9788 ナック 2021-05-14 16:00:00
2021年3月期 決算補足説明資料 [pdf]

 2021年3月期
決算補足説明資料                          2021年5月14日
                                  株式会社ナック
                                 東証一部 9788




注)IR説明会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止いたします。
この資料は、2021年3月期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容


  1. 2021年3月期決算概要               …   P. 2
  2. セグメント別業績                   …   P.10
  3. 2022年3月期連結業績予想 …               P.21
  4. 配当方針                       …   P.25
  5.中期経営計画                      …   P.27
  6. 補足資料                       …   P.32
  この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可
  能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、新サービスの成否、
  また新型コロナウイルス感染症などの不確実な要因の影響を受けます。

  従って、実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
  ますことをご承知おき下さい。
                                            1
1. 2021年3月期決算概要




                  2
 1     2021年3月期 通期:売上高・営業利益3期比較
       ※ 売上高の数値は、消去調整他を含めていないため、合計値と内訳の合計値は一致しておりません。

      (単位:百万円)     クリクラ         レンタル    建築コンサルティング       住宅    美容・健康
売上高    100,000          89,111                 88,222
        80,000          9,801                  8,764

        60,000                                                        55,513
                        46,318                 46,101
                                                                       7,213
        40,000                                                        10,341
                         5,459                  5,251                  8,495
        20,000          14,394                 14,808                 14,626
                        13,179                 13,375                 14,881
             0
                       ’19.3月期                ’20.3月期                ’21.3月期
     (単位:百万円)
                   クリクラ     レンタル       建築コンサルティング       住宅   美容・健康      全社費用
営業利益     5,000
                        2,037                                          2,782
                                               2,118
         4,000           255                    125                  74    122
                         754                    730                     807
         3,000
         2,000                                                         1,333
                        1,998                  1,844
         1,000                                                         1,627
                         788                    1,030
            0
                        -694                     -545
                                                                      -1,183
        -1,000          -1,064                 -1,067
        -2,000
                       ’19.3月期               ’20.3月期                 ’21.3月期
≫ 売上高は、主に住宅事業におけるレオハウスの連結範囲からの除外により、前期を下回った。(’21.3月期レオハウス売上高35,124百万円)

≫ 営業利益は、前期に計上していたレオハウスの損失除外やクリクラ事業の大幅伸長、建築コンサルティング事業部における前期に子会社化
  したエースホームとの共同開発商品の販売好調等により、前期を上回った。(’21.3月期レオハウス営業損失357百万円)                     3
 1     2021年3月期 通期:連結損益計算書
※ ’21.3月期の計画は2020年9月14日発表のものです。                                          (単位:百万円)
                                            計画比                        前期比
                      ’21.3月期
                         実績        ’21.3月期計画                 ’20.3月期
                                                  達成率                        増減率
                                    (9月14日)                    実績
売        上       高        55,513       56,000      99.1 %      88,222        ▲ 37.1 %

売 上 総 利 益                 27,450            -            -     32,189        ▲ 14.7 %

(売上総利益率)                  49.4 %            -            -      36.5 %       + 13.0 pt
販 売 費 及 び
                          24,668            -            -     30,071        ▲ 18.0 %
一 般 管 理 費
営    業       利   益         2,782        2,000     139.1 %        2,118         31.3 %
(営業利益率)                    5.0 %       3.6 %      + 1.4 pt      2.4 %         + 2.6 pt
営 業 外 損 益                  ▲ 98             -            -       ▲ 19                -

経    常       利   益         2,683        1,900     141.2 %        2,098         27.9 %

特    別       損   益        ▲ 534             -            -      ▲ 688                -
親会社株主に帰属
                           1,837        1,350     136.1 %         514         257.5 %
する当期純利益
≫ 売上高は、住宅事業、美容・健康事業において減少したことで計画・前期を下回った。

≫ 営業利益は、クリクラ事業における次亜塩素酸水溶液 「ZiACO(ジアコ)」ならびにレンタル事業(ダスキン事業)における感染症対策関連
  商品の販売好調等や、住宅事業におけるレオハウスの連結範囲からの除外により、計画・前期を上回った。

≫ 親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の増加により、計画・前期を上回った。                                                4
   1       セグメント別:売上高
※ ’21.3月期の計画は2020年10月30日発表のものです。                                              (単位:百万円)
                                                   計画比                    前期比
                               ’21.3月期
                                  実績        ’21.3月期計画              ’20.3月期
                                                         計画比                    前期比
                                            (10月30日)                  実績

  ク    リ   ク       ラ   事   業       14,881      14,500      + 381     13,375     + 1,506

  レ    ン   タ       ル   事   業       14,626      14,100      + 526     14,808      ▲ 182

  建築コンサルティング事業                      8,495       9,000     ▲ 505       5,251     + 3,243

  住        宅       事       業       10,341      10,000      + 341     46,101    ▲ 35,759

  美 容 ・ 健 康 事 業                     7,213       8,400    ▲ 1,187      8,764     ▲ 1,550

  消    去       調       整   他        ▲ 45            -      ▲ 45       ▲ 80         + 34

  合                        計    55,513         56,000     ▲ 487      88,222    ▲ 32,708
≫ クリクラ事業では、クリクラボトルの価格改定に加え、感染症の影響により次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上高が伸長したことと、
  加盟店部門において新型サーバー上市に伴いクリクラサーバー販売数が前期比で増加したことにより、計画・前期を上回った。

≫ レンタル事業では、利益率の高い害虫駆除事業において主要顧客である大都市圏の飲食店業界が感染症の影響を受けたことにより、大幅に売上高が
  減少し、計画を上回ったものの、前期を下回った。
≫ 建築コンサルティング事業では、計画を下回ったものの、前期に子会社化したエースホームとの共同開発商品の販売好調等により、前期を上回った。

≫ 住宅事業では、計画を上回ったものの、レオハウスの連結範囲からの除外に伴い、前期を下回った。

≫ 美容・健康事業では、コロナ禍での化粧品業界全体の低迷と、 JIMOSにおける自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが
  発覚し、約4カ月間ECサイトを停止したことによる顧客数減少が影響し、計画・前期を下回った。
                                                                                          5
  1       セグメント別:営業利益
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。また、’21.3月期の計画は2020年10月30日発表のものです。                           (単位:百万円)
                                                     計画比                         前期比
                              ’21.3月期
                                 実績        ’21.3月期計画                    ’20.3月期
                                                           計画比                         前期比
                                           (10月30日)                        実績
                                   1,627         1,300         + 327         1,030         + 596
 ク    リ   ク       ラ   事   業     (10.9 %)       (9.0 %)                     (7.7 %)
                                                           (+ 2.0 pt)                  (+ 3.2 pt)
                                   1,333         1,300          + 33         1,844        ▲ 511
 レ    ン   タ       ル   事   業                    (9.2 %)
                                 (9.1 %)                   (▲ 0.1 pt)     (12.5 %)     (▲ 3.3 pt)
                                     807           750          + 57           730          + 76
 建築コンサルティング事業                                  (8.3 %)
                                 (9.5 %)                   (+ 1.2 pt)     (13.9 %)     (▲ 4.4 pt)
                                      74        ▲ 100          + 174        ▲ 545          + 620
 住        宅       事       業
                                 (0.7 %)     (▲ 1.0 %)     (+ 1.7 pt)    (▲ 1.2 %)     (+ 1.9 pt)
                                     122            50          + 72           125           ▲2
 美 容 ・ 健 康 事 業                                 (0.6 %)
                                 (1.7 %)                   (+ 1.1 pt)      (1.4 %)     (+ 0.3 pt)

 全    社       費       用   等     ▲ 1,183       ▲ 1,300          + 117      ▲ 1,067         ▲ 115

                                   2,782         2,000         + 782         2,118         + 663
 合                        計      (5.0 %)       (3.6 %)     (+ 1.4 pt)      (2.4 %)     (+ 2.6 pt)

≫ クリクラ事業では、直営・加盟店両部門において売上高が伸長したことにより、計画・前期を上回った。
≫ レンタル事業では、計画を上回ったものの、利益率の高い害虫駆除事業の売上高減少と、ダスキン事業における新規出店と販売促進体制強化の
  ために販売費及び一般管理費が増加したことで、前期を下回った。

≫ 建築コンサルティング事業では、ノウハウ販売部門の売上高増加が寄与し、計画・前期を上回った。

≫ 住宅事業では、レオハウスの連結範囲からの除外に伴い、同社の業績数値(前期営業損失計上)を当社グループの連結業績から除外したことで、
  計画・前期を上回った。

≫ 美容・健康事業では、売上高減少に伴う売上総利益減少を、広告宣伝費及び販売促進費を中心とした販売費及び一般管理費の削減で補い計画を
  上回ったものの、前期を下回った。                                                                                  6
1       営業利益の増減要因
                                                                (単位:百万円)
                                                              前期比増加率


           2020年3月期 営業利益                              2,118              -

    ①売上総利益                                          ▲ 4,739       ▲ 14.7 %
                 人            件           費         + 1,877       + 17.0 %
                 広 告 宣伝 費 及び販 売 促進 費                + 1,112       + 27.1 %
    ※
    ②販売費及び一般管    地        代       家       賃           + 547       + 26.0 %
     理費の増減       減 価 償却 費 ・のれ ん 償却 費                  + 461       + 31.0 %
                 支    払       手       数   料           + 73        + 5.5 %
                 そ    の   他       販   管   費         + 1,331      + 13.3 %

           2021年3月期 営業利益                              2,782       + 31.3 %
                                              ※販管費の増減額について,+は損益の増加/▲は損益の減少


①   売上総利益の減少理由
≫ レオハウスの連結範囲からの除外により売上高が減少したことによる。


②   販売費及び一般管理費の増減理由
≫ 販管費総額の減少は、主にレオハウスの連結範囲からの除外に伴い、同社の業績数値を当社グループの連結業績から除外したこと
によるが、広告宣伝費及び販売促進費の減少は、レオハウスの減少分に加え、JIMOSにおいても削減したことが大きく影響している。




                                                                             7
1       2021年3月期 通期:連結貸借対照表
                                                                                    (単位:百万円)
                                    2021年                   2020年
                                                 構成比                     構成比         増減額
                                     3月末                     3月末
流           動       資           産     26,204       64.2 %     28,858       62.1 %     ▲ 2,653
有   形       固       定   資       産      8,841       21.6 %     10,615       22.9 %     ▲ 1,774
無   形       固       定   資       産      1,679        4.1 %      2,253        4.9 %       ▲ 574
投 資 そ の 他 の 資 産                        4,098       10.0 %      4,626       10.0 %       ▲ 528
固       定       資       産       計     14,619       35.8 %     17,496       37.7 %     ▲ 2,876
繰   延       資       産   合       計           23      0.1 %           78      0.2 %        ▲ 55
資           産       合           計     40,847      100.0 %     46,433      100.0 %     ▲ 5,585


流           動       負           債     13,619       33.3 %     20,125       43.3 %     ▲ 6,505
固           定       負           債      5,872       14.4 %      6,499       14.0 %       ▲ 627
負           債       合           計     19,492       47.7 %     26,625       57.3 %     ▲ 7,133
株           主       資           本     21,960       53.8 %     20,601       44.4 %     + 1,358
その他の包括利益累計額                           ▲ 662       ▲ 1.6 %     ▲ 844       ▲ 1.8 %       + 181
非   支       配   株   主       持   分           57      0.1 %           50      0.1 %          +6
純       資       産       合       計     21,355       52.1 %     19,808       42.7 %     + 1,547
負 債 ・ 純 資 産 合 計                       40,847      100.0 %     46,433      100.0 %     ▲ 5,585

主な増減要因
■ 流動資産 : 現金及び預金 + 5,073 販売用不動産 ▲ 2,890 未成工事支出金 ▲ 1,435
■ 固定資産 : 建物及び構築物 ▲ 2,039 差入保証金 ▲ 456 のれん ▲ 562
■ 流動負債 : 買掛金 ▲ 2,822 未成工事受入金 ▲ 2,419
■ 固定負債 : 資産除去債務 ▲ 440 長期借入金 ▲ 340
自己資本比率 : 52.1 %
                                                                                                8
1   2021年3月期 通期:連結キャッシュフロー
                                                          (単位:百万円)

                           ’21.3月期        ’20.3月期
                                                         増減額
                             実績             実績
1.営業活動によるCF                      6,454         2,488            3,966

2.投資活動によるCF                    ▲ 1,448       ▲ 1,706              257

3.財務活動によるCF                          54        ▲ 857              912

現金及び現金同等物の増減額                    5,060          ▲ 75            5,136

現金及び現金同等物の期首残高                   9,115         9,167            ▲ 52
新規連結等に伴う現金及び現金
                                     11             22          ▲ 10
同等物の増加額

現金及び現金同等物の期末残高                  14,188         9,115            5,073

減価償却費                            1,007         1,374            ▲ 366

当期の主な要因
■ 営業活動:短期貸付金の減少額 2,172百万円 税金等調整前当期純利益 2,149百万円 減価償却費 1,007百万円
       たな卸し資産の減少額 976百万

■ 投資活動:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 ▲ 809百万円 無形固定資産の取得による支出 ▲ 344百万円
       有形固定資産の取得による支出 ▲ 260百万円

■ 財務活動:セール・アンド・リースバックによる収入 1,046百万円 配当金の支払額 ▲ 495百万円

                                                                        9
2. セグメント別業績




              10
 2     セグメント別業績(1)クリクラ事業 ①
      (単位:百万円)                        加盟店         直営店
                                                        ※14,881
売上高     15,000        ※13,179              ※13,375
                                                          5,274
        10,000          4,570                   4,797


         5,000          8,609                   8,578     9,607

            0
                      '19.3月期               '20.3月期     21.3月期
      セグメント内売上           -                       -          -
      セグメント間売上           3                       2          3
      ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)


       ≫ 直営部門・加盟店部門ともに、クリクラボトルの価格改定と次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上高が
         大幅に伸長したことにより、前期比で大幅に増加した。

       ≫ 直営部門では、上記要因に加え、在宅時間増加による家庭顧客の需要増加に伴いクリクラサーバー1台あたりの
        ボトル消費量が増加し、前期比で増加した。

       ≫ 加盟店部門では、上記要因に加え、クリクラサーバー販売台数が増加したことで、前期比で増加した。

      (単位:百万円)
                                          営業利益
営業利益     2000                                           1,627
         1500
                                            1,030
         1000           788
          500
            0
                     '19.3月期              '20.3月期       21.3月期
       ≫損益面では、直営・加盟店両部門において、売上高が増加したことで、営業利益が前期比で大幅に増加した。
                                                                  11
2        セグメント別業績(1)クリクラ事業 ②

(単位:百万円)                                                                               (単位:百万円)

5,000          売上高         営業利益                                                                800

                                                                   3,844 3,873
4,000            3,651                                                           3,602 3,561
                         3,290                 3,467 3,388 3,417
         3,273                                                                                 600
                                 2,963 3,103                        491
3,000                                                                     442
                                                            443
                 371                                                             371
                                                                                               400
2,000                                                                                   321
                                                284   285
                         190
1,000
                                  139                                                          200
         87
    0
                                        17                                                     0
-1,000
          Q1      Q2      Q3      Q4    Q1      Q2    Q3    Q4      Q1    Q2      Q3    Q4
-2,000                                                                                         -200

                  ’19.3月期                       ’20.3月期                   ’21.3月期


≫ ’20.3月期までは、第1四半期にテレビCMなどの販促費を増加し、第2四半期以降で利益が高まる傾向。
   当期ではコロナ禍で需要が伸びたことにより、四半期総じて利益が高くなっている。

                                                                                                      12
 2     セグメント別業績(2)レンタル事業 ①
      (単位:百万円)
売上高                             アーネスト       with         ダスキン
        20,000
                      ※14,394               ※14,861              ※14,706
        15,000         1,377                 1,417                 1,334
                       2,519                 2,550                 2,064
        10,000
                       10,497                   10,893            11,306
         5,000

            0
                      ’19.3月期              ’20.3月期               ’21.3月期
      セグメント内売上            0                       52                79
      セグメント間売上            6                       3                 5
      ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)

          ≫ ダスキン事業では、ダストコントロール商品部門において、感染症対策関連商品を積極的に提案したことと、
            ケアサービス部門における事業数追加により、前期比で増加した。

          ≫ 害虫駆除事業では、主要顧客である大都市圏の飲食店業界が時短営業や休業を余儀なくされたことにより、
            前期比で大幅に減少した。

          ≫ アーネスト(法人向け定期清掃サービス)では、商業施設やオフィスなどの時短営業や休業により、前期比で減少した。

       (単位:百万円)                            営業利益
営業利益     2,500
                        1,998
         2,000                              1,844
         1,500                                                   1,333
         1,000
                      ’19.3月期              ’20.3月期              21.3月期
          ≫ 損益面では、利益率の高い害虫駆除事業における売上高が大幅に減少したことと、ダスキン事業における
            販売促進活動強化による販売費及び一般管理費の増加により、営業利益が前期比で減少した。                     13
2       セグメント別業績(2)レンタル事業 ②

(単位:百万円)                                                                                  (単位:百万円)

4,500          売上高       営業利益                                                                     1000

                      3,815                 3,802 3,848                           3,867
4,000                                                     3,648           3,708
        3,541 3,603           3,434 3,509                         3,508                   3,542
3,500                                                                                             800

3,000                  635
                515                                530                                            600
2,500                                        502
         431                         443                                          446
                              416
2,000                                                     368
                                                                          328                     400
1,500                                                             267                     290

1,000                                                                                             200
 500

    0                                                                                             0
         Q1     Q2    Q3      Q4     Q1     Q2     Q3     Q4      Q1      Q2      Q3      Q4

                ’19.3月期                       ’20.3月期                     ’21.3月期

        ≫ 一年を通じて売上高・営業利益が安定する傾向。
         当期では感染症の影響により、利益率の高い害虫駆除事業での大幅な売上高減少が響き、
         営業利益の落ち込みが目立っている。
                                                                                                         14
   2     セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ①
       ※ 2020年4月より、エコ&エコがナックスマートエネルギーに社名変更し、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに
       移管しました。なお、’20.3月期まで表示していた部資材販売はノウハウ販売とナックスマートエネルギーに含めています。

   (単位:百万円)
                    エースホーム       suzukuri    ナックスマートエネルギー       ノウハウ販売
売上高 10,000                                                      ※8,600
                                                                 1,371
                      ※5,629                 ※5,364              1,752
       5,000                                                     1,797
                       2,698                  2,297
                                                                 3,677
                       2,931                  3,066
          0
                      ’19.3月期                ’20.3月期           ’21.3月期
   セグメント内売上             169                    112                105
   セグメント間売上              0                      -                  0
   ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)


               ≫ ノウハウ販売部門では、感染症の影響により販売促進セミナーや訪問の自粛を余儀なくされた一方、会員に
                向けたサポート強化が奏功し、前期比で増加した。
               ≫ ナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で発生した一部の着工遅れが響き、前期比で大幅に減少した。

   (単位:百万円)                                                エースホームののれん償却額41百万を

営業利益 1,500                                   営業利益
                                                           当セグメントに計上しております。

       1,000            754                    730               807
        500
          0
                      ’19.3月期                ’20.3月期           21.3月期
               ≫ 損益面では、suzukuriとナックスマートエネルギーが赤字計上となったものの、ノウハウ販売部門の売上高増が
                 寄与し、営業利益は前期比で増加した。
                                                                                 15
2       セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ②

(単位:百万円)                                                                                (単位:百万円)

3,000          売上高      営業利益                                                            2,699   1,000


2,500                                                                                           800

                                                                    1,949 1,896 1,950
2,000                                                                                           600
                               1,626                                                      506
                                                            1,409
1,500            1,346 1,405    388            1,368                                            400
                                       1,216           1,258 330
         1,080          167                                                      188
1,000             148                           192 147                    138                  200
         49                             60
                                                                    ▲ 25
 500                                                                                            0


    0                                                                                           -200
          Q1      Q2    Q3      Q4      Q1      Q2     Q3    Q4      Q1    Q2    Q3      Q4


                  ’19.3月期                       ’20.3月期                    ’21.3月期

        ≫ 住宅市場がメインターゲットとなるため、売上高・営業利益ともに、第4四半期に集中する傾向。
          suzukuriとエースホームが当事業セグメントに加わったことでこの傾向が強まっている。
                                                                                                        16
   2    セグメント別業績(4)住宅事業 ①
        ※ 当社は2020年5月14日にレオハウスの全株式を譲渡したため、今期初より同社の実績を連結範囲から除外しています。
        また、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
        なお当第2四半期より、前期までレオハウスに含めていた、住宅ローンのつなぎ融資を主とする子会社「ナックライフパートナーズ」を表記しています。

   (単位:百万円) レオハウス            ジェイウッド   ケイディアイ        国木ハウス   suzukuri    ナックライフパートナーズ
売上高 60,000         ※47,158                 ※47,243
                        68                      82
     45,000        1,324 949              1,298 1,328
                      5,532                   6,243
                      4,084                   3,165
     30,000
                                                                       ※10,342
                     35,267                    35,207
     15,000                                                                 33
                                                                       1,143
                                                                           6,063
         0                                                                 3,101
                    ’19.3月期                   ’20.3月期                   21.3月期
  セグメント内売上             840                      1,141                       0
  セグメント間売上              11                        1                         0
    ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)

       ≫ レオハウスの全株式譲渡に伴い、同社売上高分が前期比で大幅に減少した。

       ≫ ケイディアイでは、前期比でほぼ同水準(微減)を維持した。

       ≫ ジェイウッドでは、移動モデルハウスの売却など土地販売件数の減少により、前期比で減少した。

       ≫ 国木ハウスでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、前期比で減少した。
     (単位:百万円)
                                               営業利益
営業利益 200                                                                   74
                     ’19.3月期                  ’20.3月期                    21.3月期
        -300
                                              ▲ 545         ケイディアイと国木ハウスののれん償却額44百万を
                     ▲694                                   当セグメントに計上しております。
        -800
       ≫損益面では、レオハウスの連結範囲からの除外に伴い、同社の業績数値(前期営業損失計上)を当社グループの連結業績
        から除外したことにより、営業損失が前期比で減少した。                                                     17
2        セグメント別業績(4)住宅事業 ②
(単位:百万円)                                                                                   (単位:百万円)

25,000       売上高          営業利益
                                                                                                  3,000


20,000                         18,908
                                                                                                  2,000
                                 1,630                        15,497
15,000                                          13,085
                  11,441                                         894                              1,000
                        10,548                        10,108
10,000                                          261
                                        7,408                                               163
                       ▲ 129                                                    72   ▲4
          5,419                                                     ▲ 156                         0
                                                         ▲ 350
 5,000             ▲ 430
                                                                               3,051 2,5623,057
                                                                       1,670
                                                                                                  -1,000
    0
                                         ▲ 1,350
          ▲ 1,765
-5,000                                                                                            -2,000
           Q1      Q2    Q3      Q4      Q1      Q2      Q3    Q4       Q1      Q2    Q3    Q4
                   ’19.3月期                        ’20.3月期                       ’21.3月期


         ≫ ’20.3月期までは、住宅の引渡しが集中する第4四半期に売上高・営業利益が高まる傾向。
           レオハウスの全株式譲渡に伴い事業規模が縮小しているが、同様の傾向は継続している。
                                                                                                           18
   2    セグメント別業績(5)美容・健康事業 ①
       ※ ベルエアーの決算期変更に伴い、’21.3月期のベルエアー売上高の数値は15カ月間での数値となります。

    (単位:百万円)       JIMOS    ベルエアー   インフィニティービューティー     吉慕詩股份有限公司(台湾)      QOL倶楽部
売上高 12,000
                      ※9,803                 ※8,769
                       546                     94
                       520                     440               ※7,299
       8,000
                                                                148 505 83

                       8,736
       4,000                                  8,234
                                                                  6,561


          0
                     ’19.3月期              ’20.3月期               21.3月期
   セグメント内売上                  2                   4                  85
   セグメント間売上                 19                  72                  35
   ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)

         ≫ JIMOSでは、自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発覚し、2019年8月より約4カ月間ECサイト
          を停止したことによる顧客数減少と、コロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響いたことにより、前期比で減少した。
         ≫ ベルエアーでは、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだものの、前期比で減少した。(’19.12月期と’20.12月期の比較)

    (単位:百万円)

営業利益     400                                  営業利益      JIMOSとベルエアーののれん償却額等336百万円を
                                                        当セグメントに計上しております。
                           255
         200                                   125                122

               0
                      ’19.3月期                ’20.3月期            21.3月期
         ≫ 損益面では、JIMOSとベルエアーにおいて、販売費及び一般管理費の削減に取り組んだが、JIMOSの売上高の減少に伴い、
           営業利益は前期比で減少した。
                                                                                     19
2        セグメント別業績(5)美容・健康事業 ②

(単位:百万円)                                                                                   (単位:百万円)
 4,000          売上高        営業利益
                                                                                                     600

                                                                                                     500
 3,000                           2,771
                         2,534           2,593
         2,277 2,217                             2,158                                               400
                                                         2,005 2,006                 1,954
 2,000                                                                 1,763 1,765           1,730
                                                                                                     300
                          222
 1,000                                                   175                          158            200
                                  132                                                         112
                                                                                                     100
    0
          Q1     Q2       Q3      Q4      Q1      Q2      Q3    Q4      Q1    Q2      Q3      Q4
                                                                                                     0
                                                  41            44
-1,000   ▲ 50     ▲ 49
                                                                       ▲ 67 ▲ 80                     -100
                                         ▲ 136
-2,000                                                                                               -200
                 ’19.3月期                          ’20.3月期                    ’21.3月期


         ≫ 上期に販売促進費を増やし、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。



                                                                                                            20
3. 2022年3月期 連結業績予想




                     21
3       2022年3月期 セグメント別:売上高予想
                                                                (単位:百万円)


    売           上           高   ’21.3月期 実績     ’22.3月期 予想       増減率


ク       リ   ク       ラ   事   業         14,881         16,100       + 7.5 %


レ       ン   タ       ル   事   業         14,626         15,100       + 3.2 %


建築コンサルティング事業                           8,495          8,800       + 3.6 %


住           宅       事       業         10,341         11,100       + 7.3 %


美 容 ・ 健 康 事 業                          7,213          6,500       ▲ 9.9 %


    消   去       調       整   他          ▲ 45                 -           -


    合                       計         55,513         57,600       + 3.8 %




                                                                            22
3       2022年3月期 セグメント別:営業利益予想
※   カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。                                  (単位:百万円)


    営       業   利       益   ’21.3月期 実績      ’22.3月期 予想       増減率

                                    1,627            1,500     ▲ 7.8 %
    ク   リ   ク   ラ   事   業
                                 (10.9 %)          (9.3 %)    (▲ 1.6 pt)

                                    1,333            1,300     ▲ 2.5 %
    レ   ン   タ   ル   事   業
                                  (9.1 %)          (8.6 %)    (▲ 0.9 pt)

                                      807              900    + 11.5 %
    建築コンサルティング事業
                                  (9.5 %)         (10.2 %)    (+ 0.7 pt)

                                       74              150    + 102.7 %
    住       宅   事       業
                                  (0.7 %)          (1.4 %)    (+ 0.7 pt)

                                      122              200     + 63.9 %
    美 容 ・ 健 康 事 業
                                  (1.7 %)          (3.0 %)     (+ 1.3pt)

    全 社 費 用 等
                                 ▲ 1,183          ▲ 1,450            ー
    (新規・M&Aを含む)

                                    2,782            2,600    ▲ 6.5 %
    合                   計
                                  (5.0 %)        (4.5 %)     (▲ 0.5 pt)




                                                                           23
 3   2022年3月期 施策

          レンタル                   建築コンサルティング
【ダスキンとの資本業務提携による計画推進】       【ノウハウ販売】
⇒ケアサービス部門:提携後の46事業追加に加え、    ⇒工務店の価値最大化を図ることを目的に、DXお
          21事業を追加            よびVRによる非対面型の新たなサービスを提供
⇒ヘルスレント部門:提携後の新規2店舗出店に加え、
          新たに2店舗を出店         【 ナックスマートエネルギー】
                            ⇒国や自治体の省エネ施策が軸足を置く住宅市場
【ダスキン事業(ダストコントロール商品部門)】      への販売促進活動を強化
⇒ダスキン加盟店のM&Aを推進
                            【エースホーム】
【害虫駆除(with)事業】              ⇒事業間シナジーを創出する住宅商品の追加
⇒除菌・衛生分野の新たな市場開拓での販路拡大



     クリクラ                 住宅             美容・健康
【クリクラ事業】           【ジェイウッド】          【JIMOS】
                   ⇒吸収合併した国木ハウスを含む   ⇒基礎化粧品の機能強化等に
⇒新商品の提供や、商業施設等で
                    2社の経営資源集中と経営効率    よる新規顧客獲得および新
 の催事営業、テレアポ営業の積
                    化を図るとともに、双方の強み    ブランドの浸透。
 極化による新規獲得強化および
 解約防止               を活かした事業を展開
                                     【ベルエアー】
                   【ケイディアイ】          ⇒販路拡大を目的とする販売
⇒ZiACOのブランド強化と生産
                   ⇒売上高増加と収益性強化を目的    形態の多様化と、それに伴
 キャパシティの拡大、生産性向
                    とする営業エリア拡大の進行     う一般市場向けの製品開発
 上を目的に、新規投資を実施

                                                      24
4. 配当方針




          25
 4   配当方針:純資産配当率(DOE)4%かつ配当性向100%以内

 (単位:円)
     40
                                                      35


     30                                                               28
                      26


     20

                                      13
                           9               9                9
     10     8



      -
             ’19.3月期           ’20.3月期      ’21.3月期        ’22.3月期(予)

           中間         期末   中間         期末   中間         期末   中間         期末
1株あたり
                34円             22円             44円             37円
年間配当額

          ≫ 2021年3月期期末配当には50周年記念配当8円を含む。

                                                                           26
5. 中期経営計画




            27
5   基本戦略



    環境

             住宅事業への依存割合低下による
               グループ事業構造の変化



    施策

                経営資源の再配置を行う
           財務体質を強化し、積極的な投資を実行する



    目標


               グループ全体の発展と成長



                                  28
5   中期経営計画サマリー(グループ連結業績推移)

(単位:百万円)                                                                       (単位:百万円)

80,000        売上高         営業利益                                                      8,000
                                                                          75,000
                                                             68,000
                                                62,500
                                   59,000
60,000                56,000                                                        6,000
         53,097                                                             5,000

                                                                  3,800
40,000                                                                              4,000
                                                     2,900
              2,476                     2,400
                           2,000
20,000                                                                              2,000




    0                                                                               0
         '20.3月期      '21.3月期      '22.3月期      '23.3月期      '24.3月期      '25.3月期

    ≫ 2020年5月にレオハウスの全株式を譲渡しており、’20.3月期の同社の実績(売上高352億円・営業損失3.5億円)は
     比較のために除外。



                                                                                            29
5       中期経営計画サマリー(最終年度売上高目標)
                                                                (単位:百万円)

                        ’25.3月期       ’20.3月期                   ’20.3月期
    売       上       高                               増減率
                           計画            実績 ※                      実績

 ク リ ク ラ 事 業               20,000        13,375      + 49.5%       13,375


 レ ン タ ル 事 業               17,000        14,808     + 14.7 %       14,808

 建築コンサルティング事業              13,000         5,251     + 147.6 %       5,251


 住      宅       事   業      11,000        10,975       + 0.2 %      46,101


 美 容 ・ 健 康 事 業             11,000         8,764      + 25.5 %       8,764


    新規事業・M&A                3,000               -           -             -


    消   去   調   整   他             -       ▲ 80              -       ▲ 80


    合               計      75,000        53,097      + 41.2 %      88,222

※ 2020年5月にレオハウスの全株式を譲渡しており、’20,3月期の同社の実績は比較のために除外




                                                                              30
5       中期経営計画サマリー(最終年度営業利益目標)
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。                                         (単位:百万円)

                        ’25.3月期        ’20.3月期                    ’20.3月期
    営   業       利   益                               増減率
                           計画             実績 ※                       実績

                               2,100        1,030   + 103.7 %          1,030
 ク リ ク ラ 事 業
                            (10.5 %)      (7.7 %)    (+ 2.8 pt)      (7.7 %)

                               2,000        1,844    + 8.42 %          1,844
 レ ン タ ル 事 業
                            (11.8 %)     (12.5 %)   (▲ 0.7 pt)      (12.5 %)

                               1,600          730   + 119.0 %            730
 建築コンサルティング事業
                            (12.3 %)     (13.9 %)   (▲ 1.6 pt)      (13.9 %)

                                 300       ▲ 187             -        ▲ 545
 住      宅       事   業
                             (2.7 %)    (▲ 1.7 %)   (+ 4.4 pt)     (▲ 1.2 %)

                                 500          125   + 298.3 %            125
 美 容 ・ 健 康 事 業
                             (4.5 %)      (1.4 %)   (+ 3.1 pt)       (1.4 %)

    全   社   費   用   等       ▲ 1,500      ▲ 1,067             -      ▲ 1,067
    (新規事業・M&Aを含む)

                               5,000        2,476   + 101.9 %          2,118
    合               計
                             (6.7 %)      (4.7 %)   (+ 2.0 pt)       (2.4 %)
※ 2020年5月にレオハウスの全株式を譲渡しており、’20,3月期の同社の実績は比較のために除外




                                                                               31
6. 補足資料   会社概要と事業紹介




                      32
6   会社概要
                                                        (2021年3月末 現在)

商               号   株式会社ナック( NAC CO., LTD. )
所       在       地   東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
設               立   1971年5月20日
代       表       者   代表取締役社長 吉村 寛
                    ■ クリクラ事業:宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
                    ■ レンタル事業:ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
                    ■ 建築コンサルティング事業:地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販売
事   業       内   容                  と施工、コンサルティング業務並びに住宅フランチャイズ事業
                    ■ 住宅事業:戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
                    ■ 美容・健康事業:化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
                    株式会社アーネスト(ビルメンテナンス事業)
                    株式会社 JIMOS(美容・健康事業)
                    株式会社ベルエアー(美容・健康事業)
                    株式会社ジェイウッド(住宅事業)
                    ナックスマートエネルギー株式会社(省エネ商材販売・工事)
連   結   子   会   社   株式会社ケイディアイ(住宅事業)
                    株式会社ナックライフパートナーズ(金融・福利厚生)
                    株式会社国木ハウス(住宅事業)
                    エースホーム株式会社(住宅フランチャイズ事業)
                    吉慕詩股份有限公司(台湾)(美容・健康事業)

従業員数(正社員)           連結1,583 名(パートタイマー、アルバイトは除く)
資       本       金   6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数         24,306,750 株 (一単元:100株)
株       主       数   16,737 名(自己名義株式を除く総株主数)


                                                                     33
6       主な指標(連結ベース)経営指標から

                        ’21.3月期 実績       ’20.3月期 実績       増減

期中平均発行済株式数                22,405,080 株     22,405,194 株        + 143株

1株当り純資産(BPS)                 950.59 円         881.83 円     + 68.76 円

1株当り当期純利益
                              82.02 円          22.94 円     + 59.08 円
( E P S )

自   己   資   本   比   率           52.1 %           42.6 %        + 9.5 pt

自 己 資 本 純 利 益 率
                                9.0 %            2.6 %         + 6.4 pt
(   R  O   E  )

1 株 当 り 配 当 金                    44 円             22 円         + 22 円

配       当   性       向           53.6 %           95.9 %    ▲ 42.3 pt

純   資   産   配   当   率            4.8 %            2.5 %        + 2.3 pt




                                                                          34
6   沿革
1971年 5月    東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月    株式会社ナックに商号変更
1995年 9月    日本証券業協会(現:JASDAQ)に店頭登録
1997年 1月    東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月    東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月   宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月    連結子会社(現:株式会社レオハウス)で住宅事業に進出
2010年 3月    創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月    株式会社 アーネストを子会社化
2013年 7月    株式会社 JIMOSを子会社化、株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月    クリクラ本庄工場新設
2015年 9月    株式会社エコ&エコ(現:ナックスマートエネルギー株式会社)を子会社化
2016年 5月    株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月   株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月    株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月    株式会社国木ハウスを子会社化
2020年2月     エースホーム株式会社を子会社化

2020年5月     株式会社レオハウスの全株式を譲渡
                                                 35
6   各事業の市場におけるポジショニング
                                                   (2021年3月末 現在)


          ■ 製造本数業界No.1 (約1,800万本)
クリクラ事業    ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
          ■ 業界初の研究開発専門センター設立


          ■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1(約2,000社中)
          ■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
レンタル事業
          ■ 2012年3月よりビルメンテナンス事業を手がける株式会社アーネストを子会社化
          ■ 2018年8月に株式会社ダスキンと資本業務提携契約を締結

          ■ ナック会員工務店 約7,000社
          ■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
          ■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
建築コンサル    ■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がけるナックスマートエネルギー株式会社を子会社化
ティング事業    ■ 2017年4月より異業種との提携を展開する住宅事業を展開する株式会社suzukuriを子会社化
          (2020年9月に吸収合併)
          ■ 2020年2月より住宅フランチャイズ事業を展開するエースホーム株式会社を子会社化
          (2021年4月より株式会社ジェイウッドに吸収合併)


          ■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
 住宅事業     ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
          ■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化


          ■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業   ■ 40~60代の女性を中心とした層に対する、化粧品等の通販事業
          ■ 2016年12月より栄養補助食品(サプリメント)を手がける株式会社ベルエアーを子会社化

                                                               36
  6   売上高・営業利益構成比(’21.3期実績)
       クリクラ事業             レンタル事業               クリクラ事業           レンタル事業
       美容・健康事業            コンサル事業               美容・健康事業          コンサル事業
       住宅事業                                    住宅事業

                                                     住宅事業
          住宅事業
                    クリクラ事業                             2%
            19%                           建築コンサルティング
                                              事業
                           27%                20%               クリクラ事業

                                                                  41%
建築コンサルティング
    事業            売上高                       美容・
                                           健康事業
                                                     営業利益
      15%     55,513百万円                       3%     2,782百万円


          美容・             レンタル事業

                          26%
          健康事業                                     レンタル事業
          13%                                       34%

                                 売上高営業利益率              ※本社費は除外しています


  クリクラ            レンタル      建築コンサルティング   美容・健康        住宅事業         全社
   事業              事業          事業          事業

  10.9%           9.1%           9.5%       1.7%       0.7%         5.0%
                                                                           37
        6       セグメント別営業利益の推移
                ≫ 安定したレンタル、クリクラ、建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。

                                                                                                            (百万円) 【住宅事業】
                                          積      極     的           に                                         4,000
                                                                                                                                                                                     レオハウスの
(百万円)
        【美容・健康事業】                         広      告     投           資                                                               3,003
                                                                                                                                                                                     全 株 式 譲 渡
 500
                                                                                                             3,000     2,686
                                                               255                            200
 250                                                 147                                                     2,000
                                                                         125         122

   0                                                                                                         1,000
                                                                                                                                             388                                            74    150
 -250
                -199                                                                                            0
                         -222      -105

 -500
                                          -457                                                              -1,000
                                                                                                                                                       -412    -622           -694   -545
                                                     (百万円)                                                                                                             -736
                                                                     【クリクラ事業】
                                                      2,000                                                                                    1,670
                                                                                                                                                         1,500
                                                      1,500
                                                                                                                                     1,030
                                                      1,000                                                                  788
                                                                   576                                               596
                                                                               375
                                                       500
                                                                                       143               274

                                                           0
                                                                                                -201

                                                      -500


(百万円)                                                                                                     (百万円)
2,500
            【レンタル事業】                                                                                                        【建築コンサルティング事業】
                                                           2,021                                            1,500                                      1,146
                                                                       1,998
                                     1,841    1,853                              1,844
2,000            1,738
        1,582              1,505                                                                                                    976                          956
                                                                                                                                             900                        775                       900
1,500                                                                                        1,333     1,300 1,000                                                                          807
                                                                                                                                                                               754    730
                                                                                                                           670
1,000
                                                                                                               500
 500

    0                                                                                                           0

 -500
                                                                                                             -500
                                                                                                                                                                                                        38