9843 ニトリHD 2020-12-25 15:00:00
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月25日
上 場 会 社 名 株式会社ニトリホールディングス 上場取引所 東・札
コ ー ド 番 号 9843 URL https://www.nitorihd.co.jp/
代表取締役社長
代 表 者 (役職名) (氏名) 白井 俊之
兼最高執行責任者(COO)
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部ゼネラルマネジャー (氏名) 善治 正臣 (TEL) 03-6741-1204
四半期報告書提出予定日 2020年12月28日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年2月21日~2020年11月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第3四半期 540,146 12.2 118,544 40.3 119,684 39.1 76,723 33.4
2020年2月期第3四半期 481,498 7.3 84,472 8.3 86,043 8.0 57,507 10.5
(注) 包括利益 2021年2月期第3四半期 75,701百万円( 33.6%) 2020年2月期第3四半期 56,644百万円( 9.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第3四半期 680.66 680.27
2020年2月期第3四半期 511.93 510.77
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第3四半期 758,874 626,851 82.6
2020年2月期 683,247 560,861 82.0
(参考) 自己資本 2021年2月期第3四半期 626,851百万円 2020年2月期 560,571百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 ― 54.00 ― 54.00 108.00
2021年2月期 ― 57.00 ―
2021年2月期(予想) 58.00 115.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年2月21日~2021年2月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 702,600 9.4 132,900 23.7 134,100 22.4 85,300 19.5 756.05
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期3Q 114,443,496株 2020年2月期 114,443,496株
② 期末自己株式数 2021年2月期3Q 1,619,703株 2020年2月期 1,975,782株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期3Q 112,719,731株 2020年2月期3Q 112,335,231株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(業績予想の適切な利用に関する説明)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提とな
る条件等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2021年2月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 8
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 8
1
株式会社ニトリホールディングス(9843)
2021年2月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年2月21日から2020年11月20日)におけるわが国経済は、個人消費や輸出に持
ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、先行きは極めて不透明な状況が続
いております。
家具・インテリア業界におきましても、業種業態の垣根を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コスト
の上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のなか、ニトリグループでは、新型コロナウイルス感染症に対して様々な感染拡大防止策を講じ
ながら、生活関連用品の安定供給を担う社会的なインフラとしての役割を強く認識し営業を継続してまいりまし
た。店舗におきましては、社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保、店舗内設備における消毒・清掃の強化、
検温、マスクの着用、手洗い消毒等を徹底しながら、お客様の安心・安全、健康面への配慮を最優先に考え取り組
むとともに、店舗外におきましても従業員が安心・安全に働ける職場環境づくりに注力し、WEB会議等を利用し
た社内外のコミュニケーションや時差出勤の推奨、従業員の健康管理の徹底等、様々な対策に努めてまいりまし
た。
営業概況といたしましては、外出自粛の動きやテレワークの浸透等を受け、これまでより多くの時間を自宅で過
ごす新しい生活様式が広がるなか、家具・インテリア用品に対する需要の増加により、消費増税前の駆け込み需要
により売上が伸長した前年同期を上回り、家具・ホームファッション商品ともに大変好調に推移いたしました。ま
た、EC事業につきましても、多くのお客様にECサイトをご利用いただいたことで売上が大きく伸長いたしまし
た。好調な売上とともに、より原価率の低い商品への入替や原材料の統一、海外サプライヤーとの共同による生産
工程の改善等による原価低減活動に継続して取り組んだことで売上総利益率の改善に繋がりました。販売費及び一
般管理費につきましては、好調なECサイトの売上により通販発送件数が大きく増加したことから商品発送作業に
関連する発送配達費や業務委託費が増加した一方で、緊急事態宣言期間中の店舗の臨時休業や営業時間の短縮等に
より、売上に占める人件費や賃借料、広告宣伝費の割合が大きく減少いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,401億46百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は
1,185億44百万円(前年同期比40.3%増)、経常利益は1,196億84百万円(前年同期比39.1%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は767億23百万円(前年同期比33.4%増)となりました。
① 家具・インテリア用品の販売
当第3四半期連結累計期間における販売実績といたしましては、巣ごもり需要の高まりやテレワークの浸透を受
け、「Nインボックス」や「Nカラボ」シリーズ等の収納整理用品やキッチン・ダイニング用品、パソコンデスク
やワークチェア等のホームオフィス家具が好調に推移いたしました。ホームオフィス家具では特に、高い通気性と
消臭・抗菌性能に優れた合成皮革を使用したワークチェア「リカルド」が順調に推移いたしました。秋冬向けの季
節商品といたしましては、例年好評を頂いております「Nウォーム」シリーズの販売を開始いたしました。2020年
モデルでは吸湿発熱素材を使用した暖かさに加え肌触りの心地よさにもこだわり、毛足を短くし触感に特徴のある
中綿を使用した「もっちり」タイプのNウォームや、保湿性を高めた「しっとり」タイプのNウォームモイスト等、
複数タイプを展開し売上を順調に伸ばしております。さらに、素材と織り方にこだわった「かるいタオル」と「全
天候型気象室によるカーテン機能評価手法[帝人ラボとの協業による遮熱保温の効果表示]」が、2020年度グッドデ
ザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。前者では、今までにない極細糸で織り
上げることで、軽くてふわふわ、乾きやすく収納しやすい新しい価値を創造したタオルとして、暮らしの快適性向
上への貢献が評価されたものであります。後者では、お客様の使用環境に近い条件下で試験を行うため帝人フロン
ティア株式会社の全天候型気象室を利用して実験を行い、これまで曖昧に表現されていたカーテンの遮熱・保温機
能の持つ省エネ効果について、室内の温度変化と節電費用の実測値を可視化した点が評価されました。
前年度より継続して取り組んでいる新たなプロトタイプ(標準型)店舗の確立につきましては、成増店をはじめ
関東の複数店舗において、商品分類や商品構成の整理、コーディネートシリーズ別の提案、プレゼンテーションの
強化を推進したほか、新たに家電商品の集積売場やベビーキッズ商品の演出売場を展開する等、トータルコーディ
ネートをより楽しんでいただける売場づくりの推進に取り組んでまいりました。引き続き多様化する住まいのニー
ズに応えるため、成功事例を新店や改装店へ拡大してまいります。
One to Oneマーケティングの取り組みといたしましては、アプリ会員限定で商品購入時にポイントを追加付与
するサービスの実施や、ご自宅の家具サイズや納品経路、設置スペースや窓のサイズを空間認識して計測できるA
R機能を搭載した「サイズwithメモ」を新機能として追加する等、お客様にとってより便利で快適な買物環境
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2021年2月期 第3四半期決算短信
の構築に努めたことで、アプリ会員数が大きく伸長いたしました。店舗とECサイトの双方を柔軟にご利用いただ
くお客様が増えるなか、ニトリアプリを通じてお客様へダイレクトコミュニケーションを行う等、引き続き効果的
なマーケティングに注力してまいります。
物流面の取り組みにつきましては、物流センターからお客様への商品供給をより安くより便利にすることを目的
とするプロジェクトを開始し、今後、自前の物流センターを新設することで既存の物流網を進化させ、長距離輸送
等の在庫移動を必要最低限度に抑えDC自前化による賃借料削減とマテハン導入による更なる作業効率化の実現を
目指してまいります。
また、当社は、株式会社島忠を当社の完全子会社とすることを目的とする取引の一環として、2020年11月16日よ
り同社の普通株式に対する公開買付けを開始いたしました。当社は、本公開買付けを通じた経営統合及び同社の完
全子会社化により、両社が強固に連携することでシナジーの実現が可能となり、従来の家具・インテリア用品に加
えて、ホームセンター商材や一般商材へ事業領域を拡大し、お客様に対して住まいに関する包括的なサービスを提
供し、お客様の様々なライフスタイルに対応した事業展開が可能になるものと考えております。
当第3四半期連結累計期間における国内店舗の状況につきましては、店舗数は22店舗増加し563店舗となりまし
た。海外店舗の状況につきましては、中国事業の基盤づくりとして、前年度より取り組んでいる既存店の改装に力
を入れ、旗艦店として位置付けた上海徐家ワイ店ではニトリのイメージを刷新するために日本の最先端店舗を再現
する等の取り組みを行い、中国の標準店として位置付けた上海七宝店ではオペレーションや売場等の標準パターン
を確立するための取り組みを行った結果、改装後の売上が大きく増加いたしました。これら店舗を収益化のモデル
店舗として、当第3四半期連結会計期間において新たに上海南翔印象城店と珠海優特広場店の2店舗を出店いたし
ました。今後、中国国内における出店加速に向け、引き続き基盤づくりの強化に努めてまいります。その他、台湾
で5店舗を出店した一方で、台湾で2店舗、中国で3店舗を閉店した結果、店舗数は台湾33店舗、米国2店舗、中
国33店舗と合わせて68店舗となり、当第3四半期連結累計期間末における国内・海外の合計店舗数は631店舗となり
ました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は、5,303億67百万円(前年
同期比12.3%増)となりました。
② その他
前年度より『トータルコーディネートの大人服』をコンセプトに、大人の女性のためのお求めやすく、着心地も
よく、気軽にカラーコーディネートができるニトリグループ発のファッションブランドN+(エヌプラス)を展開
しております。当第3四半期連結累計期間における国内の出店状況につきましては、従来のショッピングセンター
内への出店だけでなく、新たにニトリ赤羽店、ニトリ環八用賀店の両店舗内に出店する等、店舗数は7店舗増加し
11店舗となりました。
その他不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当第3四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は、97
億79百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ756億27百万円増加し、7,588億74百万円とな
りました。これは主として、現金及び預金が809億6百万円、受取手形及び売掛金が97億40百万円増加した一方で、
商品及び製品が88億17百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ96億37百万円増加し、1,320億23百万円となりました。これは主として、賞与引
当金が41億72百万円、流動負債のその他に含まれる前受金が未配達売上の増加に伴い28億29百万円増加したほか、
未払法人税等が14億88百万円増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ659億90百万円増加し、6,268億51百万円となりました。これは主として、利
益剰余金が642億19百万円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年2月期通期の連結業績予想につきましては、2020年9月25日の「2021年2月期第2四半期累計期間の連結
業績予想及び通期連結業績予想の上方修正に関するお知らせ」で公表いたしました連結業績予想から変更はありま
せん。
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2021年2月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月20日) (2020年11月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 159,190 240,097
受取手形及び売掛金 27,880 37,621
商品及び製品 61,203 52,386
仕掛品 182 166
原材料及び貯蔵品 4,127 3,168
為替予約 - 84
その他 11,010 13,241
貸倒引当金 △4 △3
流動資産合計 263,589 346,762
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 111,548 108,507
土地 173,010 174,077
その他(純額) 22,827 24,588
有形固定資産合計 307,387 307,173
無形固定資産 24,599 17,106
投資その他の資産
投資有価証券 25,535 25,182
長期貸付金 732 678
差入保証金 13,987 13,820
敷金 23,756 24,589
繰延税金資産 13,246 13,041
その他 10,429 10,520
貸倒引当金 △18 △0
投資その他の資産合計 87,670 87,832
固定資産合計 419,657 412,112
資産合計 683,247 758,874
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 19,774 18,500
短期借入金 2,787 2,718
リース債務 1,554 1,345
未払金 22,923 20,222
未払法人税等 20,224 21,712
賞与引当金 4,020 8,192
ポイント引当金 2,076 3,984
株主優待費用引当金 282 158
その他 23,420 31,703
流動負債合計 97,063 108,538
4
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2021年2月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月20日) (2020年11月20日)
固定負債
長期借入金 4,000 2,000
リース債務 6,714 5,326
役員退職慰労引当金 228 228
退職給付に係る負債 1,343 1,569
資産除去債務 5,673 7,303
その他 7,361 7,056
固定負債合計 25,322 23,485
負債合計 122,385 132,023
純資産の部
株主資本
資本金 13,370 13,370
資本剰余金 25,074 26,253
利益剰余金 532,471 596,691
自己株式 △10,875 △8,971
株主資本合計 560,042 627,344
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 750 654
繰延ヘッジ損益 - 58
為替換算調整勘定 161 △857
退職給付に係る調整累計額 △382 △348
その他の包括利益累計額合計 529 △492
新株予約権 289 -
純資産合計 560,861 626,851
負債純資産合計 683,247 758,874
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2021年2月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年2月21日 (自 2020年2月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
売上高 481,498 540,146
売上原価 217,795 231,481
売上総利益 263,702 308,665
販売費及び一般管理費 179,230 190,120
営業利益 84,472 118,544
営業外収益
受取利息 339 386
受取配当金 28 28
持分法による投資利益 517 185
為替差益 - 55
補助金収入 133 172
違約金収入 - 169
自動販売機収入 185 193
有価物売却益 286 140
その他 434 343
営業外収益合計 1,924 1,675
営業外費用
支払利息 215 219
為替差損 37 -
その他 100 316
営業外費用合計 353 535
経常利益 86,043 119,684
特別利益
賃貸借契約解約益 - 394
固定資産売却益 314 5
新株予約権戻入益 2 12
特別利益合計 317 412
特別損失
固定資産除売却損 50 20
減損損失 1,222 8,102
持分変動損失 120 38
損害賠償金 85 -
解約損失引当金繰入額 635 -
特別損失合計 2,114 8,160
税金等調整前四半期純利益 84,246 111,936
法人税等 26,738 35,213
四半期純利益 57,507 76,723
親会社株主に帰属する四半期純利益 57,507 76,723
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2021年2月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年2月21日 (自 2020年2月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
四半期純利益 57,507 76,723
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △249 △95
繰延ヘッジ損益 1,081 58
為替換算調整勘定 △1,725 △1,018
退職給付に係る調整額 29 33
その他の包括利益合計 △863 △1,022
四半期包括利益 56,644 75,701
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 56,644 75,701
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株式会社ニトリホールディングス(9843)
2021年2月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(重要な後発事象)
2020年11月27日付の厚生労働省からの通達「石綿含有製品等の製造、輸入、譲渡、提供又は使用の禁止の徹底に
ついて」を受け、当社グループ内にて検査を行った結果、珪藻土を使用する商品の一部について法令の基準を超え
る石綿(アスベスト)が含まれていることが判明したため、該当商品につきまして直ちに販売を中止し自主回収を
行うことを決定いたしました。
該当商品の回収方法や今後の対応方針については現在検討中であり、決定次第速やかに当社ホームページ上で開
示する予定でおります。
これに伴う当社グループの業績等への影響といたしましては、該当商品の返品・交換等に伴う回収費用、お客様
の信頼回復のための再発防止対策費用等の発生が見込まれております。しかしながら、現時点においては具体的対
応方針について検討中であること等から、本件に関する影響額を合理的に見積もることは困難であります。
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