9788 ナック 2021-02-08 15:30:00
2021年3月期 第3四半期 決算補足説明資料 [pdf]

2021年3月期 第3四半期
  決算補足説明資料                        2021年2月8日
                                  株式会社ナック
                                  東証一部 9788




  注)当社は第3四半期において、決算説明会を開催しておりません。
    本資料は、第3四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容


  1. 第3四半期の実績                  … P. 2
  2. セグメント別業績                  … P. 9
  3. 配当方針                      … P.20
  4. 補足資料                      … P.22



  この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可
  能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、新サービスの成否、
  また新型コロナウイルス感染症などの不確実な要因の影響を受けます。

  従って、実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
  ますことをご承知おき下さい。

                                            1
1. 第3四半期の実績




              2
1   2021年3月期 第3四半期:連結損益計算書
                                                             (単位:百万円)

                                                             ’21.3月期
                    ’21.3月期        ’20.3月期
                                                増減率         通期 公表値
                    Q3 実績          Q3 実績
                                                             (9月14日)
売       上       高       40,935         62,290   ▲ 34.3 %        56,000

売 上 総 利 益               20,329         23,806   ▲ 14.6 %               -

(売上総利益率)                49.7 %         38.2 %   + 11.4 pt              -

販       管       費       18,631         23,509   ▲ 20.7 %               -

営   業       利   益        1,697           297     571.4 %         2,000

( 営 業 利 益 率 )            4.1 %          0.5 %    + 3.6 pt        3.6 %

営 業 外 損 益                ▲ 149          ▲ 63            -              -

経   常       利   益        1,548           234     661.5 %         1,900

特   別       損   益             76        ▲ 42            -              -
親会社株主に帰属
                         1,412         ▲ 564            -        1,350
する当期純利益

≫ 売上高は、主に住宅事業のレオハウス連結業績除外により、前年同期を下回った。

≫ 営業利益は、前年同期に計上していたレオハウスの損失の除外とクリクラ事業の大幅伸長により、前年同期を上回った。


                                                                           3
1      四半期別             売上高/営業利益の推移
(単位:百万円)                                                                                         (単位:百万円)


    35,000                                                                                                6,000
                売上高           営業利益

    30,000                            29,702
                                                                          25,932
    25,000                                              23,889                                            4,000
                      22,253 21,584
                                                                 20,599
    20,000                            2,705    17,800
             15,581
                                                                                          14,281 13,927
    15,000                                                                 1,820 12,727                   2,000

                                                        1,013                                       871
    10,000
                                                                 527                       614
                              828
     5,000              292                                                        211                    0


        0
              ▲ 1,497                           ▲ 1,243
    -5,000    Q1      Q2      Q3       Q4       Q1        Q2      Q3       Q4      Q1       Q2      Q3    -2,000

                       ’19.3月期                            ’20.3月期                         ’21.3月期


    ≫ ’20.3月期までは、売上の半分以上を占める住宅事業において、住宅の引渡しが期末に偏ることで、上期の営業損益は

     マイナス傾向であったが、中核子会社レオハウスの全株式譲渡にともない、当期では四半期ごとに営業利益を計上した。


                                                                                                                   4
 1       セグメント別:売上高
                                                                    (単位:百万円)
                                                                    ’21.3月期
                      ’21.3月期        ’20.3月期
                                                      増減率          通期 公表値
                       Q3 実績          Q3 実績
                                                                   (10月30日)

 ク   リ       ク   ラ        11,320           9,958         13.7 %        14,500

 レ   ン       タ   ル        11,084          11,160        ▲ 0.7 %        14,100

 建 築 コ ン サ ル               5,795           3,842         50.8 %         9,000

 住   宅       事   業         7,283          30,603       ▲ 76.2 %        10,000

 美 容 ・ 健 康 事 業             5,482           6,758       ▲ 18.9 %         8,400

 消   去   調   整   他         ▲ 31            ▲ 33               -                -

 合               計        40,935          62,290       ▲ 34.3 %        56,000

≫ クリクラ事業では、クリクラボトルの価格改定に加え、直営部門における顧客単価の向上と、加盟店部門におけるサーバー販売数の増加、両部門における自社製
  次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が伸長したことにより、前年同期を上回った。
≫ レンタル事業は、「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上が減少した一方、ダスキン事業におけるケアサービス部門の事業数追加により売上が増加し、
  前年同期とほぼ同水準を維持した。
≫ 建築コンサルティング事業は、期初よりsuzukuriとエースホームを当事業セグメントに加えたため、前年同期を大幅に上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期を大幅に下回った。

≫ 美容・健康事業は、昨年7月にJIMOSの自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し一時的にECサイトを停止した結果、顧客数が
  減少したことと、コロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響き、前年同期を下回った。
                                                                                   5
1    セグメント別:営業利益
*カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。                                           (単位:百万円)
                                                                   ’21.3月期
                     ’21.3月期        ’20.3月期
                                                   前年同期比          通期 公表値
                     Q3 実績          Q3 実績
                                                                  (10月30日)
                            1,305            587        + 717            1,300
 ク   リ       ク   ラ       (11.5 %)        (5.9 %)     (+ 5.6 pt)        (9.0 %)

                            1,042          1,476        ▲ 433            1,300
 レ   ン       タ   ル        (9.4 %)       (13.2 %)     (▲ 3.8 pt)        (9.2 %)

                              300            400         ▲ 99              750
 建 築 コ ン サ ル               (5.2%)       (10.4 %)     (▲ 5.2 pt)        (7.5 %)

                            ▲ 88        ▲ 1,439       + 1,351           ▲ 100
 住   宅       事   業      (▲ 1.2 %)      (▲ 4.7 %)     (+ 3.5 pt)      (▲ 1.0 %)

                               10             80         ▲ 70               50
 美容・健康事業                  (0.2 %)        (1.2 %)     (▲ 1.0 pt)        (0.6 %)

 全   社   費   用   等         ▲ 872          ▲ 807          ▲ 65         ▲ 1,300
 (新規・M&Aを含む)
                            1,697            297      + 1,399           2,000
 合               計        (4.1 %)        (0.5 %)     (+ 3.7 pt)       (3.6 %)

≫ クリクラ事業は、直営・加盟店両部門において売上高が伸長したことにより、前年同期を大幅に上回った。

≫ レンタル事業は、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、前年同期を下回った。

≫ 建築コンサルティング事業は、suzukuriおよびナックスマートエネルギーが赤字計上となったことにより、前年同期を下回った。

≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を当社グループの連結業績から除外したことで、
 前年同期を上回った。

≫ 美容・健康事業は、JIMOSとベルエアーにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したものの、売上高の減少を補いきれず、
 前年同期を下回った。                                                          6
 1       営業利益の増減要因
                                                                    (単位:百万円)

                                                                  前年同期比増減率

              2020年3月期Q3 営業利益                              297               -

         ①売上総利益                                        ▲ 3,477       ▲ 14.6 %
                     人           件           費          + 1,397       + 16.6 %
                     広告宣伝費及び販売促進費                        + 986        + 29.8 %
     ※               地 代 家 賃     ・       賃 借 料           + 589        + 33.5 %
         ②販管費の増減
                     減価償却費・のれん償却費                        + 393        + 33.2 %
                     支   払       手       数   料           + 100        + 9.4 %
                     そ   の   他       販   管   費         + 1,410        + 18.1 %

              2021年3月期Q3 営業利益                             1,697              -
                                                 ※販管費の増減額について,+は損益の増加/▲は損益の減少

① 売上総利益の減少理由
 ≫ レオハウスの全株式譲渡により売上高が減少したことによる。


② 販管費の増減理由
 ≫ 販管費総額の減少は、主にレオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値を当社グループの連結業績から除外したことによるが、
   広告宣伝費及び販売促進費の減少は、レオハウスの減少分に加え、JIMOSにおいても削減したことが大きく影響している。




                                                                                 7
1       2021年3月期                    第3四半期:連結貸借対照表
                                                                                        (単位:百万円)
                                    2020年                   2020年
                                                 構成比                        構成比          増減額
                                    12月末                     3月末
流           動       資           産      27,109      64.4 %      28,858          62.1 %      ▲ 1,749
有   形       固       定   資       産       8,976      21.3 %      10,615          22.9 %      ▲ 1,639
無   形       固       定   資       産       2,004       4.8 %       2,253           4.9 %       ▲ 248
投 資 そ の 他 の 資 産                         3,964       9.4 %       4,626          10.0 %       ▲ 662
固       定       資       産       計      14,945      35.5 %      17,496          37.7 %      ▲ 2,551
繰   延       資       産   合       計           37      0.1 %           78          0.2 %        ▲ 41
資           産       合           計      42,091     100.0 %      46,433         100.0 %      ▲ 4,342


流           動       負           債      14,719      35.0 %      20,125          43.3 %      ▲ 5,406
固           定       負           債       6,468      15.4 %       6,499          14.0 %        ▲ 31
負           債       合           計      21,187      50.3 %      26,625          57.3 %      ▲ 5,438
株           主       資           本      21,535      51.2 %      20,601          44.4 %        + 933
その他の包括利益累計額                            ▲ 685      ▲ 1.6 %      ▲ 844         ▲ 1.6 %         + 158
非   支       配   株   主       持   分           54      0.1 %           50          0.1 %          +4
純       資       産       合       計      20,904      49.7 %      19,808          42.7 %      + 1,095
負 債 ・ 純 資 産 合 計                        42,091     100.0 %      46,433         100.0 %      ▲ 4,342

主な増減要因
■ 流動資産 : 現金及び預金 + 4,163 販売用不動産 ▲ 2,570             未成工事支出金 ▲ 1,099       受取手形及び売掛金 ▲ 700
■ 固定資産 : 建物及び構築物 ▲ 1,942
■ 流動負債 : 買掛金 ▲ 3,109 未成工事受入金 ▲ 1,641
■ 固定負債 : 資産除去債務 ▲ 455 長期借入金 + 135
自己資本比率 : 49.5 %
                                                                                                     8
2. セグメント別業績




              9
 2     セグメント別業績(1)クリクラ事業                                ①
     (単位:百万円)                          加盟店        直営店
売上高     15,000
                                                                ※11,320
                      ※ 10,215             ※ 9,958
        10,000                                                    7,297
                        3,491                  3,597
         5,000
                        6,724                  6,361              4,023
            0
                   '19.3月期     Q1-Q3    '20.3月期      Q1-Q3   '21.3月期       Q1-Q3
      セグメント内売上            0                      0                     0
      セグメント間売上            2                      2                     2
     ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)


        ≫ 直営部門・加盟店部門ともに、クリクラボトルの価格改定と自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の
          売上が大幅に伸長したことにより、前年同期比で大幅に増加した。

        ≫ 直営部門では、上記要因に加え、家庭顧客の需要増加に伴いサーバー1台あたりのボトル消費量が増加し、
          前年同期比で増加した。

        ≫ 加盟店部門では、上記要因に加え、サーバー販売台数が増加したことで、前年同期比で増加した。


       (単位:百万円)
         1500                                                     1,305
営業利益
         1000            648                   587
          500
            0
                  '19.3月期     Q1-Q3    '20.3月期       Q1-Q3   '21.3月期       Q1-Q3

        ≫ 損益面では、直営・加盟店両部門において、売上高が増加したことで、営業利益が前年同期比で大幅に増加した。
                                                                                   10
2        セグメント別業績(1)クリクラ事業                                  ②

(単位:百万円)                                                                          (単位:百万円)

5,000          売上高        営業利益                                                            800

                                                                   3,844 3,873
4,000            3,651                                                            3,602
                         3,290                 3,467 3,388 3,417
         3,273                                                                            600
                                 2,963 3,103                        491
3,000                                                                       442
                                                             443
                 371                                                                371
                                                                                          400
2,000
                                                284   285
                         190
1,000
                                  139                                                     200

    0
          87
                                        17                                                0
-1,000
          Q1      Q2      Q3      Q4    Q1      Q2    Q3    Q4      Q1     Q2       Q3
-2,000                                                                                    -200

                  ’19.3月期                        ’20.3月期                  ’21.3月期


≫ ’20.3月期までは、第1四半期にテレビCMなどの販促費を増加し、第2四半期以降で利益率が高まる傾向。
   当期では、コロナ禍で例年と違い、四半期総じて利益率が高くなっている。

                                                                                                 11
 2     セグメント別業績(2)レンタル事業                               ①
      (単位:百万円)                  アーネスト     害虫駆除(with)       ダスキン
売上高 15,000
                      ※10,960              ※11,160                ※11,084
                       1,044                 1,049                  991
       10,000                                                      1,633
                       1,932                 1,939

        5,000           7,983                  8,204                8,517

            0
                   ’19.3月期 Q1-Q3        ’20.3月期 Q1-Q3         ’21.3月期 Q1-Q3
     セグメント内売上            0                       0                    0
     セグメント間売上            4                       2                    4
     ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)

            ≫ ダスキン事業では、ダストコントロール商品部門において、コロナ禍で顧客に喜ばれる商材を適宜選定の上
              積極的に提案したことと、ケアサービス部門における事業数追加により、前年同期比で増加した。

            ≫ 害虫駆除事業では、主要顧客である大都市圏の飲食店業界が休業を余儀なくされたことにより、前年同期比
             で大幅に減少した。
            ≫ アーネスト(法人向け定期清掃サービス)では、商業施設やオフィスなどの休業により、前年同期比で減少した。
       (単位:百万円)
営業利益 2,000
                       1,582
                                               1,476
         1,500
                                                                  1,042
         1,000
                   ’19.3月期 Q1-Q3        ’20.3月期 Q1-Q3        ’21.3月期 Q1-Q3
            ≫損益面では、利益率の高い害虫駆除事業における売上高が大幅に減少したことと、ダスキン事業における
             販売促進活動強化による販売費及び一般管理費の増加により、営業利益が前年同期比で減少した。
                                                                              12
2       セグメント別業績(2)レンタル事業                                  ②

(単位:百万円)                                                                           (単位:百万円)

4,500          売上高      営業利益                                                               1000

                      3,815                 3,802 3,848                            3,867
4,000                                                     3,648            3,708
        3,541 3,603           3,434 3,509                         3,508
3,500                                                                                      800

3,000                  635
                515                         502    530                                     600
2,500
         431                         443
                              416                                                   446
2,000                                                     368
                                                                           328             400
1,500                                                             267

1,000                                                                                      200
 500

    0                                                                                      0
         Q1     Q2    Q3      Q4     Q1     Q2     Q3     Q4      Q1       Q2       Q3

                 ’19.3月期                    ’20.3月期                       ’21.3月期


         ≫ 一年を通じて売上高・営業利益が安定。

                                                                                                  13
   2    セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業                                          ①
         注)2020年4月より、エコ&エコがナックスマートエネルギーに社名変更し、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
         なお、’20.3月期まで表示していた部資材販売はノウハウ販売とナックスマートエネルギーに含めています。


   (単位:百万円)
                       エースホーム       suzukuri     ナックスマートエネルギー       ノウハウ販売
売上高 8,000
                                                                      ※5,854
                                                                       1,019
                      ※3,961                     ※3,942                 933
       4,000
                       2,042                       1,784               1,385

                       1,919                       2,157                2,514
          0
                   ’19.3月期 Q1-Q3               ’20.3月期 Q1-Q3       ’21.3月期 Q1-Q3
   セグメント内売上             128                          99                   58
   セグメント間売上              0                            0                    0
   ※グラフの数値は上記のセグメント内売上を含む。(単位:百万円)

         ≫ ノウハウ販売部門では、感染症の影響を受けたものの、既存会員に向けたサポート強化が奏功したことなどにより、
          前年同期とほぼ同水準(建築部資材販売を除く)を維持した。

         ≫ ナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生したことにより、前年同期比で減少した。

    (単位:百万円)
営業利益      600
                         365                        400
          400                                                            300
          200
               0
                    ’19.3月期 Q1-Q3              ’20.3月期 Q1-Q3        ’21.3月期 Q1-Q3

         ≫損益面では、suzukuriとナックスマートエネルギーが赤字計上したことにより、営業利益は前年同期比で減少した。
                                                                                          14
2       セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業                                                     ②

(単位:百万円)                                                                            (単位:百万円)

2,500          売上高      営業利益                                                                700

                                                                                            600
                                                                       1,949 1,896 1,950
2,000
                                                                                            500
                               1,626
                                                               1,409                        400
1,500            1,346 1,405    388            1,368
                                       1,216           1,258   330
         1,080                                                                              300
                        167                            147                            188
1,000                                          192
                  148                                                         138           200
                                        60
         49                                                                                 100
 500                                                                   ▲ 25
                                                                                            0

    0                                                                                       -100
          Q1     Q2     Q3      Q4      Q1      Q2      Q3      Q4     Q1     Q2      Q3


                  ’19.3月期                      ’20.3月期                      ’21.3月期

        ≫ 住宅市場がメインターゲットとなるため、売上高・営業利益ともに、第4四半期に集中する傾向。
          suzukuriとエースホームが当事業セグメントに加わったことでこの傾向が強まっている。
                                                                                                   15
  2      セグメント別業績(4)住宅事業                          ①
         注)当社は2020年5月14日にレオハウスの全株式を譲渡したため、今期初より同社の実績を連結業績から除外しています。
         また、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
         なお当第2四半期より、前期までレオハウスに含めていた、住宅ローンのつなぎ融資を主とする子会社「ナックライフパートナーズ」を表記しています。

                    レオハウス       ジェイウッド   ケイディアイ       国木ハウス   suzukuri   ナックライフパートナーズ
  (単位:百万円)                                    ※31,287
      35,000        ※27,842                      52
売上高   30,000           46                    879    791
                   848    506                   4,611
      25,000          4,239                     2,141
      20,000          2,669
      15,000                                                             ※7,284
      10,000         19,531                    22,811                        31
                                                                            727
       5,000                                                               4,631
           0                                                               1,893
                 ’19.3月期 Q1-Q3           ’20.3月期 Q1-Q3               ’21.3月期 Q1-Q3
  セグメント内売上            433                       683                        0
  セグメント間売上             5                         1                         0
  ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 (単位:百万円)

        ≫ レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期比で大幅に減少した。

        ≫ ケイディアイでは、前年同期と同水準を維持した。

        ≫ ジェイウッドと国木ハウスでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、前年同期比で減少した。

  (単位:百万円)
                 ’19.3月期 Q1-Q3           ’20.3月期 Q1-Q3              ’21.3月期 Q1-Q3
営業利益     500

        -500                                                              ▲88
                                             ▲1,439
       -1,500
                                                          ケイディアイと国木ハウスののれん償却費33百万円を
                    ▲2,325
                                                          当セグメントに計上しております。
       -2,500
           ≫損益面では、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を、当社グループの
           連結業績から除外したことにより、営業損失が前年同期比で減少した。                                             16
2        セグメント別業績(4)住宅事業                                        ②
(単位:百万円)                                                                                       (単位:百万円)

25,000      売上高            営業利益
                                                                                                    3,000


20,000                             18,908
                                                                                                    2,000
                                    1,630                             15,497
15,000                                              13,085
                 11,441                                                 894                         1,000
                          10,548                             10,108
10,000                    ▲ 129                     261
                                            7,408
                                                                                        72
         5,419                                                 ▲ 350                                0
                  ▲ 430                                                        ▲ 156       ▲4
 5,000                                                                               3,051 2,562
                                                                               1,670
                                                                                                    -1,000
    0
                                             ▲ 1,350
          ▲ 1,765
-5,000                                                                                              -2,000
          Q1      Q2       Q3       Q4       Q1      Q2       Q3       Q4       Q1      Q2     Q3
                  ’19.3月期                           ’20.3月期                          ’21.3月期


         ≫ ’20.3月期までは、住宅の引渡しが集中する第4四半期に売上高・営業利益が高まる傾向。
           レオハウスの全株式譲渡にともない事業規模が縮小している。
                                                                                                             17
   2     セグメント別業績(5)美容・健康事業                                    ①
       (単位:百万円)
売上高 10,000                  JIMOS    ベルエアー    吉慕詩股份有限公司(台湾)           QOL倶楽部

        8,000        ※7,029                  ※6,800
                                               66                     ※5,557
                      374                     321
        6,000                                                            69
                                                                      293 118
        4,000
                      6,655                   6,412
        2,000                                                          5,079

           0
                  ’19.3月期 Q1-Q3          ’20.3月期 Q1-Q3             ’21.3月期 Q1-Q3
   セグメント内売上             0                      41                       74
   セグメント間売上            15                      28                       23
   ※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 (単位:百万円)


          ≫ JIMOSは自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発覚し、2019年8月よりECサイトを
           停止したことと、コロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響いたことにより、前年同期比で減少した。

          ≫ ベルエアーでは、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだものの、前年同期比で減少した。
   (単位:百万円)
                                                            JIMOSとベルエアーののれん償却費等
営業利益 200              122                                   226百万円を当セグメントに計上しております。
         100                                   80
                                                                        10
           0
        -100
                ’19.3月期      Q1-Q3      ’20.3月期     Q1-Q3          ’21.3月期     Q1-Q3
           ≫ 損益面では、JIMOSとベルエアーにおいて、販売費及び一般管理費の削減に取り組んだが、JIMOSの売上高の
            減少に伴い、営業利益は前年同期比で減少した。
                                                                                       18
2        セグメント別業績(5)美容・健康事業                                       ②

(単位:百万円)                                                                             (単位:百万円)
 4,000          売上高       営業利益
                                                                                               600

                                                                                               500
 3,000                           2,771
                         2,534           2,593
          2,277 2,217                            2,158                                         400
                                                         2,005 2,006                   1,954
 2,000                                                                 1,763 1,765
                                                                                               300
                          222
 1,000                                                   175                            158    200
                                  132
                                                                                               100
    0
           Q1     Q2      Q3      Q4      Q1       Q2     Q3    Q4      Q1     Q2       Q3
                                                               44                              0
                                                 41
-1,000   ▲ 50     ▲ 49
                                                                       ▲ 67    ▲ 80            -100
                                         ▲ 136
-2,000                                                                                         -200
                  ’19.3月期                         ’20.3月期                    ’21.3月期


           ≫ 上期に販売促進費を増やし、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。


                                                                                                      19
3. 配当方針




          20
 3    配当方針:純資産配当率(DOE)4%かつ配当性向100%以内

 (単位:円)
     30
                                                                     27
                                     26



     20   18


                                                     13

                                          9               9
     10                   8




                     -
      -
           ’18.3月期            ’19.3月期         ’20.3月期         ’21.3月期
          中間         期末   中間       期末     中間         期末   中間         期末
1株あたり
               18円             34円             22円             36円
年間配当額

     ≫ 配当方針の「連結純資産配当率4%かつ配当性向100%以内」を基準に’21.3月期年間配当額は36円の予定。
     ≫ ’19.3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1:1」から「1:3」の比率に変更。
                                                                          21
4. 補足資料   会社概要と事業紹介




                      22
4   会社概要
                                                          (2020年9月末 現在)
商               号   株式会社ナック( NAC CO., LTD. )
所       在       地   東京都新宿区西新宿一丁目25番1号          新宿センタービル
設               立   1971年5月20日
代       表       者   代表取締役社長           吉村   寛
                    ■ クリクラ事業:宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
                    ■ レンタル事業:ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
                    ■ 建築コンサルティング事業:地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販売
事   業       内   容                  と施工、コンサルティング業務並びに住宅フランチャイズ事業
                    ■ 住宅事業:戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
                    ■ 美容・健康事業:化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
                    株式会社アーネスト(ビルメンテナンス事業)
                    株式会社 JIMOS(美容・健康事業)
                    株式会社ベルエアー(美容・健康事業)
                    株式会社ジェイウッド(住宅事業)
                    ナックスマートエネルギー株式会社(省エネ商材販売・工事)
連   結   子   会   社   株式会社ケイディアイ(住宅事業)
                    株式会社ナックライフパートナーズ(金融・福利厚生)
                    株式会社国木ハウス(住宅事業)
                    エースホーム株式会社(住宅フランチャイズ事業)
                    吉慕詩股份有限公司(台湾) (美容・健康事業)
                    株式会社キューオーエル倶楽部(美容・健康事業)(2020年12月に株式会社ベルエアーに吸収合併)

従業員数(正社員)           連結1,592 名(パートタイマー、アルバイトは除く)
資       本       金   6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数         24,306,750 株 (一単元:100株)
株       主       数   10,124 名(自己名義株式を除く総株主数)

                                                                       23
4   主な指標(連結ベース)経営指標から


                        ’20.3月期 実績       ’19.3月期 実績        増減

期中平均発行済株式数                22,405,194 株     19,802,890 株   + 2,602,304株

1 株当り純資産 (BPS)               881.83 円         899.84 円      ▲ 18.01 円

1株当り当期純利益
                              22.94 円          40.32 円      ▲ 17.38 円
( E P S )

自   己   資   本   比   率           42.6 %           40.6 %         + 2.0 pt

自 己 資 本 純 利 益 率
                                2.6 %            4.7 %        ▲ 2.1 pt
(   R  O   E  )

1 株 当 り 配 当 金                    22 円             34 円          ▲ 12 円

配       当   性       向           95.9 %           84.3 %       + 11.6 pt

純   資   産   配   当   率            2.5 %            3.9 %       ▲ 1.4 pt




                                                                           24
4    沿革
1971年 5月    東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月    株式会社ナックに商号変更
1995年 9月    日本証券業協会(現:JASDAQ)に店頭登録
1997年 1月    東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月    東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月   宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月    連結子会社(現:株式会社レオハウス)で住宅事業に進出
2010年 3月    創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月    株式会社 アーネストを子会社化
2013年 7月    株式会社 JIMOSを子会社化、株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月    クリクラ本庄工場新設
2015年 9月    株式会社エコ&エコ(現:ナックスマートエネルギー株式会社)を子会社化
2016年 5月    株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月   株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月    株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月    株式会社国木ハウスを子会社化
2020年2月     エースホーム株式会社を子会社化

2020年5月     株式会社レオハウスの全株式を譲渡
                                                 25
4   各事業の市場におけるポジショニング
                                                  (2020年9月末 現在)


          ■ 製造本数業界No.1 (約1,800万本)
クリクラ事業    ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
          ■ 業界初の研究開発専門センター設立


          ■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1(約2,000社中)
          ■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
レンタル事業
          ■ 2012年3月よりビルメンテナンス事業を手がける株式会社アーネストを子会社化
          ■ 2018年8月に株式会社ダスキンと資本業務提携契約を締結

          ■ ナック会員工務店 約7,000社
          ■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
          ■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
建築コンサル    ■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ&エコ(現 ナックスマートエネル
ティング事業     ギー株式会社)を子会社化
          ■ 2017年4月より異業種との提携を展開する住宅事業を展開する株式会社suzukuriを子会社化
          (2020年9月に吸収合併)
          ■ 2020年2月より住宅フランチャイズ事業を展開するエースホーム株式会社を子会社化


          ■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
 住宅事業     ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
          ■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化


          ■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業   ■ 40~60代の女性を中心とした層に対する、化粧品等の通販事業
          ■ 2016年12月より栄養補助食品(サプリメント)を手がける株式会社ベルエアーを子会社化

                                                              26
4     売上高・営業利益構成比( ’20.3期実績)
      クリクラ事業           レンタル事業               クリクラ事業               レンタル事業
      美容・健康事業          コンサル事業               美容・健康事業              コンサル事業
      住宅事業



                クリクラ事業                   建築コンサルティング         クリクラ事業
                                             事業
                     15%                                         32%
                                                23%
                        レンタル事業            美容・
                                         健康事業
    住宅事業
            売上高             17%             4%        営業利益
    52%    88,222百万円                                  2,118百万円

                        美容・
                                                                          住宅事業
                        健康事業
                 6% 10%                               レンタル事業
                                                       レンタル事業             ▲17%
            建築コンサルティング
                事業
                                                        58%
                                                        ※本社費は除外しています
                              売上高営業利益率
クリクラ        レンタル           建築コンサルティング   美容・健康         住宅事業            全社
 事業          事業               事業           事業

7.7%         12.5%           13.9%       1.43%         ▲1.2%           2.4%
                                                                              27
         4        セグメント別営業利益の推移
          ≫ 安定したレンタルと建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。

                                                                                                (百万円)             【住宅事業】
(百万円)                                   積      極     的         に                                 4,000

  500     【美容・健康事業】                     広      告     投         資                                                                  3,003                                      レオハウスの
                                                                                                 3,000                   2,686
                                                                       255                                                                                                   全 株 式 譲 渡
  250                                                          147             125               2,000         1,858
                                                                                       50
                         -199    -222       -105    -457
    0                                                                                            1,000                                      388
                                                                                                                                                     -412     -622   -736    -694   -545   -100
  -250                                                                                                 0

  -500                                                                                          -1,000
                                                    (百万円)
                                                                     【クリクラ事業】
                                                     1,500                                                                                   1,300
                                                                                                                                    1,030
                                                     1,000                                                                  788
                                                                 529     576                                       596
                                                      500
                                                                                 375
                                                                                                           274
                                                                                         143
                                                                                               -201
                                                           0


                                                      -500


(百万円)                                                                                            (百万円)
2,500
           【レンタル事業】                                                                                                    【建築コンサルティング事業】
                                                               2,021                              1,500
                                                                       1,998
                                            1,841   1,853                      1,844                                                                  1,146
2,000                    1,738                                                                                                               900               956
         1,535   1,582           1,505                                                                                             976
1,500                                                                                  1,300      1,000
                                                                                                                                                                       775    754    730    750
                                                                                                                           670
                                                                                                                  543
1,000
                                                                                                      500
 500

   0                                                                                                       0

-500
                                                                                                      -500
                                                                                                                                                                                                  28