9788 ナック 2021-11-05 15:30:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月5日
上場会社名 株式会社 ナック 上場取引所 東
コード番号 9788 URL https://www.nacoo.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)吉村 寛
問合せ先責任者 (役職名) ビジネスサポート本部長 (氏名)川上 裕也 TEL 03-3346-2111
四半期報告書提出予定日 2021年11月5日 配当支払開始予定日 2021年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 26,202 △3.0 1,033 25.1 1,027 47.4 613 △46.6
2021年3月期第2四半期 27,008 △35.2 825 - 697 - 1,149 -
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 891百万円 (△27.5%) 2021年3月期第2四半期 1,229百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 27.37 -
2021年3月期第2四半期 51.31 -
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 40,623 21,408 52.5 951.11
2021年3月期 40,847 21,355 52.1 950.59
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 21,344百万円 2021年3月期 21,298百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 9.00 - 35.00 44.00
2022年3月期 - 9.00
2022年3月期(予想) - 28.00 37.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 57,600 3.8 2,600 △6.5 2,600 △3.1 1,600 △12.9 71.41
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 24,306,750株 2021年3月期 24,306,750株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 1,865,129株 2021年3月期 1,901,699株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 22,417,212株 2021年3月期2Q 22,405,102株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注
意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 13
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 14
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感
染症(以下、感染症)の影響により依然として厳しい状況にあるなか持ち直しの動きが続いているものの、この
ところはその動きが弱まっている状況となりました。
当社グループの事業領域である小売・サービスにおいて、個人消費はサービス支出を中心に弱い動きとなってお
ります。消費動向の背景をみると、実質総雇用者所得はこのところ横ばい圏内となっており、消費者マインドに
関してもこのところ持ち直しの動きに足踏みがみられます。
このような中、当社グループでは各事業分野において、感染症対策商品の販売や顧客サービスの向上、販促活動
や商圏の拡大及び事業再編に積極的に取り組んでまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高26,202百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益1,033百
万円(同25.1%増)、経常利益1,027百万円(同47.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益613百万円(同
46.6%減)となりました。
事業の種類別セグメント業績は次のとおりです。
各セグメントの営業損益のほかに、各セグメントに帰属しない全社費用等799百万円があります。
〈クリクラ事業〉
宅配水市場は、感染症による在宅時間増加に伴う個人向けの水の消費量が増加したことに加え、在宅時間充実の
ための付加価値型サーバーへの需要が増加する傾向にありました。
クリクラ事業では、新規顧客獲得のため、WebやSNSを活用した販促に加え、キャラクター等とのコラボを行うな
ど販売活動強化に取り組みました。前年同期は感染症の影響により実施できなかったキャンペーン活動にも当第
2四半期連結累計期間は注力し、新規顧客獲得件数は前年同期比で17.9%増加しました。
直営部門は、引き続き積極的な販促活動とサービス品質の向上とに取り組み、クリクラボトルの売上高は前年同
期比同水準を維持しました。除菌意識の高まりで前年同期に販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジア
コ)」は、顧客数が増加している一方で顧客当たりの販売数は減少したため売上高は前年同期比同水準となりま
した。結果、直営部門全体の売上高も前年同期比同水準となりました。
加盟店部門では、2020年1月に発売したデザインサーバー「クリクラFit」の販売数が増加しましたが、次亜塩
素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」関連商材の反動減による販売数の減少により、売上高は前年同期を下回りまし
た。
損益面では、加盟店部門での売上高減少の影響に加え、今後の顧客数増加のための先行投資として、営業人員の
確保や販促活動の強化に注力したことにより販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は減少しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高7,615百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益571百万円(同
38.9%減)となりました。
〈レンタル事業〉
レンタル事業では、人生100年時代に向けた各事業の需要増加を見据えて、販売網の拡大やサービス体制の強化
に取り組みました。
主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比同水準でしたが、一方で、家事代
行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては、2018年
8月に締結した株式会社ダスキンとの資本業務提携契約に基づき事業追加した拠点での営業活動拡大及び販促人
員の増強により売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期比で増加しました。
「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業では、当第2四半期連結累計期間の大半が緊急事態宣言やまん延防
止等重点措置などの感染対策の期間となり、それに伴う飲食店業界の休業・時短営業の影響により顧客数が減少
し、売上高は前年同期比で減少しました。
法人向け定期清掃サービスを提供する株式会社アーネストにおいては、感染症関連の消毒・洗浄作業の受注が大
きく増えたことに加え、感染症ワクチンの職域接種会場の運営を大口顧客より受注したことで、売上高は前年同
期比で大幅に増加しました。
損益面では、利益率の高い害虫駆除事業の売上高減少及び販促活動強化による販売費及び一般管理費の増加をア
ーネストの売上高増加が補い、営業利益は前年同期比で増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高8,042百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益714百万円(同
20.0%増)となりました。
出店につきましては、当第2四半期連結累計期間に、ダスキン事業において、ヘルスレント市川ステーションと
ヘルスレント小田原ステーションを開設しました。
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
〈建築コンサルティング事業〉
地場建築業界及び市場は、慢性的な職人不足や物流コストの高騰に加え、半導体供給不足による住宅設備機器の
納入遅延が追い打ちとなり、引き続き厳しい外部環境となりました。
ノウハウ販売部門では、ノウハウ商品内容刷新によりノウハウ商品の売上高は増加し、ノウハウ販売部門全体で
の売上高は前年同期比で増加しました。
また、住宅販売及びコンテンツビジネスを展開するsuzukuri Div.においては、前期予定していた販促イベント
の感染症の影響による中止等が響いて前期末時点での受注残高が減少したことに加え、代理店による間接販売を
中止したことにより売上高は前年同期比で減少しました。
省エネ関連部資材の施工及び販売を手がけるナックスマートエネルギー株式会社では、住宅市場への転換を行っ
たことで主要な販売先が法人向けから個人向けに変わったため顧客単価が低下したことに加え、半導体不足によ
る蓄電池及びパワーコンディショナーの納入遅延・停止による工期遅延もあり売上高は前年同期比で減少しまし
た。
エースホーム株式会社では、2020年10月に開始した当社との共同開発商品関連売上の好調により、売上高は前年
同期比で増加しました。
損益面では、ノウハウ販売部門における商品内容刷新に伴う利益率の改善に加え、ナックスマートエネルギー株
式会社の販売費及び一般管理費の削減及びエースホーム株式会社の売上高増加によって営業損益が改善したこと
で、営業利益は前年同期比で増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高3,492百万円(前年同期比9.2%減)、営業利益296百万円(同
164.1%増、エースホーム株式会社ののれん償却額20百万円を含む)となりました。
出店につきましては、当第2四半期連結累計期間に、ノウハウ販売部門において、松山支店を開設しました。
〈住宅事業〉
住宅業界では、国土交通省発表の8月新設住宅着工戸数の内、持家が10ヶ月連続で増加し、貸家や分譲住宅を含
む全体では6ヶ月連続の増加となるなど、底堅い動きとなりました。
株式会社ケイディアイでは、ウッドショックによる工期遅延に加え、前年度からの感染症の影響により土地仕入
が苦戦したため、販売在庫が減少し、売上高は前年同期を下回りました。
株式会社ジェイウッドでは、土地付きの建売住宅の売上棟数増加や一棟単価の改善などはあったものの、完工棟
数の減少により売上高は前年同期比で減少しました。
損益面では、株式会社ケイディアイは一部での投資用不動産の販売及び、住宅需要増加による前年度からの土地
価格上昇が販売価格に寄与したことが利益率向上へ繋がり、営業利益は前年同期比で増加しました。株式会社ジ
ェイウッドでは、前期実施した店舗の統廃合・移転による販売費及び一般管理費の削減効果があったものの、売
上高の減少分を補いきれず営業損益は前年同期を下回りました。
なお、株式会社ジェイウッドは、2021年4月1日を効力発生日として株式会社国木ハウスを吸収合併しておりま
す。当該事業は、株式会社ジェイウッドにてKUNIMOKU HOUSEブランドとして継続しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高4,363百万円(前年同期比7.6%減)、営業損失61百万円(前年
同期営業損失84百万円、株式会社ケイディアイと株式会社ジェイウッドののれん償却額22百万円を含む)となり
ました。
〈美容・健康事業〉
化粧品業界では、感染症の影響により、インバウンド観光客による購買の消失に加え、外出自粛によるメイクア
ップを中心とした化粧品の需要減少により引き続き厳しい市場環境となりました。
株式会社JIMOSでは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、感染
症の影響長期化と外出自粛に伴うメイク機会減少によるメイクアップ商品の買い控えが響き、売上高は前年同期
比で減少しました。
株式会社ベルエアーでは、美容健康雑貨等の販売拡大の取り組みが好調であったものの、主力商品である栄養補
助食品の顧客数が減少傾向にあるため、売上高は前年同期を下回りました。
損益面では、株式会社JIMOSで広告宣伝費や業務委託費を中心とする販売費及び一般管理費の削減に取り組
んだ結果、営業利益は増加しました。株式会社ベルエアーでは、利益率の高い栄養補助食品の販売減少を美容健
康雑貨等の販売好調により補った結果、営業利益は前年同期比同水準となりました。
なお、美容・健康事業を中心とした新たな商品開発やビジネス展開を目的として、2021年7月に化粧品受託製造
を主力とする株式会社トレミーを子会社化しました。
また、2021年9月に株式会社JIMOSのインフィニティービューティー事業及び代謝生活CLUB事業を新設
分割して株式会社アップセールを設立いたしました。同社では、自社ECサイト及びECモールを中心としてE
C市場に注力してまいります。
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高2,738百万円(前年同期比22.4%減)、営業利益311百万円(前
年同期営業損失147百万円、株式会社JIMOSと株式会社ベルエアーののれん償却額等84百万円を含む)とな
りました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しています。詳細については、P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財
務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債および純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、40,623百万円となり、前連結会計年度末と比べ224百万円減
少しております。これは主に、未成工事支出金が467百万円、販売用不動産が261百万円増加した一方で、現金及
び預金が2,140百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債総額は、19,214百万円となり、前連結会計年度末と比べ277百万円減
少しております。これは主に、未成工事受入金が595百万円増加した一方で、短期借入金が1,000百万円減少した
ことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産額は、21,408百万円となり、前連結会計年度末と比べ53百万円増加
しております。これは主に、その他有価証券評価差額金が270百万円増加した一方で、利益剰余金が258百万円減
少したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金という」)残高は、前連結会計年度末に比
べ2,180百万円減少し12,008百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりで
あります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、626百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,078百万円、
未成工事受入金の増加595百万円による資金の増加に対し、棚卸資産の増加392百万円、未払消費税等の減少310
百万円、売上債権の増加216百万円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、822百万円となりました。これは主に連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得
による支出333百万円と、有形固定資産の取得による支出152百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は1,986百万円となりました。これは主に短期借入金の減少1,000百万円、配当金の
支払額788百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2021年5月14日の「2021年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業績予
想に変更はありません。
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,289 12,148
受取手形及び売掛金 4,126 4,420
商品及び製品 2,950 2,627
販売用不動産 2,511 2,773
未成工事支出金 457 925
原材料及び貯蔵品 329 412
その他 1,635 2,237
貸倒引当金 △95 △98
流動資産合計 26,204 25,446
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,560 4,732
土地 2,103 2,187
その他(純額) 2,177 2,082
有形固定資産合計 8,841 9,001
無形固定資産
のれん 566 725
その他 1,112 1,127
無形固定資産合計 1,679 1,853
投資その他の資産
差入保証金 1,832 1,832
その他 2,543 2,791
貸倒引当金 △277 △302
投資その他の資産合計 4,098 4,321
固定資産合計 14,619 15,176
繰延資産
株式交付費 23 -
繰延資産合計 23 -
資産合計 40,847 40,623
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 2,116 2,066
短期借入金 4,100 3,100
1年内返済予定の長期借入金 2,050 2,097
未払法人税等 109 397
未成工事受入金 761 1,357
賞与引当金 757 773
引当金 352 180
その他 3,372 3,247
流動負債合計 13,619 13,220
固定負債
長期借入金 3,560 3,681
引当金 10 7
退職給付に係る負債 201 192
資産除去債務 479 490
その他 1,620 1,622
固定負債合計 5,872 5,994
負債合計 19,492 19,214
純資産の部
株主資本
資本金 6,729 6,729
資本剰余金 3,877 3,884
利益剰余金 12,663 12,405
自己株式 △1,309 △1,283
株主資本合計 21,960 21,735
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 191 461
為替換算調整勘定 6 7
土地再評価差額金 △860 △860
その他の包括利益累計額合計 △662 △391
非支配株主持分 57 64
純資産合計 21,355 21,408
負債純資産合計 40,847 40,623
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 27,008 26,202
売上原価 13,715 13,164
売上総利益 13,292 13,037
販売費及び一般管理費 12,467 12,004
営業利益 825 1,033
営業外収益
受取利息 1 1
受取配当金 4 4
受取家賃 132 110
業務受託手数料 6 1
その他 42 64
営業外収益合計 186 182
営業外費用
支払利息 39 32
為替差損 7 5
株式交付費償却 27 23
貸倒引当金繰入額 2 -
地代家賃 233 116
その他 4 10
営業外費用合計 315 188
経常利益 697 1,027
特別利益
関係会社株式売却益 456 -
店舗閉鎖損失引当金戻入額 0 -
固定資産売却益 1 0
情報セキュリティ対策費戻入益 - 79
その他 - 16
特別利益合計 457 96
特別損失
事業整理損 13 -
固定資産処分損 2 -
固定資産除却損 16 1
店舗閉鎖損失引当金繰入額 - 37
その他 5 5
特別損失合計 36 44
税金等調整前四半期純利益 1,117 1,078
法人税、住民税及び事業税 98 312
法人税等調整額 △131 145
法人税等合計 △32 458
四半期純利益 1,150 620
非支配株主に帰属する四半期純利益 1 6
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,149 613
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 1,150 620
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 78 270
為替換算調整勘定 △0 1
その他の包括利益合計 78 271
四半期包括利益 1,229 891
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,228 885
非支配株主に係る四半期包括利益 1 6
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,117 1,078
減価償却費 499 495
のれん償却額 211 79
固定資産処分損 1 1
貸倒引当金の増減額(△は減少) 22 21
賞与引当金の増減額(△は減少) 151 0
受取利息及び受取配当金 △5 △6
支払利息 39 32
株式交付費償却 27 23
関係会社株式売却損益(△は益) △456 -
売上債権の増減額(△は増加) 386 △216
棚卸資産の増減額(△は増加) 59 △392
仕入債務の増減額(△は減少) △240 △79
未成工事受入金の増減額(△は減少) 143 595
未払金の増減額(△は減少) △231 39
未払消費税等の増減額(△は減少) 46 △310
短期貸付金の増減額 1,679 △199
その他 △140 △489
小計 3,312 673
利息及び配当金の受取額 5 6
利息の支払額 △40 △31
法人税等の支払額 △587 △20
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,690 626
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資事業組合からの分配による収入 12 11
有形固定資産の取得による支出 △81 △152
有形固定資産の売却による収入 1 0
無形固定資産の取得による支出 △163 △148
投資有価証券の取得による支出 △0 △24
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
△809 -
支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △333
支出
貸付けによる支出 △515 △181
貸付金の回収による収入 515 11
差入保証金の差入による支出 △36 △28
差入保証金の回収による収入 2 1
その他 18 21
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,055 △822
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,100 △1,000
長期借入れによる収入 1,900 1,000
長期借入金の返済による支出 △1,050 △1,050
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △292 △788
セール・アンド・リースバックによる収入 1,046 -
その他 △156 △148
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,546 △1,986
現金及び現金同等物に係る換算差額 1 1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,181 △2,181
現金及び現金同等物の期首残高 9,115 14,188
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 11 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 13,309 12,008
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額は軽微であるた
め、当期首から新たな会計方針を適用しております。
この結果、収益認識会計基準の適用による、当第2四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える影響は軽微
であります。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法に
よる組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める
新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。
なお、時価算定会計基準の適用による、当第2四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える影響はありませ
ん。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
① 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
ⅰ.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
建築コンサル 美容・健康 計算書計上額
クリクラ事業 レンタル事業 住宅事業 計 (注)1
ティング事業 事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 7,715 7,213 3,845 4,721 3,511 27,008 - 27,008
セグメント間の内部
2 3 - - 16 22 △22 -
売上高又は振替高
計 7,718 7,216 3,845 4,721 3,528 27,031 △22 27,008
セグメント利益又は損
934 595 112 △84 △147 1,410 △584 825
失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△584百万円には、セグメント間取引消去・その他調整額15百万
円、各報告セグメントに配分していない全社費用△599百万円が含まれております。全社費用は、主に報
告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
ⅱ.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
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② 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
ⅰ.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
建築コンサル 美容・健康 計算書計上額
クリクラ事業 レンタル事業 住宅事業 計 (注)1
ティング事業 事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 7,614 8,040 3,492 4,363 2,691 26,202 - 26,202
セグメント間の内部
0 1 0 - 47 50 △50 -
売上高又は振替高
計 7,615 8,042 3,492 4,363 2,738 26,253 △50 26,202
セグメント利益又は損
571 714 296 △61 311 1,832 △799 1,033
失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△799百万円には、セグメント間取引消去・その他調整額△13百万
円、各報告セグメントに配分していない全社費用△785百万円が含まれております。全社費用は、主に報
告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
ⅱ.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識に関する会計基準等の適用)
(会計方針の変更)に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収
益認識に関する会計処理方法を変更しました。
当該変更が報告セグメントの売上高に与える影響は軽微であります。
ⅲ.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「美容・健康事業」セグメントにおいて、株式会社トレミーの株式を取得したことにより、当第2四半期連
結累計期間にのれんが237百万円発生しております。
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(企業結合等関係)
(株式取得による会社等の買収)
2021年7月30日開催の取締役会において、株式会社トレミーの全株式を取得することを決議し、2021年7月30
日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 株式会社トレミー
事業の内容 化粧品、医薬部外品の企画開発、製造、販売、卸売及び輸出入、並びに化粧品、
医薬部外品の原材料の販売及び輸出入
資本金の額 80百万円
(2)企業結合を行った主な理由
当社は、2013年に株式会社JIMOSを子会社化することにより美容・健康事業(当時は通販事業セ
グメントに分類)へ参入して以降、オリジナルブランドの化粧品・健康食品を主として個人顧客に対
し通信販売にて提供してきました。
今回株式を取得する株式会社トレミーは、1983年に創業し、スキンケア商品の製造をメインに化粧品
受託製造により成長してきた企業です。当社にはない工場及び研究開発部門を有し、企画開発から製
造、薬事申請、出荷に至るまでの工程を自社で行うことで、顧客ニーズに合わせた提案と商品提供が
可能であり、株式会社JIMOSの主力製品も受託生産しています。
当社は2020年10月に公表した中期経営計画において、経営資源の再配置や積極的な投資実行によるグ
ループ全体の発展と成長を目指しています。株式会社トレミーをグループ内に取り込むことにより、
既存事業で培ったオリジナル商品開発ノウハウを深化させるとともに、美容・健康事業他での新たな
商品開発やビジネス展開が可能となります。同事業を中心とした事業推進力がさらに高まることが、
当社の企業価値向上に寄与するものと期待しております。
(3)企業結合日 2021年7月30日(みなし取得日 2021年9月30日)
(4)企業結合の法的形式 現金を対価とする株式取得
(5)企業結合後の名称 変更ありません。
(6)取得した議決権比率 100%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が、現金を対価として株式会社トレミーの全株式を取得するため。
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得価額につきましては、両社の合意により非開示とさせていただきます。
3.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料 4百万円
4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額 237百万円
(2)発生原因
取得原価が取得した資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その超過額をのれん
として計上しています。
(3)償却方法及び償却期間
7年間にわたる均等償却
5.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 294 百万円
固定資産 372
資産合計 666
流動負債 292
固定負債 201
負債合計 494
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(株)ナック(9788) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
受注の状況
受注高(百万円) 受注残高(百万円)
セグメントの名称 前第2四半期 当第2四半期 前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
住宅事業 3,458 3,003 4,807 4,173
建築コンサル
- 247 - 458
ティング事業
合計 3,458 3,250 4,807 4,632
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