2022年３月期 第１四半期
決算補足説明資料
2021年8月4日
株式会社ナック
東証一部 ９７８８
注）当社は第１四半期において決算説明会を行っておりません。
この資料は、第１四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
１. 第１四半期の実績 … P. ２
２. セグメント別業績 … P. ８
３. 配当 … P. 29
４. 中期経営計画 … P. 31
５. 会社概要 … P. 33
この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可能な
情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、また新サービスの成否などの
不確実な要因の影響を受けます。
従って、 実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合がありま
すことをご承知おき下さい。
1
1. 第１四半期の実績
2
1-1 業績ハイライト（前年同四半期比）
≫ 売上高 ：クリクラ事業でのZiACOの反動減により売上高減少
レンタル事業にてダスキン事業ケアサービス部門での事業増加により売上高増加
美容・健康事業にて㈱ＪＩＭＯＳの顧客数減少と感染症の影響により売上高減少
≫ 営業利益：クリクラ事業で先行投資費用により営業利益減少
建築コンサルティング事業と美容・健康事業で黒字転換
≫ 四半期純利益（※）：営業利益の減少および前期に㈱レオハウスの株式売却益発生があり減少
売上高（カッコ内は増減率） 営業利益（カッコ内は増減額） 四半期純利益（※）
（カッコ内は増減額）
(百万円) (百万円) (百万円)
15,000 ▲5.8％ 1,000 ▲26 800 ▲463
12,727 11,984 211 185 532 69
800
美容健康
1,763 1,419 600 267 600
(▲19.5%) 290
住宅 (＋23)
10,000 1,631
1,670 400
(▲2.4%) 169
コンサル
169
（▲321）
1,732 491
1,949 (▲11.2%) 84
200 183 400
(+250)
レンタル 183
84
(＋110)
3,508 3,652 0 ▲67 ▲ 114
5,000 (＋4.1%) ▲ 25 ▲ 114
(+41)
-200 ▲ 156 200
クリクラ ▲ 427
▲ 427
本社費用等
3,844 3,582 -400 ▲ 297 (▲130)
(▲6.8%)
0 -600 0
調整額 ▲9 ▲33
2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
2021年3月期Q1 2022年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
（※）四半期純利益：親会社株主に帰属する四半期純利益、調整額：セグメント間の内部売上高又は振替高 3
1-2 四半期別 売上高／営業利益の四半期推移
(百万円)
売上高
17,800 23,890 20,600 25,932 12,727 14,281 13,927 14,578 11,984
営業利益
▲1,243 1,014 526 1,821 211 614 872 1,085 185
売上高四半期推移
2,006 レオハウス
株式譲渡により
2,158 売上高減少
2,005
美容健康
2,593 15,496
13,085
10,108 1,765 1,730
住宅
1,954
1,763 3,057 1,419
7,408 3,051 2,562
1,670 1,631
1,949 1,896 1,950 2,699 1,732
コンサル 1,368 1,258 1,409
1,216
レンタル
3,802 3,848 3,648 3,508 3,708 3,867 3,542 3,652
3,509
クリクラ
3,103 3,467 3,388 3,417 3,844 3,873 3,602 3,561 3,582
調整額 ▲30 7 ▲10 ▲46 ▲9 ▲13 ▲8 ▲13 ▲33
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（※）調整額：セグメント間の内部売上高又は振替高 4
1-3 営業利益の増減要因（前年同四半期比）
≫ 売上総利益：クリクラ事業および美容・健康事業での売上高減少により減少
≫ 広告宣伝費及び販売促進費：美容・健康事業での削減により減少
≫ 減価償却費・のれん償却額：のれんの一部が償却期間終了に伴い減少
(百万円)
前期比増減率
2021年３月期 Q１ 営業利益 211 ー
売上総利益の増減 ▲ 232 ▲ 3.6%
人 件 費 ▲ 14 ▲ 0.7%
広 告 宣 伝 費 及 び 販 売 促 進 費 + 85 + 11.5%
地 代 家 賃 ▲7 ▲ 2.1%
販売費及び
一般管理費の増減
減 価 償 却 費 ・ の れ ん 償 却 額 + 123 +37.6%
支 払 手 数 料 ▲7 ▲ 2.3%
そ の 他 販 管 費 + 26 + 1.1％
2022年３月期 Q１ 営業利益 185 ▲ 12.6%
5
1-4 貸借対照表 資産の部
≫ 流動資産：現金及び預金 ▲2,023 未成工事支出金 ＋352 販売用不動産 ＋280
≫ 固定資産：特記する事項なし
(百万円)
2022年3月期
構成比 2021年3月末 構成比 増減額
Q1
流動資産 24,901 63.1％ 26,204 64.2％ ▲ 1,303
有形固定資産 8,836 22.4% 8,841 21.6％ ▲4
無形固定資産 1,650 4.2% 1,679 4.1％ ▲ 28
投資その他の資産 4,066 10.3% 4,098 10.0% ▲ 32
固定資産 14,554 36.9% 14,619 35.8% ▲ 65
繰延資産 9 0.0％ 23 0.1％ ▲ 13
資産合計 39,465 100.0% 40,847 100.0% ▲ 1,382
6
1-5 貸借対照表 負債の部･純資産の部
≫ 流動負債：買掛金 ▲401 未成工事受入金 ＋368
≫ 固定負債：長期借入金 ▲475
≫ 純資産 ：配当金支払等により利益剰余金 ▲802
2022年3月期
構成比 2021年3月末 構成比 増減額
Q1
流動負債 13,499 34.2％ 13,619 33.3％ ▲ 120
固定負債 5,391 13.7% 5,872 14.4% ▲ 481
負債合計 18,890 47.9％ 19,492 47.7% ▲ 601
株主資本 21,158 53.6％ 21,960 53.8％ ▲ 802
その他の包括利益累計額 ▲ 645 ▲ 1.6% ▲ 662 ▲ 1.6% + 16
非支配株主持分 61 0.2％ 57 0.1％ +3
純資産合計 20,574 52.1% 21,355 52.3% ▲ 781
負債・純資産合計 39,465 100.0% 40,847 100.0% ▲ 1,382
7
2. セグメント別業績
8
2-1. クリクラ事業
9
2-1a クリクラ事業 売上高および営業利益推移
≫ 売上高 ： 直・加）次亜塩素酸水溶液「ZiACO（ジアコ）」の反動減により減少
直）クリクラボトルの売上高は前年同期比同水準を維持
加）「クリクラFit」によりクリクラサーバー販売台数が増加
≫ 営業利益： 直・加）今後の顧客数増加に備えた先行投資および営業人員の確保により
販売費及び一般管理費が増加し、営業利益が減少
注）直：直営店 加：加盟店
(百万円)
売上高
3,103 3,844 3,582
営業利益
17 491 169
売上高推移
1,454 16.4％ 1,215
加盟店 31.8％
1,103
直営店 2,390 1.0％ 2,366
1,999 19.5％
2020年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
10
2-1b クリクラ事業 売上高／営業利益の四半期推移
売上高 (百万円)
3,103 3,467 3,388 3,417 3,844 3,873 3,602 3,561 3,582
営業利益
17 285 285 443 491 443 371 322 169
売上高四半期推移 感染症の影響で
ZiACOの売上高が大幅増加した
影響で営業利益も増加
1,454 1,352
1,217 1,251 1,215
加盟店 1,269 1,200
1,225
1,103
直営店 2,521
2,198 2,217 2,390 2,386 2,310 2,366
1,999 2,164
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
11
2-1c クリクラ事業 第51期以降の重点施策
≫ Webなどの販売手法の強化を通じた顧客件数の拡大
⇒新商品・新サービスの提供
⇒キャラクターコラボ・イベント開催
≫ ZiACOのブランド強化と生産キャパシティの拡大
⇒生産性向上を目的に、新規投資を実施
マルチサーバー
クリクラFit
クリクラShuwa 12
2-2. レンタル事業
13
2-2a レンタル事業 売上高および営業利益推移
≫ 売上高 ： ダ）コロナ禍によりダストコントロール商品部門で売上高減少だが、
ケアサービス部門で事業増加により売上高増加
wi）大都市圏の飲食店休業が継続したことにより売上高減少
ア）商業施設やオフィスの稼働回復に伴い売上高増加
≫ 営業利益：ダスキン事業ケアサービス部門の売上高増加により営業利益が増加
注）ダ：ダスキン事業 wi：with事業 ア：㈱アーネスト
(百万円)
売上高
3,509 3,508 3,652
営業利益
443 267 290
売上高推移
290 20.3％ 349
335 13.4％
アーネスト 421
with 479 12.1％
605 20.8％
ダスキン
5.4％ 2,905
2,568 2,756
7.3％
調整額 ▲0 ▲ 17 ▲ 24
2020年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 14
2-2b レンタル事業 売上高／営業利益の四半期推移
売上高 (百万円)
3,509 3,802 3,848 3,648 3,508 3,708 3,867 3,542 3,652
営業利益
443 502 531 368 267 328 447 291 290
売上高四半期推移
アーネスト
362 352 350
368 351 349
335 290 343
660 579
674 575 421
with 611 479 431
605
ダスキン
2,782 2,854 2,689 2,960 2,789 2,905
2,568 2,756 2,801
調整額 ▲ 0 ▲ 16 ▲ 16 ▲ 19 ▲ 17 ▲ 18 ▲ 22 ▲ 20 ▲ 24
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 15
2-2c レンタル事業 第51期以降の重点施策
≫ ㈱ダスキンとの資本業務提携による計画推進
⇒ケアサービス部門：提携後の46事業追加に加え、21事業を追加
⇒ヘルスレント部門：提携後の新規2店舗出店に加え、新たに2店舗を出店
≫ ダスキン事業（ダストコントロール商品部門）：ダスキン加盟店のM&Aを推進
≫ 害虫駆除（with）事業：除菌・衛生分野での新たな市場開拓により販路拡大
16
2-3. 建築コンサルティング事業
17
2-3a 建築コンサルティング事業 売上高および営業利益推移
≫ 売上高 ： ノ）商品内容の刷新による価格改定などによりノウハウ商品売上高は増加だが、
部資材販売の売上高が減少
su）感染症の影響で販促イベント中止により受注が減少し売上高減少
ナ）住宅業界から住宅市場への転換により顧客単価が低下し、売上高減少
≫ 営業利益： ノ）ノウハウ商品の売上高増加により営業利益増加
注）ノ：ノウハウ販売 ナ：ナックスマートエネルギー㈱ su：suzukuri Div. エ：エースホーム㈱
(百万円)
売上高
1,216 1,949 1,732
営業利益
60 ▲ 25 84
売上高推移 株式取得により2021年3月期から
連結子会社化 エースホーム
2021年3月期からセグメント変更 325 30.8％
（住宅 ⇒ 建築コンサルティング） suzukuri 425
283 66.8％
94
ナックスマート 42.3％ 437 10.8％ 390
エネルギー
757
903 6.0％ 849
ノウハウ販売 82.8％
494
調整額 ▲ 36 ▲0 ▲ 28
2020年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 18
2-3b 建築コンサルティング事業 売上高／営業利益の四半期推移
売上高 (百万円)
1,216 1,368 1,258 1,409 1,949 1,896 1,950 2,699 1,732
営業利益
60 192 148 330 ▲ 25 137 188 507 84
売上高四半期推移
352
エースホーム 819
325 347 347
ナックスマート suzukuri
エネルギー 425
283 298 352
412
94
513 437
613 465 483 390
561
757
1,163
909
ノウハウ
789 903 818 793 849
販売 728
494
調整額 ▲ 36 ▲ 33 ▲ 29 ▲ 12 ▲0 ▲ 32 ▲ 25 ▲ 47 ▲ 28
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 19
2-3c 建築コンサルティング事業 第51期以降の重点施策
≫ ノウハウ販売部門：工務店の価値最大化を図ることを目的に、
DXおよびVRによる非対面型の新たなサービスを提供
≫ ナックスマートエネルギー㈱：国や自治体の省エネ施策が軸足を置く住宅市場への
販売促進活動を強化
≫ エースホーム㈱：事業間シナジーを創出する住宅商品の追加
ノウハウ販売 セミナー
20
2-4. 住宅事業
21
2-4a 住宅事業 売上高および営業利益推移
≫ 売上高：2020年5月の㈱レオハウス株式譲渡および㈱ｓｕｚｕｋｕｒｉ（現suzukuri Div.）
のセグメント変更により売上高は大幅減少
≫ 営業利益：ジ）前期実施した店舗の統廃合・移転による
販管費及び一般管理費削減により営業利益が改善
ケ）売上総利益率改善と販売費及び一般管理費削減効果で営業利益増加
注）ケ：㈱ケイディアイ ジ：㈱ジェイウッド 国：KUNIMOKU HOUSE事業 ナ：㈱ナックライフパートナーズ
(百万円)
売上高 (㈱レオハウス 5,370百万円
7,408 ㈱ｓｕｚｕｋｕｒｉ 128百万円含む） 1,670 1,631
営業利益
▲ 1,350 ▲ 156 ▲ 114
売上高推移 ナックライフ 注）グラフは増減比較を明確にするため、㈱レオハウスと㈱ｓｕｚｕｋｕｒｉを除外して表示
14 パートナーズ 注）2022年3月期 ㈱ジェイウッドが㈱国木ハウスを吸収合併
国木ハウス （数値は合算して記載、KUNIMOKU HOUSEブランドとして事業存続）
208
32.7％ 17 0
ジェイウッド
397 22.2％ 140
309 15.6％ 519
（合算数値での増減率）
ケイディアイ
1,426 15.6％ 1,203 7.6%
1,111
調整額 ▲ 136
2020年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 22
2-4b 住宅事業 売上高／営業利益の四半期推移
注）表内の売上高および営業利益は、㈱レオハウスおよびsuzukuri Div.を含んだ数値
売上高 (百万円)
7,408 13,085 10,108 15,496 1,670 3,051 2,562 3,057 1,631
営業利益
▲ 1,350 262 ▲ 351 894 ▲ 156 72 ▲4 162 ▲ 114
注）グラフは増減比較を明確にするため、㈱レオハウスとsuzukuri Div.を除外して表示
売上高四半期推移
ナックライフ 30 12 2
21
パートナーズ
354 419 312 416
17 2
国木ハウス 317 275
14 971 1,024 1,025
559 1,208
208 773
17 0
397 140
309 519
ジェイウッド
1,680 1,632 1,702 1,726
1,426 1,505 1,432
1,203 1,111
ケイディアイ
調整額 ▲ 136 ▲ 273 ▲ 273 ▲ 458 0 ▲0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 23
2-4c 住宅事業 第51期以降の重点施策
≫ ㈱ジェイウッド：吸収合併した㈱国木ハウスを含む２社の経営資源集中と経営効率化を
図るとともに、双方の強みを活かした事業を展開
≫ ㈱ケイディアイ：売上高増加と収益性強化を目的とする営業エリア拡大の進行
（東京23区外への展開）
24
2-5. 美容・健康事業
25
2-5a 美容・健康事業 売上高および営業利益推移
≫ 売上高 ：Ｊ）2019年7月のECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少と
感染症の影響でメイクアップ商品売上不振により売上高減少
ベ）美容健康雑貨等の販売拡大により売上高増加
≫ 営業利益：Ｊ・ベ）広告宣伝費や業務委託費を中心に、
販売費及び一般管理費の削減などにより黒字転換
注）Ｊ：㈱ＪＩＭＯＳ ベ：㈱ベルエアー 吉：吉慕詩股份有限公司(台湾)
(百万円)
売上高
2,593 1,763 1,419
営業利益
▲ 136 ▲ 67 183
売上高推移 注）2021年3月期 ㈱ベルエアーがQOL倶楽部を吸収合併
注）㈱ベルエアー決算期変更（12月 ⇒ 3月）
96
ベルエアー
5.2％ 吉慕詩股份
有限公司(台湾)
26 46.2%
101
31.7% 14
JIMOS
133
2,498
33.5％
1,660 21.6%
1,302
調整額 ▲1 ▲ 26 ▲ 30
2020年3月期Q1 2021年3月期Q1 2022年3月期Q1
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 26
2-5b 美容・健康事業 売上高／営業利益の四半期推移
売上高 (百万円)
2,593 2,158 2,005 2,006 1,763 1,765 1,954 1,730 1,419
営業利益
▲ 136 42 174 45 ▲ 67 ▲ 80 157 112 183
売上高四半期推移 注）㈱ベルエアー決算期変更（12月 ⇒ 3月）のため、2021年3月期 Q4は6か月決算
注）2021年3月期 ㈱ベルエアーがQOL倶楽部を吸収合併
96
吉慕詩股份
ベルエアー 有限公司(台湾)
121 66 28 64
104 119 27 116
26 30
101 145
227 14
JIMOS
133
2,498
2,040 1,822
1,874 1,807
1,660 1,608 1,484
1,302
調整額 ▲ 1 ▲1 ▲ 38 37 ▲ 26 ▲ 15 ▲ 32 ▲ 11 ▲ 30
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（※）調整額：主にセグメント内の売上高 27
2-5c 美容・健康事業 第51期以降の重点施策
≫ ㈱ＪＩＭＯＳ：基礎化粧品の機能強化等による新規顧客獲得および
新ブランド「SINN PURETÉ」の浸透と拡販
≫ ㈱ベルエアー：販路拡大を目的とする販売形態の多様化と、
それに伴う一般市場向けの製品開発
≫ ㈱トレミー ：顧客ニーズに合わせた提案と新たな商品提供
28
3. 配当
29
3-1 配当方針および配当実績、配当予想
配当方針：純資産配当率(DOE)４％かつ配当性向100％以内
年間配当額
34 22 44 37
純資産配当率（DOE）
3.9% 2.5% 4.8% ―
配当性向
84.3% 95.9% 53.6% 51.8%
記念配当８円の影響で 記念配当
純資産配当率（DOE）が 8
４％を超えている
期末配当
27 28
26
13
中間配当
8 9 9 9
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期(予)
30
４. 中期経営計画
31
4-1 中期経営計画の状況
≫ 2022年3月期は主にクリクラ事業およびレンタル事業で将来の事業拡大に向けて
積極的な投資をするため、前期比減収減益の見込みとなるが、
中期計画に対しては減収増益を見込む
80,000 6,000
(百万円) 75,000 (百万円)
70,000 68,000
62,500 5,000
59,000 57,600 5,000
60,000 56,000 55,513
4,000
50,000
3,800
実績
40,000 2,782 見込 3,000
2,600
2,900
30,000
2,400 2,000
2,000
20,000 計画
1,000
10,000
0 0
2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期
32
5. 会社概要
33
5-1 会社概要
（2021年3月末 現在）
商 号 株式会社ナック（ NAC CO., LTD. ）
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル42階
設 立 1971年５月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
レンタル 株式会社アーネスト（ビルメンテナンス事業）
コンサル
ナックスマートエネルギー株式会社（省エネ商材販売・工事）
エースホーム株式会社（住宅フランチャイズ事業）
株式会社ジェイウッド（住宅事業）
住 宅 株式会社ケイディアイ（住宅事業）
連 結 子 会 社
株式会社ナックライフパートナーズ（金融・福利厚生）
株式会社 JIMOS（美容・健康事業）
株式会社ベルエアー（美容・健康事業）
美容健康
吉慕詩股份有限公司(台湾) （美容・健康事業）
株式会社トレミー （受託製造）※ 2021年7月子会社化
従業員数（正社員） 連結1,583 名（パートタイマー、アルバイトは除く）
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750 株 （一単元：100株）
株 主 数 16,737 名（自己名義株式を除く総株主数）
34
5-2 ナックグループのあゆみ
美 2013年 2016年
株式会社JIMOS株式取得 株式会社ベルエアー
2021年
株式会トレミー
容 美容健康事業開始 株式取得 株式取得
健
康
2002年 2012年 2013年 2016年 2020年
株式会社ナック 株式会社ジェイウッド 株式会社ケイディアイ 株式会社レオハウス
住 住宅事業開始
ライフパートナーズ 株式取得 株式取得 株式譲渡
宅 設立
ク 2002年
クリクラ事業開始
2015年
埼玉県本庄市に
リ クリクラミュージアム新設
ク
ラ
1992年
コ 建築コンサルティング
2015年
ナックスマートエネルギー株式会社
2020年
エースホーム株式会社
ン 事業開始 株式取得 株式取得
サ
ル
2012年
レ 1971年
ダスキン事業開始ウィズ事業開始
1988年
株式会社アーネスト
ン 株式取得
タ
ル
1971年 1995年 1999年 2006年 2018年
東京都町田市に 株式店頭公開 東京証券取引所 資本金40億円 資本金67億2,949万3,750円
株式会社ナックを設立 市場第一部昇格 に増資 に増資
1979年 1997年 2002年 2010年
東京都新宿区に 東京証券取引所 経団連入会 連結売上高
35
本社移転 市場第二部上場 500億円達成
5-3 ナックグループ業績（過去10期＋予想）
売上高
64,307 72,621 91,630 85,443 80,302 85,901 89,818 89,111 88,222 55,513 57,600
営業利益
3,474 4,444 4,672 1,516 701 756 1,637 2,037 2,118 2,782 2,600
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
売上高100,000百万円 営業利益5,000百万円
消費増税反動減により レオハウス株式譲渡に
住宅事業で大幅減少 より収益構造変化
美容健康
売上高50,000百万円 営業利益2,500百万円
住 宅
コンサル
レンタル
クリクラ
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
2012年3月 2013年7月 2015年9月 2016年12月 2018年9月 2020年2月 2021年7月
アーネスト JIMOS子会社化 ナックスマート ベルエアー 株式会社ダスキンと エースホーム トレミー
子会社化 美容・健康事業開始 エネルギー子会社化子会社化 資本業務提携契約締結 子会社化 子会社化
2012年11月 2013年7月 2015年4月 2016年5月 2017年6月 2018年12月 2020年5月
ナックライフ ジェイウッド クリクラ本庄工場新設 ケイディアイ 国木ハウス JIMOSがインフィニティー レオハウス
36
パートナーズ設立 子会社化 （埼玉県本庄市） 子会社化 子会社化 ビューティーを子会社化 株式譲渡
5-4 事業紹介 クリクラ事業
主な構成：㈱ナック クリクラ事業部
□ 宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
□ クリクラチェーンの本部を運営（加盟店約500社）
■ 10年連続お客様満足度No.1（2020年12月ニフティ株式会社調べ「宅配水に関する調査」）
■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得、業界初の研究開発専門センター設立
■ 2015年4月に埼玉県本庄市に製造工場およびクリクラミュージアム設立
売上高 （百万円）
13,059 13,235 13,376 13,033 13,095 13,293 13,158 13,179 13,375 14,881 16,100
営業利益
529 576 375 143 ▲201 274 596 788 1,030 1,627 1,500
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
本庄工場建設に係る
諸費用計上により
一時的に営業赤字計上
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
37
5-5 事業紹介 レンタル事業
主な構成：㈱ナック レンタル事業部、㈱アーネスト
□ ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1（約1,900社中）
■ 日本初の厚生労働省承認飲食店向け害虫駆除器「with」
■ 2012年3月 ㈱アーネストを子会社化（ビルメンテナンス事業）
■ 2018年8月 ㈱ダスキンと資本業務提携契約を締結
売上高 （百万円）
10,865 11,884 12,147 12,486 12,765 13,135 13,727 14,394 14,808 14,626 15,100
営業利益
1,535 1,582 1,738 1,505 1,841 1,853 2,021 1,998 1,844 1,333 1,300
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
㈱ダスキンとの資本業務提携による
事業開始時の先行投資により費用増加
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
38
5-6 事業紹介 建築コンサルティング事業
主な構成：㈱ナック 建築コンサルティング事業部、ナックスマートエネルギー㈱、
エースホーム㈱
□ 地場工務店への建築ノウハウ商品及び建築部資材の販売と施工、住宅フランチャイズ事業
■ ナック会員工務店 約7,000社
■ 2015年9月 ナックスマートエネルギー㈱を子会社化（省エネ商材販売・施工）
■ 2017年4月 ㈱ｓｕｚｕｋｕｒｉを子会社化（異業種と提携した住宅事業を展開）
（2020年4月に住宅事業セグメントから変更後、suzukuri Div.として継続）
■ 2020年2月 エースホーム㈱を子会社化（住宅フランチャイズ事業）
売上高 （百万円）
3,336 4,455 5,628 6,014 6,676 6,089 5,383 5,459 5,251 8,495 8,800
営業利益
543 670 976 900 1,146 956 775 754 730 807 900
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
エースホーム㈱の子会社化、
suzukuri.Div.のセグメント変更
により売上高増加
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
39
5-7 事業紹介 住宅事業
主な構成：㈱ケイディアイ、㈱ジェイウッド、 ㈱ナックライフパートナーズ
□ 戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 2013年7月 ㈱ジェイウッドを子会社化（自然素材の注文住宅）
■ 2016年5月 ㈱ケイディアイを子会社化（首都圏での分譲・注文住宅）
■ 2017年6月 ㈱国木ハウスを子会社化（北海道で住宅事業を展開）
（2021年4月 ㈱ジェイウッドへ吸収合併）
売上高 （百万円）
37,046 43,049 53,059 44,135 37,452 42,936 47,492 46,318 46,101 10,341 11,100
営業利益
1,858 2,686 3,003 388 ▲ 412 ▲ 622 ▲ 736 ▲ 694 ▲ 545 74 150
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
消費増税反動減により
営業利益大幅減少 ㈱レオハウス
株式譲渡により
売上高減少
(500)
(1,000)
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
40
5-8 事業紹介 美容・健康事業
主な構成：㈱ＪＩＭＯＳ、㈱ベルエアー、㈱トレミー
□ 化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
■ 2013年7月 ㈱ＪＩＭＯＳの子会社化により美容・健康事業参入
40～60代の女性を中心に、基礎化粧品が主力
■ 2016年12月 ㈱ベルエアーを子会社化（サプリメント販売）
■ 2021年7月 ㈱トレミーを子会社化（化粧品の受託製造）
売上高 （百万円）
7,422 9,825 10,378 10,463 10,115 9,801 8,764 7,213 6,500
営業利益
▲ 199 ▲ 222 ▲ 105 ▲ 457 147 255 125 122 200
売上高推移（棒グラフ）・営業利益推移（折れ線グラフ）
セグメント
㈱ＪＩＭＯＳ取得時 営業利益黒字化
会計処理修正により
費用計上
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3(予)
41