野家は健闘するも、はなまる・京樽大幅減収
海外（1～12月決算）は第2四半期以降も売上減少影響が継続する見込
（百万円）
▲13,117
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セグメント利益増減
ディスカウントや休業・時短営業による利益悪化に加え、
包材費・営業継続費用の増加により大幅減益
（百万円）
▲5,999
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B/S概要
手元流動性確保の為、総額230億円の資金調達を実行済み
（第１四半期実績200億円）
（単位：百万円）
21/第１四半期 20/2月期 対前年増減
総 資 産 133,362 126,167 +7,194
流動資産 50,714 41,303 +9,410
固定資産 82,648 84,863 △2,215
（内現金及び預金） 32,755 22,604 +10,150
負債 89,855 77,782 +12,073
流動負債 44,378 37,963 +6,415
固定負債 45,476 39,818 +5,657
（内有利子負債） 57,625 39,817 +17,808
純 資 産 43,506 48,385 △4,878
株主資本 45,728 50,463 △4,878
非支配株主持分合計 598 588 10
自己資本比率 32.2% 37.9% △ 5.7%
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セグメント別出退店 実績
新型コロナ感染拡大を受け出店を抑制
20年
第1四半
前期末 出店 退店 増減 第1四半期末
期実績 増減
吉 野 家 1,214 7 4 1,217 +3 +1
は な ま る 522 7 4 525 +3 +12
京 樽 335 5 11 329 ▲6 ▲7
海 外 994 20 30 984 ▲ 10 +44
そ の 他 258 1 11 248 ▲ 10 +0
連 結 合 計 3,323 40 60 3,303 ▲ 20 +50
※アークミールの株式譲渡による影響除く
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