9832 オートバックス 2019-05-08 15:00:00
「5ヵ年ローリングプラン2019」の策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 8 日
各 位
東京都江東区豊洲五丁目 6 番 52 号
株式会社オートバックスセブン
代表取締役 社長執行役員 小林 喜夫巳
[コード番号 9832 東証第一部]
問い合わせ先 IR・広報部長 山﨑 徹
TEL 03-6219-8718
「5 ヵ年ローリングプラン 2019」の策定に関するお知らせ
当社は、新たに「5 ヵ年ローリングプラン 2019」を策定いたしましたのでお知らせします。
1. ヵ年ローリングプラン 2019」策定の背景
「5
当社は 2017 年 5 月に「2017 中期経営計画」を策定し、連結 ROE7%、連結営業利益 120 億
円を経営目標として掲げ、国内オートバックス事業の再生と新たな事業の育成に注力してま
いりました。この 2 年間において、商品の開発や新業態の実験を推進するとともに、オート
バックス店舗の収益性向上を実現いたしました。
しかしながら、今後のさらなる厳しい事業環境において、現状の計画では将来における
継続的かつ安定的な成長を実現することは難しいと判断いたしました結果、
「2017 中期経営
計画」を取り下げ、新たに 5 年間の当社グループの方向性を示す「5 ヵ年ローリングプラン
2019」を策定いたしました。
2. ヵ年ローリングプラン 2019」方向性
「5
当社グループが主にターゲットとしているカーアフターマーケットにおきましては、特に
カー用品の市場規模が縮小する中、既存の競合先に加え、ネット販売の拡大など、さらに
競争が激しくなっています。またドライバーのクルマに対する認識の変化やニーズの多様化
も進行してきています。
オートバックスは今年で 45 周年を迎えますが、お客様のニーズに対応し、常にカーライ
フ市場の創造に注力してまいりました。
「5 ヵ年ローリングプラン 2019」におきましては、カーライフスタイルを提案するネッ
トワークを確立・連携することで、クルマを利用するシーンに合わせた商品、サービスを
提供し、さらなる市場の拡大、活性化を目指してまいります。
3.設定期間:2020 年 3 月期からの 5 ヵ年
現時点で最終年度は 2024 年 3 月期としますが、事業環境の変化に対応していく
ため、継続的に 5 年後の方向性および戦略の見直しを実施してまいります。
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4.基本戦略
クルマを利用するシーンに合ったサービスを提供するために、「オートバックスチェン
ネットワーク」「海外におけるアライアンスネットワーク」「マルチディーラーネットワー
、 、
ク」「最適なサービスを提供するピットのみのネットワーク」「次世代技術に対応する整備
、 、
ネットワーク」、そして「お客様とのリレーションを高めるオンラインネットワーク」と
いった6つのネットワークの確立と連携を実現し、中長期的な成長を実現いたします。
これら6つのネットワークの確立およびネットワーク間の連携に注力する一方、事業基盤
の整備にも努めてまいります。国内オートバックス事業における経営資源の最適化や小売
収益の拡大、実験業態店舗の見直しや海外小売事業の縮小、IT基盤や物流基盤の再構築を
図ってまいります。
5.推進力を高める仕組みおよび制度
監査等委員会設置会社への移行による事業推進力の向上とモニタリングの強化、株式報酬
の導入など、戦略推進の実効性とスピードを高める仕組みの導入や体制の構築にも引き続き
努めてまいります。
6.財務戦略
成長戦略の推進により営業キャッシュフローを拡大し、積極的な事業投資および十分な株
主還元を実施してまいります。
1)事業投資に関する考え方
6 つのネットワークを確立させるため、中長期的な成長につながる投資を行ってまいり
ます。
2)株主還元に関する考え方
5 年間累計の総還元性向を 100%として、安定的かつ機動的な株主還元を図ってまいり
ます。
詳細については、添付資料をご参照ください。
以上
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5ヵ年ローリングプラン2019
株式会社オートバックスセブン
5ヵ年ローリングプラン2019
■当社の使命
新しいカーライフ文化を創造し続けること
■5ヵ年ローリングプランで実現すること
クルマを利用するシーンに合わせたサービスを
提供するために6つのネットワークを確立し、
連携させます
1
6つのネットワーク
オートバックス
1)オートバックスチェンネットワーク 次世代
整備
サービス
PIT
オンライン
2)海外におけるアライアンスネットワーク 海外 マルチ
アライアンス ディーラー
3)マルチディーラーネットワーク
4)最適なサービスを提供するピットのみのネットワーク
5)次世代技術に対応する整備ネットワーク
6)お客様とのリレーションを高めるオンラインネットワーク
2
実現を支える仕組み・制度
1)モニタリング体制の強化
2)執行体制の変更
3)執行責任者の評価軸の変更
4)プロジェクト運営の増進
5)チャレンジを推奨する風土づくりは継続
3
財務ポリシー
成長戦略の推進により営業キャッシュフローを拡大し、
積極的な事業投資および十分な株主還元を実施する
1)事業投資に関する考え方
6つのネットワークを確立させるため、中長期的な成長につながる
投資を行う
2)株主還元に関する考え方
5年間累計の総還元性向を100%とする
4
5ヵ年ローリングプランの進め方
■「5ヵ年ローリングプラン2019」の対象期間
2020年3月期から2024年3月期までの5年間
■見直しの実施
5年間を縛られることなく、時流に合わせて継続的に、
5年後の方向性および戦略の見直しを実施
■数値目標の発表
具体的な数値目標は単年ごとに発表
5
2020年3月期の目標と足元の取り組み
数値目標(連結)
売上高 2,230億円
営業利益 80億円
経常利益 87億円
親会社株主に帰属する
当期純利益 58億円
ROE 4.7%
6
2020年3月期の目標と足元の取り組み
6つのネットワークを確立・連携させる取り組みに集中
事業基盤の整備も進める
・国内オートバックス事業リソースの効率化
・小売収益の拡大
(オートバックスチェンの最適な在り方を模索する)
・実験業態の見直し
・海外小売事業の縮小
・IT基盤、物流基盤の再構築
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オートバックスセブン・ビジョン
未来共創2050
プロフェッショナル&フレンドリー
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