9845 パーカー 2019-08-05 16:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月5日
上場会社名 株式会社パーカーコーポレーション 上場取引所 東
コード番号 9845 URL https://www.parkercorp.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)里見 嘉重
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員業務本部長 (氏名)橋本 一徳 TEL 03-5644-0600
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 12,173 △1.9 692 △32.3 764 △35.6 504 △38.4
2019年3月期第1四半期 12,415 6.4 1,022 9.1 1,187 9.9 818 12.2
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 387百万円 (83.3%) 2019年3月期第1四半期 211百万円 (△85.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 19.61 -
2019年3月期第1四半期 31.61 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 50,617 31,401 57.1
2019年3月期 51,449 31,198 55.9
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 28,878百万円 2019年3月期 28,757百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 6.00 - 6.50 12.50
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 6.50 - 6.50 13.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 51,000 △1.4 3,750 △4.9 3,900 △6.6 2,600 △4.4 101.12
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 26,801,452株 2019年3月期 26,801,452株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 1,088,325株 2019年3月期 1,088,325株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 25,713,127株 2019年3月期1Q 25,893,822株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社パーカーコーポレーション(9845) 2020年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社パーカーコーポレーション(9845) 2020年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の減速に伴う輸出の低迷に起因した製造業の弱さが
みられるものの、雇用・所得環境の改善により、全体として緩やかな回復基調で推移しました。世界経済におきま
しては、米国での減税効果の剥落による成長鈍化、欧州における英国のEU離脱問題、中国での貿易摩擦激化による
景気減速、東アジアの地政学リスクの高まり等を背景に、景気は先行き不透明な状況が続いております。
このような経済情勢の下、当社グループは主力の自動車業界や電器・電子部品業界のグローバルな市場動向に注
視しながら、事業セグメントごとに顧客により密着した事業活動を展開してまいりました。その一環として、国内
事業の競争力強化と海外収益の拡大を経営方針としてより一層のマーケティング力の強化を図り、市場性のある製
品開発を推進しております。
この結果、当社グループの第1四半期の連結業績は、売上高は12,173百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益
は692百万円(同32.3%減)、経常利益は764百万円(同35.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は504百
万円(同38.4%減)となりました。
セグメントごとの経営成績につきましては、次のとおりであります。
・機械部門
主力の国内外向け自動車用内装製造設備の製造販売は、ユーザーの開発日程ずれ等の影響により前年同期の規模
ほどなく、減収減益となりました。
当部門の売上高は609百万円(同25.5%減)、営業利益は△18百万円(前年同期の営業利益は100百万円)となり
ました。
・化成品部門
国内外の自動車業界向けの製造販売は、主要自動車メーカー向けの販売の減少と原材料の仕入価格高騰等によ
り、減収減益となりました。
当部門の売上高は3,963百万円(同4.4%減)、営業利益は172百万円(同46.4%減)となりました。
・化学品部門
国内市場向けの一般工業用ケミカル及び大型洗浄設備の販売は堅調に推移しましたが、付加価値の高い輸出関連
の販売が減少した事、原材料コストと経費の増加により減益となりました。
当部門の売上高は1,738百万円(同3.5%増)となり、営業利益は76百万円(同49.6%減)となりました。
・産業用素材部門
自動車用防音材の製造販売は、前年の期中に新規採用された製品の販売が期初から売上に寄与しました。また家
電用防音材の製造販売は、欧州の猛暑の影響もありましたが、東南アジアにおける顧客の生産調整等もあったた
め、増収減益となりました。
当部門の売上高は4,273百万円(同1.9%増)となり、営業利益は298百万円(同2.3%減)となりました。
・化工品部門
海外でのIT需要の低迷により、電子部品関連の製造販売は低調で推移しましたが、国内各種メンテナンス用ケミ
カル販売は好調に推移し、増収増益となりました。
当部門の売上高は1,047百万円(同0.2%増)となり、営業利益は118百万円(同13.6%増)となりました。
・その他部門
中国やロシアからの輸入販売が、堅調に推移した事により、増収増益となりました。
当部門の売上高は541百万円(同1.2%増)となり、営業利益は44百万円(同20.9%増)となりました。
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株式会社パーカーコーポレーション(9845) 2020年3月期第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ831百万円減少し、50,617百万円と
なりました。主な要因は、建設仮勘定の増加(426百万円)がありましたが、現金及び預金の減少(298百万円)、
保有株式の時価の下落による投資有価証券の減少(490百万円)によるものです。
負債合計は前連結会計年度末と比べ1,035百万円減少し、19,215百万円となりました。主な要因は、短期借入金
の減少(182百万円)、未払法人税等の減少(247百万円)、支給に伴う賞与引当金の減少(325百万円)、繰延税
金負債の減少(123百万円)によるものです。
純資産合計は前連結会計年度末と比べ203百万円増加し、31,401百万円となりました。主な要因は、その他有価
証券評価差額金の減少(374百万円)がありましたが、利益剰余金の増加(337百万円)によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結会計期間における業績は概ね計画通りに推移しており、前回公表の計画(2019年5月13日付決
算短信)に修正はありません。また今後におきましても、経済環境や市場動向、特に米国による制裁関税対象の拡
大と自動車の関税や数量規制を巡るトランプ政権の動向を注視し、業績予想の適切な開示に努めてまいります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,152 10,854
受取手形及び売掛金 12,836 12,294
商品及び製品 3,409 3,398
仕掛品 446 482
原材料及び貯蔵品 1,213 1,313
その他 1,141 1,043
貸倒引当金 △11 △11
流動資産合計 30,188 29,374
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 8,446 8,521
減価償却累計額 △5,569 △5,658
建物及び構築物(純額) 2,877 2,863
機械装置及び運搬具 7,294 7,644
減価償却累計額 △5,510 △5,823
機械装置及び運搬具(純額) 1,784 1,820
土地 6,308 6,316
リース資産 632 586
減価償却累計額 △285 △271
リース資産(純額) 346 314
建設仮勘定 1,061 1,487
その他 3,622 3,674
減価償却累計額 △3,045 △3,104
その他(純額) 576 570
有形固定資産合計 12,954 13,373
無形固定資産
借地権 128 128
その他 473 490
無形固定資産合計 602 618
投資その他の資産
投資有価証券 5,898 5,408
長期貸付金 262 263
繰延税金資産 251 256
その他 1,379 1,411
貸倒引当金 △89 △89
投資その他の資産合計 7,703 7,250
固定資産合計 21,260 21,242
資産合計 51,449 50,617
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,017 8,433
短期借入金 2,612 2,430
1年内返済予定の長期借入金 1,381 1,362
リース債務 170 173
未払法人税等 558 311
賞与引当金 724 399
その他 1,469 1,977
流動負債合計 15,934 15,087
固定負債
長期借入金 1,527 1,499
リース債務 204 166
繰延税金負債 768 645
役員退職慰労引当金 159 113
退職給付に係る負債 1,581 1,621
資産除去債務 16 16
その他 58 64
固定負債合計 4,316 4,127
負債合計 20,251 19,215
純資産の部
株主資本
資本金 2,201 2,201
資本剰余金 2,477 2,477
利益剰余金 21,093 21,430
自己株式 △307 △307
株主資本合計 25,465 25,802
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,206 2,831
繰延ヘッジ損益 △1 △1
為替換算調整勘定 88 246
退職給付に係る調整累計額 △0 △1
その他の包括利益累計額合計 3,292 3,076
非支配株主持分 2,440 2,523
純資産合計 31,198 31,401
負債純資産合計 51,449 50,617
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 12,415 12,173
売上原価 9,102 9,182
売上総利益 3,312 2,990
販売費及び一般管理費 2,289 2,298
営業利益 1,022 692
営業外収益
受取利息 9 8
受取配当金 42 41
持分法による投資利益 41 24
為替差益 10 -
貸倒引当金戻入額 49 -
その他 26 29
営業外収益合計 180 103
営業外費用
支払利息 11 10
為替差損 - 15
その他 3 5
営業外費用合計 15 31
経常利益 1,187 764
特別利益
固定資産売却益 1 3
特別利益合計 1 3
特別損失
固定資産売却損 0 0
固定資産除却損 1 0
特別損失合計 2 0
税金等調整前四半期純利益 1,186 767
法人税、住民税及び事業税 282 191
法人税等調整額 △12 △4
法人税等合計 270 186
四半期純利益 916 580
非支配株主に帰属する四半期純利益 97 76
親会社株主に帰属する四半期純利益 818 504
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株式会社パーカーコーポレーション(9845) 2020年3月期第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 916 580
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △360 △275
繰延ヘッジ損益 2 △0
為替換算調整勘定 △247 187
退職給付に係る調整額 △0 △0
持分法適用会社に対する持分相当額 △100 △104
その他の包括利益合計 △705 △193
四半期包括利益 211 387
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 181 287
非支配株主に係る四半期包括利益 29 99
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株式会社パーカーコーポレーション(9845) 2020年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他
合計 調整額 計算書
化成品 化学品 産業用 化工品 (注)1
機械部門
部門 部門 素材部門 部門
計 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 817 4,145 1,679 4,192 1,045 11,880 534 12,415 - 12,415
セグメント間の内部売上高
133 48 22 1 0 206 196 402 △402 -
又は振替高
計 951 4,194 1,701 4,194 1,045 12,086 730 12,817 △402 12,415
セグメント利益 100 322 152 305 104 985 36 1,022 - 1,022
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油関連商品・不動産賃貸を含
んでおります。
2 報告セグメントの利益と四半期連結損益計算書の営業利益との差額は、「その他」の区分の利益でありま
す。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他
合計 調整額 計算書
化成品 化学品 産業用 化工品 (注)1
機械部門
部門 部門 素材部門 部門
計 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 609 3,963 1,738 4,273 1,047 11,632 541 12,173 - 12,173
セグメント間の内部売上高
10 39 22 2 1 76 211 287 △287 -
又は振替高
計 619 4,002 1,761 4,275 1,048 11,708 753 12,461 △287 12,173
セグメント利益又は損失
△18 172 76 298 118 647 44 692 - 692
(△)
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油関連商品・不動産賃貸を含
んでおります。
2 報告セグメントの利益又は損失と四半期連結損益計算書の営業利益との差額は、「その他」の区分の利益で
あります。
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