2020年３月期 第２四半期
決算補足説明資料 2019年11月８日
株式会社ナック
東証一部 ９７８８
注）IR説明会は12月２日（月）に開催予定です。
この資料は、第２四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
１. 第２四半期の実績 … P. 2
２. セグメント別業績 … P.10
３. 2020年３月期連結業績予想 … P.23
４. 配当方針 … P.27
５. 補足資料 … P.29
この配付資料に記載されている業績目標及び契約数目標等はいずれも、当社グループが
現時点で入手可能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、また
新サービスの成否などの不確実な要因の影響を受けます。
従って、 実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
ますことをご承知おき下さい。
1
1. 第２四半期の実績
2
1 2020年３月期 上期：連結損益計算書
（単位：百万円）
上期計画比 前年同期比
’20.３月期
上期実績 ’20.３月期 ’19.３月期
達成率 増減率
上期計画 上期実績
売 上 高 41,690 44,700 93.3% 37,835 + 10.2 %
売 上 総 利 益 15,858 - - 15,748 + 0.7 %
（売上総利益率） 38.0 % - - 41.6 % ▲ 3.6 pt
販 管 費 16,087 - - 16,952 ▲ 5.4 %
営 業 利 益 ▲ 229 ▲ 1,150 - ▲ 1,204 -
（営業利益率） ▲ 0.6 ％ ▲ 2.6％ - ▲ 3.2 ％ + 2.6 pt
営 業 外 損 益 ▲ 47 - - ▲ 16 -
経 常 利 益 ▲ 277 ▲ 1,150 - ▲ 1,220 -
特 別 損 益 ▲ 22 - - ▲ 10 -
親会社株主に帰属
▲ 700 ▲ 950 - ▲ 999 -
する当期純利益
≫ 売上高は、主として住宅事業において増加したことで前年同期を上回った。
≫ 営業利益は、住宅事業の売上増による売上総利益の増加に加え、主として住宅事業において販売管理費が減少したことにより、前年同期を上
回った 。
3
1 上半期／下半期の利益トレンド
（単位：百万円） 売上高 売上高 営業利益 （単位：百万円）
70,000 7,000
60,000 6,000
51,669 51,276
5,000
50,000
41,690
38,148 37,835 4,000
40,000
3,000
30,000 3,199
3,241 2,000
20,000
▲229 1,000
10,000 ▲1,204
0
▲1,561
0 ▲ 1,000
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
▲ 10,000 ▲ 2,000
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ 住宅事業の引渡が期末に集中するため、営業利益は下半期に偏る傾向。
4
1 セグメント別：売上高
（単位：百万円）
上期計画比 前年同期比
’20.３月期
上期実績 ’20.３月期 ’19.３月期
計画比 前年同期比
上期計画 上期実績
ク リ ク ラ 事 業 6,570 6,600 ▲ 30 6,925 ▲ 354
レ ン タ ル 事 業 7,311 7,200 + 111 7,145 + 166
建築コンサルティング事業 2,584 2,700 ▲ 116 2,427 + 156
住 宅 事 業 20,494 22,500 ▲ 2,006 16,860 + 3,634
美 容 ・ 健 康 事 業 4,752 5,700 ▲ 948 4,494 + 258
消 去 調 整 他 ▲ 22 - ▲ 22 ▲ 17 ▲5
合 計 41,690 44,700 ▲ 3,010 37,835 + 3,855
≫ クリクラ事業では、主として直営部門での顧客単価上昇や解約率低下が寄与した結果、ワンウェイ事業撤退により前年同期を下回ったものの、計画と
同水準となった。
≫ レンタル事業は、全ての部門で売上高が堅調に推移し、計画・前年同期を上回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、ノウハウ販売部門において販売促進活動を強化した結果、前年同期を上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスにおいて引渡棟数が前年同期比で増加したため、前年同期を上回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSが期初に子会社を合併したことで前年同期を上回ったが、自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが
発覚し8月よりECサイトを停止したため、売上高増加幅は小幅にとどまった。
5
1 セグメント別：営業利益
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。 （単位：百万円）
上期計画比 前年同期比
’20.３月期
上期実績 ’20.３月期 ’19.３月期
計画比 前年同期比
上期計画 上期実績
302 110 + 192 458 ▲ 156
ク リ ク ラ 事 業 (4.6 %) (1.7 %) (6.6 %)
(+ 2.9 pt) (+ 2.0 pt)
945 710 + 235 946 ▲1
レ ン タ ル 事 業 (9.9 %)
(12.9 %) (+ 3.1 pt) (13.3 %) (▲ 0.3 pt)
252 280 ▲ 27 197 + 55
建築コンサルティング事業 (10.4 %)
(9.8 %) (▲ 0.6 pt) (8.1 %) (+ 1.6 pt)
▲ 1,088 ▲ 1,490 + 401 ▲ 2,195 + 1,106
住 宅 事 業 (▲ 6.6 %)
(▲ 5.3 %) (+ 1.3 pt) (▲ 13.0 %) (+ 7.7 pt)
▲ 94 ▲ 120 + 25 ▲ 99 +4
美 容 ・ 健 康 事 業 (▲ 2.1 %)
(▲ 2.0 %) (+ 0.1 pt) (▲ 2.2 %) (+ 0.2 pt)
全 社 費 用 等 ▲ 546 ▲ 640 + 93 ▲ 512 ▲ 33
▲ 229 ▲ 1,150 + 920 ▲ 1,204 + 975
合 計 (▲ 0.6 %) (▲ 2.6 %) (+ 2.0 pt) (▲ 3.2 %) (+ 2.6 pt)
≫ クリクラ事業は、直営部門において「あんしんサポートパック」による一時的な利益要因が一巡したことにより前年同期を下回ったが、販売管
理費の節減により、計画を上回った。
≫ レンタル事業は、ダスキン事業におけるトータルケアサービス部門の販売管理費の節減により、前年同期と同水準、計画は上回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、ノウハウ販売部門での販売促進活動強化に加え、建築部資材販売部門とエコ＆エコにおいて売上総利益率が改善
し、前年同期を上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスにおいて、売上増による売上総利益の増加、 前期実行した不採算店の統廃合による減価償却費など固定費の減少、販売
促進費等の節減により、前年同期・計画を上回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSにおいて売上高が増加した一方、ECサイト停止により広告宣伝費及び販売促進費が減少したことで前年同期で同水
準、計画は上回った。
6
1 営業利益の増減要因
（単位：百万円）
前年同期比増加率
2019年３月期上期 営業利益 ▲ 1,204 -
①売上総利益 + 110 + 0.7 %
広 告 宣伝 費 及び販 売 促進 費 + 532 + 17.7 %
減 価 償却 費 ・のれ ん 償却 費 + 93 + 10.6 %
※ 人 件 費 + 87 + 1.2 %
②販管費の増減
地 代 家 賃 + 23 + 2.0 %
支 払 手 数 料 ▲ 88 ▲ 13.8 ％
そ の 他 販 管 費 + 217 + 5.3 %
2020年３月期上期 営業利益 ▲ 229 -
※販管費の増減額について,+は損益の増加／▲は損益の減少
① 売上総利益の増加理由
≫ レオハウスで売上総利益が増加したことによる。
② 販管費の増減理由
≫ 広告宣伝費及び販売促進費の減少は、主にレオハウスとJIMOSにおいて減少したことによる。
≫ 減価償却費・のれん償却費の減少は、主にレオハウスにおいて前期実行した不採算店舗の統廃合による。
7
１ 2020年３月期 上期：連結貸借対照表
（単位：百万円）
2019年 2019年
構成比 構成比 増減額
９月末 ３月末
流 動 資 産 30,499 63.1 % 31,575 63.6 % ▲ 1,076
有 形 固 定 資 産 11,319 23.4 % 11,457 23.1 % ▲ 137
無 形 固 定 資 産 2,238 4.6 % 2.549 5.1 % ▲ 311
投 資 そ の 他 の 資 産 4,205 8.7 % 3,908 7.9 % + 296
固 定 資 産 計 17,763 36.7 % 17,916 36.1 % ▲ 152
繰 延 資 産 合 計 106 0.2 ％ 134 0.3 % ▲ 27
資 産 合 計 48,369 100.0 % 49,626 100.0 % ▲ 1,256
流 動 負 債 21,988 45.5 % 23,410 47.2 % ▲ 1,422
固 定 負 債 7,500 15.5 % 6,055 12.2 % + 1,444
負 債 合 計 29,488 61.0 % 29,465 59.4 % + 22
株 主 資 本 19,664 40.6 % 20,950 42.2 % ▲ 1,286
その他の包括利益累計額 ▲ 782 ▲ 1.6 % ▲ 789 ▲ 1.6 % +6
純 資 産 合 計 18,881 39.0 % 20,161 40.6 % ▲ 1,279
負 債 ・ 純 資 産 合 計 48,369 100.0 % 49,626 100.0 % ▲ 1,256
主な増減要因
■ 流動資産 ： 未成工事支出金 + 1,060 販売用不動産 ▲ 1,365 受取手形・売掛金 ▲ 1,019
■ 固定資産 ： のれん ▲ 252
■ 流動負債 ： 買掛金 ▲ 2,461 未成工事受入金 + 1,921
■ 固定負債 ： 長期借入金 + 1,650
自己資本比率 ： 39.0 ％
8
1 2019年３月期 上期：連結キャッシュフロー
（単位：百万円）
’20.３月期 ’19.３月期 ’19.３月期
上期実績 上期実績 通期実績
1.営業活動によるCF ▲ 693 ▲ 2,476 ▲ 2,200
2.投資活動によるCF ▲ 927 ▲ 170 ▲ 835
3.財務活動によるCF 1,059 5,283 4,941
現金及び現金同等物の増減額 ▲ 561 2,636 1,906
現金及び現金同等物の期首残高 9,167 7,261 7,261
新規連結に伴う現金及び現金同
- - -
等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高 8,606 9,898 9,167
減価償却費 686 782 1,546
当期の主な増減要因
■ 営業活動：未成工事受入金の増加1,921百万円 売上債権の増加1,019百万円 減価償却費686百万円
仕入債務の減少2,559百万円 法人税等の支払728百万円 未払金の減少620百万円
■ 投資活動：有形固定資産の取得による支出421百万円 投資有価証券の取得による支出330百万円
■ 財務活動：長期借入による収入3,000百万円
長期借入金の返済による支出1,060百万円 配当金の支払額586百万円
9
2. セグメント別業績
10
２ セグメント別業績（１）クリクラ事業 ①
（単位：百万円） 加盟店部門 直営部門
売上高 10,000
8,000 ※6,678 ※6,925 ※6,570
6,000 2,360
2,346 2,372
4,000
2,000 4,331 4,565
4,197
0
18.3月期 上期 19.3月期 上期 20.3月期 上期
セグメント内売上 0 0 0
セグメント間売上 1 1 1
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。
（単位：百万円）
≫ 直営部門は、前期のワンウェイ事業撤退により顧客数が減少したものの、一世帯あたりのボトル消費量増加による
顧客単価上昇や、解約率低下が寄与し、売上高は前年同期比小幅の減少にとどまった 。
≫ 加盟店部門は、サーバー販売数の増加がボトル販売数の減少を補い、売上高は前年同期比で微増。
（単位：百万円）
1,500
営業利益
1,000
458
500 302
131
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
≫ 損益面では、直営部門での定額サービス「あんしんサポートパック」 による一時的な利益要因が一巡した
ことにより、営業利益が前年同期比で減少。
11
２ セグメント別業績（１）クリクラ ②
（単位：百万円） 上期／下期 売上高・営業利益の推移 （単位：百万円）
売上高 売上高 営業利益 1,000
8,000 800
6,678 6,925
6,480 6,254 6,570
6,000 600
458
464
4,000 330 400
302
2,000 131 200
0 0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ’20.３月期上期の営業利益は、直営部門での月額サービス「あんしんサポートパック」 による一時的な利益要因が一巡した
ことにより、前年同期比で減少。
12
２ セグメント別業績（２）レンタル事業 ①
（単位：百万円）
アーネスト with ダスキン
10,000
売上高 ※7,328
8,000 ※6,783 ※7,145
687 697
694
6,000 1,248 1,279
1,229
4,000
4,859 5,209 5,350
2,000
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
セグメント内売上 0 0 16
セグメント間売上 0 ※① セグメント間売上2百万円を含む。
2 1
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。単位：百万円）
（
≫ ダスキン事業は、ダストコントロール商品部門で優良顧客基盤を深耕することで顧客数と顧客単価が堅
調に推移し、売上高は前年同期比で増加 。
≫ with事業（害虫駆除部門）は、需要が高まる夏場にかけて全国的な販売促進活動を強化したことで、売
上高は前年同期比で増加。
≫ アーネスト(法人向け定期清掃サービス)は、新規顧客獲得に向けた営業活動を展開したことで、売上高
は前年同期比で増加。
営業利益（単位：百万円）
1,500
928 964 945
1,000
500
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
≫ 損益面では、ダスキン事業におけるトータルケアサービス部門の新規出店と販売促進体制の強化により販
売管理費が増加したため、営業利益は前年同期比と同水準となった。 13
２ セグメント別業績（２）レンタル ②
上期／下期 売上高・営業利益の推移
（単位：百万円） （単位：百万円）
売上高 売上高 営業利益 2,000
9,000
7,145 7,245 7,311 1,600
7,500 6,783 6,943
6,000 1,092 946 1,052 1,200
928 945
4,500
800
3,000
400
1,500
0 0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ’20.３月期上期の営業利益は、ダスキン事業におけるトータルケアサービス部門の新規出店と販売促進体制の強化に
より販売管理費が増加したため、前年同期同水準となった。
14
２ セグメント別業績（３）建築コンサルティング事業 ①
（単位：百万円）
売上高 4,000 エコ＆エコ 部資材販売等 ノウハウ販売
3,000 ※2,651 ※2,515 ※2,653
273 315 343
2,000
1,358 1,194 1,168
1,000
1,019 1,005 1,142
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
セグメント内売上 93 87 69
セグメント間売上 ※①セグメント内売上93百万円を含む。
0 ※②セグメント内売上87百万円を含む。
0 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 単位：百万円）
（
≫ ノウハウ販売では、販売促進活動を強化したことが奏功し、売上高が前年同期比で増加。
≫ 建築部資材販売部門及びエコ＆エコでは、補助金制度を活用した新規需要の取り込みに注力し、売上高が前
年同期比と同じ水準で推移。
（単位：百万円）
営業利益 600
400 252
239 197
200
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
≫損益面では、ノウハウ販売で売上高が前年同期比で増加したこと、建築部資材販売部門及びエコ＆エコで売上
総利益率が改善したことにより、営業利益が前年同期比で増加。 15
２ セグメント別業績（３）建築コンサルティング ②
（単位：百万円） 上期／下期 売上高・営業利益の推移 （単位：百万円）
2,000
売上高 売上高 営業利益
4,000 1,600
3,032
3,000 2,825 1,200
2,558 2,584
2,427
2,000 800
536 557
1,000 239 197 252 400
0 0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ’20.３月期上期の営業利益は、ノウハウ販売で売上高が前年同期比で増加したこと、建築部資材販売部門及びエコ＆エ
コで売上総利益率が改善したことにより、前年同期比で増加した。
16
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ①
レオハウス ジェイウッド ケイディアイ 国木ハウス suzukuri
売上高（単位：百万円）
25,000 ※20,905
※17,167 471
20,000 ※17,326 525
351 392 2,931
651 1,170
15,000 2,092
2,970
2,023
1,592
10,000
15,806
12,843 11,562
5,000
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
セグメント内売上 110 308 410
セグメント間売上 0 0 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。（単位：百万円）
≫ レオハウスにおいて、引渡棟数の増加により、売上高が前年同期比で増加。
≫ ジェイウッドは、期初の受注残が前年同期を下回ったことにより、売上高が前年同期比で減少。
営業利益
500
（単位：百万円）
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
-500
▲1,088
-1,500
▲1,974 ▲2,195
ケイディアイと国木ハウスののれん償却費22百万円を
-2,500 当セグメントに計上しております。
≫損益面では、レオハウスにおいて売上高の増加により売上総利益が増加したこと、前期に実行した不採算店の
統廃合による減価償却費など固定費の減少により、前年同期比で営業損失が縮小。
17
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ②
（単位：百万円） 上期／下期 売上高・営業利益の推移
（単位：百万円）
40,000
売上高 売上高 営業利益
7,000
30,276 29,458
30,000
5,000
20,494
20,000 17,216 16,860
3,000
1,501
1,238
10,000
1,000
0 ▲ 1,088
-1,000
▲ 1,974 ▲ 2,195
▲ 10,000 2018年3月期
上期 下期 2019年3月期
上期 下期 2020年3月期 下期
上期 -3,000
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ 住宅の引渡が期末に集中するため、営業利益は下半期に偏る傾向 。
’20.３月期上期は、レオハウスにおいて売上高の増加により売上総利益が増加したこと、前期に実行した不採
算店の統廃合による減価償却費など固定費の減少により、営業損失が前年同期比で縮小。
18
2 セグメント別業績（４）住宅事業 ③
全国109拠点（レオハウス：84拠点、ジェイウッド：10拠点、ケイディアイ： 3拠点、suzukuri：10拠点、国木ハウス：2拠点）
レオハウス拠点 ジェイウッド拠点 ケイディアイ拠点
国木ハウス拠点 suzukuri拠点 今期閉鎖拠点（レオハウス）
レオハウス ： 87拠点（支店：40 展示場：41 他：6）
ジェイウッド ： 10拠点（ハウジングカフェ：3 展示場：7）
ケイディアイ ： 3拠点（支店：3）
suzukuri : 10拠点（支店：9 他：1）
国木ハウス ： 2拠点（支店：1）
19
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ④
【レオハウス】四半期ごとの出店数と受注・引渡・受注残・販売単価の推移
（単位：棟数／店舗）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
受 注 439 542 419 489 470 537 395 468 305 484
(累計) (439) (981) (1,400) (1,889) (470) (1,007) (1,402) (1,870) (305) (789)
引 渡 188 477 396 834 156 427 400 766 256 484
(累計) (188) (665) (1,061) (1,895) (156) (583) (983) (1,749) (256) (740)
受注残 1,245 1,294 1,309 944 1,233 1,317 1,271 976 1,022 969
受注残
+ 229 + 49 ＋15 ▲ 365 + 289 + 85 ▲ 41 ▲301 + 46 ▲53
増 減
※1 ※1
単 価 1,792万円／棟 1,806万円／棟
※1 販売単価は注文住宅・企画住宅において追加・外構工事を除いた金額。
出店数 5 0 0 0 1 0 0 0 0 0
※1 ※2 ※3 ※4
店舗計 105 105 105 101 88 88 88 88 87 84
※1 不採算店舗統廃合により▲4 ※2 不採算店舗統廃合により▲14 ※3 不採算店舗統合により▲1
※4 不採算店舗等統廃合により▲3
20
２ セグメント別業績（５）美容・健康事業 ①
（単位：百万円） ベルエアー JIMOS
6,000
売上高
※4,953 ※4,756
321 ※4,495
217
266
4,000
4,632 4,228 4,538
2,000
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
セグメント内売上 10 0 3
セグメント間売上 29 12 20
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。
（単位：百万円）
≫JIMOSは、期初にインフィニティビューティーを合併したことで売上高が前年同期比で増加した一方、
化粧品通販の自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発覚し、2019年８月よりECサイト
を停止、新規取扱や定期購入を一時的にストップしたため、売上高増加幅は小幅にとどまった。
営業利益 （単位：百万円）
0
’18.3月期 上期 ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期
-100
▲99 ▲94
-200
-300 JIMOSとベルエアーののれん償却費等
▲291 283百万円を当セグメントに計上しております。
-400
≫ 損益面では、JIMOSにおいてECサイト停止により計画していた広告宣伝費及び販売促進費を使用しなかった
ことで、前年同期同水準となった。 21
２ セグメント別業績（５）美容・健康事業 ②
上期／下期 売上高・営業利益の推移
（単位：百万円） （単位：百万円）
売上高 売上高 営業利益
8,000 1,500
6,000 5,320
4,943 5,172 1,000
4,752
4,494
4,000
439
354 500
▲ 99 ▲ 94
2,000
▲ 291
0
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
上期
上期 下期
下期 上期
上期 下期
下期 上期
上期 下期
下期 ▲ 500
▲ 2,000
≫ 上期に販促費を増加 下期に売上高・営業利益が高まる傾向。
▲ 4,000 ▲ 1,000
≫ のれん償却費を当セグメントに計上しており、損益面ではマイナスとなる傾向。
22
3. 2020年３月期 連結業績予想
23
3 2020年３月期 連結業績予想
（単位：百万円）
2020年３月期 予想 2019年３月期 実績 前期比
売 上 高 100,200 89,111 ＋ 12.4 ％
営 業 利 益 2,200 2,037 ＋ 8.0 ％
経 常 利 益 2,150 2,081 ＋ 3.3 ％
親会社株主に帰属する
1,000 798 + 25.3 %
当 期 純 利 益
年 間 配 当 36 円 34 円 -
E P S 50.50 円 40.32 円 ＋ 10.18 円
≫ 住宅事業の建て直しを軸に、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益ともに増加を見込む。
24
3 2020年3月期 セグメント別：売上高予想
（単位：百万円）
売 上 高 2020年３月期 予想 2019年３月期 実績 増減率
ク リ ク ラ 事 業 13,400 13,179 ＋ 1.7 ％
レ ン タ ル 事 業 14,500 14,394 ＋ 0.7 ％
建築コンサルティング事業 5,800 5,459 ＋ 6.2 ％
住 宅 事 業 55,000 46,318 ＋ 18.7 ％
美 容 ・ 健 康 事 業 11,500 9,801 + 17.3 ％
消 去 調 整 他 - ▲ 41 -
合 計 100,200 89,111 ＋ 12.4 ％
25
3 2020年３月期 セグメント別：営業利益予想
（単位：百万円）
営 業 利 益 2020年3月期 予想 2019年3月期 実績 増減率
500 788 ▲ 36.6 ％
ク リ ク ラ 事 業
(3.7 ％) (6.0 %) (▲ 2.3 pt)
1,500 1,998 ▲ 24.9 ％
レ ン タ ル 事 業
(10.3 ％) (13.9 %) (▲ 3.5 pt)
800 754 ▲ 6.1 ％
建築コンサルティング事業
(13.8 ％) (13.8 %) (+ 0.0 pt)
550 ▲ 694 -
住 宅 事 業
(1.0 ％) (▲ 1.5 %) (＋ 2.5 pt)
100 255 ▲ 60.9 %
美 容 ・ 健 康 事 業
(0.9 ％) (2.6 %) (▲ 1.7 pt)
全 社 費 用 等
▲ 1,250 ▲ 1,064 -
（新規・M&Aを含む）
2,200 2,037 ＋ 8.0 ％
合 計
（2.2 ％） (2.3 %) （▲ 0.1 pt)
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率を表す。
26
4. 配当方針
27
4 配当方針：純資産配当率(DOE)４％かつ配当性向100％以内
（単位：円）
30
27
26
20 19
18
9
10 8 8
-
-
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期（予）
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
１株あたり
27円 18円 34円 36円
年間配当額
≫ 配当方針の「連結純資産配当率4％かつ配当性向100%以内」を基準に2020年3月期年間配当額は36円の予定。
≫ 2019年3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1：1」から「1：3」の比率に変更。
28
5. 補足資料 会社概要と事業紹介
29
5 会社概要
（2019年９月末 現在）
商 号 株式会社ナック（ NAC CO., Ltd. ）
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 新宿センタービル
設 立 1971年５月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
■ クリクラ事業：宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
■ レンタル事業：ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
■ 建築コンサルティング事業：地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販
事 業 内 容 売と施工、コンサルティング業務
■ 住宅事業：戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 美容・健康事業：化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
株式会社レオハウス（住宅事業）
株式会社アーネスト（ビルメンテナンス事業）
株式会社 JIMOS（美容・健康事業）
株式会社ベルエアー（美容・健康事業）
株式会社ジェイウッド（住宅事業）
連 結 子 会 社 株式会社エコ＆エコ（省エネ商材販売・工事）
株式会社ケイディアイ（住宅事業）
株式会社ナックライフパートナーズ（金融・福利厚生）
株式会社国木ハウス（住宅事業）
株式会社suzukuri（住宅事業）
従業員数（正社員） 連結2,248名（パートタイマー、アルバイトは除く）
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750株 （一単元：100株）
株 主 数 9,522名（自己名義株式を除く総株主数）
30
5 主な指標（連結ベース）経営指標から
’19.３月期 実績 ’18.３月期 実績 増減
期中平均発行済株式数 19,802,890 株 16,807,436 株 + 2,995,454株
1株当り純資産（BPS） 899.84 円 839.28 円 + 60.56 円
1株当り当期純利益
40.32 円 ▲ 59.15 円 + 99.47 円
（ E P S ）
自 己 資 本 比 率 40.6 % 33.4 % + 7.2 pt
自 己 資 本 純 利 益 率
4.7 ％ ▲ 6.7 ％ + 11.4 pt
（ R O E ）
1 株 当 り 配 当 金 34 円 18 円 + 16 円
配 当 性 向 84.3 % ▲ 30.4 % + 114.8 pt
純 資 産 配 当 率 3.9 % 2.1 % + 2.4 pt
31
5 沿革
1971年 5月 東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月 株式会社ナックに商号変更
1995年 9月 日本証券業協会（現：JASDAQ）に店頭登録
1997年 1月 東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月 東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月 宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月 連結子会社（現・株式会社レオハウス）で住宅事業に進出
2010年 3月 創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月 株式会社 アーネストを子会社化
株式会社 JIMOSを子会社化
2013年 7月
株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月 クリクラ本庄工場新設
2015年 9月 株式会社エコ＆エコを子会社化
2016年 5月 株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月 株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月 株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月 株式会社国木ハウスを子会社化
32
5 各事業の市場におけるポジショニング
（2019年９月末 現在）
■ 製造本数業界No.1(約1800万本)
クリクラ事業 ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
■ 業界初の研究開発専門センター設立
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1（約2,000社中）
レンタル事業
■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
■ ナック会員工務店 約7,000社
建築コンサル ■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
ティング事業 ■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ＆エコを子会社化
■「レオハウス」ブランドによる注文住宅の建築請負
■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
住宅事業 ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
■ 2017年4月より異業種との提携を展開する株式会社suzukuriを子会社化
■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化
■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業 ■ 40～60代の女性を中心に、基礎化粧品が主力
■ 2016年12月より栄養補助食品（サプリメント）を手がける株式会社ベルエアーを子会社化
33
5 売上高・営業利益構成比（19.３期実績）
クリクラ事業 レンタル事業 クリクラ事業 レンタル事業
美容・健康事業 コンサル事業 美容・健康事業 コンサル事業
住宅事業
クリクラ事業 建築コンサルティング クリクラ事業
15% 事業
24％ 25％
レンタル事業
美容・健康事業
住宅事業
売上高 16% 8％ 営業利益
52% 89,111百万円 2,037百万円
美容・健康事業 住宅事業
6% 11% レンタル事業 ▲22％
建築コンサルティング
事業
64％
※本社費は除外しています
売上高営業利益率
クリクラ レンタル 建築ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ 美容・健康 住宅事業 全社
事業 事業 事業 事業
6.0% 13.9% 13.8% 2.6％ ▲1.5% 2.3%
34
5 セグメント別営業利益の推移
≫ 安定したレンタルと建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。
【住宅事業】
（百万円） （百万円）
3,003
【クリクラ事業】 3,000
2,500 2,686
2,500 不採算店舗
2,000
2,000 1,858 の 統 廃 合
1,500
788 1,500 1,208
1,000 529 576 500
375 596 1,000
388 550
500 143 274
184 -201 500
-412 -622 -736 -694
0 0
-500 -500
-1,000 -1,000
-1,500 -1,500
（百万円）
1,000
【美容・健康事業】 積 極 的 に
広 告 投 資
500
255
147 100
-199 -222 -105 -457
0
-500
（百万円） （百万円） 【建築コンサルティング事業】
2,500
【レンタル事業】
2,021 1,998 2,500
1,802 1,841 1,853
2,000 1,738
1,535 1,582 1,505 1,500 2,000
1,500 976 1,146
1,500
900 956
1,000 775 754 800
1,000 670
543
425
500 500
0 0
-500 -500
-1,000 -1,000
-1,500 -1,500
35