9850 グルメ杵屋 2020-05-21 17:00:00
2020年3月期通期業績と前年実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                                         2020 年5月 21 日
各       位
                                         会    社    名     株   式       会     社    グ        ル    メ     杵   屋

                                         代 表 者 名         代表 取締役社 長                   椋    本         充   士

                                         ( コ ー ド 番 号          9 8 5 0                東 証 第 一 部 )

                                         本社 所在地          大阪市住之江区北加賀屋三丁目4番7号

                                         問 合 せ 先         責任者役職名          経理・システム部門担当取締役

                                                         氏       名                   寺   岡          成   晃

                                                         電       話       0 6 − 6 6 8 3 − 1 2 2 2 ㈹



            2020 年3月期通期業績と前年実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ


    2020 年3月 25 日に公表いたしました通期(2019 年4月 1 日∼2020 年3月 31 日)の業績予想につきましては、
未定とさせていただきましたが、本日公表の通期業績と前年実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。また、下記のとおり特別損失を計上しましたので、併せてお知らせいたします。


                                        記
1.2020 年3月期通期連結業績と前年実績値との差異(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
                                                                                     (単位:百万円)
                                                             親会社株主に帰属                     1 株当たり
                      売   上 高      営 業 利 益    経常利益
                                                             する当期純利益                      当期純利益

    前年実績値       (A)       41,047        727            746                     330                14.64 円


    当期実績値       (B)       38,971       △251        △209                   △1,089              △48.28 円


    増   減 額   (B−A)       △2,075       △979        △955                   △1,420                        −


    増   減 率     (%)        △5.1          −              −                      −                        −




2.2020 年3月期通期個別業績と前年実績値との差異(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
                                                              (単位:百万円)
                      売   上 高      経常利益       当期純利益          1 株当たり当期純利益

    前年実績値       (A)        1,935        363            158                  7.01 円


    当期実績値       (B)        1,933        601       △1,131                 △50.10 円


    増   減 額   (B−A)          △2         238       △1,289                             −


    増   減 率     (%)        △0.1        65.6             −                            −
3.差異の理由
(連結)
  連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の流行拡大が当社グループの事業に多大な影響を及ぼし
ております。
  レストラン事業につきましては、店舗数減に伴う売上高の減少及び人手不足による人件費上昇の影響に加え、
 新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、3月の既存店前年同月比で売上高が 57.0%に落ち込みました。
  機内食事業につきましても、関西国際空港における中国便及び東南アジア・中東便等でのインバウンドの搭
 乗客の増加が続いたことで好調に推移しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、各国での
 渡航制限がかかる中、中国路線を始めとする国際路線が大幅な減便となり、3月の前年同月比で売上高が 30.3%
 に落ち込みました。
  これらの要因により、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益は、前年実績値を大きく下回りました。ま
 た、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、後述の特別損失の計上によりさらに前年実績値を大き
 く下回る結果となりました。
(個別)
  個別業績につきましては、経費削減に努め、コストコントロールの効果が及び経常利益は前年実績を大きく
 上回りましたが、後述のとおり、子会社の業績悪化に伴う減損損失及び引当金等の特別損失の計上により当期
 純利益は前年実績値を大きく下回る結果となりました。


4.特別損失の計上について
(連結)
 連結業績につきましては、特別損失として、レストラン店舗の業績及び今後の見通し等を勘案し、当社保有資
産であるレストラン店舗設備の減損損失4憶 23 百万円を計上しました。また、子会社である株式会社銀座田中
屋につきましても業績及び今後の見通し等を勘案し、当該子会社の保有する固定資産の減損損失 70 百万円の計
上及びのれんの減損損失 119 百万円を計上しました。
(個別)
  個別業績につきましては、特別損失として、連結業績と同様に当社保有資産であるレストラン店舗設備の減
 損損失4億 23 百万円を計上しました。この他、業績悪化した子会社の財務状況等を勘案したうえで、当該子会
 社に対する貸付債権に伴う貸倒引当金繰入額2憶 35 百万円及び子会社支援損失引当金繰入額8億 24 百万円並
 びに当社保有の当該子会社株式に対する投資有価証券評価損2億 30 百万円を計上しました。


                                                    以上