9790 福井コンピ 2019-05-10 15:00:00
中期経営計画策定のお知らせ [pdf]
2019 年5月 10 日
各 位
会 社 名 福井コンピュータホールディングス株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 林 治 克
(コード番号:9790 東証第一部)
問合せ先 取締役経営管理本部長 橋 本 彰
(TEL.0776-53-9200)
中期経営計画策定のお知らせ
当社は 2019 年5月 10 日開催の取締役会において、中期経営計画について決議いたしましたの
で、お知らせいたします。
当該計画の概要につきましては、添付資料をご参照ください。
以 上
2019年5⽉10⽇
福井コンピュータホールディングス株式会社
福井コンピュータグループの⽬指す将来像
Be Must Be.
Mission
建設業のなくてはならないになる。
All for Stakeholder.
Vision
関係する⼈から喜ばれる会社になる。
Dream Big, Design First.
Value
望まれるものをいち早くつくる。
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
Inc.
福井コンピュータグループの⽬指す将来像
⽬指すべき成⻑のイメージ
これまで当社グループがCAD事業の経営基盤を築いてきた期間を第⼀創業期と考え、今後の⻑期的な安定成⻑、また新
たな成⻑分野の確⽴に取り組む期間を第⼆創業期とし、新中期経営計画はその第⼀期⽬と致します。
当社グループの売上・収益のう
ち相応の割合を占めている建設
CAD事業をコア事業とし、営業
基盤を活かしながら継続取引社
数を増加させ、成⻑に繋げて参
ります。
建設CAD以外の事業については、
変わりゆく環境の変化をタイム
リーにとらえ、新たな成⻑分野
を確⽴し、次の成⻑エンジンの
事業へと変えて参ります。
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
Inc.
新中期経営計画(FY2019-21)
新中期経営計画の基本⽅針と重点施策
新たに策定致しました中期経営計画では「夢を最初にデザインします」のスローガンの下、今後の10年間での当社が⽬
指すべき姿を描ながら、2019年度から2021年度の計画を第⼀期中期経営計画(以下、新中期経営計画)とし、経営基
盤の安定と着実な成⻑を企図して新中期経営計画を策定致しました。
新中期経営計画では、当社グループを取り巻く環境を踏まえつつ、当社グループが⽬
指すべき将来像の実現に向けた重点施策への取り組みを通じて、「業績の向上」と
基本⽅針 「ガバナンス体制の強化」の攻めと守りの両輪を正常に回転させ、当社グループの更
なる成⻑に繋げます。
1. コア事業の継続的な成⻑と新たな成⻑分野の確⽴
重点施策 2. 事業ポートフォリオの⾒直しとバリューチェーンの再構築による収益基盤の強化
3. ガバナンス・⼈材機能の強化
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
Inc.
新中期経営計画(FY2019-21)
新中期経営計画 定量計画サマリー
当社グループの全事業において年次で着実に増収させ、最終年度での売上126億円を⽬指します。
各事業の売上計画に応じ、ブランド毎に投下する開発費・営業費を是正させ、売上に⾒合った経営資源を投下し、全事業
単位での収益極⼤化を⽬指します。最終年度では営業利益45億円超、当期利益率は23%超を⽬指します。
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
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新中期経営計画(FY2019-21)
重点施策【1】コア事業の継続的な成⻑と新たな成⻑分野の確⽴
既存事業の安定的な成⻑ 新たな成⻑分野の確⽴
当社グループのコア事業である、業界をリードする住 既存事業内での売上・収益向上の可能性
宅・測量・⼟⽊CAD分野においては、建設業界の⼈ ・BIM/CIM分野での事業領域の拡⼤
材不⾜に資するソリューションを提供し続けることで ・住宅事業における新3次元システムの開発
継続取引社数を増加させ、安定成⻑を⽬指します。 ・測量事業における業務別ブランドの⽴ち上げ
3Dカタログサイトや点群処理システム等の⾮CAD分 将来のソリューションの多様化に秘められる成⻑の可能性
野においては、コア事業の機能拡充、コア事業との更 ・クラウド分野、その他スマートデバイス分野等への投
なるシナジー発揮により、収益⼒を向上させます。 資の検討
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
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新中期経営計画(FY2019-21)
重点施策【2】
事業ポートフォリオの⾒直しと
バリューチェーンの再構築による
収益基盤の強化
⽣産性の向上の観点から、事業構造における課題を顕
在化させるため、管理会計上の事業を従来の2事業から
7事業に再編成致します。
併せて各事業のバリューチェーンを⾒直し、各事業に
おける売上の極⼤化、経費の極⼩化を⽬指し着実な収
益拡⼤に繋げて参ります。
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新中期経営計画(FY2019-21)
重点施策【3】ガバナンス・⼈材機能の強化
重点施策(1)(2)の着実な推進を⽀え、企業価値向上を後押しする経営基盤(ガバナンス・⼈材機能)を強化して参ります。
・取締役会の実効性強化
ガバナンス
ガバナンス ・機関設計の⾒直し〜任意の指名・報酬委員会の設置
機能の
機能 ・業績連動報酬への⽐重拡⼤ ⾒える化
・株主との対話の質量向上
・グループ全体での最適⼈材登⽤
・個の強化〜プロ⼈材の育成、課題認識⼒の向上、
マネジメント・コンプライアンス意識の醸成 ⼈的投資
⼈材機能 による
・働き⽅改⾰等の経営環境の変化への対応 ⽣産性向上
〜従業員のモチベーションと⽣産性向上の両⽴〜
・成果報酬制度への⽐重拡⼤
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新中期経営計画(FY2019-21)
新中期経営計画の定量⽬標
●中期損益計画 (百万円)
FY2019 FY2020 FY2021 成⻑戦略
既存のコアブランドによる安定成⻑と
住宅事業 4,674 4,830 4,890 新3次元システム開発に伴う売上拡⼤
既存ブランドの営業戦略⾒直しによる
BIM事業 272 320 380 販路拡⼤、継続取引社数の増加
3Dカタログの機能拡充と
建材事業 721 735 770 コア事業とのシナジー発揮による安定成⻑
既存のコアブランドによる安定成⻑と
測量事業 3,013 3,120 3,220 業種別ブランド⽴ち上げに伴う売上拡⼤
既存のコアブランドによる安定成⻑と
⼟⽊事業 1,578 1,630 1,670 CIM関連製品の機能拡充に伴う売上拡⼤
点群システムの他事業へのシナジー発揮と
建設インフラ事業 988 1,030 1,150 新ソリューション開発に伴う売上拡⼤
衆議院・参議院選挙及び
ITS事業 390 55 460 地⽅統⼀選挙を中⼼とした確実な成⻑
その他※ 64 60 60 ※ハード、その他商品売上
売上⾼ 11,700 11,780 12,600
連結 営業利益 4,120 4,200 4,500
※FY2020以降は実効税率を35%にて想定しております。
当期利益 2,730 2,750 2,925
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新中期経営計画(FY2019-21)
コーポレートサスティナビリティ実現のために
〜関係する⼈から喜ばれる会社としての取組み〜
従業員
満⾜
株主 顧客
当社グループは、ステークホ 還元 満⾜
当社
ルダーの皆様との関わりを通 グループ
じ、好循環型のコーポレート
サスティナビリティの実現に
取り組んで参ります。
環境問題 取引先
解決 満⾜
地域社会
貢献
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
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新中期経営計画(FY2019-21)
株主還元⽅針
利益配分につきましては、「株主の皆様への利益還元姿勢を重視し、安定的かつ継続的な配当を実施する」ことを基本⽅
針としております。
● 新中期経営計画では、連結配当性向30%程度を⽬標とし、事業環境や収益の
状況等を総合的に勘案しながら、更なる株主還元に努めてまいります。
● ⾃社株買いにつきましては、経営を取り巻く諸環境を踏まえつつ、
機動的に対応致します。
なお、内部留保資⾦につきましては、開発及び販売体制強化に向けての資⾦需要に備えるとともに、⼈材投資や研究開発
投資等といった経営体質の強化、並びに今後の事業の拡⼤に積極的な活⽤をして参りたいと考えております。
©2019 FUKUICOMPUTER HOLDINGS,
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