9812 J-テーオーHD 2021-08-26 16:00:00
(開示事項の経過)連結子会社における一部、事業縮小の検討開始について及び当社及び連結子会社の販売用不動産売却に伴う営業損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年 8 ⽉ 26 ⽇
各 位
会 社 名 株式会社テーオーホールディングス
代表者名 代表取締役社⻑ ⼩ 笠 原 康 正
(JASDAQ コード・9812)
問合せ先
役 職 ・ ⽒ 名 取締役副社⻑ 内 ⼭ 敦 志
TEL 0138−45−3911
(開⽰事項の経過)連結⼦会社における⼀部、事業縮⼩の検討開始について及び
当社及び連結⼦会社の販売⽤不動産売却に伴う営業損失の計上に関するお知らせ
当社は、2021 年8⽉ 26 ⽇開催の取締役会において、2021 年 5 ⽉ 14 ⽇に「連結⼦会社における⼀部事業
縮⼩の検討開始について」にてお知らせのとおり、当社の連結⼦会社テーオーフォレスト(以下、「TOFR」
といいます。
)が運営する事業のうち、住宅事業の縮⼩に向けた検討を⾏っておりましたが、下記1.のとお
り事業を縮⼩することを決定いたしました。また、事業の縮⼩に伴い、当社が保有し、TOFR が分譲地の販
売活動を⾏っている開発地区の⼀部(以下、「本物件」といいます。)について、下記2.のとおり簿価を下
回る価格で売却することを決議しましたので、お知らせいたします。
記
1.事業縮⼩の決定内容について
(1)決定に⾄った経緯
当社グループでは、1989 年 6 ⽉より住宅事業へ参⼊し、主に北海道および⻘森県を事業拠点に
「テーオーハウス」の名称で、⽊造注⽂住宅・コンセプト住宅・マンション・商業施設の店舗設計
などの各分野で、
「快適な環境づくり」を理念に、健康に配慮した⾼質な住環境づくりに取組んで
まいりました。しかしながら、近年は少⼦⾼齢化に伴う世帯数の減少により市場規模が縮⼩する
など、住宅業界は競争激化の傾向にありました。
このような状況下、住宅事業においては営業体制の強化、コスト削減による収益改善などに努め
て参りましたが、当社グループの事業ポートフォリオの再構築、経営資源の再配分の観点などか
ら、事業の抜本的な⾒直しが不可⽋であると判断し、縮⼩を決定いたしました。
(2)今後の業務内容
①停⽌する事業内容
住宅事業に関する全ての新規受注(注⽂・建売住宅、リフォーム)
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②継続する業務内容
既に建物の引渡しを終えているお客様、または契約を完了しているお客様に対する保守管理
(保証制度・定期点検等)。
2.販売⽤不動産売却に伴う営業損失の計上について
(1)本物件の売却に⾄った経緯
本物件を含む⼀帯地域は当社住宅事業の⼀環として、造成・開発⾏為を⾏い、TOFRが販売活動
を担っておりましたが、住宅事業の縮⼩に伴い、本物件を⼀括で売却することの検討をしており
ました。
この度、本物件を⼀括で買受ける意向表明を受けたことから、当社取締役会において当該買受意
向表明の内容を慎重に検討した結果、⼀括売却価格は簿価を下回る価格であり、損失を計上する
ことになるものの、住宅事業の縮⼩に当たって保有在庫の圧縮が不可⽋であることから、本物件
の⼀括売却の決議に⾄りました。
なお、本物件の⼀括売却にかかる損失は、売買契約締結時点において、棚卸資産売却損73百万円
を予定しております。
(2)物件概要
① 所在地 北海道北⽃市東前26番39号他
② ⼟ 地 59区画 所有者:当社
③ 建 物 2棟 所有者:TOFR(モデルルーム建物)
(3)売却⽇程
① 契約締結⽇ 2022年8⽉30⽇(予定)
② 物件引渡期⽇ 2022年8⽉30⽇(予定)
(4)売却先の概要及び売却価格
売却先及び売却価格につきましては、売却先の意向により公表を控えさせていただきます。な
お、当社と売却先との間には、資本関係、⼈的関係、取引関係はございません。
3.今後の⾒通し
本物件の売却に伴い、2022年5⽉期第1四半期決算に棚卸資産売却損73百万円を計上する予定で
ありますが、2021年7⽉15⽇付で公表しました、「当社連結⼦会社の株式会社テーオーリテイリン
グとDCM株式会社との資本業務提携及び、それに伴う連結純資産の増加に関するお知らせ」に伴
う連結純資産の増加が⾒込まれることから、連結純資産は資産超過を維持する⾒込みであります。
なお、2022年5⽉期通期業績に与える影響につきましては、現在精査中であり、修正が必要な場
合は、速やかに開⽰を⾏ってまいります。
以上
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