9837 モリト 2020-07-13 15:00:00
2020年11月期連結業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年7月 13 日
 各    位

                                        会社名         モ リ ト 株 式 会 社
                                        代表者名        代表取締役社長 一坪 隆紀
                                                    (コード番号:9837 東証第一部)
                                        本社所在地       大阪市中央区南本町4丁目2番4号
                                        問合せ先        総務部長 辻 誠
                                                    (電話番号:06-6252-3551)




     2020 年 11 月期連結業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2020 年1月 14 日に公表した連結業績予想及び期末配当予想を下記のとおり修正いたしま
したので、お知らせいたします。


                                    記

1.業績予想の修正
 (1)2020 年 11 月期連結業績予想値の修正(2019 年 12 月1日~2020 年 11 月 30 日)
                                                     親会社株主
                                                                 1 株当たり
                  売上高        営業利益       経常利益         に帰属する
                                                                 当期純利益
                                                     当期純利益
                     百万円       百万円        百万円            百万円          円 銭
前回発表予想(A)
                    47,000     1,900      1,900          1,450        52.96

今回修正(B)             40,000       600          600          300        10.96

増減額(B-A)           △7,000     △1,300     △1,300        △1,150

増減率(%)              △14.9     △68.4       △68.4         △79.3

 (ご参考)前期実績
                    45,987     1,734      1,779          1,402        51.17
((2019年11月期)

 (2)修正の理由
 2020 年 11 月期の通期業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大の影響
により、景気が急速に後退し、先行き不透明な状況であります。
 このような状況の中、主に服飾資材と生活産業資材を扱う当社グループにおきましては、販売拠点、
生産拠点ともに、感染防止対策を講じ、テレワークなどのニューノーマル(新常態)における新たな
働き方を取り入れ、事業を継続しております。現時点では業績に与える影響に不確定な要素が多く、
合理的に業績予想を算出することが難しい状況にあるものの、日本、アジア、欧米の各セグメントに
おいて、急激な景気悪化の影響を考慮し、下記の想定に基づき、通期連結業績予想を修正いたしまし
た。
 なお、当社がターゲットとする業界が多岐に渡るため、景気悪化の影響、回復時期を一律に想定す
ることは困難ではありますが、以下のとおりセグメントごとの想定をしております。
 日本におきましては、昨年の暖冬の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によ
り、各種メーカーによる生産調整など、今期中は厳しい状況が続くことが見込まれます。概ね今期の
終盤から緩やかに回復しはじめ、来期の中盤以降には前年並みに回復するものと想定しております。
 アジアにおきましては、日本と同様に厳しい想定をしておりますが、自動車内装部品においては、
回復傾向にあり、来期の中盤には前年並みに回復すると想定しております。
 欧米におきましては、特に北米、中南米において、依然として新型コロナウイルスの感染が拡大し
ていることから、今期中の回復は難しく、来期の中盤から徐々に回復し、来期の終盤以降、前年並み
に回復すると想定をしております。
 なお、想定した回復見込みの推移と実際の推移に差異が生じた場合には、実績が上記予想と大きく
乖離する可能性があります。
 また、新型コロナウイルス感染防止対策が事業継続や日常生活において必須となる中、付属品を扱
う当社において、マスクやフェイスシールド、飛沫防止パネルなどに関連した新たな需要も発生して
おります。新しい生活様式に対応した商品の開発・販売を積極的に行うことが当社の社会的使命と考
え注力してまいります。



2.配当予想の修正
 (1)2020 年 11 月期 期末配当予想の修正
                                                  年間配当金
                      第 1 四半期末     第 2 四半期末     第 3 四半期末     期末          合計
 前回予想                        円 銭        円 銭            円 銭        円 銭         円 銭
(2020 年 1 月 14 日公表)      ―              13.25      ―          13.25       26.50

 今回修正予想                                            ―              4.75    18.00

 当期実績                    ―              13.25

 前期実績
                         ―              13.00      ―          13.00       26.00
(2019 年 11 月期)

 (2)修正の理由
   当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題と位置づけ、以下の3点を利益配分に関す
  る基本方針としております。
    ・継続的配当の実現
    ・連結自己資本配当率(DOE)1.5%を維持
    ・当期純利益に対する配当性向 50%以上(連結)を基準
   これらの基本方針を全うすることを前提に、本業績予想の修正内容と当社の財政状況等を総合的
  に勘案した結果、2020 年 11 月期の年間配当金は1株あたり 18 円とさせていただきます。
   これにより、連結自己資本配当率(DOE)は 1.5%、連結配当性向は 164.3%となる見込みで、い
  ずれも基本方針に定める基準を満たしております。
   当社は、今後も利益配分に関する基本方針に基づき、継続的な配当による株主還元を重視してま
  いります。株主の皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

※業績予想に関する留意事項
  上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
 際の業績、配当額等は、新型コロナウイルスの感染拡大など、今後様々な要因によって異なる結果
 となる可能性があります。予想値に変更が生じる場合は速やかに開示いたします。

                                                                         以 上