9788 ナック 2020-08-07 15:30:00
2021年3月期 第1四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2021年3月期 第1四半期
決算補足説明資料 2020年8月7日
株式会社ナック
東証一部 9788
注)当社は第1四半期において決算説明会を行っておりません。
この資料は、第1四半期決算をよりご理解いただくために、参考までに作成している資料です。
本資料の記載内容
1. 第1四半期の実績 … P. 2
2. セグメント別業績 … P. 9
3. 2021年3月期連結業績予想 … P.22
4. 配当方針 … P.23
5. 補足資料 … P.25
この配付資料に記載されている業績目標等はいずれも、当社グループが現時点で入手可
能な情報を基にした予想値であり、これらは経済環境、競争状況、また新サービスの成
否などの不確実な要因の影響を受けます。
従って、 実際の業績はこの配付資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があり
ますことをご承知おき下さい。
1
1. 第1四半期の実績
2
1 2021年3月期 第1四半期:連結損益計算書
(単位:百万円)
’21.3月期 ’20.3月期
増減率
Q1 実績 Q1 実績
売 上 高 12,727 17,800 ▲ 28.5 %
売 上 総 利 益 6,430 7,174 ▲ 10.4 %
( 売 上 総 利 益 率 ) 50.5 % 40.3 % + 10.2 pt
販 管 費 6,218 8,417 ▲ 26.1 %
営 業 損 益 211 ▲ 1,243 -
( 営 業 利 益 率 ) 1.7 % ▲ 7.0 % + 8.6 pt
営 業 外 損 益 ▲ 77 ▲ 22 -
経 常 損 益 134 ▲ 1,265 -
特 別 損 益 431 ▲4 -
四 半 期 純 損 益 532 ▲ 1,355 -
≫ 売上高は、主に住宅事業のレオハウス連結業績除外により、前年同期を下回った。
≫ 営業損益は、前年同期に計上していたレオハウスの損失の除外とクリクラ事業の大幅伸長により、前年同期を上回り、
利益計上となった。
≫ 特別損益は、レオハウスの株式売却による特別利益を計上した。
≫ 四半期純損益は、営業損益の好転と特別利益計上により、前年同期の損失計上を脱し、利益計上となった。
3
1 四半期別 売上高/営業利益の推移
(単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円)
35,000 5,000
29,702
30,000 4,000
25,932
25,000 23,889
22,253 21,584 2,705 3,000
20,599
20,000 17,800 1,820
15,581 2,000
15,000 12,727
1,013
1,000
527
10,000 828
292 211 0
5,000
0 -1,000
▲ 1,497 ▲ 1,243
▲ 5,000 -2,000
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 2020年3月期第1四半期までは、住宅の引渡しが期末に偏るレオハウスを中心とした住宅事業の損失が
大きく、営業損益はマイナス傾向であったが、レオハウスの全株式譲渡にともない、当第1四半期では営
業利益を計上した。
4
1 セグメント別:売上高
(単位:百万円)
’21.3月期 ’20.3月期
増減率
Q1 実績 Q1 実績
ク リ ク ラ 事 業 3,844 3,103 23.9 %
レ ン タ ル 事 業 3,508 3,509 0.0 %
建築コンサルティング事業 1,949 1,216 60.3 %
住 宅 事 業 1,670 7,408 ▲ 77.5 %
美 容 ・ 健 康 事 業 1,763 2,593 ▲ 32.0 %
消 去 調 整 他 ▲9 ▲ 30 -
合 計 12,727 17,800 ▲ 28.5 %
≫ クリクラ事業は、クリクラボトルの価格改定に加え、直営部門における顧客単価の向上と、加盟店部門におけるサーバー販売数の増加、
自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が伸長したことにより、前年同期を上回った。
≫ レンタル事業は、害虫駆除事業の売上が減少した一方、ダスキン事業における売切り関連商品販売が伸長し、前年同期と同水準の売上高
となった。
≫ 建築コンサルティング事業は、当第1四半期よりsuzukuriとエースホームを当事業セグメントに加えたため、前年同期を大幅に上回った。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期を大幅に下回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSの自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し、一時的にECサイトを停止した結果、
顧客数が減少したことが響き、前年同期を下回った。
5
1 セグメント別:営業利益
※カッコ内の数字は売上高に対する営業利益率を表す。 (単位:百万円)
’21.3月期 ’20.3月期
増減率
Q1 実績 Q1 実績
491 17 + 474
ク リ ク ラ 事 業
( 12.8 %) ( 0.6 %) ( + 12.2 pt)
267 443 ▲ 176
レ ン タ ル 事 業
( 7.6 %) ( 12.6 %) ( ▲ 5.0 pt)
▲ 25 60 ▲ 86
建築コンサルティング事業
( ▲ 1.3 %) ( 5.0 %) ( ▲ 6.3 pt)
▲ 156 ▲ 1,350 + 1,194
住 宅 事 業
(▲ 9.4 %) (▲ 18.2 %) ( + 8.9 pt)
▲ 67 ▲ 136 + 68
美 容 ・ 健 康 事 業
(▲ 3.8 %) (▲ 5.3 %) ( + 1.4 pt)
全 社 費 用 等 ▲ 297 ▲ 277 ▲ 19
211 ▲ 1,243 + 1,454
合 計
( 1.7 %) (▲ 7.0 %) (+ 8.6 pt)
≫ クリクラ事業は、直営・加盟店両部門において売上高が伸長したことにより、前年同期を上回った。
≫ レンタル事業は、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、前年同期を下回った。
≫ 建築コンサルティング事業は、suzukuri、エースホームおよびナックスマートエネルギーが赤字計上となったことにより、前年同期を
下回り、損失計上となった。
≫ 住宅事業は、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期営業損失計上)を当社グループの連結業績から除外したことで、
前年同期を上回った。
≫ 美容・健康事業は、JIMOSにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したことにより、前年同期を上回った。 6
1 営業利益の増減要因
(単位:百万円)
前年同期比増加率
2020年3月期Q1 営業利益 ▲ 1,243 -
①売上総利益 ▲ 744 ▲ 10.4 %
広 告 宣伝 費 及び販 売 促進 費 + 760 + 50.4 %
人 件 費 + 449 + 17.4 %
※ 地 代 家 賃 ・ 賃 借 料 + 213 + 35.5 %
②販管費の増減
減 価 償却 費 ・のれ ん 償却 費 + 73 + 18.3 %
支 払 手 数 料 + 52 + 14.3 %
そ の 他 販 管 費 + 650 + 22.0 %
2021年3月期Q1 営業利益 211 -
※販管費の増減額について,+は損益の増加/▲は損益の減少を表す。
① 売上総利益の減少理由
≫ レオハウスの全株式譲渡により売上高が減少したことによる。
② 販管費の増減理由
≫ すべての販管費の減少は、主にレオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値を当社グループの
連結業績から除外したことによるが、広告宣伝費及び販売促進費の減少は、JIMOSにおいて売上減少に
ともない削減したことも大きく影響している。
7
1 2021年3月期 第1四半期:連結貸借対照表
(単位:百万円)
2020年 2020年
構成比 構成比 増減額
6月末 3月末
流 動 資 産 27,259 63.7 % 28,858 62.1 % ▲ 1,599
有 形 固 定 資 産 9,247 21.6 % 10,615 22.9 % ▲ 1,368
無 形 固 定 資 産 2,084 4.9 % 2,253 4.9 % ▲ 168
投 資 そ の 他 の 資 産 4,166 9.7 % 4,626 10.4 % ▲ 460
固 定 資 産 計 15,498 36.2 % 17,496 37.7 % ▲ 1,997
繰 延 資 産 合 計 64 0.2 % 78 0.2 % ▲ 13
資 産 合 計 42,822 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 3,610
流 動 負 債 16,701 39.0 % 20,125 43.3 % ▲ 3,423
固 定 負 債 6,047 14.1 % 6,499 14.0 % ▲ 452
負 債 合 計 22,748 53.1 % 26,625 57.3 % ▲ 3,876
株 主 資 本 20,858 48.7 % 20,601 44.4 % + 257
その他の包括利益累計額 ▲ 835 ▲ 2.0 % ▲ 844 ▲ 1.8 % +8
非 支 配 株 主 持 分 50 0.1 % 50 0.1 % +0
純 資 産 合 計 20,074 46.9 % 19,808 42.7 % + 265
負 債 ・ 純 資 産 合 計 42,822 100.0 % 46,433 100.0 % ▲ 3,610
主な増減要因
■ 流動資産 :現金・預金 +2,045 販売用不動産 ▲2,067 未成工事支出金 ▲1,063
■ 固定資産 :建物・建築物 ▲5,925 工具器具備品 +1,339 リース資産 +3,272
■ 流動負債 :買掛金 ▲2,772 短期借入金 +3,000 未成工事受入金 ▲1,767
■ 固定負債 :長期借入金 ▲430
自己資本比率 : 46.8 %
8
2. セグメント別業績
9
2 セグメント別業績(1)クリクラ事業 ①
売上高(単位:百万円)
直営部門 加盟店部門 ※3,844
4,000
※3,273 ※3,103
3,000 1,454
1,077 1,103
2,000
1,000 2,195 2,390
1,999
0
19.3月期Q1 20.3月期Q1 21.3月期Q1
セグメント内売上 0 0 0
セグメント間売上 0 0 2
※グラフの数値は上記のセグメント内売上を含む。(単位:百万円)
≫ 直営部門・加盟店部門ともに、クリクラボトルの価格改定と自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が
大幅に伸長したことが、前年同期を上回る要因となった。
≫ 直営部門では、上記要因に加え、家庭顧客の需要増加に伴いサーバー1台あたりのボトル消費量が増加し、
前年同期比で増加した。
≫ 加盟店部門では、上記要因に加え、サーバー販売台数が増加したことで、前年同期比で増加した。
営業利益(単位:百万円)
491
500
250 87
17
0
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
≫ 損益面では、直営・加盟店両部門において、売上高が増加したことで、営業利益が前年同期比で大幅に増加した。
10
2 セグメント別業績(1)クリクラ事業 ②
(単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円)
5,000 800
3,844
4,000 3,651
3,467 3,388 3,417
3,273 3,290 600
2,963 3,103
491
3,000 443
371 400
2,000
284 285
1,000 190
200
139
0
87
17 0
-1,000
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
-2,000 -200
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 第1四半期にテレビCMなどの販促費を増加し、第2四半期以降で利益率が高まる傾向。
11
2 セグメント別業績(2)レンタル事業 ①
売上高(単位:百万円) ダスキン with アーネスト
4,000 ※3,541 ※3,509 ※3,526
343 335 290
3,000 610 605 479
2,000
2,588 2,756
1,000 2,568
0
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
セグメント内売上 0 0 17
セグメント間売上 0 0 2
※グラフの数値は上記のセグメント内売上を含む。(単位:百万円)
≫ ダスキン事業では、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するトータル
ケアサービス部門における売上高減少を、売切り関連商品販売によって補ったことにより、前年同期を上回っ
た。
≫ with事業(害虫駆除部門)では、主要顧客である大都市圏の飲食店業界が休業を余儀なくされたことにより、
前年同期比で大幅に減少した。
≫ 法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストでは、商業施設やオフィスなどの休業により、前年同期比で
減少した。
営業利益(単位:百万円)
500 431 443
267
250
0
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
≫ 損益面では、利益率の高い害虫駆除事業の売上高が大幅に減少したことにより、営業利益が前年同期比で減少した。
12
2 セグメント別業績(2)レンタル事業 ②
(単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円)
4,500 1,000
4,000 3,815 3,802 3,848
3,541 3,603 3,648
3,434 3,509 3,508
3,500 800
3,000 635
600
2,500 515 502 530
431
416 443
2,000 368
400
1,500 267
1,000 200
500
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 1年を通じて売上高・営業利益は安定。
13
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ①
注)2020年4月より、エコ&エコがナックスマートエネルギーに社名変更し、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
なお、2020年3月期まで表示していた部資材販売はノウハウ販売とナックスマートエネルギーに含めています。
売上高 (単位:百万円)
エースホーム suzukuri ナックスマートエネルギー ノウハウ販売
2,500
※1,949
2,000
325
1,500 ※1,252 283
※1,120
1,000 437
610
575
500 903
474 640
0
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
セグメント内売上 40 36 0
セグメント間売上 0 0 0
※グラフの数値は上記のセグメント内売上を含む。(単位:百万円)
≫≫ ノウハウ販売部門では、感染症の影響を受けたものの、オンラインパッケージ商品の販売が好調だったことと、
レオハウスへの商材販売により、前年同期比で増加した。
≫≫ ナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生したことにより、前年同期比で減少した。
営業利益(単位:百万円)
100 エースホームののれん償却額10百万円を
60 当セグメントに計上しております。
49
50
▲25
0
-50 ’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
≫≫ 損益面では、suzukuriとエースホームに加え、ナックスマートエネルギーも赤字計上したことにより、前年
同期比で減少した。
14
2 セグメント別業績(3)建築コンサルティング事業 ②
売上高 営業利益
(単位:百万円) (単位:百万円)
2,000 1,949 700
1,626 600
1,500 1,405 1,368 1,409 500
1,346
1,216 1,258
388 400
1,080
330
1,000 300
167 192
147 200
148
500 60 100
49
▲ 25 0
0 -100
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 住宅市場がメインターゲットとなるため、売上高・営業利益ともに、第4四半期に集中する傾向。
suzukuriとエースホームが当事業セグメントに加わったことでこの傾向が強まっている。
15
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ①
注)当社は2020年5月14日にレオハウスの全株式を譲渡したため、今期初より連結から除外しております。
また、suzukuriを住宅事業セグメントから建築コンサルティング事業セグメントに移管しました。
売上高(単位:百万円) レオハウス ジェイウッド ケイディアイ 国木ハウス suzukuri
※ 7,547
8,000
208 128
※ 5,535 1,426
6,000
198 135 397
1,226
4,000
723
5,384 ※1,670
2,000 3,251 140
1,203
0 309
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
セグメント内売上 116 136 0
セグメント間売上 0 18 0
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 単位:百万円)
(
≫ レオハウスの全株式譲渡にともない、前年同期比で大幅に減少した。
≫ ジェイウッドと国木ハウスでは、期初の受注残が前年同期を下回ったことにより、売上高が前年同期比で減少した。
営業利益(単位:百万円)
▲167
0
’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
-1,000
ケイディアイと国木ハウスののれん償却額
▲1,396 11百万円を当セグメントに計上しております。
-2,000 ▲1,640
≫ 損益面では、レオハウスの全株式譲渡にともない、同社の業績数値(前年同期赤字計上)を、当社グループの
連結業績から除外したことにより、営業損失が前年同期比で減少した。 16
2 セグメント別業績(4)住宅事業 ②
売上高 営業利益
(単位:百万円) (単位:百万円)
25,000 3,000
20,000 18,908
2,000
1,630
15,497
15,000 13,085
894
11,441 1,000
10,548 10,108
10,000 261
7,408
5,419 ▲ 144 0
5,000 ▲ 156
▲ 350
▲ 671 1,670
-1,000
0
▲ 1,350
▲ 1,765
-5,000 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 -2,000
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 住宅の引渡しが集中する第4四半期に売上高・営業利益が高まる傾向。
17
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ①
売上高(単位:百万円) JIMOS ベルエアー 吉慕詩股份有限公司(台湾) QOL倶楽部
3,000
※2,595
※2,277 96 ※1,789
109 9
2,000 26
91
2,168 2,498 1,660
1,000
0
’18.3月期Q1 ’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1
セグメント内売上 0 1 26
セグメント間売上 6 10 4
※グラフの数値は上記セグメント内売上とセグメント間売上を含む。 単位:百万円)
(
≫ JIMOSにおいて、自社ECサイトで使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し、一時的にECサイトを
停止したことで顧客数が減少したことが響き、前年同期比で減少した。
営業利益(単位:百万円) ’19.3月期Q1 ’20.3月期Q1 ’21.3月期Q1
0
-100 ▲50
▲67
-200 ▲136
JIMOSとベルエアーののれん償却額等
141百万円を当セグメントに計上しております。
-300
≫ 損益面では、JIMOSにおいて広告宣伝費を中心とする販売費及び一般管理費を削減したことにより
営業損失が前年同期比で減少した。
18
2 セグメント別業績(5)美容・健康事業 ②
(単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円)
4,000 600
500
3,000 2,771
2,534 2,593
2,277 2,217 2,158 400
2,005 2,006
2,000 1,763
300
222
1,000 175 200
132
41 44 100
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1
0
!(1,000!) ▲ 50 ▲ 49
-100
▲ 67
▲ 136
!(2,000!) -200
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
≫ 上期に販促費を投入し、下期に売上高・営業利益が高まる傾向。
19
3. 2021年3月期 連結業績予想
20
3 2021年3月期 連結業績予想
2021年3月期の業績予想につきましては、全事業セグメントが新型コ
ロナウイルス感染症の影響を大きく受けており、先行きが不透明な状
況が継続する中、現時点において影響金額を合理的に算出することが
困難であることから、未定としております。
今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
21
3 2021年3月期 施策
レンタル 建築コンサルティング
【ダスキン事業】 【ノウハウ販売部門】
⇒ M&A戦略にもとづく顧客数の拡大 ⇒オリジナル新商品の開発と、セミナーに代わる販売
手法の見直し
⇒ 資本業務提携にもとづく既存事業(サービス
マスター事業、メリーメイド事業、ターミニッ 【 ナックスマートエネルギー (※1)】
クス事業、トータルグリーン事業およびホーム ⇒国や自治体の省エネ施策が軸足を置く住宅市場への
リペア事業)の出店拡大、介護・福祉用具をレ 販売促進活動を強化
ンタルするヘルスレント事業での新規出店
【suzukuri(※2)】
【害虫駆除事業】 ⇒既存事業に加え、独自性のあるコンセプトを
⇒ 副商材の販売強化による顧客層の拡大 パッケージ化した商品を地場工務店に提供
クリクラ 住宅 美容・健康
【クリクラ事業】 【ジェイウッド】 【JIMOS】
⇒ Webなどの販売手法の強化を通じ ⇒ 資料請求やWeb商談での新規 ⇒ ECサイトの抜本的なリ
た顧客件数の拡大 顧客の獲得 ニューアル、海外通販
【ケイディアイ】 など販売チャネルの拡大
⇒ ZiACOのブランド強化と生産キャ ⇒ 需給バランスをふまえた用地仕 【ベルエアー】
パシティの拡大、生産性向上を目 入と建築コストの削減 ⇒ 他事業のネットワーク
的に、新規投資を実施 【国木ハウス】 を利用したマーケットの
⇒ デザイン性訴求による独自化 拡大や製品開発
※1 2020年4月に株式会社エコ&エコより社名変更
※2 2021年3月期より建築コンサルティング事業セグメントに変更 22
4. 配当方針
23
4 配当方針:純資産配当率(DOE)4%かつ配当性向100%以内
(単位:円)
30
26
20 18
13
10 9
8
-
-
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期(予)
中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末
1株あたり
18円 34円 22円 未定
年間配当額
≫ 2021年3月期年間配当額は未定。
≫ 2019年3月期より、中間・期末の支払割合を従来の「1:1」から「1:3」の比率に変更。
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5. 補足資料 会社概要と事業紹介
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5 会社概要
(2020年3月末 現在)
商 号 株式会社ナック( NAC CO., Ltd. )
所 在 地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
設 立 1971年5月20日
代 表 者 代表取締役社長 吉村 寛
■ クリクラ事業:宅配水「クリクラ」及び次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売
■ レンタル事業:ダストコントロール商品と害虫駆除器のレンタル・販売及び定期清掃業務等
■ 建築コンサルティング事業:地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品及び建築部資材の販売
事 業 内 容 と施工、コンサルティング業務並びに住宅フランチャイズ事業
■ 住宅事業:戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融・保険業務
■ 美容・健康事業:化粧品・健康食品及び美容材料等の通信販売
株式会社アーネスト(ビルメンテナンス事業)
株式会社 JIMOS(美容・健康事業)
株式会社ベルエアー(美容・健康事業)
株式会社ジェイウッド(住宅事業)
ナックスマートエネルギー株式会社(省エネ商材販売・工事)
連 結 子 会 社 株式会社ケイディアイ(住宅事業)
株式会社ナックライフパートナーズ(金融・福利厚生)
株式会社国木ハウス(住宅事業)
株式会社suzukuri(住宅事業)
エースホーム株式会社(住宅フランチャイズ事業)
吉慕詩股份有限公司(台湾) (美容・健康事業)
従業員数(正社員) 連結2,237 名(パートタイマー、アルバイトは除く)
資 本 金 6,729,493,750 円
発 行 済 株 式 数 24,306,750 株 (一単元:100株)
株 主 数 14,483 名(自己名義株式を除く総株主数)
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5 主な指標(連結ベース)経営指標から
’20.3月期 実績 ’19.3月期 実績 増減
期中平均発行済株式数 22,405,194 株 19,802,890 株 + 2,602,304株
1株当り純資産(BPS) 881.83 円 899.84 円 ▲ 18.01 円
1株当り当期純利益
22.94 円 40.32 円 ▲ 17.38 円
( E P S )
自 己 資 本 比 率 42.6 % 40.6 % + 2.0 pt
自 己 資 本 純 利 益 率
2.6 % 4.7 % ▲ 2.1 pt
( R O E )
1 株 当 り 配 当 金 22 円 34 円 ▲ 12 円
配 当 性 向 95.9 % 84.3 % + 11.6 pt
純 資 産 配 当 率 2.5 % 3.9 % ▲ 1.4 pt
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5 沿革
1971年 5月 東京都町田市に株式会社ダスキン鶴川設立
1977年 8月 株式会社ナックに商号変更
1995年 9月 日本証券業協会(現:JASDAQ)に店頭登録
1997年 1月 東京証券取引所市場第二部上場
1999年 9月 東京証券取引所市場第一部指定
2001年 12月 宅配水事業「クリクラ」に進出
2002年 2月 連結子会社(現:株式会社レオハウス)で住宅事業に進出
2010年 3月 創業 40周年、売上高 500億円達成
2012年 3月 株式会社 アーネストを子会社化
2013年 7月 株式会社 JIMOSを子会社化、株式会社ジェイウッドを子会社化
2015年 4月 クリクラ本庄工場新設
2015年 9月 株式会社エコ&エコ(現:ナックスマートエネルギー株式会社)を子会社化
2016年 5月 株式会社ケイディアイを子会社化
2016年 12月 株式会社ベルエアーを子会社化
2017年 4月 株式会社suzukuriで住宅事業を開始
2017年 6月 株式会社国木ハウスを子会社化
2020年2月 エースホーム株式会社を子会社化
2020年5月 株式会社レオハウスの全株式を譲渡
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5 各事業の市場におけるポジショニング
(2020年6月末 現在)
■ 製造本数業界No.1(約1,800万本)
クリクラ事業 ■ 業界初のHACCP認証、ecoマークを取得
■ 業界初の研究開発専門センター設立
■ ダスキンフランチャイズディーラー売上No.1(約2,000社中)
レンタル事業 ■ 日本初の厚生労働省承認の薬剤を使用する 飲食店向け害虫駆除器「with」
■ ナック会員工務店 約7,000社
■ 地場工務店向け「受注促進」「原価低減」支援事業
■ 太陽光発電システム、スマートハウス商材などの卸販売
建築コンサル ■ 2015年9月より省エネ商材販売・工事を手がける株式会社エコ&エコ(現:ナックスマート
ティング事業 エネルギー株式会社)を子会社化
■ 2017年4月より異業種との提携し住宅事業を展開する株式会社suzukuriを子会社化(2020年4
月より、住宅事業セグメントから変更)
■ 2020年2月より住宅フランチャイズ事業を展開するエースホーム株式会社を子会社化
■ 2013年7月より自然素材住宅を手がける株式会社ジェイウッドを子会社化
住宅事業 ■ 2016年5月より首都圏を中心に分譲・注文住宅を手がける株式会社ケイディアイを子会社化
■ 2017年6月より北海道で住宅事業を展開する株式会社国木ハウスを子会社化
■ 2013年7月、株式会社 JIMOS の子会社化により美容・健康事業参入
美容・健康事業 ■ 40~60代の女性を中心に、基礎化粧品が主力
■ 2016年12月より栄養補助食品(サプリメント)を手がける株式会社ベルエアーを子会社化
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5 売上高・営業利益構成比(20.3期実績)
クリクラ事業 レンタル事業 クリクラ事業 レンタル事業
美容・健康事業 コンサル事業 美容・健康事業 コンサル事業
住宅事業
クリクラ事業 建築コンサルティング クリクラ事業
15% 事業
32%
23%
レンタル事業 美容・
健康事業
4% 営業利益
住宅事業
売上高 17%
52% 88,222百万円 2,118百万円
美容・
住宅事業
健康事業
6% 10% レンタル事業 ▲17%
建築コンサルティング
事業
58%
売上高営業利益率 ※本社費は除外しています
クリクラ レンタル 建築コンサルティング 美容・健康 住宅事業 全社
事業 事業 事業 事業
7.7% 12.5% 13.9% 1.43% ▲1.2% 2.4%
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5 セグメント別営業利益の推移
≫ 安定したレンタル、クリクラ、建築コンサルティングを基盤に、積極的に投資をして成長を目指す。
≫ 新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響金額を合理的に算出することが現状困難であるため、2021年3月期の業績予想は未定。
(百万円) 【住宅事業】
(百万円) 積 極 的 に 4,000
【美容・健康事業】 不採算店舗の
500 広 告 投 資 3,003
3,000 2,686 統 廃 合
255
250 147 125 2,000 1,858
-199 -222 -105 -457
0 1,000 388
-694 -545
-412 -622 -736
-250 0
-500 -1,000
(百万円)
【クリクラ事業】
1,500
1,030
1,000 788
529 576 596
375
500 274
143
-201
0
-500
(百万円) (百万円)
2,500
【レンタル事業】 【建築コンサルティング事業】
2,021 1,500
1,998
1,841 1,853 1,844 1,146
2,000 1,738 900 956
1,535 1,582 1,505 976
1,500 1,000
775 754 730
670
543
1,000
500
500
0 0
-500
-500
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