9843 ニトリHD 2019-10-02 15:00:00
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月2日
上 場 会 社 名 株式会社ニトリホールディングス 上場取引所 東・札
コ ー ド 番 号 9843 URL https://www.nitorihd.co.jp/
代表取締役社長
代 表 者 (役職名) (氏名) 白井 俊之
兼最高執行責任者(COO)
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部ゼネラルマネジャー (氏名) 善治 正臣 (TEL) 03-6741-1204
四半期報告書提出予定日 2019年10月3日 配当支払開始予定日 2019年10月23日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年2月期第2四半期の連結業績(2019年2月21日~2019年8月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第2四半期 321,598 6.6 55,577 △0.6 56,540 △0.4 36,847 △2.9
2019年2月期第2四半期 301,694 6.3 55,890 16.1 56,759 16.7 37,958 8.3
(注) 包括利益 2020年2月期第2四半期 35,176百万円( △5.7%) 2019年2月期第2四半期 37,306百万円( 25.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年2月期第2四半期 328.10 327.34
2019年2月期第2四半期 338.71 337.43
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年2月期第2四半期 641,867 531,132 82.7
2019年2月期 619,286 500,192 80.7
(参考) 自己資本 2020年2月期第2四半期 530,745百万円 2019年2月期 499,721百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年2月期 - 47.00 50.00 97.00
2020年2月期 - 54.00
2020年2月期(予想) - 54.00 108.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年2月期の連結業績予想(2019年2月21日~2020年2月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 643,000 5.7 104,000 3.2 106,000 2.9 71,500 4.9 636.28
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期2Q 114,443,496株 2019年2月期 114,443,496株
② 期末自己株式数 2020年2月期2Q 2,071,918株 2019年2月期 2,221,818株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期2Q 112,308,336株 2019年2月期2Q 112,068,726株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(業績予想の適切な利用に関する説明)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提とな
る条件等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 8
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………‥ 8
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 8
1
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2019年2月21日から2019年8月20日)におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが
続いているものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調で推移いたしま
した。一方で、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策
に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響など、依然として不透明な状態が続いております。
家具・インテリア業界におきましても、業態を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コストの上昇等が
続いております。
このような環境のなか、営業概況といたしましては、キッチン用品や家電、ダイニング家具、ベッドルーム家具
が好調に推移いたしましたが、梅雨明けの遅れや天候不順の影響により、前年好調だった季節商品の一部が低調と
なりました。販売費及び一般管理費につきましては、物流業界における人手不足や賃金上昇等による発送配達費や
前年同期の6店舗に対して当第2四半期累計期間では15店舗の既存店の計画的改装を行ったため、展示什器費等が
増加いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,215億98百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は555億
77百万円(前年同期比0.6%減)、経常利益は565億40百万円(前年同期比0.4%減)、親会社株主に帰属する四半期
純利益は368億47百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
① 家具・インテリア用品の販売
当社グループ(当社及び当社の関係会社)の取り組みといたしましては、グローバルな事業環境や著しく変化す
る外部環境に対応した基盤作りを行う組織として前年度にグローバル商品本部を設置し、さらなるバーティカルマ
ーチャンダイジングを推進するとともに、商品梱包のダウンサイジング等による物流コストの低減、グローバル商
品開発に向けて原材料の統一化や商品の共通化に努めてまいりました。
当第2四半期連結累計期間における販売実績といたしましては、ホームファッション商品では、汚れに強く手入
れがしやすいキッチンマットなどのキッチン用品や収納ボックス等のインドア用品、モバイルバッテリーの機能も
兼ね備えた充電式ハンディファンや洗濯機、冷蔵庫等の生活家電が好調に推移いたしました。家具につきましては、
自社開発のベッドマットレス「Nスリープ」シリーズや、座面が広くゆったりくつろげるロータイプのダイニング
セット「リラックス」シリーズがテレビCM等の効果もあり、売上を牽引いたしました。また、今夏の季節の商品
企画につきましては、ブルー&ホワイトを基調に海辺のモチーフをあしらった「SEA」シリーズ、及びグリーンを基
調とした南国リゾートの彩りの「Tropical」シリーズがご好評いただき、昨年を大きく上回る販売実績となりまし
た。
その他の取り組みといたしましては、写真や画像データから同一または類似する商品を検索できる画像検索エン
ジン「Image Search」の日本初導入に取り組んでまいりました。今秋には「ニトリ公式スマートフォンアプリ」に
搭載を予定しており、雑誌やインターネット上の写真やスクリーンショット画像などを元に、当社の取扱い商品の
中から同一・類似商品を検索・表示し、そのままネットショップでお買い上げいただくことが可能になります。ま
た、従業員向けアプリにも搭載を予定しており、商品検索やコーディネート提案力の向上から接客品質の向上につ
なげてまいります。
当第2四半期連結累計期間における国内の出店状況につきましては、店舗数は14店舗増加し519店舗となりまし
た。海外の出店状況につきましては、台湾で2店舗、中国で1店舗を出店し、台湾で1店舗、米国で1店舗を閉店
した結果、店舗数は台湾32店舗、米国2店舗、中国38店舗と合わせて72店舗となり、当第2四半期連結累計期間末
における国内・海外の合計店舗数は591店舗となりました。
。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は3,153億7百万円(前年同
期比6.8%増)となりました。
② その他
不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当第2四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は、62億90百
万円(前年同期比4.1%減)となりました。
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ225億80百万円増加し、6,418億67百万円となり
ました。これは主として、現金及び預金が367億64百万円増加した一方で、流動資産のその他が101億35百万円減少し
たことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ83億60百万円減少し、1,107億34百万円となりました。これは主として、未払金が
72億62百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ309億40百万円増加し、5,311億32百万円となりました。これは主として、利益
剰余金が312億36百万円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年4月8日付の2019年2月期決算短信で発表いたしました通期の業績予想に変更はありません。
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月20日) (2019年8月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 102,345 139,110
受取手形及び売掛金 24,818 27,728
商品及び製品 59,184 49,410
仕掛品 153 194
原材料及び貯蔵品 3,570 3,216
為替予約 - 399
その他 20,969 10,834
流動資産合計 211,042 230,893
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 115,868 111,487
土地 171,342 171,846
その他(純額) 14,830 19,992
有形固定資産合計 302,041 303,326
無形固定資産 18,857 21,661
投資その他の資産
投資有価証券 26,103 25,333
長期貸付金 778 754
差入保証金 14,268 13,506
敷金 22,908 23,128
繰延税金資産 11,905 11,718
その他 11,380 11,544
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 87,344 85,985
固定資産合計 408,244 410,973
資産合計 619,286 641,867
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 20,956 16,959
短期借入金 2,639 2,746
リース債務 187 1,416
未払金 23,752 16,489
未払法人税等 19,472 19,044
賞与引当金 4,206 3,324
ポイント引当金 2,014 3,034
株主優待費用引当金 343 198
資産除去債務 - 22
その他 21,444 22,384
流動負債合計 95,016 85,619
4
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2020年2月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月20日) (2019年8月20日)
固定負債
長期借入金 6,028 5,024
リース債務 1,956 6,204
役員退職慰労引当金 228 228
退職給付に係る負債 3,202 1,075
資産除去債務 5,365 5,428
その他 7,296 7,152
固定負債合計 24,078 25,114
負債合計 119,094 110,734
純資産の部
株主資本
資本金 13,370 13,370
資本剰余金 19,841 20,779
利益剰余金 472,755 503,992
自己株式 △7,727 △7,206
株主資本合計 498,240 530,935
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 947 572
繰延ヘッジ損益 - 277
為替換算調整勘定 901 △691
退職給付に係る調整累計額 △367 △348
その他の包括利益累計額合計 1,481 △189
新株予約権 470 386
純資産合計 500,192 531,132
負債純資産合計 619,286 641,867
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年2月21日 (自 2019年2月21日
至 2018年8月20日) 至 2019年8月20日)
売上高 301,694 321,598
売上原価 136,018 147,595
売上総利益 165,676 174,003
販売費及び一般管理費 109,786 118,425
営業利益 55,890 55,577
営業外収益
受取利息 248 226
受取配当金 28 28
持分法による投資利益 151 219
為替差益 16 -
自動販売機収入 117 117
有価物売却益 193 194
その他 339 398
営業外収益合計 1,095 1,183
営業外費用
支払利息 51 145
為替差損 - 5
その他 174 70
営業外費用合計 225 221
経常利益 56,759 56,540
特別利益
固定資産売却益 6 315
新株予約権戻入益 6 1
違約金収入 16 -
受取和解金 24 -
特別利益合計 54 317
特別損失
固定資産除売却損 8 24
減損損失 0 1,120
持分変動損失 167 114
損害賠償金 - 85
解約損失引当金繰入額 - 648
その他 23 -
特別損失合計 200 1,993
税金等調整前四半期純利益 56,613 54,864
法人税等 18,654 18,016
四半期純利益 37,958 36,847
親会社株主に帰属する四半期純利益 37,958 36,847
6
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年2月21日 (自 2019年2月21日
至 2018年8月20日) 至 2019年8月20日)
四半期純利益 37,958 36,847
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 137 △374
繰延ヘッジ損益 704 277
為替換算調整勘定 △1,513 △1,593
退職給付に係る調整額 19 19
その他の包括利益合計 △652 △1,671
四半期包括利益 37,306 35,176
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 37,306 35,176
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2020年2月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間の期首より、IFRS第
16号「リース」を適用しております。これにより、リースの借手は原則としてすべてのリースについて資産及び負
債として認識することといたしました。本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている、当該会計基
準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。また、過去にIAS第17号を適用してオ
ペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについては、適用開始日に使用権資産及びリース負債を認
識しております。
その結果、当該会計基準の適用に伴い、四半期連結貸借対照表上、有形固定資産のその他(純額)が4,809百万
円、流動負債及び固定負債のリース債務がそれぞれ1,213百万円、4,284百万円増加しております。
また、この変更による当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
(『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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