2019年３月期
決算補足説明資料 2019年5月15日
株式会社ナック
東証一部 ９７８８
注）IR説明会は7月2日（火）に開催予定です。
この資料は、2019年3月期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
１. 2019年3月期決算概要 … P. 2
２. セグメント別業績 … P. 9
３. 2020年3月期連結業績予想 … P.22
４. 配当方針 … P.27
５. 補足資料 … P.29
この配付資料に記載されている業績目標及び契約数目標等はいずれも、当社グループが
現時点で入手可能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、また
新サービスの成否などの不確実な要因の影響を受けます。
従って、 実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
ますことをご承知おき下さい。
1
1. 2019年3月期決算概要
2
1 2019年3月期 通期：連結損益計算書
（単位：百万円）
計画比 前期比
’19.3月期
実績 ’19.3月期 ’18.3月期
達成率 増減率
計画 実績
売 上 高 89,111 96,500 92.3% 89,818 ▲ 0.8 %
売 上 総 利 益 34,763 - - 34,785 ▲ 0.1 %
（売上総利益率） 39.0 % - - 38.7 % + 0.3 pt
販 売 費 及 び
32,725 - - 33,148 ▲ 1.3 %
一 般 管 理 費
営 業 利 益 2,037 2,000 101.9 % 1,637 24.5%
（営業利益率） 2.3 ％ 2.1 ％ + 0.2 pt 1.8 ％ + 0.5 pt
営 業 外 損 益 43 - - ▲ 62 -
経 常 利 益 2,081 2,050 101.5 % 1,574 32.2 %
特 別 損 益 ▲ 168 - - ▲ 1,021 -
親会社株主に帰属
798 600 133.0 % ▲ 994 -
する当期純利益
≫ 売上高は、住宅事業、美容・健康事業において減少したことで前期を下回った。
≫ 営業利益は、クリクラ事業において増益となったこと、美容・健康事業において広告宣伝費及び販売促進費を抑制し効率的運用に努め
たことにより前期を上回った。
3
1 セグメント別：売上高
（単位：百万円）
計画比 前期比
’19.3月期
実績 ’19.3月期 ’18.3月期
計画比 前期比
計画 実績
ク リ ク ラ 事 業 13,179 13,700 ▲ 521 13,158 + 20
レ ン タ ル 事 業 14,394 14,200 + 194 13,727 + 667
建築コンサルティング事業 5,459 6,300 ▲ 841 5,383 + 75
住 宅 事 業 46,318 52,500 ▲ 6,182 47,492 ▲ 1,174
美 容 ・ 健 康 事 業 9,801 9,800 +1 10,115 ▲ 314
消 去 調 整 他 ▲ 41 - ▲ 41 ▲ 59 + 18
合 計 89,111 96,500 ▲ 7,389 89,818 ▲ 706
≫ クリクラ事業は、物流コストの高騰を踏まえてワンウェイ事業から撤退したことで計画は下回ったものの、記録的な猛暑を背景に一世帯あたりのボトル消費量が
増加したことなどにより、前期を上回った。
≫ レンタル事業は、全ての部門で売上高が堅調に推移し、計画・前期を上回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、太陽光発電システムを中心とした建築部資材販売において、販売ターゲットを住宅市場にシフトしたことで売上高が
減少し計画を下回った一方、ノウハウ販売の業績好調により前期を上回った。
≫ 住宅事業は、株式会社レオハウスと株式会社ジェイウッドにおいて2018年３月末時点における受注残が2017年３月末を下回ったことに加え、
当期中の受注数が伸び悩んだことで、計画・前期を下回った。
≫ 美容・健康事業は株式会社JIMOSの化粧品ブランド「MACCHIA LABEL(マキアレイベル)」と「Coyori(コヨリ)」で新規顧客数を伸ばした一方で、
既存顧客からの注文数や顧客売上単価が伸び悩んだことで前期を下回ったが、計画どおりとなった。
4
1 セグメント別：営業利益
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。 （単位：百万円）
計画比 前期比
’19.3月期
実績 ’19.3月期 ’18.3月期
計画比 前期比
計画 実績
788 405 + 383 596 + 192
ク リ ク ラ 事 業 (6.0 %) (3.0 %) (4.5 %)
(+ 3.0 pt) (+ 1.5 pt)
1,998 2,000 ▲1 2,021 ▲ 22
レ ン タ ル 事 業 (14.1 %)
(13.9 %) (▲ 0.2 pt) (14.7 %) (▲ 0.8 pt)
754 755 ▲0 775 ▲ 21
建築コンサルティング事業 (12.0 %)
(13.8 %) (▲ 1.8 pt) (14.4 %) (▲ 0.6 pt)
▲ 694 160 ▲ 854 ▲ 736 + 41
住 宅 事 業 (0.3 %)
(▲ 1.5 %) (▲ 1.8 pt) (▲ 1.6 %) (+ 0.1 pt)
255 80 + 175 147 + 108
美 容 ・ 健 康 事 業 (0.8 %)
(2.6 %) (+ 1.8 pt) (1.5 %) (+ 1.1 pt)
全 社 費 用 等 ▲ 1,064 ▲1,400 + 335 ▲ 1,166 + 102
2,037 2,000 + 37 1,637 + 400
合 計 (2.3 %) (2.1 %) (+ 0.2 pt) (1.8 %) (+ 0.5 pt)
≫ クリクラ事業は、直営部門において「クリクラあんしんサポート」サービスへの加入者数が順調に増加したことや、
省エネサーバーへの切り替えに伴う手数料収入があったことにより、計画・前期ともに上回った。
≫ レンタル事業は、期初に想定していなかった新規出店のために販売費及び一般管理費が増加したことで、前期を下回るも計画どおりとなった。
≫ 建築コンサルティング事業では、ノウハウ販売においてオリジナル新商品の開発及びブランド化戦略に伴い販売費及び一般管理費が増加したことにより、
前期を下回るも計画どおりとなった。
≫ 住宅事業は、株式会社レオハウスと株式会社ジェイウッドで売上高が減少したことにより計画を下回ったが、株式会社レオハウスの営業損失減少により前
期より改善した。
≫ 美容・健康事業は、広告宣伝費及び販売促進費を中心とした販売費及び一般管理費を削減した結果、計画・前期ともに上回った。
5
1 営業利益の増減要因
（単位：百万円）
前期比増加率
2018年3月期 営業利益 1,637 -
①売上総利益 ▲ 22 ▲ 0.1 %
減 価 償却 費 ・のれ ん 償却 費 + 270 + 13.4 %
地 代 家 賃 + 253 + 10.1 %
※
②販売費及び一般管 広 告 宣伝 費 及び販 売 促進 費 + 223 + 4.2 %
理費の増減 人 件 費 ▲ 30 ▲ 0.2 %
支 払 手 数 料 ▲ 133 ▲ 10.9 ％
そ の 他 販 管 費 ▲ 161 ▲ 2.0 ％
2019年3月期 営業利益 2,037 + 24.5 %
※販管費の増減額について,+は損益の増加／▲は損益の減少
① 売上総利益の減少理由
≫ 住宅事業の中核子会社である株式会社レオハウスで、2018年３月末の受注残が2017年３月末を下回ったことにより
売上高が減少したことに加え、当期中の受注数が伸び悩んだことによる。
② 販売費及び一般管理費の増減理由
≫ 減価償却費・のれん償却費の減少は、主にレオハウスにおいて不採算店舗の統廃合を行ったことによる。
≫ 広告宣伝費及び販売促進費の減少は、主に美容・健康事業において抑制を図ったことによる。
6
１ 2019年3月期 通期：連結貸借対照表
（単位：百万円）
2019年 2018年
構成比 構成比 増減額
3月末 3月末
流 動 資 産 31,575 63.6 % 22,980 54.6 % + 8,595
有 形 固 定 資 産 11,457 23.1 % 12,579 29.9 % ▲ 1,121
無 形 固 定 資 産 2,549 5.1 % 2,782 6.6 % ▲ 232
投 資 そ の 他 の 資 産 3,908 7.9 % 3,773 9.0 % + 134
固 定 資 産 計 17,916 36.1 % 19,135 45.4 % ▲ 1,219
繰 延 資 産 合 計 134 0.3 ％ - - + 134
資 産 合 計 49,626 100.0 % 42,115 100.0 % + 7,510
流 動 負 債 23,410 47.2 % 20,973 49.8 % + 2,437
固 定 負 債 6,055 12.2 % 7,027 16.7 % ▲ 972
負 債 合 計 29,465 59.4 % 28,001 66.5 % + 1,464
株 主 資 本 20,950 42.2 % 14,873 35.3 % + 6,076
その他の包括利益累計額 ▲ 789 ▲ 1.6 % ▲ 758 ▲ 1.8 % ▲ 30
純 資 産 合 計 20,161 40.6 % 14,114 33.5 % + 6,046
負 債 ・ 純 資 産 合 計 49,626 100.0 % 42,115 100.0 % + 7,510
主な増減要因
■ 流動資産 ： 現金・預金 + 1,906 販売用不動産 + 4,895
■ 固定資産 ： 建物及び構築物 ▲ 738 リース資産▲ 524
■ 流動負債 ： 短期借入金 + 1,900 買掛金 + 917
■ 固定負債 ： リース債務 ▲ 476 長期借入金▲ 400
自己資本比率 ： 40.6 ％
※「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を当連結会計年度の期首から適用しており、
前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。 7
1 2019年3月期 通期：連結キャッシュフロー
（単位：百万円）
’19.3月期 ’18.3月期
増減額
実績 実績
1.営業活動によるCF ▲ 2,200 1,152 ▲ 3,318
2.投資活動によるCF ▲ 835 ▲ 905 36
3.財務活動によるCF 4,941 ▲ 473 5,414
現金及び現金同等物の増減額 1,906 ▲ 225 ▲ 225
現金及び現金同等物の期首残高 7,261 7,430 ▲ 168
新規連結等に伴う現金及び現金
- 56 56
同等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高 9,167 7,261 ▲ 1,906
減価償却費 1,546 1,783 ▲ 236
当期の主な要因
■ 営業活動：税金等調整前当期純利益の増加1,912百万円、減価償却費1,546百万円等による資金の増加。
たな卸資産の増加5,876百万円、法人税等の支払額1,357百万円等による資金の減少。
■ 投資活動：有形固定資産の取得による支出329百万円、
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出249百万円等の資金の減少。
■ 財務活動：株式の発行による収入5,291百万円等による資金の増加。
8
2. セグメント別業績
9
２ セグメント別業績（１）クリクラ事業 ①
（単位：百万円） 加盟店 直営店
売上高 16,000 ※①13,293 ※②13,158 ※③13,179
12,000
4,870 4,606 4,570
8,000
4,000 8,422 8,552 8,609
0
'17.3月期 '18.3月期 '19.3月期
※①セグメント間売上2百万円を含む。 ※②セグメント間売上4百万円を含む。 ※③セグメント間売上3百万円を含む。
≫ 直営部門は、記録的な猛暑を背景に一世帯あたりのボトル消費量が増加し、売上高は前期比で増加。
≫ 加盟店部門の売上高は前期比と同水準となった。
（単位：百万円）
営業利益
1,000
営業利益 788
500 596
274
0
'17.3月期 '18.3月期 '19.3月期
≫ 損益面では、直営部門において「クリクラあんしんサポート」サービスへの加入者数が順調に増加したことや、
省エネサーバーへの切り替えに伴う手数料収入により、営業利益が前期比で増加。
10
２ セグメント別業績（１）クリクラ事業 ②
（単位：百万円） （単位：百万円）
5,000 1,000
売上高 営業利益
4,000 3,614 3,495 3,383 3,651 800
3,290
3,243 3,214 3,220 3,182 3,097 3,273 2,963
3,000 600
371
2,000 400
273
236 191 190
1,000 201 89 169 87 200
▲ 104 139
0 0
▲ 186
-1,000 -200
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
-2,000 -400
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
≫ Q1にテレビCMなどの広告宣伝費及び販売促進費が増加 Q2以降に営業利益が高まる傾向。
11
２ セグメント別業績（２）レンタル事業 ①
（単位：百万円）
アーネスト with ダスキン
16,000 ※② 14,394
売上高 13,135 ※①13,727
1,376 1,377
12,000 1,326
2,450 2,519
2,338
8,000
9,469 9,900 10,497
4,000
0
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
※①セグメント間売上1百万円を含む。 ※②セグメント間売上4百万円を含む。 ※②セグメント間売上6百万円を含む。
≫ ダスキン事業は、新規出店を通じた商圏拡大や既存顧客への深耕が奏功したことで顧客数と顧客単価が
堅調に推移し、売上高は前期比で増加 。
≫り、
with事業（害虫駆除部門）は、需要が高まる夏場にかけて販売促進活動を全国的に展開したことによ
売上高は前期比で増加。
≫ 株式会社アーネスト(法人向け定期清掃サービス)は前年と同じ水準で推移。
（単位：百万円） 営業利益
営業利益 2,500
2,021 1,998
1,853
2,000
1,500
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
≫ 損益面では、全ての部門において売上高が増加したが、2018年8月に株式会社ダスキンと資本業務提携契約
を締結し、それに基づく新規出店で販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は前期比で微減となった。
12
２ セグメント別業績（２）レンタル事業 ②
（単位：百万円） （単位：百万円）
4,000 売上高 営業利益 3,815 800
3,641 3,541 3,603
3,500 3,284
3,465 3,341 3,441 3,301
3,434
700
3,170 3,214 629 635
3,000 566 600
515
2,500 457 462 491 463 500
431
437 416
366
2,000 400
1,500 300
1,000 200
500 100
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
≫ 一年を通じて売上高・営業利益が安定。
13
２ セグメント別業績（３）建築コンサルティング事業 ①
（単位：百万円）
売上高 8,000 エコ＆エコ 部資材販売等 ノウハウ販売
※①6,292
6,000 ※②5,603 ※③ 5,629
1,182 627 696
4,000 2,768 2,409
2,780
2,000
2,342 2,194 2,523
0
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
※①セグメント内売上202百万円を含む。 ※②セグメント内売上219百万円を含む。 ※③セグメント内売上169百万円を含む。
≫ノウハウ販売では、前期末と2019年２月に販売を開始したオリジナル新商品の販売好調に加えて、第４四半期に販促
活動を強化したことが奏功し、売上高が前期比で増加。
≫建築部資材販売では、市況を鑑みて販売ターゲットを住宅市場にシフトするなど、ビジネスモデルの変更に引き続き
取り組んだ結果、前期比で売上高が減少するも、増益となった。
≫ 株式会社エコ＆エコでは、安定した収益が見込める事業モデルへの転換を行ったことで売上高が前期比で増加。
（単位：百万円）
営業利益1,500 営業利益
956
1,000 775 754
500
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
≫ 損益面では、ノウハウ販売において、オリジナル新商品の開発及びブランド化戦略に伴い販売費及び一般管理費が
増加したことにより、営業利益は前期比で微減となった。
14
２ セグメント別業績（３）建築コンサルティング事業 ②
（単位：百万円） （単位：百万円）
2,500 売上高 営業利益 700
2,086
600
2,000 506
1,610 1,626 500
441
1,419 1,363
1,500 1,327 1,346 1,405
1,220 1,230 1,214 388 400
1,080
300
1,000 215
193 167
94 200
103 148
500 130
45 100
49
0 -
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
≫売上高・営業利益ともに、Q4に集中する傾向。
15
【地方都市圏】 【首都圏】
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ① 首都圏以外 東京 神奈川
千葉 埼玉
売上高（単位：百万円） レオハウス（首都圏） レオハウス（地方都市圏） ジェイウッド
ケイディアイ 国木ハウス suzukuri
60,000 ※② 47,875 ※③ 47,158
174
※① 42,956 1,284 949
5,115 1,324
40,000 3,188
3,941 4,536 5,532
4,084
31,144
20,000 31,751 30,744
0 4,682 5,013 4,522
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
※① セグメント内売上20百万円を含む。 ※② セグメント内売上383百万円を含む。 ※③ セグメント内売上840百万円を含む。
セグメント間売上8百万円を含む。 セグメント間売上11百万円を含む。
≫ 株式会社レオハウスと株式会社ジェイウッドにおいて、2018年3月末時点における受注残が2017年3月
500 末を下回ったことを、期中の受注では補いきれず、売上高が前期比で減少した。
営業利益（単位：百万円） 営業利益
0
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
-500 ▲622
▲736 ▲694
ジェイウッドとケイディアイ、国木ハウスののれん
-1,000 償却費60百万円を当セグメントに計上しております。
≫住宅事業は、株式会社レオハウスにおいて人件費を含む販売費及び一般管理費の削減等を行うことに
よって営業損失額が前期比で減少し、前期を上回った。
16
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ②
（単位：百万円） （単位：百万円）
25,000 売上高 営業利益 4,000
19,822 19,148
20,000 18,908 3,000
15,000 1,735 1,530 2,000
11,73011,127 11,441 1,630
10,548
10,000 9,012 9,725 1,000
5,485 5,419 ▲ 129
4,376 ▲ 418 ▲ 671 ▲ 144
5,000 ▲ 430 0
▲ 671
0 -1,000
▲ 1,543 ▲ 1,640 ▲ 1,765
-5,000 -2,000
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
≫ 住宅の引渡しが集中するQ4に売上高・営業利益が高まる傾向。
17
2 セグメント別業績（４）住宅事業 ③
全国114拠点（レオハウス：88拠点、ジェイウッド：10拠点、ケイディアイ： 3拠点、suzukuri：11拠点、国木ハウス：2拠点）
レオハウス店舗 レオハウス新規出店 レオハウス閉鎖店舗
（～2018年3月末） （ 2018年4月～2019年3月） （2018年4月～2019年3月）
ケイディアイ店舗 ジェイウッド店舗 国木ハウス店舗
（～2019年3月末） （～2019年3月末） （～2019年3月末）
suzukuri店舗 suzukuri新規出店
（～2019年3月末） （2018年4月～2019年3月末）
レオハウス ： 88拠点（支店：41 展示場：41 他：6）
ジェイウッド ： 10拠点（ハウジングカフェ：3 展示場：7）
ケイディアイ ： 3拠点（支店：3）
suzukuri : 11拠点（支店：10 他：1）
国木ハウス ： 2拠点（支店：2）
18
２ セグメント別業績（４）住宅事業 ④
【レオハウス】四半期ごとの出店数と受注・完工・受注残・販売単価の推移
（単位：棟数／店舗）
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
受 注 457 677 397 550 439 542 419 489 469 528 386 487
(累計) (457) (1,134) (1,531) (2,081) (439) (981) (1,400) (1,889) (469) (997) (1,383) (1,870)
完 工 186 390 403 871 188 477 396 834 156 427 400 766
(累計) (186) (576) (979) (1,850) (188) (665) (1,061) (1,895) (156) (583) (983) (1,749)
受注残 1,114 1,385 1,361 1,016 1,245 1,294 1,309 944 1,233 1,317 1,271 976
受注残
+ 253 + 271 ▲ 24 ▲ 345 + 229 + 49 ＋15 ▲ 365 + 289 + 85 ▲ 41 ▲301
増 減
※1 ※1 ※1
単 価 1,826万円／棟 1,792万円／棟 1,806万円／棟
※1 販売単価は追加・外構工事を除いた金額
出店数 2 0 0 0 5 0 0 0 1 0 0 0
※1 ※2 ※3 ※4
店舗計 105 105 105 105 105 105 105 101 88 88 88 88
※1 支店統廃合により▲2 ※2 suzukuriへのブランドチェンジにより▲5 ※3 不採算店舗統廃合により▲4
※4 不採算店舗統廃合により▲14
19
２ セグメント別業績（５）美容・健康事業 ①
（単位：百万円） ※2019年3月期より通販事業から美容・健康事業に名称変更しております。
売上高 14,000 JIMOS ベルエアー インフィニティービューティー
12,000 ※① 10,463 ※② 10,126 ※③ 9,803
10,000 405 546
520
8,000
6,000
4,000 9,485 8,736
2,000
0
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
※① セグメント内売上5百万円を含む。 ※② セグメント内売上11百万円を含む。 ※③ セグメント内売上2百万円を含む。
セグメント間売上9百万円を含む。 セグメント間売上55百万円を含む。 セグメント間売上19百万円を含む。
≫ 化粧品の通販を手がける株式会社JIMOSにおいて、新規顧客数が増加したものの、既存顧客からの注文や顧客売上単価が伸
び悩み、売上高が前期比で減少。
≫ 2018年12月にグループに加わったインフィニティービューティー株式会社は、１月からの３ヶ月分の売上高が貢献。
（単位：百万円）
営業利益 400 営業利益
300 255
200 147
100
JIMOS、ベルエアー、インフィニティービューティーの
0 ▲87 のれん償却費等585百万円を当セグメントに計上してお
ります。
-100
’17.3月期 ’18.3月期 ’19.3月期
≫ 損益面では、広告宣伝費及び販売促進費の効率的な運用に努め、営業利益が前期比で増加。
20
２ セグメント別業績（５）美容・健康事業 ②
（単位：百万円） （単位：百万円）
4,000 800
売上高 営業利益
2,993
3,000 2,795 2,771 600
2,528 2,493 2,447 2,547 2,395 2,376 2,277
2,534
2,217
2,000 400
233 222
213
1,000 200
206 132
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
▲ 89 ▲ 50 ▲ 49
-1,000 -200
▲ 215 ▲ 189 ▲ 202
▲ 266
-2,000 -400
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
≫ 上期に販促費を増やし、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。
21
3. 2020年3月期 連結業績予想
22
3 2020年3月期 連結業績予想
（単位：百万円）
2019年3月期 実績 2020年3月期 予想 前期比
売 上 高 89,111 100,200 ＋ 12.4 ％
営 業 利 益 2,037 2,200 ＋ 8.0 ％
経 常 利 益 2,081 2,150 ＋ 3.3 ％
親会社株主に帰属する
798 1,000 + 25.3 %
当 期 純 利 益
年 間 配 当 34 円 36 円 -
E P S 40.32 円 50.50 円 ＋ 10.18 円
≫ 住宅事業の建て直しを軸に、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益ともに増加を見込む。
23
3 2020年3月期 セグメント別：売上高予想
（単位：百万円）
売 上 高 2019年3月期 実績 2020年3月期 予想 増減率
ク リ ク ラ 事 業 13,179 13,400 ＋ 1.7 ％
レ ン タ ル 事 業 14,394 14,500 ＋ 0.7 ％
建築コンサルティング事業 5,459 5,800 ＋ 6.2 ％
住 宅 事 業 46,318 55,000 ＋ 18.7 ％
美 容 ・ 健 康 事 業 9,801 11,500 + 17.3 ％
消 去 調 整 他 ▲ 41 - -
合 計 89,111 100,200 ＋ 12.4 ％
24
3 2020年3月期 セグメント別：営業利益予想
（単位：百万円）
営 業 利 益 2019年3月期 実績 2020年3月期 予想 増減率
788 500 ▲ 36.6 ％
ク リ ク ラ 事 業
(6.0 %) (3.7 ％) (▲ 2.3 pt)
1,998 1,500 ▲ 24.9 ％
レ ン タ ル 事 業
(13.9 %) (10.3 ％) (▲ 3.5 pt)
754 800 ▲ 6.1 ％
建築コンサルティング事業
(13.8 %) (13.8 ％) (+ 0.0 pt)
▲ 694 550 -
住 宅 事 業
(▲ 1.5 %) (1.0 ％) (＋ 2.5 pt)
255 100 ▲ 60.9 %
美 容 ・ 健 康 事 業
(2.6 %) (0.9 ％) (▲ 1.7 pt)
全 社 費 用 等
▲ 1,064 ▲ 1,250 -
（新規・M&Aを含む）
2,037 2,200 ＋ 8.0 ％
合 計
(2.3 %) （2.2 ％） （▲ 0.1 pt)
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。
25
3 2020年3月期 施策
■ 売上高:前期比12.4％増 1,002億円 ■ 営業利益:前期比8.0%増 22億円
レンタル 住宅
【ダストコントロール商品部門】 【レオハウス】
⇒ M&A戦略の推進 ⇒ 注文住宅に加えて分譲住宅を販売
⇒販売費及び一般管理費の効率的運用と経営資源の適切配分
により黒字転換を目指す
【トータルケアサービス部門】
【ジェイウッド】
⇒ 出店数の拡大と人材育成
⇒ 独特の集客方法に加えて効率的な営業手法の導入
⇒ 下期より、介護・福祉用具をレンタルする
【ケイディアイ】
ヘルスレント事業に参入 ⇒ 首都圏に特化した営業戦略と建築コストの削減
【国木ハウス】
【害虫駆除部門】 ⇒ デザイン性訴求による独自化
⇒ 新規顧客開拓と販売促進キャンペーンの実施 【ｓｕｚｕｋｕｒｉ】
⇒ 新商材の販売促進 ⇒ 異業種との提携を通じたターゲット層の拡大
クリクラ 建築ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ 美容・健康
【クリクラ事業】 【ノウハウ・建築部資材販売】 【JIMOS】
⇒ 戸別訪問以外の販売手法に注力 ⇒従来のノウハウ提供だけでなく ⇒広告宣伝費の適正な投
専用部材提供など、営業から施 入と販売チャネルの拡
⇒ 適切な投資を行う（新サーバー開 工までフォローした商流構築に 大を通じた新規顧客の
発、ZiACOのブランド強化、物流 取り組む 獲得
体制の強化） 【エコ＆エコ】
⇒ 建築部資材販売部門との連携強 ⇒アジアを中心とする海
化 外市場への展開
26
4. 配当方針
27
4 配当方針：純資産配当率(DOE)４％かつ配当性向100％以内
（単位：円）
30
27
26
20 19
18
9
10 8 8
-
-
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期（予）
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
１株あたり
27円 18円 34円 36円
年間配当額
≫ 配当方針の「連結純資産配当率4％」を基準に2020年3月期年間配当額は36円の予定。
≫ 2019年3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1：1」から「1：3」の比率に変更。
28
5. 補足資料 会社概要と事業紹介
29
5 会社概要
（2019年3月末 現在）
商 号 株式会社ナック（ NAC CO., Ltd. ）
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
設 立 昭和46年5月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
■ クリクラ事業：宅配水の製造・販売
■ レンタル事業：ダスキンの清掃用品、害虫駆除器のレンタル、定期清掃業務
事 業 内 容 ■ 建築コンサルティング事業：建築ノウハウ、太陽光発電システムの販売
■ 住宅事業：注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 美容・健康事業：化粧品・健康食品・酒類等の通信販売
株式会社レオハウス（住宅事業）
株式会社アーネスト（ビルメンテナンス事業）
株式会社 JIMOS（美容・健康事業）
株式会社ベルエアー（美容・健康事業）
株式会社ジェイウッド（住宅事業）
連 結 子 会 社 株式会社エコ＆エコ（省エネ商材販売・工事）
株式会社ケイディアイ（住宅事業）
株式会社ナックライフパートナーズ（金融・福利厚生）
株式会社国木ハウス（住宅事業）
株式会社suzukuri（住宅事業）
インフィニティービューティー株式会社（美容・健康事業）
従業員数（正社員） 連結2,168名（パートタイマー、アルバイトは除く）
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750株 （一単元：100株）
株 主 数 12,373名（自己名義株式を除く総株主数）
30
5 主な指標（連結ベース）経営指標から
’18.3月期 実績 ’19.3月期 実績 増減
期中平均発行済株式数 16,807,436 株 19,802,890 + 2,995,454株
1株当り純資産（BPS） 839.28 円 899.84 円 + 60.56 円
1株当り当期純利益
▲ 59.15 円 40.32 円 + 99.47 円
（ E P S ）
自 己 資 本 比 率 33.4 % 40.6 % + 7.2 pt
自 己 資 本 純 利 益 率
▲ 6.7 ％ 4.7 ％ + 11.4 pt
（ R O E ）
1 株 当 り 配 当 金 18 円 34 円 + 16 円
配 当 性 向 ▲ 30.4 % 84.3 % + 114.8 pt
純 資 産 配 当 率 2.1 % 3.9 % + 2.4 pt
31
5 沿革
1971年 5月 東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月 株式会社ナックに商号変更
1995年 9月 日本証券業協会（現：JASDAQ）に店頭登録
1997年 1月 東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月 東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月 宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月 連結子会社（現・株式会社レオハウス）で住宅事業に進出
2010年 3月 創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月 株式会社 アーネストを子会社化
株式会社 JIMOSを子会社化
2013年 7月
株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月 クリクラ本庄工場新設
2015年 9月 株式会社エコ＆エコを子会社化
2016年 5月 株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月 株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月 株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月 株式会社国木ハウスを子会社化
2018年12月 インフィニティービューティー株式会社を孫会社化（株式会社JIMOSの子会社化）
32
5 各事業の市場におけるポジショニング
（2019年3月末 現在）
■ 製造本数業界No.1(約1800万本)
クリクラ事業 ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
■ 業界初の研究開発専門センター設立
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1（約2,000社中）
レンタル事業
■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
■ ナック会員工務店 約6,500社
建築コンサル ■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
ティング事業 ■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ＆エコを子会社化
■「レオハウス」ブランドによる注文住宅の建築請負
■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
住宅事業 ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
■ 2017年4月より異業種との提携を展開する株式会社suzukuriを子会社化
■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化
■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
■ 40～60代の女性を中心に、基礎化粧品が主力
■ 『薬用クリアエステヴェール』美容液ファンデーション市場で14年連続売上 NO.1を獲得
美容・健康事業 ■ 2016年12月より栄養補助食品（サプリメント）を手がける株式会社ベルエアーを子会社化
■ 2018年12月よりECモールでヘアケア商品の販売を手がけるインフィニティービューティー株
式会社を株式会社JIMOSの子会社化
33
5 売上高・営業利益構成比（19.3期実績）
クリクラ事業 レンタル事業 クリクラ事業 レンタル事業
美容・健康事業 コンサル事業 美容・健康事業 コンサル事業
クリクラ事業 建築コンサルティング クリクラ事業
15% 事業
24％ 25％
レンタル事業
美容・健康事業
住宅事業
売上高 16% 8％ 営業利益
52% 89,111百万円 2,037百万円
美容・健康事業 住宅事業
6% 11% レンタル事業 ▲22％
建築コンサルティング
事業
64％
※本社費は除外しています
売上高営業利益率
クリクラ レンタル 建築ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ 美容・健康 住宅事業 全社
事業 事業 事業 事業
6.0% 13.9% 13.8% 2.6％ ▲1.5% 2.3%
34
5 セグメント別営業利益の推移
（百万円） 【住宅事業】
（百万円）
3,003
【クリクラ事業】 3,000
2,500 2,686 不採算店舗
2,500
2,000
2,000 1,858 の 統 廃 合
1,500
788 1,500 1,208
1,000 529 576 500
375 596 1,000
388 550
500 143 274
184 -201 500
-412 -622 -736 -694
0 0
-500 -500
-1,000 -1,000
-1,500 -1,500
（百万円）
1,000 積 極 的 に
【美容・健康事業】 広 告 投 資
500
255
147 100
-199 -222 -105 -457
0
-500
（百万円） （百万円）
【建築コンサルティング事業】
2,500
【レンタル事業】
2,021 1,998 2,500
1,802 1,841 1,853
2,000 1,738
1,535 1,582 1,505 1,500 2,000
1,500 976 1,146
1,500
900 956
1,000 775 754 800
1,000 670
543
425
500 500
0 0
-500 -500
-1,000 -1,000
-1,500 -1,500
≫ 安定したレンタルと建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指します。
35