9843 ニトリHD 2021-06-30 15:00:00
2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年6月30日
上 場 会 社 名 株式会社ニトリホールディングス 上場取引所 東・札
コ ー ド 番 号 9843 URL https://www.nitorihd.co.jp/
代表取締役社長
代 表 者 (役職名) (氏名) 白井 俊之
兼最高執行責任者(COO)
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部ゼネラルマネジャー (氏名) 善治 正臣 (TEL) 03-6741-1204
四半期報告書提出予定日 2021年6月30日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2022年2月期第1四半期の連結業績(2021年2月21日~2021年5月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年2月期第1四半期 215,461 24.0 42,788 15.0 43,451 16.3 29,108 14.1
2021年2月期第1四半期 173,780 3.9 37,216 22.3 37,361 21.6 25,519 25.4
(注) 包括利益 2022年2月期第1四半期 33,543百万円( 19.7%) 2021年2月期第1四半期 28,011百万円( 34.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年2月期第1四半期 257.96 -
2021年2月期第1四半期 226.73 226.42
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年2月期第1四半期 939,821 669,268 71.2
2021年2月期 936,770 642,096 68.5
(参考) 自己資本 2022年2月期第1四半期 669,268百万円 2021年2月期 642,096百万円
(注) 株式会社島忠との企業結合について前連結会計年度から引き続き暫定的な会計処理を行っておりますが、当第1
四半期連結会計期間において取得原価の配分の一部見直し及び子会社株式の追加取得を行っており、2021年2月
期に係る各数値については、これらの内容を反映させております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年2月期 - 57.00 - 66.00 123.00
2022年2月期 -
2022年2月期(予想) 70.00 - 70.00 140.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年2月期の連結業績予想(2021年2月21日~2022年2月20日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 434,500 19.9 75,000 △6.9 76,100 △6.1 50,800 2.1 449.87
通期 873,600 21.9 143,900 4.5 146,400 5.8 98,600 7.0 873.17
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 、 除外 -社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年2月期1Q 114,443,496株 2021年2月期 114,443,496株
② 期末自己株式数 2022年2月期1Q 1,521,602株 2021年2月期 1,619,063株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年2月期1Q 112,840,595株 2021年2月期1Q 112,552,732株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(業績予想の適切な利用に関する説明)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提とな
る条件等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 10
1
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2021年2月21日から2021年5月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染症の世界的な流行の影響を受け、経済活動の停滞が続くなど厳しい状況となりました。
家具・インテリア業界におきましては、巣ごもり消費や新しい生活様式の定着により引き続き家具・インテリア
商品等に対する需要は高いものの、業種業態の垣根を越えた販売競争の激化や人手不足による人件費の高騰及び物
流コストの上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のなか、ニトリグループでは、生活関連用品の安定供給という社会的なインフラとしての役割を
全うするため、ソーシャルディスタンスの確保や店舗設備の消毒・清掃の強化、手洗い・手指消毒の励行など感染
拡大防止策を講じながら営業を継続してまいりました。
当社は、前連結会計年度に株式会社島忠を連結子会社とし、従来の家具・インテリア用品に加えて、ホームセン
ター商材や一般商材へ事業領域を拡大し、お客様へ住まいに関する包括的なサービスを提供することで、様々なラ
イフスタイルに対応した事業展開を推進しております。当第1四半期連結累計期間におきましては、シナジー早期
実現に向けた取り組みの第一歩として、島忠の店舗にてニトリの商品の一部の取り扱いを開始いたしました。今後
も、商品開発から物流及び、出店政策に至るまでの社内統合推進体制を強化し、事業のさらなる発展及び企業価値
の最大化を図ってまいります。
当第1四半期連結累計期間における主な経営成績は次のとおりであります。
前第1四半期 当第1四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
(百万円) (%)
(百万円) (百万円)
売上高 173,780 215,461 41,681 24.0
営業利益 37,216 42,788 5,572 15.0
(利益率) (21.4%) (19.9%) (-) (-)
経常利益 37,361 43,451 6,090 16.3
親会社株主に帰属する
25,519 29,108 3,588 14.1
四半期純利益
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、当社グループの報告セグメントは、従来「家具・インテリア用品の販売事業」の1つとしておりましたが、
前連結会計年度において株式会社島忠を連結子会社化したことに伴い、前連結会計年度末より「ニトリ事業」、
「島忠事業」の2つへ変更しております。
前第1四半期 当第1四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
(百万円) (%)
(百万円) (百万円)
売上高 173,780 177,957 4,177 2.4
ニトリ事業
営業利益 37,216 41,182 3,966 10.6
売上高 - 37,741 37,741 -
島忠事業
営業利益 - 1,605 1,607 -
① ニトリ事業
国内の営業概況といたしましては、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴いニトリ、デコホーム、
Nプラスの各店舗合計で最大30店舗が休業を余儀なくされたことに加え、企業の転勤数の減少や大学授業における
オンライン化などによる新生活需要減退も重なり、既存店売上高が前年を下回る状況となりました。一方、EC事業
につきましては、お客様のニーズに合わせたサービス強化として「新生活の必需品」特集を通販WEBサイトに掲載す
るなどの取り組みを継続し、家具・ホームファッション商品ともに好調に推移いたしました。その結果、当第1四
半期連結累計期間におけるEC事業売上高は、195億円(前期比15.9%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における販売実績といたしましては、昼はソファ、夜はベッドとして使用可能な「ベ
ッドソファB1-USB」や型のバリエーションを追加したダイニング家具「Nコレクション」及び壁に穴を開けずに設
2
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
置できる「壁面つっぱりシェルフNポルダ」等の売上が大きく伸長いたしました。
また、新しい買い方のご提案として、バーチャルショールームのサービスを開始いたしました。当サービスは、
実店舗に行かなくてもスマートフォン等の画面を通じてニトリのコーディネートルームを歩いているかのような感
覚で買い物ができるなど、お客様により便利で楽しんでいただける買い物環境を提供しております。また、2025年
までに2,500万人を目標としているアプリ会員数は、当第1四半期連結会計期間末で1,005万人となりました。引き
続き、オンラインとオフラインの融合施策やデジタルトランスフォーメーションを推進し、お客様との継続的な関
係性の構築と、買い物利便性の向上に努めてまいります。
海外の営業概況といたしましては、既存店ベースで伸長したことに加え、中国における大手EC事業運営会社であ
る京東の通販WEBサイトへの出店をはじめとした新規事業の立ち上げや、新店における売上が計画を上回ったこと等
から、大幅増収となりました。また、値引き販売の抑制による売上総利益率の向上や、DCの適正化、店舗・物流オ
ペレーションの効率化による販管費比率の改善が進みました。しかし、地域により新型コロナウイルス感染症によ
る影響は予断を許さない状況が続いているため、引き続き改善を進めてまいります。
② 島忠事業
営業概況といたしましては、特にホームセンター商材の園芸用品やグリーンなどが好調に推移しております。ま
た、ニトリでご好評をいただいていておりますダイニング家具「Nコレクション」、ソファ「Nポケット」、ベッ
ドマットレス「Nスリープ」、接触冷感素材を使用した機能性商品「Nクール」シリーズ、大型・小型の家電、キ
ッチン用品などの一部商品について島忠の店舗でも販売を開始いたしました。
店舗の出退店の状況は次のとおりであります。
2021年2月20日 2021年5月20日
出店 退店
店舗数 店舗数
ニトリ(EXPRESS含む) 467 +9 △1 475
デコホーム 106 +2 △1 107
台湾 35 +2 - 37
米国 2 - - 2
中国 34 +2 - 36
Nプラス 17 - - 17
ニトリ事業 661 +15 △2 674
島忠事業 61 - - 61
合計 722 +15 △2 735
当社では、社会貢献のバロメーターは増え続けるお客様の数であるとし、より多くのお客様に豊かな暮らしを提
供すべく、日本そして世界へと店舗展開を拡大し、グローバルチェーンの整備を進めてまいりました。今後も引き
続き、お客様数の増加と買い物利便性向上のため、事業領域と店舗網の拡大を進めてまいります。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ30億51百万円増加し、9,398億21百万円となり
ました。これは主として、受取手形及び売掛金が90億75百万円増加した一方で、有価証券が77億91百万円減少した
ことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ241億20百万円減少し、2,705億53百万円となりました。これは主として、法人
税の申告納付により未払法人税等が157億99百万円、未払金が102億17百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ271億71百万円増加し、6,692億68百万円となりました。これは主として、利
益剰余金が209億72百万円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月31日付の2021年2月期決算短信で発表いたしました第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想に変
更はありません。
3
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年2月20日) (2021年5月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 158,577 157,364
受取手形及び売掛金 37,806 46,882
有価証券 7,791 -
商品及び製品 76,133 76,084
仕掛品 200 190
原材料及び貯蔵品 4,403 4,423
その他 17,843 22,087
貸倒引当金 △5 △4
流動資産合計 302,750 307,029
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 182,503 181,553
土地 271,613 272,926
その他(純額) 28,377 27,481
有形固定資産合計 482,494 481,961
無形固定資産
のれん 25,676 24,392
その他 17,083 16,995
無形固定資産合計 42,759 41,387
投資その他の資産
投資有価証券 25,727 26,089
長期貸付金 665 654
差入保証金 19,858 19,451
敷金 28,945 29,046
繰延税金資産 18,639 18,927
その他 14,999 15,346
貸倒引当金 △72 △72
投資その他の資産合計 108,765 109,443
固定資産合計 634,019 632,792
資産合計 936,770 939,821
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 44,554 44,801
短期借入金 48,715 48,732
リース債務 1,570 1,621
未払金 82,694 72,476
未払法人税等 30,351 14,552
賞与引当金 5,120 7,024
ポイント引当金 2,669 3,347
株主優待費用引当金 463 280
その他 39,388 39,261
流動負債合計 255,527 232,099
4
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年2月20日) (2021年5月20日)
固定負債
長期借入金 2,000 1,000
リース債務 5,875 5,980
役員退職慰労引当金 228 228
退職給付に係る負債 5,186 5,311
資産除去債務 14,910 15,050
その他 10,945 10,882
固定負債合計 39,146 38,453
負債合計 294,673 270,553
純資産の部
株主資本
資本金 13,370 13,370
資本剰余金 26,255 26,814
利益剰余金 612,082 633,054
自己株式 △8,971 △7,766
株主資本合計 642,737 665,473
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 690 1,243
繰延ヘッジ損益 - △37
為替換算調整勘定 △1,122 2,783
退職給付に係る調整累計額 △208 △194
その他の包括利益累計額合計 △640 3,794
純資産合計 642,096 669,268
負債純資産合計 936,770 939,821
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年2月21日 (自 2021年2月21日
至 2020年5月20日) 至 2021年5月20日)
売上高 173,780 215,461
売上原価 76,006 100,878
売上総利益 97,774 114,583
販売費及び一般管理費 60,557 71,794
営業利益 37,216 42,788
営業外収益
受取利息 134 105
受取配当金 - 0
持分法による投資利益 - 138
為替差益 222 27
補助金収入 87 181
違約金収入 141 -
自動販売機収入 55 86
有価物売却益 48 49
その他 97 239
営業外収益合計 786 827
営業外費用
支払利息 75 83
持分法による投資損失 327 -
その他 238 80
営業外費用合計 641 163
経常利益 37,361 43,451
特別利益
固定資産売却益 - 5
新株予約権戻入益 0 -
賃貸借契約解約益 400 -
特別利益合計 400 5
特別損失
固定資産除売却損 - 1
減損損失 622 51
持分変動損失 14 11
特別損失合計 636 63
税金等調整前四半期純利益 37,124 43,393
法人税等 11,605 14,285
四半期純利益 25,519 29,108
親会社株主に帰属する四半期純利益 25,519 29,108
6
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年2月21日 (自 2021年2月21日
至 2020年5月20日) 至 2021年5月20日)
四半期純利益 25,519 29,108
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △283 552
繰延ヘッジ損益 4,019 △37
為替換算調整勘定 △1,255 3,905
退職給付に係る調整額 11 14
その他の包括利益合計 2,491 4,435
四半期包括利益 28,011 33,543
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 28,011 33,543
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年2月21日 至 2020年5月20日)
「Ⅱ 当第1四半期連結累計期間 2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年2月21日 至 2021年5月20日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 計算書計上額
ニトリ事業 島忠事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 177,719 37,741 215,461 - 215,461
セグメント間の内部売上高又
238 - 238 △238 -
は振替高
計 177,957 37,741 215,699 △238 215,461
セグメント利益 41,182 1,605 42,788 - 42,788
(注) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループの報告セグメントは、従来「家具・インテリア用品の販売事業」の1つとしておりましたが、
前連結会計年度において株式会社島忠を連結子会社化したことに伴い、前連結会計年度末より「ニトリ事
業」、「島忠事業」の2つへ変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報を当第1四半期連結累計期間の報告セグメントの区分
方法により作成した情報については、「島忠事業」が前連結会計年度末より追加されたことから開示を行っ
ておりません。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
株式会社島忠との企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っており、当第1四
半期連結会計期間においても引き続き暫定的な会計処理を行っておりますが、直近での入手可能な合理的情
報に基づき取得原価の配分の一部見直し及び子会社株式の追加取得を実施した結果、前連結会計年度末にお
けるのれんは、31,665百万円から5,988百万円減少し、25,676百万円となりました。また、当第1四半期連結
会計期間末におけるのれんの未償却残高は、24,392百万円となっております。
詳細につきましては「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
8
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
(企業結合等関係)
1.取得原価の当初配分額に見直しがなされた場合の修正金額
2021年1月6日に行われた株式会社島忠との企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理
を行っており、当第1四半期連結会計期間においても引き続き暫定的な会計処理を行っておりますが、直近で
の入手可能な合理的情報に基づき、当第1四半期連結会計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報にお
いて、取得原価の当初配分額の一部見直しを行っております。また、下記「2.共通支配下の取引等」に記載
のとおり、支配獲得後に追加取得した持分に係るのれんについては、支配獲得時にのれんが計上されたものと
して算定しております。
これらの結果、前連結会計年度末における建物及び構築物(純額)は7,859百万円、土地は14,601百万円、未
払金は49,181百万円、資産除去債務(固定負債)は301百万円それぞれ増加し、のれんは5,988百万円、繰延税
金資産は6,749百万円、非支配株主持分は39,760百万円それぞれ減少しております。
2.共通支配下の取引等
(子会社株式の追加取得)
当社は、当社の連結子会社である株式会社島忠が2021年3月26日を効力発生日として実施した株式併合の結
果生じた1株未満の端数について、2021年4月9日付で同社との間で当該端数の譲渡に係る株式譲渡契約を締
結するとともに、会社法第235条第2項の準用する第234条第2項の規定に基づき、裁判所の許可を得て取得を
実施いたしました。その結果、株式会社島忠は当社の完全子会社となりました。
(1) 取引の概要
① 結合当事企業の名称及び事業の内容
結合当事企業の名称 株式会社島忠
事業の内容 家具・インテリア雑貨(カーテン・カーペット・インテリア小物ほか)、
ホームセンター商品(日用品・園芸・ペット・木材・金物ほか)の小売業
② 企業結合日
2021年5月14日(株式取得日)
③ 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式の取得
④ 結合後企業の名称
変更はありません。
(2) 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事
業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支
配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理しております。
なお、当該取引は2021年1月6日の公開買付けによる株式取得と一体の取引として取扱い、支配獲得後に
追加取得した持分に係るのれんについては、支配獲得時にのれんが計上されたものとして算定しておりま
す。
(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金及び預金 49,174百万円
取得原価 49,174
9
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2022年2月期 第1四半期決算短信
(重要な後発事象)
(多額な資金の借入)
当社は、株式会社島忠の株式取得資金として調達しておりました短期借入金の借り換えとして、2021年5月6
日開催の取締役会決議に基づき金銭消費貸借契約を締結し、以下のとおり長期資金の借入を実行しております。
㈱みずほ銀行、㈱三菱UFJ銀行、㈱三井住友銀行、
① 借入先
三井住友信託銀行㈱、㈱北洋銀行、㈱埼玉りそな銀行
② 借入金額 1,000億円
③ 借入実行日 2021年6月30日
④ 最終返済日 2024年6月末日
⑤ 借入利率 固定金利 (0.10%~0.23%)
⑥ 返済方法 2021年12月末日を初回とし、以後6か月毎に均等返済
⑦ 担保・保証の有無 無
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