9788 ナック 2021-02-08 15:30:00
2021年3月期 第3四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2021年3月期 第3四半期
決算補足説明資料 2021年2月8日
株式会社ナック
東証一部 9788
注)当社は第3四半期において、決算説明会を開催しておりません。
本資料は、第3四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
1. 第3四半期の実績 … P. 2
2. セグメント別業績 … P. 9
3. 配当方針 … P.20
4. 補足資料 … P.22
この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可
能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、新サービスの成否、
また新型コロナウイルス感染症などの不確実な要因の影響を受けます。
従って、実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
ますことをご承知おき下さい。
1
1. 第3四半期の実績
2
1 2021年3月期 第3四半期:連結損益計算書
(単位:百万円)
’21.3月期
’21.3月期 ’20.3月期
増減率 通期 公表値
Q3 実績 Q3 実績
(9月14日)
売 上 高 40,935 62,290 ▲ 34.3 % 56,000
売 上 総 利 益 20,329 23,806 ▲ 14.6 % -
(売上総利益率) 49.7 % 38.2 % + 11.4 pt -
販 管 費 18,631 23,509 ▲ 20.7 % -
営 業 利 益 1,697 297 571.4 % 2,000
( 営 業 利 益 率 ) 4.1 % 0.5 % + 3.6 pt 3.6 %
営 業 外 損 益 ▲ 149 ▲ 63 - -
経 常 利 益 1,548 234 661.5 % 1,900
特 別 損 益 76 ▲ 42 - -
親会社株主に帰属
1,412 ▲ 564 - 1,350
する当期純利益
≫ 売上高は、主に住宅事業のレオハウス連結業績除外により、前年同期を下回った。
≫ 営業利益は、前年同期に計上していたレオハウスの損失の除外とクリクラ事業の大幅伸長により、前年同期を上回った。
3
1 四半期別 売上高/営業利益の推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
35,000 6,000
売上高 営業利益
30,000 29,702
25,932
25,000 23,889 4,000
22,253 21,584
20,599
20,000 2,705 17,800
15,581
14,281 13,927
15,000 1,820 12,727 2,000
1,013 871
10,000
527 614
828
5,000 292 211 0
0
▲ 1,497 ▲ 1,243
-5,000 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 -2,000
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ ’20.3月期までは、売上の半分以上を占める住宅事業において、住宅の引渡しが期末に偏ることで、上期の営業損益は
マイナス傾向であったが、中核子会社レオハウスの全株式譲渡にともない、当期では四半期ごとに営業利益を計上した。
4
1 セグメント別:売上高
(単位:百万円)
’21.3月期
’21.3月期 ’20.3月期
増減率 通期 公表値
Q3 実績 Q3 実績
(10月30日)
ク リ ク ラ 11,320 9,958 13.7 % 14,500
レ ン タ ル 11,084 11,160 ▲ 0.7 % 14,100
建 築 コ ン サ ル 5,795 3,842 50.8 % 9,000
住 宅 事 業 7,283 30,603 ▲ 76.2 % 10,000
美 容 ・ 健 康 事 業 5,482 6,758 ▲ 18.9 % 8,400
消 去 調 整 他 ▲ 31 ▲ 33 - -
合 計 40,935 62,290 ▲ 34.3 % 56,000
≫ クリクラ事業では、クリクラボトルの価格改定に加え、直営部門における顧客単価の向上と、加盟店部門におけるサーバー販売数の増加、両部門における自社製
次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が伸長したことにより、前年同期を上回った。
≫ レンタル事業は、「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上が減少した一方、ダスキン事業におけるケアサービス部門の事業数追加により売上が増加し、
前年同期とほぼ同水準を維持した。
≫ 建築コンサルティング事業は、期初よりsuzukuriとエースホームを当事業セグメントに加えたため、前年同期を大幅に上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期を大幅に下回った。
≫ 美容・健康事業は、昨年7月にJIMOSの自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し一時的にECサイトを停止した結果、顧客数が
減少したことと、コロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響き、前年同期を下回った。
5
1 セグメント別:営業利益
*カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率です。 (単位:百万円)
’21.3月期
’21.3月期 ’20.3月期
前年同期比 通期 公表値
Q3 実績 Q3 実績
(10月30日)
1,305 587 + 717 1,300
ク リ ク ラ (11.5 %) (5.9 %) (+ 5.6 pt) (9.0 %)
1,042 1,476 ▲ 433 1,300
レ ン タ ル (9.4 %) (13.2 %) (▲ 3.8 pt) (9.2 %)
300 400 ▲ 99 750
建 築 コ ン サ ル (5.2%) (10.4 %) (▲ 5.2 pt) (7.5 %)
▲ 88 ▲ 1,439 + 1,351 ▲ 100
住 宅 事 業 (▲ 1.2 %) (▲ 4.7 %) (+ 3.5 pt) (▲ 1.0 %)
10 80 ▲ 70 50
美容・健康事業 (0.2 %) (1.2 %) (▲ 1.0 pt) (0.6 %)
全 社 費 用 等 ▲ 872 ▲ 807 ▲ 65 ▲ 1,300
(新規・M&Aを含む)
1,697 297 + 1,399 2,000
合 計 (4.1 %) (0.5 %) (+ 3.7 pt) (3.6 %)
≫ クリクラ事業は、直営・加盟店両部門において売上高が伸長したことにより、前年同期を大幅に上回った。
≫ レンタル事業は、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、前年同期を下回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、suzukuriおよびナックスマートエネルギーが赤字計上となったことにより、前年同期を下回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を当社グループの連結業績から除外したことで、
前年同期を上回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSとベルエアーにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したものの、売上高の減少を補いきれず、
前年同期を下回った。 6
1 営業利益の増減要因
(単位:百万円)
前年同期比増減率
2020年3月期Q3 営業利益 297 -
①売上総利益 ▲ 3,477 ▲ 14.6 %
人 件 費 + 1,397 + 16.6 %
広告宣伝費及び販売促進費 + 986 + 29.8 %
※ 地 代 家 賃 ・ 賃 借 料 + 589 + 33.5 %
②販管費の増減
減価償却費・のれん償却費 + 393 + 33.2 %
支 払 手 数 料 + 100 + 9.4 %
そ の 他 販 管 費 + 1,410 + 18.1 %
2021年3月期Q3 営業利益 1,697 -
※販管費の増減額について,+は損益の増加/▲は損益の減少
① 売上総利益の減少理由
≫ レオハウスの全株式譲渡により売上高が減少したことによる。
② 販管費の増減理由
≫ 販管費総額の減少は、主にレオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値を当社グループの連結業績から除外したことによるが、
広告宣伝費及び販売促進費の減少は、レオハウスの減少分に加え、JIMOSにおいても削減したことが大きく影響している。
7
1 2021年3月期 第3四半期:連結貸借対照表
(単位:百万円)
2020年 2020年
構成比 構成比 増減額
12月末 3月末
流 動 資 産 27,109 64.4 % 28,858 62.1 % ▲ 1,749
有 形 固 定 資 産 8,976 21.3 % 10,615 22.9 % ▲ 1,639
無 形 固 定 資 産 2,004 4.8 % 2,253 4.9 % ▲ 248
投 資 そ の 他 の 資 産 3,964 9.4 % 4,626 10.0 % ▲ 662
固 定 資 産 計 14,945 35.5 % 17,496 37.7 % ▲ 2,551
繰 延 資 産 合 計 37 0.1 % 78 0.2 % ▲ 41
資 産 合 計 42,091 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 4,342
流 動 負 債 14,719 35.0 % 20,125 43.3 % ▲ 5,406
固 定 負 債 6,468 15.4 % 6,499 14.0 % ▲ 31
負 債 合 計 21,187 50.3 % 26,625 57.3 % ▲ 5,438
株 主 資 本 21,535 51.2 % 20,601 44.4 % + 933
その他の包括利益累計額 ▲ 685 ▲ 1.6 % ▲ 844 ▲ 1.6 % + 158
非 支 配 株 主 持 分 54 0.1 % 50 0.1 % +4
純 資 産 合 計 20,904 49.7 % 19,808 42.7 % + 1,095
負 債 ・ 純 資 産 合 計 42,091 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 4,342
主な増減要因
■ 流動資産 : 現金及び預金 + 4,163 販売用不動産 ▲ 2,570 未成工事支出金 ▲ 1,099 受取手形及び売掛金 ▲ 700
■ 固定資産 : 建物及び構築物 ▲ 1,942
■ 流動負債 : 買掛金 ▲ 3,109 未成工事受入金 ▲ 1,641
■ 固定負債 : 資産除去債務 ▲ 455 長期借入金 + 135
自己資本比率 : 49.5 %
8
2. セグメント別業績
9
2 セグメント別業績(1)クリクラ事業 ①
(単位:百万円) 加盟店 直営店
売上高 15,000
※11,320
※ 10,215 ※ 9,958
10,000 7,297
3,491 3,597
5,000
6,724 6,361 4,023
0
'19.3月期 Q1-Q3 '20.3月期 Q1-Q3 '21.3月期 Q1-Q3
セグメント内売上 0 0 0
セグメント間売上 2 2 2
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ 直営部門・加盟店部門ともに、クリクラボトルの価格改定と自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の
売上が大幅に伸長したことにより、前年同期比で大幅に増加した。
≫ 直営部門では、上記要因に加え、家庭顧客の需要増加に伴いサーバー1台あたりのボトル消費量が増加し、
前年同期比で増加した。
≫ 加盟店部門では、上記要因に加え、サーバー販売台数が増加したことで、前年同期比で増加した。
(単位:百万円)
1500 1,305
営業利益
1000 648 587
500
0
'19.3月期 Q1-Q3 '20.3月期 Q1-Q3 '21.3月期 Q1-Q3
≫ 損益面では、直営・加盟店両部門において、売上高が増加したことで、営業利益が前年同期比で大幅に増加した。
10
2 セグメント別業績(1)クリクラ事業 ②
(単位:百万円) (単位:百万円)
5,000 売上高 営業利益 800
3,844 3,873
4,000 3,651 3,602
3,290 3,467 3,388 3,417
3,273 600
2,963 3,103 491
3,000 442
443
371 371
400
2,000
284 285
190
1,000
139 200
0
87
17 0
-1,000
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
-2,000 -200
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ ’20.3月期までは、第1四半期にテレビCMなどの販促費を増加し、第2四半期以降で利益率が高まる傾向。
当期では、コロナ禍で例年と違い、四半期総じて利益率が高くなっている。
11
2 セグメント別業績(2)レンタル事業 ①
(単位:百万円) アーネスト 害虫駆除(with) ダスキン
売上高 15,000
※10,960 ※11,160 ※11,084
1,044 1,049 991
10,000 1,633
1,932 1,939
5,000 7,983 8,204 8,517
0
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
セグメント内売上 0 0 0
セグメント間売上 4 2 4
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ ダスキン事業では、ダストコントロール商品部門において、コロナ禍で顧客に喜ばれる商材を適宜選定の上
積極的に提案したことと、ケアサービス部門における事業数追加により、前年同期比で増加した。
≫ 害虫駆除事業では、主要顧客である大都市圏の飲食店業界が休業を余儀なくされたことにより、前年同期比
で大幅に減少した。
≫ アーネスト(法人向け定期清掃サービス)では、商業施設やオフィスなどの休業により、前年同期比で減少した。
(単位:百万円)
営業利益 2,000
1,582
1,476
1,500
1,042
1,000
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
≫損益面では、利益率の高い害虫駆除事業における売上高が大幅に減少したことと、ダスキン事業における
販売促進活動強化による販売費及び一般管理費の増加により、営業利益が前年同期比で減少した。
12
2 セグメント別業績(2)レンタル事業 ②
(単位:百万円) (単位:百万円)
4,500 売上高 営業利益 1000
3,815 3,802 3,848 3,867
4,000 3,648 3,708
3,541 3,603 3,434 3,509 3,508
3,500 800
3,000 635
515 502 530 600
2,500
431 443
416 446
2,000 368
328 400
1,500 267
1,000 200
500
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ 一年を通じて売上高・営業利益が安定。
13
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ①
注)2020年4月より、エコ&エコがナックスマートエネルギーに社名変更し、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
なお、’20.3月期まで表示していた部資材販売はノウハウ販売とナックスマートエネルギーに含めています。
(単位:百万円)
エースホーム suzukuri ナックスマートエネルギー ノウハウ販売
売上高 8,000
※5,854
1,019
※3,961 ※3,942 933
4,000
2,042 1,784 1,385
1,919 2,157 2,514
0
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
セグメント内売上 128 99 58
セグメント間売上 0 0 0
※グラフの数値は上記のセグメント内売上を含む。(単位:百万円)
≫ ノウハウ販売部門では、感染症の影響を受けたものの、既存会員に向けたサポート強化が奏功したことなどにより、
前年同期とほぼ同水準(建築部資材販売を除く)を維持した。
≫ ナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生したことにより、前年同期比で減少した。
(単位:百万円)
営業利益 600
365 400
400 300
200
0
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
≫損益面では、suzukuriとナックスマートエネルギーが赤字計上したことにより、営業利益は前年同期比で減少した。
14
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ②
(単位:百万円) (単位:百万円)
2,500 売上高 営業利益 700
600
1,949 1,896 1,950
2,000
500
1,626
1,409 400
1,500 1,346 1,405 388 1,368
1,216 1,258 330
1,080 300
167 147 188
1,000 192
148 138 200
60
49 100
500 ▲ 25
0
0 -100
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ 住宅市場がメインターゲットとなるため、売上高・営業利益ともに、第4四半期に集中する傾向。
suzukuriとエースホームが当事業セグメントに加わったことでこの傾向が強まっている。
15
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ①
注)当社は2020年5月14日にレオハウスの全株式を譲渡したため、今期初より同社の実績を連結業績から除外しています。
また、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
なお当第2四半期より、前期までレオハウスに含めていた、住宅ローンのつなぎ融資を主とする子会社「ナックライフパートナーズ」を表記しています。
レオハウス ジェイウッド ケイディアイ 国木ハウス suzukuri ナックライフパートナーズ
(単位:百万円) ※31,287
35,000 ※27,842 52
売上高 30,000 46 879 791
848 506 4,611
25,000 4,239 2,141
20,000 2,669
15,000 ※7,284
10,000 19,531 22,811 31
727
5,000 4,631
0 1,893
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
セグメント内売上 433 683 0
セグメント間売上 5 1 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 (単位:百万円)
≫ レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期比で大幅に減少した。
≫ ケイディアイでは、前年同期と同水準を維持した。
≫ ジェイウッドと国木ハウスでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、前年同期比で減少した。
(単位:百万円)
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
営業利益 500
-500 ▲88
▲1,439
-1,500
ケイディアイと国木ハウスののれん償却費33百万円を
▲2,325
当セグメントに計上しております。
-2,500
≫損益面では、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を、当社グループの
連結業績から除外したことにより、営業損失が前年同期比で減少した。 16
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ②
(単位:百万円) (単位:百万円)
25,000 売上高 営業利益
3,000
20,000 18,908
2,000
1,630 15,497
15,000 13,085
11,441 894 1,000
10,548 10,108
10,000 ▲ 129 261
7,408
72
5,419 ▲ 350 0
▲ 430 ▲ 156 ▲4
5,000 3,051 2,562
1,670
-1,000
0
▲ 1,350
▲ 1,765
-5,000 -2,000
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ ’20.3月期までは、住宅の引渡しが集中する第4四半期に売上高・営業利益が高まる傾向。
レオハウスの全株式譲渡にともない事業規模が縮小している。
17
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ①
(単位:百万円)
売上高 10,000 JIMOS ベルエアー 吉慕詩股份有限公司(台湾) QOL倶楽部
8,000 ※7,029 ※6,800
66 ※5,557
374 321
6,000 69
293 118
4,000
6,655 6,412
2,000 5,079
0
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
セグメント内売上 0 41 74
セグメント間売上 15 28 23
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 (単位:百万円)
≫ JIMOSは自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発覚し、2019年8月よりECサイトを
停止したことと、コロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響いたことにより、前年同期比で減少した。
≫ ベルエアーでは、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだものの、前年同期比で減少した。
(単位:百万円)
JIMOSとベルエアーののれん償却費等
営業利益 200 122 226百万円を当セグメントに計上しております。
100 80
10
0
-100
’19.3月期 Q1-Q3 ’20.3月期 Q1-Q3 ’21.3月期 Q1-Q3
≫ 損益面では、JIMOSとベルエアーにおいて、販売費及び一般管理費の削減に取り組んだが、JIMOSの売上高の
減少に伴い、営業利益は前年同期比で減少した。
18
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ②
(単位:百万円) (単位:百万円)
4,000 売上高 営業利益
600
500
3,000 2,771
2,534 2,593
2,277 2,217 2,158 400
2,005 2,006 1,954
2,000 1,763 1,765
300
222
1,000 175 158 200
132
100
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
44 0
41
-1,000 ▲ 50 ▲ 49
▲ 67 ▲ 80 -100
▲ 136
-2,000 -200
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
≫ 上期に販売促進費を増やし、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。
19
3. 配当方針
20
3 配当方針:純資産配当率(DOE)4%かつ配当性向100%以内
(単位:円)
30
27
26
20 18
13
9 9
10 8
-
-
’18.3月期 ’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
1株あたり
18円 34円 22円 36円
年間配当額
≫ 配当方針の「連結純資産配当率4%かつ配当性向100%以内」を基準に’21.3月期年間配当額は36円の予定。
≫ ’19.3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1:1」から「1:3」の比率に変更。
21
4. 補足資料 会社概要と事業紹介
22
4 会社概要
(2020年9月末 現在)
商 号 株式会社ナック( NAC CO., LTD. )
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
設 立 1971年5月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
■ クリクラ事業:宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
■ レンタル事業:ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
■ 建築コンサルティング事業:地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販売
事 業 内 容 と施工、コンサルティング業務並びに住宅フランチャイズ事業
■ 住宅事業:戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 美容・健康事業:化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
株式会社アーネスト(ビルメンテナンス事業)
株式会社 JIMOS(美容・健康事業)
株式会社ベルエアー(美容・健康事業)
株式会社ジェイウッド(住宅事業)
ナックスマートエネルギー株式会社(省エネ商材販売・工事)
連 結 子 会 社 株式会社ケイディアイ(住宅事業)
株式会社ナックライフパートナーズ(金融・福利厚生)
株式会社国木ハウス(住宅事業)
エースホーム株式会社(住宅フランチャイズ事業)
吉慕詩股份有限公司(台湾) (美容・健康事業)
株式会社キューオーエル倶楽部(美容・健康事業)(2020年12月に株式会社ベルエアーに吸収合併)
従業員数(正社員) 連結1,592 名(パートタイマー、アルバイトは除く)
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750 株 (一単元:100株)
株 主 数 10,124 名(自己名義株式を除く総株主数)
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4 主な指標(連結ベース)経営指標から
’20.3月期 実績 ’19.3月期 実績 増減
期中平均発行済株式数 22,405,194 株 19,802,890 株 + 2,602,304株
1 株当り純資産 (BPS) 881.83 円 899.84 円 ▲ 18.01 円
1株当り当期純利益
22.94 円 40.32 円 ▲ 17.38 円
( E P S )
自 己 資 本 比 率 42.6 % 40.6 % + 2.0 pt
自 己 資 本 純 利 益 率
2.6 % 4.7 % ▲ 2.1 pt
( R O E )
1 株 当 り 配 当 金 22 円 34 円 ▲ 12 円
配 当 性 向 95.9 % 84.3 % + 11.6 pt
純 資 産 配 当 率 2.5 % 3.9 % ▲ 1.4 pt
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4 沿革
1971年 5月 東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月 株式会社ナックに商号変更
1995年 9月 日本証券業協会(現:JASDAQ)に店頭登録
1997年 1月 東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月 東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月 宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月 連結子会社(現:株式会社レオハウス)で住宅事業に進出
2010年 3月 創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月 株式会社 アーネストを子会社化
2013年 7月 株式会社 JIMOSを子会社化、株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月 クリクラ本庄工場新設
2015年 9月 株式会社エコ&エコ(現:ナックスマートエネルギー株式会社)を子会社化
2016年 5月 株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月 株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月 株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月 株式会社国木ハウスを子会社化
2020年2月 エースホーム株式会社を子会社化
2020年5月 株式会社レオハウスの全株式を譲渡
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4 各事業の市場におけるポジショニング
(2020年9月末 現在)
■ 製造本数業界No.1 (約1,800万本)
クリクラ事業 ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
■ 業界初の研究開発専門センター設立
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1(約2,000社中)
■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
レンタル事業
■ 2012年3月よりビルメンテナンス事業を手がける株式会社アーネストを子会社化
■ 2018年8月に株式会社ダスキンと資本業務提携契約を締結
■ ナック会員工務店 約7,000社
■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
建築コンサル ■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ&エコ(現 ナックスマートエネル
ティング事業 ギー株式会社)を子会社化
■ 2017年4月より異業種との提携を展開する住宅事業を展開する株式会社suzukuriを子会社化
(2020年9月に吸収合併)
■ 2020年2月より住宅フランチャイズ事業を展開するエースホーム株式会社を子会社化
■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
住宅事業 ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化
■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業 ■ 40~60代の女性を中心とした層に対する、化粧品等の通販事業
■ 2016年12月より栄養補助食品(サプリメント)を手がける株式会社ベルエアーを子会社化
26
4 売上高・営業利益構成比( ’20.3期実績)
クリクラ事業 レンタル事業 クリクラ事業 レンタル事業
美容・健康事業 コンサル事業 美容・健康事業 コンサル事業
住宅事業
クリクラ事業 建築コンサルティング クリクラ事業
事業
15% 32%
23%
レンタル事業 美容・
健康事業
住宅事業
売上高 17% 4% 営業利益
52% 88,222百万円 2,118百万円
美容・
住宅事業
健康事業
6% 10% レンタル事業
レンタル事業 ▲17%
建築コンサルティング
事業
58%
※本社費は除外しています
売上高営業利益率
クリクラ レンタル 建築コンサルティング 美容・健康 住宅事業 全社
事業 事業 事業 事業
7.7% 12.5% 13.9% 1.43% ▲1.2% 2.4%
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4 セグメント別営業利益の推移
≫ 安定したレンタルと建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。
(百万円) 【住宅事業】
(百万円) 積 極 的 に 4,000
500 【美容・健康事業】 広 告 投 資 3,003 レオハウスの
3,000 2,686
255 全 株 式 譲 渡
250 147 125 2,000 1,858
50
-199 -222 -105 -457
0 1,000 388
-412 -622 -736 -694 -545 -100
-250 0
-500 -1,000
(百万円)
【クリクラ事業】
1,500 1,300
1,030
1,000 788
529 576 596
500
375
274
143
-201
0
-500
(百万円) (百万円)
2,500
【レンタル事業】 【建築コンサルティング事業】
2,021 1,500
1,998
1,841 1,853 1,844 1,146
2,000 1,738 900 956
1,535 1,582 1,505 976
1,500 1,300 1,000
775 754 730 750
670
543
1,000
500
500
0 0
-500
-500
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