9788 ナック 2020-11-09 15:30:00
2021年3月期 第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期
決算補足説明資料 2020年11月9日
株式会社ナック
東証一部 9788
注)IR説明会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止いたします。
この資料は、2021年3月期第2四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
1. 第2四半期の実績 … P. 2
2. セグメント別業績 … P.10
3. 2021年3月期連結業績予想 … P.21
4. 配当方針 … P.25
5. 補足資料 … P.27
この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可能
な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、新サービスの成否、また
新型コロナウイルス感染症などの不確実な要因の影響を受けます。
従って、 実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合がありま
すことをご承知おき下さい。
1
1. 第2四半期の実績
2
1 2021年3月期 上期:連結損益計算書
(単位:百万円)
上期計画比 前年同期比
’21.3月期
上期実績 ’21.3月期 ’20.3月期
達成率 増減率
上期計画 上期実績
売 上 高 27,008 27,000 100.0 % 41,690 ▲ 35.2 %
売 上 総 利 益 13,292 - - 15,858 ▲ 16.2 %
(売上総利益率) 49.2 % - - 38.0 % + 11.2 pt
販 管 費 12,467 - - 16,087 ▲ 22.5 %
営 業 損 益 825 550 150.0 % ▲ 229 -
(営業利益率) 3.1 % 2.0 % - ▲ 0.6 % + 3.6 pt
営 業 外 損 益 ▲ 128 - - ▲ 47 -
経 常 利 益 697 450 154.9 % ▲ 277 -
特 別 損 益 421 - - ▲ 22 -
親会社株主に帰属
1,149 950 120.9 % ▲1 -
する当期純利益
≫ 売上高は、主に住宅事業のレオハウス連結業績除外により、前年同期を下回った。
≫ 営業利益は、前年同期に計上していたレオハウスの損失の除外とクリクラ事業の大幅伸長により、前年同期を上回り利益計上となった。
3
1 上期/下期の利益トレンド
(単位:百万円) (単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益
60,000 7,000
51,276
6,000
50,000 46,531
41,690 5,000
40,000 37,835
4,000
3,241
30,000 27,008 3,000
2,347
20,000 2,000
825 1,000
10,000
0
▲1,204 ▲229
0
-1,000
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
▲ 10,000 -2,000
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ’20.3月期までは、売上の半分を占める住宅事業において、住宅の引渡しが期末に偏ることで、上期の営業損益は
マイナス傾向であったが、中核子会社レオハウスの全株式譲渡にともない、当上期では営業利益を計上した。
4
1 セグメント別:売上高
(単位:百万円)
前年同期比
’21.3月期
上期実績 ’20.3月期
前年同期比
上期実績
ク リ ク ラ 事 業 7,718 6,570 + 1,147
レ ン タ ル 事 業 7,216 7,311 ▲ 94
建 築 コ ン サ ル テ ィ ン グ 事 業 3,845 2,584 + 1,261
住 宅 事 業 4,721 20,494 ▲ 15,773
美 容 ・ 健 康 事 業 3,528 4,752 ▲ 1,224
消 去 調 整 他 ▲ 22 ▲ 22 +0
合 計 27,008 41,690 ▲ 14,682
≫ クリクラ事業では、クリクラボトルの価格改定に加え、直営部門における顧客単価の向上と、加盟店部門におけるサーバー販売数の増加、
自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が伸長したことにより、前年同期を上回った。
≫ レンタル事業は、「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上が減少した一方、ダスキン事業におけるケアサービス部門の事業数追加により
売上が増加し、前年同期とほぼ同水準を維持した。
≫ 建築コンサルティング事業は、期初よりsuzukuriとエースホームを当事業セグメントに加えたため、前年同期を大幅に上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期を大幅に下回った。
≫ 美容・健康事業は、昨年7月にJIMOSの自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し、一時的にECサイトを停止した結果、
顧客数が減少したことが響き、前年同期を下回った。
5
1 セグメント別:営業利益
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率を表す。 (単位:百万円)
前年同期比
’21.3月期
上期実績 ’20.3月期
前年同期比
上期実績
934 302 + 632
ク リ ク ラ 事 業 (12.1 %) (4.6 %) (+ 7.5 pt)
595 945 ▲ 350
レ ン タ ル 事 業
(8.3 %) (12.9 %) (▲ 4.7 pt)
112 252 ▲ 140
建 築 コ ン サ ル テ ィ ン グ 事 業
(2.9 %) (9.8 %) (▲ 6.9 pt)
▲ 84 ▲ 1,088 + 1,004
住 宅 事 業
(▲ 1.8 %) (▲ 5.3 %) (+ 3.5 pt)
▲ 147 ▲ 94 ▲ 53
美 容 ・ 健 康 事 業
(▲ 4.2 %) (▲ 2.0 %) (▲ 2.2 pt)
全 社 費 用 等 ▲ 584 ▲ 546 ▲ 37
825 ▲ 229 + 1,055
合 計 (3.1 %) (▲ 0.6 %) (+ 3.6 pt)
≫ クリクラ事業は、直営・加盟店両部門において売上高が伸長したことにより、前年同期を大幅に上回った。
≫ レンタル事業は、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、前年同期を下回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、suzukuriおよびナックスマートエネルギーが赤字計上となったことにより、前年同期を下回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を当社グループの連結業績から除外したことで、
前年同期を上回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したものの、売上高の減少を補いきれず、
営業損失は前年同期比で増加した。
6
1 営業利益の増減要因
(単位:百万円)
前年同期比増加率
2020年3月期上期 営業利益 ▲ 229 -
①売上総利益 ▲ 2,565 ▲ 16.2 %
広 告 宣伝 費 及び販 売 促進 費 + 933 + 37.8 %
人 件 費 + 871 + 16.9 %
※ 地 代 家 賃 ・ 賃 借 料 + 400 + 33.8 %
②販管費の増減
減価償却・のれん償却費 + 216 + 28.0 %
支 払 手 数 料 + 88 + 12.1 %
そ の 他 販 管 費 + 1,109 + 19.3 %
2021年3月期上期 営業利益 825 -
※販管費の増減額について,+は損益の増加/▲は損益の減少
① 売上総利益の減少理由
≫ レオハウスの全株式譲渡により売上高が減少したことによる。
② 販管費の増減理由
≫ 販管費総額の減少は、主にレオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値を当社グループの連結業績から除外した
ことによるが、広告宣伝費及び販売促進費の減少は、JIMOSにおいて削減したことも大きく影響している。
7
1 2021年3月期 上期:連結貸借対照表
(単位:百万円)
2020年 2020年
構成比 構成比 増減額
9月末 3月末
流 動 資 産 26,832 63.3 % 28.858 62.1 % ▲ 2,025
有 形 固 定 資 産 9,135 21.5 % 10.615 22.9 % ▲ 1,480
無 形 固 定 資 産 2,082 4.9 % 2,253 4.9 % ▲ 171
投 資 そ の 他 の 資 産 4,321 10.2 % 4,626 10.0 % ▲ 305
固 定 資 産 計 15,539 36.6 % 17,496 37.7 % ▲ 1,957
繰 延 資 産 合 計 51 0.1 % 78 0.2 % ▲ 27
資 産 合 計 42,422 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 4,010
流 動 負 債 14,608 34.4 % 20,125 43.3 % ▲5,516
固 定 負 債 7,052 16.6 % 6,499 14.0 % + 552
負 債 合 計 21,660 51.1 % 26,625 57.3 % ▲ 4,964
株 主 資 本 21,475 50.6 % 20,601 44.4 % + 873
その他の包括利益累計額 ▲ 765 ▲ 1.8 % ▲ 844 ▲ 1.8 % + 78
非 支 配 株 主 持 分 51 0.1 % 50 0.1 % +1
純 資 産 合 計 20,761 48.9 % 19,808 42.7 % + 953
負 債 ・ 純 資 産 合 計 42,422 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 4,010
主な増減要因
■ 流動資産 : 現金及び預金 +4,194 販売用不動産 ▲ 2,716 未成工事支出金 ▲ 1,295 受取手形及び売掛金 ▲ 733
■ 固定資産 : 建物及び構築物(純額) ▲ 1,882
■ 流動負債 : 買掛金 ▲ 2,926 未成工事受入金 ▲ 2,132
■ 固定負債 : 長期借入金 + 660
自己資本比率 : 48.8 %
8
1 2021年3月期 上期:連結キャッシュフロー
(単位:百万円)
’21.3月期 ’20.3月期 ’20.3月期
上期実績 上期実績 通期実績
1.営業活動によるCF 2,690 ▲ 693 1,152
2.投資活動によるCF ▲ 1,055 ▲ 927 ▲ 905
3.財務活動によるCF 2,546 1,059 ▲ 473
現金及び現金同等物の増減額 4,181 ▲ 561 ▲ 225
現金及び現金同等物の期首残高 9,115 9,167 7,430
新規連結に伴う現金及び現金同等
11 0 56
物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高 13,309 8,606 7,261
減価償却費 499 686 1,783
当期の主な増減要因
■ 営業活動:短期貸付金の減少額 1,679百万円 税金等調整前四半期純利益 1,117百万円
減価償却費 499百万円 関係会社株式売却益 ▲ 456百万円
■ 投資活動:連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 ▲ 809百万円 無形固定資産の取得による支出 ▲ 163百万円
■ 財務活動:長期借入れによる収入 1,900百万 短期借入金の純増額 1,100百万円 セール・アンド・リースバックによる収入 1,046百万円
長期借入金の返済による支出 ▲ 1,050百万円 配当金の支払額 ▲ 292百万円
9
2. セグメント別業績
10
2 セグメント別業績(1)クリクラ事業 ①
(単位:百万円) 加盟店部門 直営部門
売上高 10,000
※7,718
7,500 ※ 6,925 ※ 6,570
2,806
5,000 2,360 2,372
2,500 4,565 4,197 4,911
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
セグメント内売上 0 0 0
セグメント間売上 1 1 2
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ 直営部門・加盟店部門ともに、クリクラボトルの価格改定と自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の
売上が大幅に伸長したことにより、前年同期比で大幅に増加した。
≫ 直営部門では、上記要因に加え、家庭顧客の需要増加に伴いサーバー1台あたりのボトル消費量が増加し、
前年同期比で増加した。
≫ 加盟店部門では、上記要因に加え、サーバー販売台数が増加したことで、前年同期比で増加した。
営業利益(単位:百万円)
1,000 934
458
500 302
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
≫ 損益面では、直営・加盟店両部門において、売上高が増加したことで、営業利益が前年同期比で大幅に増加した。
11
2 セグメント別業績(1)クリクラ ②
(単位:百万円) 上期/下期 売上高・営業利益の推移 (単位:百万円)
10,000 売上高 売上高 営業利益 1,500
7,718
8,000
6,925 6,805
6,254 6,570
934 1,000
6,000 728
4,000 458
500
330 302
2,000
0 0
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ‘21.3月期上期の営業利益は、クリクラボトルの価格改定と自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の
売上が大幅に伸長したことにより、前年同期比で大幅に増加。
12
2 セグメント別業績(2)レンタル事業 ①
(単位:百万円)
アーネスト 害虫駆除(with) ダスキン
10,000
売上高 ※7,253
※ 7,145 ※ 7,328
7,500 697 641
687
1,248 1,279 1,054
5,000
2,500 5,209 5,350 5,557
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
セグメント内売上 0 16 36
セグメント間売上 2 ※① セグメント間売上2百万円を含む。
1 3
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ ダスキン事業では、ダストコントロール商品部門における売切り関連商品の販売好調と、ケアサービス部門における
事業数追加により、前年同期比で増加した。
≫ 害虫駆除事業では、主要顧客である大都市圏の飲食店業界が休業を余儀なくされたことにより、
前年同期比で大幅に減少した。
≫ アーネスト(法人向け定期清掃サービス)では、商業施設やオフィスなどの休業により、前年同期比で減少した。
営業利益(単位:百万円)
1,500
946 945
1,000
595
500
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
≫ 損益面では、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、営業利益が前年同期比で減少した。
13
2 セグメント別業績(2)レンタル ②
上期/下期 売上高・営業利益の推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
10,000 売上高 売上高 営業利益 2,000
8,000 7,245 7,311 7,497 7,216 1,600
7,145
6,000 1,052 1,200
946 945 898
4,000 595 800
2,000 400
0 0
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ ’21.3月期上期の営業利益は、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が減少したことに加え、ダストコントロール商品部門に
おいて、販売促進活動強化による販売費及び一般管理費が増加したことにより、前年同期比で減少。
14
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ①
注)2020年4月より、エコ&エコがナックスマートエネルギーに社名変更し、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
なお、’20.3月期まで表示していた部資材販売はノウハウ販売とナックスマートエネルギーに含めています。
売上高(単位:百万円) suzukuri
5,000 エースホーム ナックスマートエネルギー ノウハウ販売
※3,878
672
※2,515 ※2,653 581
2,500
1,314 1,223 902
1,200 1,429 1,721
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
セグメント内売上 ※①セグメント内売上93百万円を含む。
87 ※②セグメント内売上87百万円を含む。
69 33
セグメント間売上 0 0 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 単位:百万円)
(
≫ ノウハウ販売部門では、感染症の影響を受けたものの、オンラインセミナーなどのWeb戦略が奏功し、
前年同期とほぼ同水準を維持した。
≫ ナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生したことにより、前年同期比で減少した。
営業利益 (単位:百万円)
エースホームののれん償却額20百万円を
400
252 当セグメントに計上しております。
197
200 112
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
≫損益面では、suzukuriとナックスマートエネルギーが赤字計上したことにより、前年同期比で減少した。
15
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング ②
(単位:百万円) 上期/下期 売上高・営業利益の推移 (単位:百万円)
5,000 1,000
売上高 売上高 営業利益
4,000 3,845 800
3,032
3,000 557 2,667 600
2,584
2,427
477
2,000 400
252
197
1,000 200
112
0 0
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ 営業利益は、住宅市場がメインターゲットとなるため、売上高・営業利益ともに、下期に集中する傾向。
suzukuriとエースホームが当事業セグメントに加わったことでこの傾向が強まっている。
16
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ①
注)当社は2020年5月14日にレオハウスの全株式を譲渡したため、今期初より同社の実績を連結業績から除外しています。
また、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
なお当第2四半期より、前期までレオハウスに含めていた、住宅ローンのつなぎ融資を主とする子会社「ナックライフパートナーズ」を表記しています。
売上高(単位:百万円) レオハウス ジェイウッド ケイディアイ 国木ハウス suzukuri ナックライフパートナーズ
25,000 ※20,905
※ 17,167 31
20,000 525 471
28 2,931
651 392 1,170
15,000 2,970
1,592
10,000
15,775 4,721
11,533 29
5,000 452
2,905
0 1,334
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
セグメント内売上 308 410 0
セグメント間売上 0 0 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期比で大幅に減少した。
≫ ケイディアイでは、前年同期と同水準を維持した。
営業利益 (単位:百万円) ’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
-500 ▲1,088 ▲84
-1,500 ケイディアイと国木ハウスののれん償却額22百万円を
▲2,195
当セグメントに計上しております。
-2,500
≫損益面では、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を、当社グループの
連結業績から除外したことにより、営業損失が前年同期比で減少した。 17
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ②
(単位:百万円) 上期/下期 売上高・営業利益の推移
(単位:百万円)
40,000 売上高 売上高 営業利益 6,000
29,458
30,000 25,606 4,000
20,494
20,000 16,860
1,501 2,000
543
10,000
4,721
0
▲ 84
0
▲ 1,088
▲ 2,195 -2,000
-10,000 上期 下期 上期 下期 上期 下期
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
-20,000 -4,000
上期 下期 上期 下期 上期 下期
≫ 住宅の引渡しが集中する期末に売上高・営業利益が偏る傾向。
18
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ①
(単位:百万円) QOL倶楽部 吉慕詩股份有限公司(台湾) ベルエアー JIMOS
売上高 6,000
※4,495 ※4,756 ※3,569
266 217 37
4,000 54
209
4,228 4,538
2,000
3,269
0
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
セグメント内売上 0 3 41
セグメント間売上 12 20 16
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。(単位:百万円)
≫ JIMOSにおいて、昨年7月に自社ECサイトで使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し、
一時的にECサイトを停止したことで顧客数が減少したことが響き、前年同期比で減少した。
営業利益 (単位:百万円)
’19.3月期 上期 ’20.3月期 上期 ’21.3月期 上期
0
-50 JIMOSとベルエアーののれん償却額等
183百万円を当セグメントに計上しております。
▲99 ▲94
-100
▲147
-150
≫ 損益面では、JIMOSにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したものの、
売上高の減少を補いきれず、営業損失が前年同期比で増加した。
19
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ②
上期/下期 売上高・営業利益の推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益
6,000 1,000
5,307
4,752
4,494
4,011
4,000 3,528
354 500
220
2,000
▲ 99 ▲ 94 ▲ 147
0
0
’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
上期上期 下期
下期 上期
上期 下期
下期 上期
上期 下期下期 ▲ 500
▲ 2,000
≫ 上期に販促費を増加し、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。
▲ 4,000 ▲ 1,000
20
3. 2021年3月期 連結業績予想
21
3 2021年3月期 連結業績予想
(単位:百万円)
’21.3月期 予想 ’20.3月期 実績 前期比
売 上 高 56,000 88,222 ▲ 36.5 %
営 業 利 益 2,000 2,118 ▲ 5.6 %
経 常 利 益 1,900 2,098 ▲ 9.4 %
親会社株主に帰属する
1,350 514 + 162.6 %
当 期 純 利 益
年 間 配 当 36 円 22 円 + 14 円
E P S 60.25 円 22.94 円 + 37.31 円
≫ 住宅事業の再編を軸に、当期純利益の増加を見込む。
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3 2021年3月期 セグメント別:売上高予想
(単位:百万円)
売 上 高 ’21.3月期 予想 ’20.3月期 実績 増減率
ク リ ク ラ 事 業 14,500 13,375 + 8.4 %
レ ン タ ル 事 業 14,100 14,808 ▲ 4.8 %
建築コンサルティング事業 9,000 5,251 + 71.4 %
住 宅 事 業 10,000 46,101 ▲ 78.3 %
美 容 ・ 健 康 事 業 8,400 8,764 ▲ 4.2 %
消 去 調 整 他 - ▲ 80 -
合 計 56,000 88,222 ▲ 36.5 %
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3 2021年3月期 セグメント別:営業利益予想
(単位:百万円)
営 業 利 益 ’21.3月期 予想 ’20.3月期 実績 増減率
1,300 1,030 + 26.2 %
ク リ ク ラ 事 業
(9.0 %) (7.7 %) (+ 1.3 pt)
1,300 1,844 ▲ 29.5 %
レ ン タ ル 事 業
(9.2 %) (12.5 %) (▲ 3.3 pt)
750 730 + 2.7 %
建築コンサルティング事業
(8.3 %) (13.9 %) (▲ 5.6 pt)
▲ 100 ▲ 545 + 445
住 宅 事 業
(▲ 1.0 %) (▲ 1.2 %) (+ 0.2 pt)
50 125 ▲ 60.0 %
美 容 ・ 健 康 事 業
(0.6 %) (1.4 %) (▲ 0.8 pt)
全 社 費 用 等
▲ 1,300 ▲ 1,067 ▲ 233
(新規・M&Aを含む)
2,000 2,118 ▲ 5.6 %
合 計
(3.6 %) (2.4 %) (+ 1.2 pt)
※ カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率を表す。
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4. 配当方針
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4 配当方針:純資産配当率(DOE)4%かつ配当性向100%以内
(単位:円)
30
27
26
20 18
13
9 9
10 8
-
-
’18.3月期 ’19.3月期 ’20.3月期 ’21.3月期
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
1株あたり
18円 34円 22円 36円
年間配当額
≫ 配当方針の「連結純資産配当率4%かつ配当性向100%以内」を基準に’21.3月期年間配当額は36円の予定。
≫ ’19.3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1:1」から「1:3」の比率に変更。
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5. 補足資料 会社概要と事業紹介
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5 会社概要
(2020年9月末 現在)
商 号 株式会社ナック( NAC CO., Ltd. )
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
設 立 1971年5月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
■ クリクラ事業:宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
■ レンタル事業:ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
■ 建築コンサルティング事業:地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販売
事 業 内 容 と施工、コンサルティング業務並びに住宅フランチャイズ事業
■ 住宅事業:戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 美容・健康事業:化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
株式会社アーネスト(ビルメンテナンス事業)
株式会社 JIMOS(美容・健康事業)
株式会社ベルエアー(美容・健康事業)
株式会社ジェイウッド(住宅事業)
ナックスマートエネルギー株式会社(省エネ商材販売・工事)
株式会社ケイディアイ(住宅事業)
連 結 子 会 社 株式会社ナックライフパートナーズ(金融・福利厚生)
株式会社国木ハウス(住宅事業)
株式会社suzukuri(住宅事業)
エースホーム株式会社(住宅フランチャイズ事業)
吉慕詩股份有限公司(台湾) (美容・健康事業)
株式会社キューオーエル倶楽部(美容・健康事業)
従業員数(正社員) 連結1,592 名(パートタイマー、アルバイトは除く)
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750 株 (一単元:100株)
株 主 数 10,124 名(自己名義株式を除く総株主数)
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5 主な指標(連結ベース)経営指標から
’20.3月期 実績 ’19.3月期 実績 増減
期中平均発行済株式数 22,405,194 株 19,802,890 株 + 2,602,304株
1株当り純資産(BPS) 881.83 円 899.84 円 ▲ 18.01 円
1株当り当期純利益
22.94 円 40.32 円 ▲ 17.38 円
( E P S )
自 己 資 本 比 率 42.6 % 40.6 % + 2.0 pt
自 己 資 本 純 利 益 率
2.6 % 4.7 % ▲ 2.1 pt
( R O E )
1 株 当 り 配 当 金 22 円 34 円 ▲ 12 円
配 当 性 向 95.9 % 84.3 % + 11.6 pt
純 資 産 配 当 率 2.5 % 3.9 % ▲ 1.4 pt
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5 沿革
1971年 5月 東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月 株式会社ナックに商号変更
1995年 9月 日本証券業協会(現:JASDAQ)に店頭登録
1997年 1月 東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月 東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月 宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月 連結子会社(現:株式会社レオハウス)で住宅事業に進出
2010年 3月 創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月 株式会社 アーネストを子会社化
2013年 7月 株式会社 JIMOSを子会社化、株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月 クリクラ本庄工場新設
2015年 9月 株式会社エコ&エコ(現:ナックスマートエネルギー株式会社)を子会社化
2016年 5月 株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月 株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月 株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月 株式会社国木ハウスを子会社化
2020年2月 エースホーム株式会社を子会社化
2020年5月 株式会社レオハウスの全株式を譲渡
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5 各事業の市場におけるポジショニング
(2020年9月末 現在)
■ 製造本数業界No.1 (約1,800万本)
クリクラ事業 ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
■ 業界初の研究開発専門センター設立
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1(約2,000社中)
レンタル事業
■ 日本初の厚生労働省承認 飲食店向け害虫駆除器「with」
■ ナック会員工務店 約7,000社
■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
建築コンサル ■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ&エコ(現 ナックスマートエネル
ティング事業 ギー株式会社)を子会社化
■ 2017年4月より異業種との提携を展開する住宅事業を展開する株式会社suzukuriを子会社化
(2020年9月より、吸収合併)
■ 2020年2月より住宅フランチャイズ事業を展開するエースホーム株式会社を子会社化
■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
住宅事業 ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化
■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業 ■ 40~60代の女性を中心に、基礎化粧品が主力
■ 2016年12月より栄養補助食品(サプリメント)を手がける株式会社ベルエアーを子会社化
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5 売上高・営業利益構成比(’20.3月期実績)
クリクラ事業 レンタル事業 クリクラ事業 レンタル事業
美容・健康事業 コンサル事業 美容・健康事業 コンサル事業
住宅事業
クリクラ事業 建築コンサルティング クリクラ事業
15% 事業
32%
23%
レンタル事業 美容・
健康事業
住宅事業
売上高 17% 4% 営業利益
52% 88,222百万円 2,118百万円
美容・
住宅事業
健康事業
6% 10% レンタル事業 ▲17%
建築コンサルティング
事業
58%
売上高営業利益率 ※本社費は除外しています
クリクラ レンタル 建築コンサルティング 美容・健康 住宅事業 全社
事業 事業 事業 事業
7.7% 12.5% 13.9% 1.43% ▲1.2% 2.4%
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5 セグメント別営業利益の推移
≫ 安定したレンタル、クリクラ、建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。
(百万円) 【住宅事業】
(百万円) 積 極 的 に 4,000
500 【美容・健康事業】 広 告 投 資 3,003 レオハウスの
3,000 2,686
255 全 株 式 譲 渡
250 147 125 2,000 1,858
50
-199 -222 -105 -457
0 1,000 388
-412 -622 -736 -694 -545 (100)
-250 0
-500 -1,000
(百万円)
【クリクラ事業】
1,500 1,300
1,030
1,000 788
529 576 596
500
375
274
143
-201
0
-500
(百万円) (百万円)
2,500
【レンタル事業】 【建築コンサルティング事業】
2,021 1,500
1,998
1,841 1,853 1,844 1,146
2,000 1,738 900 956
1,535 1,582 1,505 976
1,500 1,300 1,000
775 754 730 750
670
543
1,000
500
500
0 0
-500
-500
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